2006年09月17日

地ならし

教育基本法改正のための地ならしは、着実に進んでいるようです。

英語、音楽も「伝統重視」 指導要領改定で中教審(東京新聞)
素案には「ふじ山」「こいのぼり」などで知られる文部省唱歌の指導を充実させ、「国や郷土について理解を深め、英語で積極的に発信する」など具体的な指導内容も記載。26日からの臨時国会では「愛国心」を盛り込んだ教育基本法の改正案が審議されるが、その議論を先取りする内容ともいえそうだ。

文部省唱歌にもいい歌はあるし、英語で自国のことが説明できるのもいいことだと思う。
しかし、「デントー、デントー」「ブンカ、ブンカ」の大合唱にうさんくささを感じるわけで。

「これにうさんくささを感じない日本人を増やそう」ってのが、政府が本当に望んでいることなんだろうね。

gegenga at 17:39│Comments(17)TrackBack(5)

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1. 伝統と文化と祖国愛  [ Non-Fiction ]   2006年09月17日 20:14
 色んな人が突っ込んでいる教育基本法「改正」案の第二条(教育の目的)第五項。 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。  ここで言っている「伝統と文化」というのは...
2. わたしのくに  [ 漂流生活的看護記録 ]   2006年09月18日 12:00
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3. 最近の拾い読みから(69) ― 『「唱歌」という奇跡 十二の物語―讃美歌と近代化の間で』【その1】  [ 一風斎の趣味的生活/もっと活字を! ]   2006年09月21日 06:00
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4. 異議があります!  [ Non-Fiction ]   2006年09月21日 22:33
 国旗掲揚時、都教委の教職員への起立強制は違憲…地裁  国旗国歌の強制に対する違憲判決ということで、確かに喜ばしいことではある(地裁なので上でひっくり返される可能性はあるのだが)。だけど、ちょっとだけひっかかるのだよ。それは、 判決はまず、「日の丸」や「...
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この記事へのコメント

1. Posted by (まめ)たぬき   2006年09月17日 18:18
なんともいえず胡散臭いですね。
伝統とかいうてるのが、たかだか江戸時代からこっち、(いや、それどころか明治時代からこっち)のことだったりするもんなw・・・と京都洛中にお住まいのかたがたから突っ込みが入りそうです。

伝統にのっとって「若衆宿・娘宿」で青少年の健全育成(w)を!というくらいになれば、いきすぎた性教育の問題、なくなるとおもいますけどね。
2. Posted by 南郷力丸   2006年09月17日 18:25
 日本の伝統音楽も出来ない。かといってヨーロッパ伝来の音楽も出来ない。そういう伝統文化と無縁の人でも歌えるように作った音楽が文部省唱歌だと思っていたけど。
3. Posted by kuroneko   2006年09月17日 18:47
どっかで、サヨクは幼稚だ、といっていた人がいたね。

……うーん。「ふじ山」「こいのぼり」が伝統だって、おい、なんなんだよ。低学年の話じゃすまないよー。

邦楽ったら、六つ(昔は数えだな)の六月六日からお稽古事を始めたんだよ。お師匠さんのとこで踊りとか長唄とか習ったんだよ。意味もわからず。
まあ子どもには「女郎の誠と玉子の四角、あれば三十日に月が出る」(「吉原雀」だっけな。調べるの面倒だから記憶で書きます)、なんぞは教えなかったろうけど。

日本の伝統なんて気安く言う奴はたいがい伝統の教養ないんだよなー。こんど古文でブログ書いてあてつけてやろうかな。軍記ものの和漢混淆文ぐらいなら書けると思うな。

百人一首の歌も、「あう」っていうのは原則「Hする」って意味ですからね、良い子の皆さん。
日本の伝統を復活して、行き過ぎたフリーセックスを教えましょう、てのかな。
4. Posted by nobu   2006年09月17日 19:00
伝統もいろいろ、文化もいろいろ。
伝統、文化を強制的に教えられてもなあ。
切腹も文化、差別も伝統なんてことにならなければ良いけど。子供が修学旅行で伝統と称して強制的に靖国参拝させられたらたまらんなあ。
5. Posted by えぼり   2006年09月17日 20:10
明治時代、学校というものができたばかりの頃は、音楽の授業で子どもに教える歌がなくて義太夫(関西ではジョロリだな)教えてたらしいですよ。蝶の道行きとか(笑)
6. Posted by うちゃ   2006年09月17日 20:14
文部省唱歌を伝統だなんて言っちゃう痛さは皆さん突っ込んでいる通り。これ、国民国家を作るために明治政府が作り出した「伝統文化」だろう。伝統だとか文化なんて、本当はそんなちゃちな枠に収まってしまうようなものじゃない。
伝統と文化を教えたいんだったら、ちゃんと教えろってことなんだよね。日本の文化を追っていけば大陸や半島に行き着くものは多い。それだけじゃない、もっとずっと遠くまでたどることだって出来る。国境で切断できるようなものじゃないんだ。
7. Posted by 怪星人カピア   2006年09月17日 22:38
どうもです。
自分的には、学校の唱歌って嫌いじゃないんですが、ムンク叫び省(苦し過ぎる)がこんな事言ってると、何だか子供の頃の思い出に唾引っかけられる様な感じですわ。
心地好き思い出、汚さんでくれ。
8. Posted by unyao   2006年09月17日 23:58
こんばんは。
かつて政治屋は倫理倫理と国民から突かれて面倒な思いをしたので、これからは何も言わない国民を作りたいのでしょうな。気分が悪いことです。中身からっぽのくせに「美しい国、日本。」なんて情緒的な言葉で政治を行うなんて大迷惑な話です。
9. Posted by barbaroid   2006年09月18日 04:03
伝統と言えば、やっぱり衆道とかも教えるべきなんですかね。

