夏山シーズンと言いますが、夏は草が伸びるし、ヘビ・ハチ・蚊などが出るし、何よりも暑いしで、あまり山に入るのには向かない季節だと思います。
ただ、裏を返せば自然界にエネルギーがみなぎっている時期で、景色の色やコントラストは一年で最も魅力的です。
ようするに、夏山を楽しむためには、整備と装備をしっかりしなければならないということでしょう。
で、御領山の現状がどうなっているのだろうかと、夏休みに入った7月末、様子を見に行ってみました。すると、あちこちで落石、山崩れ、道路の陥没、倒木などが発生…


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八丈岩西側の林道を走っていたら、登山道入口を北に過ぎた所で通行止めに…


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何があったのだろうかと歩いて見に行くと、この陥没…(・○・;)


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その先も…


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さらにその先も…


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これでは、少々土嚢を詰めたくらいでは応急処置にもなりそうにない

救いだったのは、八丈岩登山道へは林道を南から行けることでした。しかし、この陥没現象は、いつ林道の他の場所で生じてもおかしくないので、できれば林道の舗装と側溝を整備して欲しいものです。
また、奈良原や上御領中組の山中では土砂崩れや落石などがあちこちに見られました。


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奈良原に登る道中の土砂崩れ。道路には影響ないが、御領山が危険な状態にあるのだと気づかされる


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これも奈良原に登る道中の落石


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こうした小さな落石も、油断してうっかり踏めばパンクや事故の恐れが。
見つけては道端に寄せたが、また雨が降れば…イタチごっこになりそう


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竹や朽ち木も


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撤去

結局、通行不能な所は八丈岩西側の林道の一部だけでしたが、今後もゲリラ豪雨的な雨が降れば、どこで何があるかわからないので、御領山に行かれる方はご注意下さい。


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草の繁殖もなかなかのもの…道幅が狭く感じる(^。^;)