2005年12月

2005年12月28日

第76回 災害備蓄に新しい視点

ce696d51.jpg 今年4月、阿寒町・音別町との合併調印を受けて公明党議員団として両町を訪問。公共施設や民間施設・団体を視察し様々に意見交換しました。その中で、大塚製薬工場との懇談の折りに公共施設への自販機設置と災害時の無償提供が話題に。これを機に、伊東市長への申し入れを行い市長の賛意をいただき、議員団のアイデアも出しながら大塚製薬釧路営業所、市防災担当と協議を重ねてきました。

 このたび、釧路市と大塚製薬との間で協定を結び「災害時無償提供型自販機」を公共施設(当面は8ヶ所)に設置しました。このことにより、ドリンク類で約6千本が新たに災害備蓄として加わったのです。これは、市が従来備蓄していた量と同量ですから結果的に2倍になりました。さらに、3ヶ所の補充庫分を入れて約900食の「カロリーメイト」です。この食品は、流動食のノウハウを活かして作られた製品で、消化吸収率が高く排泄物が極端に少ないことから、災害時の栄養補給に適していると言えるでしょう。今後、準備が整い次第、自販機の設置箇所を増やしていくことになると思います。

 防災といえば、平成16年11月の決算特別委員会で質問し17年度に実現できたものが三つあります。仮設トイレの民間借上げ協定と衛星携帯電話の大幅な増設、そして備蓄食糧に米飯を加えることです。備蓄食糧については、実際にそれまで唯一の食糧であった乾パンクラッカーを試食してみました。ところが、超薄味なこともあってとても主食として耐えられるものではありません。質疑の結果、役に立つ缶飯(賞味期限は3年)の割合を、計画的に高めていくことになりました。

2005年12月27日

第75回 釧路アトピっ子の会が要望書を提出

9a40ef86.JPG アトピーや小児喘息などのアレルギー疾患を持つ子ども達を育てている保護者の会「釧路アトピっ子の会」(五十嵐己代 代表)が、伊東良孝市長に要望書を提出しました。(独啜訖の拡大 牛乳や乳製品デザートの代替品について 3惺惨愀玄圓離▲譽襯ー研修の実施 ぃ技間目体育の回避 ゥイドラインに基づく標準治療によるアトピー診療 が内容です。

 今や3人に1人は何らかのアレルギーで、そのうち10人に1人がアトピーと言われる時代です。その割には、その対策は決して充分とは言えず、残念ながら正しい理解も広がってはいません。この会と関わるようになって3年になりますが、重症の子を抱える家庭は悲惨です。とりわけ、治るあてがない、治る見通しが立たないことがより深刻さを増します。今年5月、国立成育医療センターの存在を知って、ボク自身は曙光が見えました。釧路に居ながらにして成育と同じ治療を受けられるようにすること、伝統的な和食中心に食文化を戻していくこと・・簡単ではありませんが、粘り強く挑戦していくしかありません。

2005年12月26日

第74回 中国塩城市との交流

610925ab.jpg 中国塩城市から交流のアプローチがきています。先方は姉妹都市でも友好都市でもという思いのようですが、何せ人口が810万人。市域も釧路の10倍強はある巨大な町なわけで「はい、そうですか」と簡単に決められるものでもありません。現状でも、姉妹港、姉妹湿地など海外6都市と友好関係を持っている釧路市としては、行政経費の減量化に向かう中で慎重な判断が求められます。塩城市は、タンチョウの中国最大の越冬地を有していることで今回の話になったことから、今日は、釧路自然保護協会(高山末吉会長)との意見交換会を持ちました。

 協会としては、両地域のタンチョウそれぞれに保護の必要性を抱える状況などから、交流を進めていくことを推奨しました。ただし、まずは学術的な関係から始めることとし、同協会が時期を見定めて塩城市を訪問してはどうかとの結論になりました。千歳ー上海の直行便で4時間かかり、さらにそこから高速道路で5時間。遠いようで近く、近いようで遠いというところです。

