2006年08月

2006年08月30日

第236回 鉄道高架か駅舎橋上か

駅周辺整備プラン このたび、釧路市中心市街地グランドデザインが明らかになりました。居住人口の拡大や賑わいづくり、また、花と緑に包まれたシンボルロードの形成やイベント広場の配置等々、いくつもの要素を含んだ正にグランドデザインになっています。その中で、やはり話題の中心は駅周辺の整備であることは言うまでもありません。それにしても、鉄道高架化(A案)で総事業費が329億円、駅舎橋上化(B案)でも189億円という巨大なプロジェクト。バブルの頃ならともかく、財政の緊急事態である現在にあっては、とても「どっちがいい?」なんて軽々しく議論できる代物ではないように思います。
 もとより、中心街の活性化は多くの市民の期待するところではあります。しかし、結果的に財政が行き詰まり、現状の市民サービスを大きく低下させてしまって本当にいいのでしょうか?ここは、じっくり柿が熟すような議論、そして丁寧な調査が求められると考えます。いくら行政が開発行為を行っても、民間投資がついて来なくては事業の成功はあり得ないからです。
 今こそ、懐を深く持って百年の大計を練り上げる姿勢が大事だと確信します。

2006年08月29日

第235回 東桜ヶ岡町内会の湧水対策

e0c5bd23. 第163回(6月5日付け)に書いた東桜ヶ岡町内会の湧水対策のための工事が始まっています。やはり、当初の案通りに湧き水をマンホールで取り込み、坂下の雨水管につなぐ方式になりました。延長距離にして約70メートル、工事費用は約110万円です。
 願わくば、全く違う地点から新たな湧水が発生しないようにと思っています。この辺りは、坂道が多く道路も複雑に入り組んでいまして、流末が家屋に至る箇所が少なくありません。地下から起こることとはいえ、一端地上に湧いた水は低きに流れます。財源の捻出に四苦八苦する当局の悲鳴を知ってか知らずか、水は低きに流れてゆくのです。
gekko946 at 22:51|この記事のURLComments(0)町内会 

2006年08月28日

第234回 自治基本条例の学習

73a7cdc6. 市議会会派「阿寒クラブ」(山崎征勝会長)の呼びかけで自治基本条例の学習会が開かれました。感想は・・・色々あります。ので、ここでは講師の肩書やお名前は書かないことにしておきます。
 ボク達は、地域における小規模な懇談会の場で、様々なご意見をいただきます。個人の意見に正も悪もありませんし、どのような考え方を持つかは全く自由です。先日も、あるご年配の方から「総合体育館なんていらない。ワシ達は、こんな年だから体育館なんて行く機会ないから」とのご意見が寄せられました。「そうではないよ。体育館ができたら・・」とボクなりに説明しましたが、なかなか議論は折り合いがつきません。確かに、自分にとって関わりがあるのかないのか、これが賛成・反対の大きな動機であって何の不思議もないわけで、であるからこそ多様な意見の集約のために代表民主制の意義があるのだと思います。
 今日の講師は、市民参加のあり方について具体的に、そしてかなり突っ込んで提案をされていました。この方が使う「市民参加」の言葉は魔法のように感じます。その提案通りの仕組みができたら、一定の政治的背景を持つ「市民」が、「あらゆる法令の最上位にある自治体の憲法ー自治基本条例」の定めを悪用し、市政に大きな混乱をもたらす懸念が強いです。市議会に13年身を置いている者として、この懸念が決して無用な警戒心でないことを強調しておきたいと思います。
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2006年08月26日

第233回 ベトナム余話その3 食

772ac67c. 今回の訪問団の誰もが太って帰国したであろうことは間違いありません。ビジュアル的にも味付けも食感についても、日本人好みだということです。美味しさと珍しさが相まって、ついつい食べ過ぎてしまった7日間。もう二度とベトナムに来ることはないだろうとの思いが、さらに輪をかけて限界に近い大食いを続ける原動力になったという面もあります。上の写真は、代表的なベトナム料理「フォー」。米を原料にしたうどんです。三日目の昼、胃袋休めも兼ねて食べたものですが、その場所が「高級鳥うどん店 マイ・アイン」。
犬肉 調度品も衛生状態のどれもが「どこが高級?」というレベルでしたが、現地事情に詳しい派遣技術者の一人から「屋根があって、壁があって、クーラーが効いているお店は充分に高級なんです。しかも、箸をきれいにするナプキンまであるじゃないですか。」とのお叱りが。使う前の箸をゴシゴシ磨きながら「郷に入れば何とやら・・」と一人ごちた次第です。

