「鬼夢」観劇レポート   はだ一朗

  • author: gekitong
  • 2017年07月12日

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ご無沙汰しております。
激富/GEKITONG はだ一朗です。

G-SPACE初の和泉有真主演舞台、そしてG-SPACE初の殺陣芝居「鬼夢」ゲネプロの観劇レポです。
この作品…Twitterでフランキーや和泉が、人によって見方が違う、なんて言ってましたね。
なので、このレポートは私の…ゲネだけを見た私の「主観」です。ご了承を。
撮った写真を並べながら観た記憶を辿って書くので、
ご覧になった皆様の方が演者や台本に沿っているかも。
違和感あったらごめんなさいね。

あとね劇中写真…自分で撮ったので、写真多め、長めのレポで参ります。
ほんとはもっとカッコイイのがあったんですっ…でもブレまくってた(泣)。

では、どうぞひまぁ〜な時に読んでください。

ちなみに、この画像の筆字…
毎度、客演で芝居を盛り上げてくれる椎名桂子ちゃんによるもの。
今度、何かの機会に僕も書いてもらおう。
迫力あってすごいですよね〜、これ。




2017年7月8日(土)16時半「鬼夢」ゲネプロスタート。

和泉の周年企画がG-SPACE初の殺陣芝居って事でワクワクです。

10分程前にG-SPACEに来たら、がっつり衣装、がっつりメイクの中や未来が屋外をウロウロと…。
何というか…
こんな下町に、見た僕が関係者じゃ無かったらぎょっとする風景だと思う。
中に至っては、あの悪人メイクですし(笑)。
でも、笑顔なのはわかった。

さて、G-SPACEに入ると小返しを行なっております。
主演、和泉有真。

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役者10年だって。
初演GAN’S2007が激富デビューだもんね。
当時、事務所はアパート、ホール公演を初めてやった位の規模の劇団です。
10年経って、ホール公演は当たり前、劇団のアトリエ「GEKITONG-SPACE」も持ち、
そこで周年公演を打つ和泉を観る。
感慨深いです。

で、その和泉と共に構える中聡一朗。

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彼も初演GAN’S2007が激富デビュー。
入団は和泉よりもずっと早く、
既にセルフプロデュースで3本芝居を打ち、さらなる高みを目指しもがいてる。
この写真もまた、感慨深い。

見守るのは座長、フランキー仲村。

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何と本番、音響をやってはったと思います。
すごいなぁ・・・何でもやりはる。
「鬼夢」の作・演出ももちろん、です。
私はこの作品が生まれる流れを一切知らないので、
見終わって…こういう雰囲気がフランキーの頭の中から出てきたのは驚きでした。
京極夏彦の「巷説百物語」を思い出しました。
アニメ見てないので…原作の、小説の雰囲気です。
(ちなみにアニメには関さん、中尾さんが声をあててます。)
見終わって、へぇ〜〜〜〜ってうなってる自分が居ました。
全く、相変わらず、座長の底、知れません。

それから最近、音響効果…いわゆる、
殺陣の効果音出しを担ってくれている徳山みなみちゃん。

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POC2でも見事にたたいてた。
今回、照明もやってた…ような。
いつも有難うね!でも、女優もやってね。また相手役、してね。

制作、その他スタッフワーク担当、中尾周統。

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バタバタ忙しくしてて、ロクな写真撮れず。すまん。
最近の作品ではずっと主軸だった中尾は今回は完全フォロー側。
激富作品を観るってのは、劇団員にとっては最上の刺激になります。
きっと、なったと思う。11月公演が楽しみですね。

さぁキャストに戻って、ひらっち…こと、平地恵。

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見事な激富女優に仕上がってくれました(笑)
王子は嬉しいよ〜
今後は天一のラーメン越えを目指し、
貴女の人間濃度をどんどん濃く、色濃く上げていって欲しいです。
そんな濃度の中で可愛さをキラリさせるんや、ひらっち!!