2005年12月20日

第73回 冬柴幹事長が来る

a1f3a7ec.jpg 丸谷佳織衆議院議員を通じて、ダメ元の覚悟で来釧を打診していたところ、何と冬柴幹事長サイドから了解の返事が届きました。年明け1月の13日です。石炭技術海外移転5ヵ年計画の最終年を迎えようとしている今、平成19年以降新たな5ヵ年の延長が認められるかどうかは我が釧路地域にとって最重要の課題です。旧太平洋炭鉱を引き継いだ釧路コールマインには500人が就業し、同社周辺の雇用力を加えると依然として釧路の産業の一つの柱を担っているのです。幹事長には、坑内にも入ってつぶさに視察していただく予定です。昼からは、釧新懇話会の1月例会の講師も引き受けていただき、1時間強の講演をお願いしています。その他、時間の許す限り、地域の課題をお聞きいただく機会を準備したいと考えているところです。

2005年12月18日

第72回 第12回創価釧路吹奏楽団定期演奏会

970fbadd.jpg 青春の一時期、自分の持てる情熱や夢を惜しげもなく注ぎ込んだ創価釧吹。その楽団の定期演奏会に足を運びました。早いもので今回は第12回目(毎年開催ではない)です。初回の頃に比べると、技術・音色は格段に進歩しています。幸いに力ある指導者にも恵まれ、今日までの後輩達の努力に敬意と感謝を禁じえません。

 十余年ぶりにトロンボーン奏者の真弓基教先生が客演で演奏して下さいました。初期の数年間、どれだけお世話になったか知れません。アンコールに応えた白鳥(サン サーンス作曲)の独奏は素晴らしく、今年札響を定年退職されたばかりですが、音色がさらに深みを増したようにさえ感じました。今は、某大学の非常勤講師をされておられるとのことですが、益々のご活躍を期待しております。

2005年12月17日

第71回 自閉症児への教育「学校の役割を考える」

 札幌あゆみの園 発達支援部長の加藤潔氏による標記セミナーに参加。2時間を超える講演でしたが、その内容の濃さに時間を忘れて聞き入りました。中でも、発達障害との関わりは「特性の理解に始まり、特性の理解に終わる」との視点から語られた支援については、思い当たることばかりで、いかに自分が認識不足であったか思い知った次第です。我見や勝手な想像、また根拠のない期待感がどれだけ本人を苦しめているかを学びました。学校の役割については、通過機関であるとの自覚に立って「卒業後の生活をイメージした教育」の必要性を強調、毎日通う第一優先機関としての学校は第一努力機関であるべきとの指摘が心に残りました。

 我が家の次男は発達障害を持っています。至らない親は、思うように反応してくれないことに苛立って大声をあげたことも数知れません。でも、次男はそんな親を正すかのように、いつも純粋、無垢、無計算に親の懐に飛び込んできます。その姿にいつもハッとさせられ、感情に流されやすい未熟さを反省してきました。この子に学び教えられながら、ともに人生を切り開いていく・・心から次男に感謝できるように成長しなくてはと思っています。

2005年12月16日

第70回 ウイルスとの戦い

 この数ヶ月、我が家族の体内で増殖し、高熱、鼻水、咳、痰、嘔吐等をもたらし悩まし続けてきたウイルス。何章にもわたったバトルは、次男の入院でピークを迎えそして今日退院。勿論、全快までにはあと数日のエピローグが必要とは思いますが、健康の有り難味をしみじみ実感させられた日々でした。さて、今のところ新型インフルエンザの発生はまだのようですが、今後しばらく人類はインフルエンザの猛威と戦い続けていかねばなりません。それは、人類に反省と謙虚さをうながし、価値観の再構築を求めるウイルスからの挑戦だと感じています。
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2005年12月14日

第69回 市功労者表彰に一石

 12月議会の最終日に市功労者の承認が行われました。対象は、市議3期12年を経過したメンバーで、例外なく自動的に功労者の推薦を受けることになっているのです。どのような実績や活動、取り組みが評価されたのか全く問われることなく、市民にも伝えられないでトコロテン方式で決着しています。古めかしい官尊民卑の名残りのようなものでしょう。以前から、市議を対象とすることに疑問を持っていたので、ボクは今回これを辞退しました。党の方針も、決定事項ではありませんが、そのような流れに向かっています。草島守之議長も、同様な考え方で辞退。一石を投じたと思っていますが、感覚が麻痺している人には不可思議なことにしか映らないかも知れません。
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2005年12月13日