サソリ酒 市場には、犬肉もあればサソリ酒まで売っていましたが、とてもこれだけは攻略不可能でした。何でも食べるんでしょう。中国でもそうでしたが、街にカラスもスズメも全くその姿を見ることはありません。食べ尽くしたのでしょうか。
 帰国後は、しばらく減量に挑戦をと考えたことは考えたのですが、26日夜は幼稚園父母会仲間のガーデンバーベキュー。キャンプの計画を若干修正して開いたわけですが、減量の決意は吹っ飛び、ついつい盛り上がってしまいました。

2006年08月25日

第232回 ひとがいる あつまる ばしょがある

e72d128a. 10月8日に開催予定のアレルギーセミナー打ち合わせのために中標津へ。帰国の翌日だったので、同行した女性局やアトピっ子のメンバーからは「大丈夫? 元気ねー」と励まされながら、ドリンク飲みのみ行ってきました。
 さて、中標津会場の実行委員会を仕切ることになる「子育てコミュ二ケーションスペース る・る・る」のメンバーと顔合わせ。志も高く、情熱があり、しかも有能な方々ばかりでした。できることとできないこと、妥協できることともっと詰めること等々、協議の中で的確に判断するには経験とセンスが必要であると思っていますが、る・る・るのスタッフはその資質において充分に高いものを感じさせました。
 ともに協調しながら作り上げていく今回の作業の中で、ボク達も謙虚に様々なことを学ばせていただくつもりです。

2006年08月24日

第231回 ベトナム余話その2 強靭な民族

f90a795f. ベトナムはフランスに占領され、ありとあらゆるものを搾取された歴史があります。通訳のクオンさんによれば「奴隷から鉱物から食料品から文化財から、それこそ有価物の全て」が無償でフランスの手に渡ったのです。この点は、貿易権・通商権の独占が領地拡大の目的だった大英帝国と違うところでしょうか。日本は、いずれも領土となった歴史を持ちません。その恐怖から明治維新は成就し、その後は帝国主義国家として戦争の道を歩み始めました。
ベトナム御神木 フランス占領時代を今に残すものは、ホーチミンの郵便局(一番下の写真)・大聖堂などの西洋建築と街路樹があります。特に、印象的だったのは街路の木々です。フランスがアフリカから移植したサクやサウは樹齢80年を超え、見事な大樹として街を覆っています。聞けば、ベトナム人は大樹に畏敬の念を持っており、線香を灯して(上から2枚目の写真)合掌をするとか・・。ですから、極端な言い方でも何でもなく、どんな場合でも伐採することはないとのことです。木々は生命を産み出し、生命を育み、そして生命を安らぎ、身を隠す。もしかするとベトナム人は、緑とともに生きることで民族のバトンを継いできたのかも知れません。
ホーチミン郵便局 大国アメリカと戦い、世界で唯一負けなかった国 ベトナム。統一を果たし、共産主義国家として新たな国づくりを進めつつも、経済復興のために自由主義経済を導入。今や、土地の所有や取引までも自由化され、通貨も米ドルを主役にしてしまうしたたかさ。一党独裁以外は、最早資本主義国家と言ってもいい国へと変貌を遂げています。強固(鉄)というより強靭(バネ)な精神力こそ、ベトナムの真価なのだと感じた一週間でした。
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2006年08月23日