小川惇貴。

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三銃士のキワモノ担当…だと思う(笑)
僕の中での強烈な記憶は、やっぱ共演したGAN’S2016での、死に様。
あのシーン頭の台詞回しは良かったなぁ〜。
今回は渋い陰陽師でした。こういう役もはまるなぁ…

荒田未来。

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POCの女子高生、イケてるとおっちゃんは思う(笑)。
でも期待するのは、小柄な身体で舞う様な「くノ一」殺陣を振るう未来。
上田晴さんのソレは女剣士だから、未来には「くノ一」目指して欲しいな。
いまだかつて、激富に「くノ一」女優は居なかったので。
逆手で小刀びゅんびゅんって。

北田望ちゃん…「鬼夢」唯一のゲストキャスト!

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のぞって呼んでる、呼ばれてる(多分)。
はだ的には、見てると勝手に「シシド・カフカ」を思い出す。
「渇き」の小松菜奈ちゃんも一瞬ピンと来た。
オモロ不思議ちゃんな印象持って、キレキレダンスはずば抜ける。
そういう女優さん。出演、ありがとう。


以上が「鬼夢」カンパニー。
和泉有真の元、総勢9名が送り出す物語は・・・・・・・・・・・・


1

男の名は筧十三。幕末の人斬りである。

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十三は信じる正義の名の下に、指示に従順に忠実に、志士どころか女子供、問答無用に斬ってきた。
ただ斬った分だけ、自覚の無い潜在意識の中、自らの心を斬っていた。
因果応報である。
夜毎、十三の夢の中には鬼の顔をした童と巫女が出ていた…
その夢の中で苦しみ、狂う十三を語り部が語ってゆく。

2

童と巫女は舞い、踊り・・・襲ってくる。
十三が見るいつもの夢だ。

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語り部は語る…

22

最後に必ず、斬られる十三の姿。
痛み、苦しみ、現実味を持った十三の苦しみ、夜毎、閨にこだまする十三の叫び声。

13

またある夢には、鬼の姿ではない…土佐藩、倒幕の意思を持つ志士も現れた。

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その傍らには、娘。
この土佐藩の志士も娘も、十三が過去、手にかけた者達。
繰り返し、繰り返し、殺した時と同じ時間が蘇り、
痛みと苦しみが十三の身体と心をどんどん蝕み…
記憶を辿っては全てを否定され、自問自答し、頭を抱え、狂っていく。

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何度も志士と戦い

15

何度も志士を殺し

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何度も殺した娘も鬼と化す。

17

そんな十三の姿を見かけた陰陽師。

18

陰陽師は語る…
夢に出る童と巫女には意味がある。
ただ、その童と巫女が鬼の顔をして襲ってくる…
凶事だとしか思え無い陰陽師も、それを口には出来ない。
十三に死相を見る陰陽師。
自分が世話になっている神社に来いと伝える。

19

陰陽師の元には、十三の様に鬼を見る娘が居た。
親殺しの娘。
この娘が『鬼っっ!!』と指を向けた先には…

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…十三が立っていた。

娘をも斬る十三・・・
もう、狂っている。

21

鬼・・・

22

鬼・・・

23

実は、その鬼こそ、筧十三。

24

十三が捨てた妻は、狂いきった十三の身を案じる。
捨てられても裏切られても、十三を想った妻。
ただ、その妻をも手にかけていた十三・・・これが十三の最後の夢。

1

妻も・・・

2

十三を刺す。

26



27

十三は・・・

28

鬼ゆえ、夢をもう見ない。

語り部は、鬼と化した十三をも想う…妻を語り続けている。
鬼の面を被って…



以上です。
はだが振り返った「鬼夢」でした。
長々とお付合い有難うございました。

和泉〜
第二回は、和泉が書いた本で行こうな(笑)。
10周年、おめでとう!

ではでは、みなさん、またお会いしましょう。


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