近代以降の日本の知識人で男色家といえば、即座に思いつくのが折口信夫と三島由起夫。まあこの二人の場合、伝統というよりは単なる個人的な嗜好の問題だったという気がしなくもないのですが(笑)、いずれにしても「伝統伝統」とかぬかす連中もぜひ彼らを真似て衆道を実践し、かつ世の中に広めていって欲しいものであります。もちろん、こういうのを「過激な性教育」とか騒ぎ立てる連中は、日本の伝統を踏みにじる反日分子であるのは言うまでもありません。
10. Posted by barbaroid   2006年09月18日 04:05
しまった。文の最後に(笑)って付けておかないと、本気でそんなことを考えていると思われそう(汗)。もちろん、皮肉であります。
11. Posted by 南郷力丸   2006年09月18日 05:21
 でも、日本の伝統音楽はちゃんと教えないといけませんよね。
 まず、古代では、雅楽の高麗楽と唐楽を教えて、日本の文化は中国と韓国から輸入されたものが多いことを教える。
 中世では、能楽の元が中国渡来の散楽だったことも教える。
 近世では、義太夫と常磐津を教えて、日本というのは文化的に均一でないことを教える。ユーカラと琉球音楽も教えないといけないな。

12. Posted by debyu-bo   2006年09月18日 08:44
「大きい真鯉はお父さん、小さい緋鯉は子供たち」。真っ先にこの歌を例に挙げるなんて、シングルファザーを推奨しようとする家族破壊論者の陰謀に違いありませんね。
13. Posted by 非国民   2006年09月19日 03:33
音楽を心から愛し、かつ、音楽の喚起する情動こそが国境を越えると期待するものにとって、これほどの侮辱はありません。
だいたい今までだって、義務教育の音楽課程によってどれほどの人間が「音楽嫌い」に追いやられたことか。
14. Posted by gegenga   2006年09月19日 15:00
なぜウチのblogには、日本の伝統文化にやたらと詳しい人が集まってくるんだ?(笑)

>(まめ)たぬきさま
>伝統とかいうてるのが、たかだか江戸時代からこっち、(いや、それどころか明治時代からこっち)のことだったりするもんなw

私は最近、「昭和からこっち」なんじゃないかという疑いすら持ち始めました(笑)

>南郷さま
>日本の伝統音楽も出来ない。かといってヨーロッパ伝来の音楽も出来ない。そういう伝統文化と無縁の人でも歌えるように作った音楽が文部省唱歌

そうか、だから私でも、ある程度は歌えるのか・・・。

>kuronekoさま
>こんど古文でブログ書いてあてつけてやろうかな。
この計画を実行する時には
>軍記ものの和漢混淆文ぐらい
↑ここまでにしておいてください。
これ以上複雑だと、辞書なしでは読めないぃ。




15. Posted by gegenga   2006年09月19日 15:07
>nobuさま
>子供が修学旅行で伝統と称して強制的に靖国参拝させられたらたまらんなあ。
うぁぁぁ。
それで、違憲で訴えても、最高裁から「伝統であって宗教ではないから、憲法違反ではない」なんて判決が出ちゃったりして。

>えぼりさま
>義太夫(関西ではジョロリだな)教えてたらしいですよ。
こいつは粋で、いいでげすな。
今じゃあ、教えられる人を捜すのが大変でしょうけど。

>うちゃさま
>国境で切断できるようなものじゃないんだ。
私、博物館で「○○文明展」とか見るの好きなんですが、土器の破片一つとっても、つながっているんですよね、世界って。
そして、どこかから伝わってきたものが地域ごとに違った発展を遂げる。
その違った発展を遂げたものが、またどこかに伝わっていく。
そんな大きな流れの中で伝統を考えられるようにする教育なら、いいと思うんですが。
16. Posted by gegenga   2006年09月19日 15:14
>怪星人カピアさま
>学校の唱歌って嫌いじゃないんですが
私もです。
なんといっても、私のような「音感が不自由な人」でも、ある程度歌えるところがありがたい(笑)

ところで疑問なんですが、今の音楽の教科書ってそんなに唱歌が少ないんでしょうか?
結構、今でも歌われている気がするんだけど。

>barbaroidさま
>伝統と言えば、やっぱり衆道とかも教えるべきなんですかね。
これは当然、教えるべきでしょう。
きっとこの方たちが好きであろう「男女別」の授業がメッコリできるわけですし。

>文の最後に(笑)って付けておかないと、本気でそんなことを考えていると思われそう(汗)

本気でもよろしいかと(笑)
17. Posted by gegenga   2006年09月19日 15:19
>unyaoさま
こんにちわ。
>これからは何も言わない国民を作りたいのでしょうな。
既にこの作戦はかなり進んでいるのかも知れません。
これ以上、どこまで進める気なんでしょう?

>debyu-boさま
>シングルファザーを推奨しようとする家族破壊論者の陰謀に違いありませんね。

そうだったのか!
こんな恐ろしい計画が着々と進んでいたとは。
クライン孝子さんに叱ってもらわなくては(笑)

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