2006年10月16日

高レベル放射性廃棄物について学ぶ講演会

15日の高レベル放射性廃棄物の講演会は、
広瀬隆さん、小林圭二さんの連携講演プラス岡山の石尾禎祐さんの飛び入りで、
高レベル放射性廃棄物地層処分の危険性ばかりか、背後にある再処理、プルサーマル問題を丁寧に解説する内容でした。
原子力依存エネルギー政策の誤りと、燃料電池(家庭用発電機)の試行段階をご紹介いただきました。

280席を埋めることはできませんでしたが、
おかげさまで広く県下各地域から参加していただいた参加票を、市町村別に集計しました。

東洋町5、田野町1、香美市3、香南市3、南国市10、
大月町1、四万十市1、四万十町3、梼原町1、中土佐町1、本山町4、
津野町4、須崎市7、佐川町1、土佐市4、春野町2、日高村1、いの町6、高知市78/ここまで県内19市町村136名。
県外は、松山市1、徳島市2、吉野川市2、阿波市1、鳴門市1、上板町1、岡山市2/7市町10名。
不明10。
合計26市町村156名でした。

これほど広汎な地域からおいでいただけて、ほんとうに嬉しいです。
高知県民がひろく連帯していく端緒になることでしょう。
また、県外への連帯の広がりもありがたいことです。

*****

感想より
・津野町での小出さんの講演会、昨日の『六ヶ所村ラプソディー』の上映、そして今日ここで、すべてにつながりがあり、たんなる直感ではありますが、とにかく今の原発もみんなで止めることができるのではないかと思いました。でも、もう、たまりにたまった核のゴミを捨てる場所はどこにもないんですよね。(50代)
・処分のできないものはこしらえてはいけない。代替エネルギー手段を1人1人が真剣に考え、補助金で地域を売り渡すのではなく、地域を大切にして地域の経営に関与する市民にならないといけないとつくづく思いました。(50代男性)
・未来志向が現実を変えられるという希望をいだき確信しました。少しでもいい方向にできることから進めてゆこうと思います。津野町のニュースを最初にきいた時、本当にびっくりしてどうすればいいのかと思うだけでしたが、実行力のある人々の動きの速さに感服するとともに、何かできることを自分もやりたいと思っています。(50代女性)
・国土は民衆の物であると確信します。金ではない命である。金はすぐ無くなる。原発の廃棄物は半永久的であり、未来の子供達を殺すものである。未来の人間に聞いてみよ、為政者達に憤慨します。公害のない新しいエネルギーにできると思います。(70代女性)
・「身近な所だから反対」「遠く離れた所なら関係ない」という思いをもたず、しっかりと学び考えていく必要がある。原子力発電を止めない限り、廃棄物はどんどん排出されるということをしっかりと認識し、反原発の機運を高めていかなければならない。(30代男性)
・とても考えさせられました。自分の生活、将来。自分の考えをしっかり持って行動しないといけない。(50代女性)
・市町村長の挙手のみで応募可能はショックです。(50代女性)
・決定権が地方首長にだけあるのはおかしいことです。(70代)
・一言ではとても!!! 今日わかったことを周りに知らせます。(30代女性)
・多くの人が知らないことをお知らせくださいました。国民は国のしている事を知らなさすぎます。大切な事は日本の国は知らせない国です。私たち一人一人が知る機会になりますように。無関心でいないように知る事の権利を守りたいと思います。(60代女性)
・放射性廃棄物についての認識が甘かったのが判り大変よかった。「反対派」と「賛成派」の二極ではない。無関心や情報がなく動かない人達がいる。それらの人達に多くの情報をあげてください。(30代男性)
・専門的見地からの知識・資料を多く教えていただき参考になりました。また、ごあんないください。ありがとうございました。(40代男性)
・知らないことはおそろしい、こんなキケンな物を・・・国民をだまし続けて高知県に狙いを定めて持ってくるとは一体何事! いつ地震が起こってもおかしくない時に何故?どうして! 電力使用量の多い関東関西方面にそんな話はひとつも出て来ないのは何故でしょう? 高知はお金もなく貧乏でもいい。この自然を百年先まで守ってほしい。危険な物を抱えるのは沢山!!です。(60代女性)
・(原発を止めても)東京が停電しなかったことは、他の原発も含め電気をまわしたこともあったはず。揚水発電の無駄や、ほぼ火力水力でまかなえる現実、電気の消費を伸ばして原発を継続したい国の姿勢等を話してもらいたかった。(30代)
・久し振りに広瀬さんの顔を見て懐かしかったです。(50代男性)
・原子力発電の危険性が少し理解できて良かったと思います。こうした学習会をひんぱんにやるべし。(50代)
・とりかえしのつかなくなる前に、もっと一般の人達にことの重大さを知らしむべきです。高知のマスコミは眠っている。役目をはたしていない。大きな力に(スポンサー)に保護されないとやっていけないのか。(50代女性)
・メリット、デメリット双方をあげるべき。反対集会にしかならなかったのは残念。財政比較分析表(16年度決算)では、津野町財政力指数0.15(類似最低0.14)です。どこが良いのか分かりません。(30代男性)
・他の国策との関係も論陣を張るべきだと思う。(50代男性)

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この記事へのコメント
外京さんお疲れ様でした

 市民図書館で「原子力廃棄物を考える」(松田美夜子 著 電気新聞ブックス)をちょうど読んでいましたので、講演会の話は良く理解できました。廃棄物施設推進の本ですが、欧州各地の廃棄物施設のレポートがほとんど。

 岩塩抗の跡地とか、固い岩盤の地質とか。地下水に影響のない地域の選択とか書いてありました。処理場は2キロ四方の面積が必要だとか。そこへ4万本の高レベル核廃棄物処理施設をこしらえると書かれてありました。

 最後の日本の記述が実に簡単でありました。建設と運営に3兆円はかかるとのことでした。どこにも場所がないのですから、1度でも手を上げたら引き返せない世界ですね。
 つくづく危険な施設であることが講演でよく理解できました。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/cat263045/index.html
Posted by 西村健一 at 2006年10月16日 08:05
西村さん、コメントありがとうございます。
地域で起きていることを、対岸の火事のように傍観するのではなく、自分自身の問題として主体的にとらえ関わっていくチャンスを、高知県民はもらっていると思います。
Posted by げき at 2006年10月21日 02:18
福井の小浜市の者です。
中間貯蔵施設を断った街です。レベルが違うかもしれませんが、応援しています。
Posted by ikeo at 2006年10月22日 19:06
福井の小浜市の方、応援ありがとうございます。
伊方のプルサーマル計画を止め、六ヶ所村の再処理を止め、日本中の原発を止めて、これ以上地球上に放射能が増えないよう、仲間たちとともに歩んでいきましょう!
Posted by げき at 2006年10月22日 21:26