ソース:Deutscher Gamesmarkt drei Prozent im Minus (GamesMarkt)
Marktzahlen Computer-und Videospiele Gesamtjahr 2009pdf注意

2009年のドイツのゲーム市場のデータが登場したらしい。
一応、ソースはGfKで。
あと、ここにはオンラインゲーム、デジタル配信、ブラウザゲームなどの売上げは含まれていないらしい。

ドイツのゲーム市場(2009年 ← 2008年(増減率))
・全体 24億6700万ユーロ(3000億円) ← 25億4400万ユーロ(-3.3%
・ハード 9億3200万ユーロ(1140億円) ← 9億7800万ユーロ(-4.6%
・ソフト 15億3400万ユーロ(1870億円) ← 15億6600万ユーロ(-2.0%
  据置機 8億5500万ユーロ(1040億円) ← 7億4400万ユーロ(+14.9%
  携帯機 2億9200万ユーロ(360億円) ← 3億8400万ユーロ(-24.0%
  PC 3億8800万ユーロ(470億円) ← 4億3800万ユーロ(-11.4%

・ハードの販売台数 430万台 ← 460万台(-6.5%
・ソフトの販売本数 5540万本 ← 5560万本(-0.4%
  据置機 2280万本 ← 1870万本(+21.9%
  携帯機 1100万本 ← 1320万本(-17.7%
  PC 2160万本 ← 2370万本(-8.9%

・ソフトの平均販売価格 27.70ユーロ ← 28.15ユーロ(-1.6%
  据置機 37.51ユーロ(4600円) ← 39.78ユーロ(-5.7%
  携帯機 26.57ユーロ(3200円) ← 29.16ユーロ(-8.9%
  PC 17.94ユーロ(2200円) ← 18.45ユーロ(-2.8%

こんな感じ。
こうして2009年のドイツのゲーム市場を見てみると、据置機のソフトは金額ベースで+15%、本数ベースで+20%と大幅増だったのに、その分を綺麗に携帯機が足を引っ張ったんだなぁ。まあ、実際にソニーと任天堂の決算を見てみても、2009年度(4月〜12月)はPSPが-7%DSが-26%と前年比で大きく減少していたから、去年はもう世界中で携帯機のゲームが売れなかったんだろうけど。ただ、その原因は割れにあるのか、それとももっと別のところにあるのか何なんだろう。
んで、そんなコンシューマの影に隠れてこっそりとPC用ゲームも約10%減少しているけど、こっちも一体何があったんだろう。単純に家庭用ゲーム機にシェアを奪われただけなんだろうか。
まあよく分からないけど、とりあえずこれで世界のゲーム市場トップ5のデータが出揃ったんで、それプラスアルファをちょろっとまとめてみた。

2009年のゲーム市場
1位 アメリカ 1兆7900億円
2位 日本 5400億円
3位 イギリス 4900億円
4位 フランス 3500億円
5位 ドイツ 3000億円

オーストラリア 1700億円
フィンランド 240億円
ニュージーランド 108億円

こんな感じ。
あとはスペインイタリアの分もあればよかったんだけど、軽いデータだけでちゃんとした数字はまだないんだよなぁ。ついでに、そこにカナダの分が加われば、世界のゲーム市場の8割から9割をカバー出来るのに。
ちなみに、2008年のゲーム市場の順位は、6位がカナダ、7位がスペイン、8位がイタリア、9位がオーストラリア、10位がオランダだったはず。