けさの高知新聞投書欄に掲載された私たち同志の文章をご紹介します。
核廃棄物施設は毅然として拒否を
津野町で核廃棄物処理施設応募の動きがあるという記事は私を驚かせ、初めて津野町へ行ってみました。山青く、水清く澄み、橋の上に立って瀬音を聞いていると心が休まります。丘の上には維新の志士、吉村寅太郎の銅像が立って町を見詰めていました。交通不便なあの時代に日本を革新しなければとここから立ち上がったのです。町の入り口には「四万十川源流の町」と大きく書いてあり、町の人たちも日本の原風景としての誇りを持って暮らしておられるのでしょう。
野田知佑氏はカヌーで日本中の川下りをしてみて、四万十川こそが日本一、日本の原風景だと書いています。山紫水明の四万十源流へ「中枢性死』をもたらす廃液を持ち込めば、この町だけでなく高知県が苦しみ続けることになるでしょう。どんなにお金を積まれても毅然(きぜん)として拒否してもらいたい。このことは津野町だけに任せることはできません。
東洋町でも応募の動きがあることを知り、原子力発電環境整備機構が高度経済成長に取り残された高知県を狙っていると思われます。貧しい県だからとお金をちらつかすのも許せないことです。「なめたらいかんぜよ」というせりふを県民全体が心に秘めて原環機構に立ち向かう時です。
私はこの夏も洗剤を使わずに塩と水で衣服や体を洗いエアコンなしで過ごしました。高知県民は、質素、素朴で、無駄なエネルギーを使わない暮らし方を工夫し、急流の美しい川が何本もあるかけがえのない県土を守りきる気迫を持ちたい。(75歳女性)