回数券作成講座_綴り枚数

回数券は、複数枚がセットになっているのが基本の形で、このセットになった状態を『綴り』と呼びます。

では、この綴りにするときの枚数は、何枚くらいがベストなのでしょう。


時代で変わる回数券の綴り方

綴り

回数券といって、何枚ものチケットがミシン目で区切られて1つのシート状になっているものを連想する人も減ってきた現代。

昔は、銭湯やバスの回数券が身近にあったために、シートタイプの回数券の綴り方が一般的でしたが、最近ではタクシー券のようなノート型になっているもの方が多いので、いざ、シートタイプの回数券を作るとなった時に、「いったい何枚セットにすればいいなか?」と悩む方がおられるようです。

そんなとき、昔見た回数券の印象からなのか、「10枚綴りが区切りが良い」と何も考えずに作られるお客様がおられるのですが、その枚数で使いやすいですか?。


11枚綴りの回数券は必ず使い切る?

ネットの印刷サイトなどでも、10枚もしくは11枚綴りの回数券印刷を基準にしているところはたくさんあり、ほとんど『都市伝説』の域に達してい感がありますが、本当は回数券の綴り枚数は、売る方も使う方も便利な枚数に設定するべきモノ。

確かに、回数券を売る方にとっては、11枚綴りの方が売上が高額になるので良いでしょうが、買う方のお客様から見るとそれだけの枚数が必要かどうかは微妙なところ。

回数券は利用方法や使用回数が一番のポイントで、あまり頻繁に使用しない回数券が10枚綴りになっていても、利用するお客様的に『お得』に感じない場合もあります。

そう、お客様が便利だと思う枚数が綴られていることこそが、最適な枚数の基準といえるはずです。


少枚数では作れない、冊子タイプの回数券

これは、冊子タイプの回数券でも同じことが言えます。

メモ帳のような形をした冊子タイプの回数券は、ミシンタイプ以上にたくさんのチケットを1冊にまとめることができるため、つい1冊のチケット枚数を多くしてしまいがちです。

しかし、大量な枚数をまとめてしまうと1冊の回数券の金額が大変高額になってしまい、回数券を買うこと自体を躊躇させてしまうことになりかねません。

そして、それ以上に重要なことが、冊子タイプ回数券の場合は5枚や10枚という少ない枚数では冊子の形にすることができず、最小ロットも数千冊が基準になってしまいという、コストの問題が発生します。

機械で作る場合は最低でも15枚(ページ)で、それ以下の枚数で冊子の形にするには手作業での製本となりますから、1冊あたりの単価が大変高いものとなってしまいます。

綴りタイプであれ冊子タイプであれ、回数券はお客様が購入したり使ったりするのみ便利な枚数がセットになっているべきで、10枚以上のチケットがセットになった回数券は、売る側の都合だけで作られた回数券だといっても過言ではないかもしれません。



  1. 10枚綴り幻想という回数券の都市伝説をご存知ですか?