2011年05月25日

卒業と同時に今の劇団に

どうにか両親を説得して先輩がやっている劇団に入ることを決めました。それからは卒論もなんなくこなして無事に大学を卒業できました。

周りの友達はみんな結構いい会社に内定が決まって、友達のことを少し羨ましく思うこともありましたが、僕には会社に入ってこれをやりたいというものがないし、こっちの演劇の方が数倍楽しそうでワクワクしたから今のところ満足しています。

これで飯を食うというところまで行くには何年かかるのかという不安はあるけどとりあえず30歳まではこの演劇で頑張ってみようとその時決心しました。大学卒業と同時に家を出て、劇団の練習に使っているフリースペースの近くに安いアパートを借りることにしました。

大学時代の友達も心配して時々家のぼろアパートに来て酒を飲み交わしていますが、友達はどんどん社会人らしくなっていく反面僕はどんどん寂れていってました。



でも僕には俳優になりたいという大きな夢があったので少しも友達のことを羨ましく思っていませんでした。


先輩が昼間アルバイトしている会社でたまたま求人募集していたので、僕もその会社に勤めさせてもらうことにしました。その収入だけあれば何とかぼろアパートの家賃と食費くらい賄えることができました。


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2011年05月24日

卒業前の分かれ道

大学も3年の頃になるともう就職のこととか考えなくてはいけなくなってきて、僕の好きな演劇をこの先どうするか考えなくてはならない時期になってきました。父親も母親も僕には、大学の学費も出してやったのだから卒業したらしっかりした会社に入りなさいと言いました。

それはそうだと思っていましたし、演劇部は大学だけの楽しみで卒業後は会社に入ってサラリーマンと考えていました。先輩は僕より一つ上だったのでとっくに卒業していました。でも先輩は演劇のことが忘れられなくて就職せずに劇団を作ってしまったと聞きました。

そんなに好きなものに打ち込めるなんて最高だよなと僕は思いました。このまま卒業して会社へ入ったとしても僕がやりたいと思うものは見つからないだろうとおもってたからです。就職先を決めるにしても自分はどんな職業に就いたらいいかわからなかったし、特にやりたい仕事というものが見つからずにいました。はたしてこのまま社会に出て、会社に入って何が面白いんだろうという考えまで浮かんでしまいました。

そんな時に先輩から「劇団作ったから一緒にやらないか?」と言われました。僕は正直先輩に付いていこうと思いましたが、親のことを考えると絶対に反対されるだとろうと思いました。それでも僕は先輩と話をしているうちに就職をやめて先輩の劇団に入る決心をしました。

それからは父親と母親に頭を下げて毎日説得しました。もちろん最初のうちは猛反対してそんなことなら家を出ていきなさいと言われました。これからは当然家を出て自分で生活するつもりで根気良く話しをしてやっとOKをもらいました。今考えるとあの時が最大の親不孝でしたね。



いまでも両親には頭が上がりませんが時々僕のことを気に掛けて携帯で電話をくれています。


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2011年05月22日

学生劇団時代の仕事

学生だった頃は今よりも気楽に演劇に打ち込めたものだったなと思っています。何せ自宅から学校へ通わせて学費まで出して貰っていたし、食事も家に帰ればいつも用意されていたから幸せでした。

大学の勉強なんて入試までだからあとは適当に授業にでていても卒論さえ書けば何とか卒業できましたし、あの頃の生活が懐かしいですね。

僕は小さい頃からTVドラマや映画を見て演じることに興味を持っていて大学に入ったら演劇の関係のクラブにでも入ってみようと考えていました。そこで一人の先輩と出会って僕は演劇の世界にのめりこむことになりました。先輩の演劇に取り組む姿勢は本当に素晴らしいものがあって僕はいつも先輩に教えて貰ってばっかりでした。でも演劇部に入ったといっても演じさせてもらうまでには結構時間がかかりました。

なかなか役なんてもらえませんからね。最初の頃は平たく言うと小間使いでした。演劇部の準備や公演の準備など色々な裏方の仕事を経験しました。あるときは公演に際しチケットを売ったりしましたし、あるときは公演のフライヤー(チラシ)の手配やノベルティの
作成などもしました。

観客に演劇を見てもらうためにこんなに色々な準備や手配があるなんてそれまで僕は全く知らなかったのでいい経験にはなりました。でも僕は早く役をもらって演じてみたいと思っていたのでちょっとイライラしたこともありました。


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