ソース:平成22年11月12日 平成23年3月期 第2四半期決算説明会 質疑応答概要pdf注意

来年の3月に発売される3DS向けゲームの開発費は、PSPと同じくらいらしい。
なんでも、マーベラスが11月12日に行った決算説明会の質疑応答の中で、3DS向けソフト1タイトル当たりの開発費はどれくらいかかるのかと質問され、

「作品の内容によって開発費は大きく変わってまいりますので、一概には申し上げられない部分がございます。タイトルによって強弱をつけ、当社の場合ではミニマムで7,000万円、MAXで1億5,000万円程度を計画しています。」

という風に答えたんだとか。
んで、マーベラスは去年の5月に行われた決算説明会の質疑応答では、

「開発費につきましては、平均的なタイトルで、現状PS2向けが5〜6千万円、PSP向けがその倍の1億2千万円程度ですが、ハイエンド・ゲーム機向けですとさらにその3倍程度必要となります。開発費だけでも、リクープするには、最低でも10万本以上は必要になります。」

という風に答えていたことから、(マーベラスの)各ハード向けゲームの開発費は、

・PS2 5000万〜6000万円
・3DS 7000万〜1億5000万円
・PSP 1億2000万円
・PS3&360 3億6000万円

こんな感じとなり、3DSは平均するとPSPと同じくらいになるらしい。
ただ、同じく去年の質疑応答の中では、

「ゲーム業界では常に、プラットフォームの移行期には一時的にリスクが高まります。例えばPS2向けのソフトも現在では5〜6千万円で開発できますが、発売当時は2〜3億円かかっていました。」

と言っていることから、3DSもハードの扱いに慣れる数年後には、おそらくこれより開発費が下がっているはず、多分。
というわけでまあ、3DSは新しいハードにも関わらず(3Dに対応したことも含めて)、メーカーには結構優しいハードみたいだぞということで。

あーあと、マーベラスが今年度発売したソフトの出荷数は、

[PS3] NO MORE HEROES 英雄たちの楽園 27,500本
[360] NO MORE HEROES 英雄たちの楽園 21,000本
[PSP] 一騎当千 XROSS IMPACT 33,500本
[NDS] 牧場物語 ふたごの村 177,000本
[PSP] フェイト/エクストラ 104,600本
[WII] NO MORE HEROES 2 DESPERATE STRUGGLE 25,000本

こんな感じとなり、全て計画を上回る好調っぷりらしい。