第68回 定例議会閉会と年忘れ

011e410c.jpg 公共施設の指定管理者への委託、釧路町への分水料金の値下げ、市立病院給食の外部委託化等々を審議した12月定例議会が閉会しました。このうち、病院給食については「行財政改革の推進や選択メニューの導入などによる患者サービスの向上の観点から評価する。但し、委託業者の選定、食材の調達には地元の活用に最大限に意を用いる」ことを会派として意見を付しました。

 夜は、議会関係者、記者クラブ、市理事者が一同に会して懇親会を開催。この機会に、日頃ゆっくり会話できない相手と忌憚なく交流ができるというのは意味があります。今回は、自らアトピーで悩む某新聞社の記者とこの問題について懇談できました。
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2005年12月10日

第67回 はまなす吟友会

216962bc.jpg はまなす吟友会(会長 林 弘茂)の忘年会。先の昇級審査会で1級になったものの、全く実力の伴わない不肖の生徒として恐縮しながら参加しました。「忙しいんだから仕方ないよね」との温かい言葉をかけていただいて、多少は救われてはいるものの、やはり毎週金曜日午後1時の例会に出席するのは今後も難しいですね。まあ、細く長くの姿勢でいくしかありません。師範の小野先生は闘病中のため欠席でした。一日も早いご回復を心からご祈念しています。
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2005年12月09日

第66回 はるとりの里ボランティア交流会

e5c6fe43.jpg 特別養護老人ホーム「はるとりの里」で、ボランティア活動を行っている各団体・サークルが年一回集っての交流会が開かれました。いつもながら、サークル毎に凝った出し物で大笑いさせたり施設職員が考えたゲームに興じたりと、今年も年忘れの楽しい宴会になりました。我がコスモスグループは芸人不足で専ら鑑賞するだけですが、そのうち何かやらなくてはならないなあーとは感じています。それにしても、この施設の女性職員は大したもので、誰が司会進行をやってもプロはだし。日頃の介護業務で身についたものなのか、もともとの資質なのか・・・歓心しきりです。

2005年12月08日

第65回 平成18年度政策・予算要望書を提出

22fe830d.JPG 朝9時30分から我が会派として、伊東市長に対し翌平成18年度政策・予算要望書(全230項目)を提出。幹事長として重点項目を中心に説明しました。特に、病院給食の委託化に伴って納入業者の参入や食材など地元への配慮を強く求めたほか、学校の安全対策、特別養護老人ホームの増床、米飯給食の拡大、アレルギー対策の強化、アスベスト対策の早急な対応、石炭技術移転5ヶ年計画の延長等の案件について強調。市長からは「全般にわたって私の考え方と一致しています。最大限、来年度予算に反映できるよう努力したい。」との積極的な返事がなされました。今後も、市長と緊密に意志の疎通を図りながら一つ一つの課題の解決に全力をあげる所存です。

2005年12月07日

第64回 専修大学校友会釧路支部総会

c1f6acea.jpg わが母校である専修大学の校友会釧路支部(支部長 穂積由蔵)の総会がプリンスホテルで開かれました。今年91歳になられた初代支部長の板橋 正大先輩も、その元気なお姿を見せていただいただけでなく、いつもの率直なご指導(結集が悪いことに集中)を賜ったりして見事に伝統的な総会でした。今回は、金融機関や会社経営者の参加が多く、市役所関係がいなかったのは残念であるとともに、一身にそのプレッシャーを受けた次第です。

 参加者の顔ぶれは、世代でいうとやはり圧倒的に団塊の世代です。この階層が一挙にリタイアするのは、社会としても大きな損失であることは言うまでもありません。皆さん、まだまだ元気一杯で、とても年金生活に蟄居するような方々ではなく、これからひと花もふた花も咲かせるような勢いがあります。この方達の、元気・経験・知恵等をいかに活用できるか・・まさしく日本社会の大きなテーマです。
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2005年12月05日

第63回 12月定例会一般質問

 一般質問に立ち、以下の質問をしました。
々眦戞先端医療 
 ア 市立病院にアレルギー科、神経内科、児童精神科の開設
 イ アトピーの標準治療導入のために国立成育医療センターとの交流
∧欸髻ν祝瓢業の検証
新型インフルエンザ対策
じ立大学、市立病院の地方独立行政法人化
コ惺撒訖における米飯食の拡大
校舎、登下校時の安全対策の強化

 質疑の結果、
○国立成育医療センターとの交流は、専門医を招いての研修会を開催する
○各種ドック助成事業の効果を丁寧に評価し重点化、拡大を図る
○ウイルス対応マスクの備蓄を増やすなど、インフルエンザ対策を強化する
○来年度から、米飯給食を週2回から2.5回に増やす
○来年度から順次、学校に防犯監視システムを導入する
 パトロール隊への具体的な支援策を検討する
など、いくつかの成果をみました。
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2005年12月04日

第62回 3市町合併記念式典

b1321e68.jpg 10月11日に誕生した新生釧路市(釧路市・阿寒町・音別町)。その合併を祝賀する記念式典(於 釧路全日空ホテル)が挙行されました。花柳寿登芳師匠親子による創作祝舞「丹頂の舞」もありましたが、全体的に簡素で良く言えばシックな式典だったと言えるでしょう。午後から開催された記念祝賀会では、鳥取傘踊りやアイヌ民族伝統の舞踊、さらに音別蕗(ふき)音頭が披露され、じんわり合併を実感するひと時となりました。遠く姉妹都市の秋田湯沢市、鳥取市からも両収入役が駆けつけて下さいまして、歴史を刻む日に華を添えていただきました。隣りの国際交流センターで催された合併記念市民の集いも、大盛会であったようです。
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2005年12月03日

第61回 釧路自然保護協会の幹事会

 博物館の会議室で釧路自然保護協会の幹事会が開かれ出席しました。協議テーマは、中国江蘇省塩城市からのタンチョウを介した交流のアプローチに対する見解のとりまとめです。協会には、林田恒夫(鶴の写真家)さんや神田副学長(北海道教育大)のほか、自然環境問題の専門家が大勢いて、それぞれの立場で意見が出されました。協会としては、総意で同市との交流を始めるべきであるとの結論になりました。林田先生のお話では、中国のタンチョウが基種で、日本のは亜種になるとのこと。体格も中国のものが一回り二回り大きいと。更に、DNA系列は日本が4系列、中国が11系列で、これ以上減らないように保護のための研究、活動を行っていく必要があるということです。

 もう一つ意見交換したのは、釧路湿原の自然再生事業についてです。行政関係者や錚々たる学者に市民代表が混じっての協議会が開かれても、とても質問できる雰囲気ではなく、地域の生活者とは無関係に進行しているとの声が協会に寄せられています。協会としては、まず同協議会の事務局との懇談会を持ち、また、市民に開かれたシンポジウム等の場を作ろうということになりました。

2005年12月02日

第60回 12月定例市議会が開会

 新市誕生後初となる定例市議会が開会。旧音別町、旧阿寒町の議員も登壇しました。やはり、緊張は隠せないようでしたが、堂々とそれぞれの地域課題の解決のために論陣を張っていました。限られた1年半、定例議会にして6回の在任期間です。積極的に発言をして、職責を任うしていただきたいと思います。議員は発言が仕事です。控えめ、寡黙には何の価値もありません。煩がられるくらいが丁度いいのです。

 夜、茶話会の有志で記念出版「澤四郎さんを肴に10年」の編集打ち合わせをしました。風邪と薬の副作用か強烈な胃の痛みに耐えながらではありましたが、何とか方向性を見出し、明年2月15日に記念祝賀会を催すところまで議論が進みました。本来であれば、2次会等へ続くところですが、体調不良ゆえあえなく帰宅。ベッドの人となりました。