第230回 ベトナム余話その1 ハノイの街

22045169.jpg●ハノイ市の印象について、簡単に。
 まずは、何と言っても8月18日付け記事で触れましたが、バイクの多さ、交通の安全性に対する考え方です。人口300万人(あくまで公称。他に100万人の未登録住民がいるらしい)の主たる移動手段とはいえ、80〜120CCバイクに4人乗りの無法者がいます。いくら日本製は品質がいいたって(圧倒的にホンダで、ヤマハ、スズキ合わせて90数%のシェア)えーっ、おいおい!これって、いいんですか?と聞いたら、通訳の方から「いえいえ、6人で乗る家族だっていますよ。」だそうです。しかも、全員ノーヘルメット。対抗車線が空いていたら、平気でそちらを走行します。そして、けたたましいクラクション。交差点にも信号機なしが多く、慣れないと横断歩道すら渡れません。コールマインからの派遣者の一人は「バイクに向かって歩くか、無視して前だけを見てゆっくり進め」と。そんな無茶な。
ハノイの建物○隣り同士が隙間なく建てるのでデザイン的に統一感がなく、始めはその理由を理解できなかった街並み。普通の家には柱はなく、壁で強度を保っているとのこと。「土地も狭いことだし、なるほどね。」とは納得するものの、反面その分、当然窓は少なく、暗い・風通しが悪い・しかもクーラーや扇風機すらないのでやたら暑い、となります。なので、みんな外に出ています。夕涼みの人、食事する人、商売している人が混然となって歩道にあふれていました。ほぼ街中が、こんな風景なのです。活気と言えば活気なんですが、今のところは災害想定なし。
ハノイ市場●何でもある市場。陳列量の凄まじさには驚きます。通路は二人交差がギリギリか、もしくは一人がやっとの一方通行のような状態で、並べられるだけ並べるという商魂。その渦の中を日本人が歩くと「5個で千円、どう?」「えっ」「だったら10個で2千円、1個サービス!」などなど、日本語で商談を呼びかける声がかかります。そんなに日本人てネギを背負ってる鴨に見えるんでしょうか。
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2006年08月22日

第229回 日越経済交流シンポジウム

9d9478c6.jpg 20日21日の両日をかけて、日越経済交流シンポジウム(実行委員長 武部勤自民党幹事長)がハノイ市内で開催され、我が訪問団は記念レセプションに参加。この宴会自体は、今回のシンポジウムに参加する日本企業関係者が一同に集まって、気合を入れると言うか、政治家や政府(主に外務省・経産省)関係者と名刺交換をすることが目的のようなもの?でした。それにしても、参加予定一千名にしては狭い会場に、溢れんばかりの日本人がごった返していました。
 日本のODAを活用したインフラ整備や企業進出が著しいベトナム。これは、90年代に入って急速に浸透したと言われるドイモイ(刷新)政策がもたらした成果です。このまま、自由主義経済が拡大の一途をたどることが確実なベトナムは、日本にとって益々魅力的な市場となり、今後、両国の関係が一層深まっていくことを疑う余地はありません。一自治体としての釧路も、アジア各国・各地域との交流の中から、地域経済の振興を図っていこうとする問題意識が重要になっていくものと思います。勿論、石炭でつながっているベトナムは、特に大事にすべきかけがえのないパートナーと言っていいでしょう。
 
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2006年08月21日

第228回 ハロン湾の船上懇談会

ハロン湾 昨日は、ビナコミンのフン副総裁招待によるハロン湾船上懇談会が開かれました。世界自然遺産にも登録されているハロン湾。まさに風光明媚、自然の力による造形の圧倒的な広さ、深さ、そして強さが訪れる人の心を洗います。そして、次から次に押し寄せる観光客の波。観光が多くの雇用を産み、地域経済の柱になっている様子を実感しました。と同時に、ベトナムの持つ大いなる可能性に思いを馳せました。余談ですが、いたるところで「こんな奥地の土産物屋の店員まで日本語を話すのか?」とショックを受けました。有名観光地は世界中どこもそうですが、最早ベトナムまでもジャパンマネーを取り込むのに必死でした。
ハノイの冬柴 さて、今夜は冬柴公明党幹事長と武部自民党幹事長と合流。技術移転事業の5年延長を直接要望いたしました。冬柴幹事長は「昨日は、ビナコミンにもマオケー炭鉱にも直接訪問し、両方の代表者から重々お願いをされてきました。その通りなんです。充分にその意義はわかっています。」と語られ、我々の訪問団に対しても、優しくその労をねぎらっていただきました。時に、明瞭に表現できなくても、ニュアンス(言葉の強さとか仕草とか笑顔とか目の輝きとか脈絡とか、全部含めて)で真実を伝える場合があります。短時間の懇談でしたが、その場の雰囲気が意味するところを感じ取った伊東市長、中島KCM社長以下、訪問団全員が深く感動したことだけは間違いありません。

2006年08月20日

第227回 マオケー石炭会社との技術顧問契約

マオケー訪問 昨日の午後はマオケー炭鉱を訪問。同社のキエム社長以下、役員の方々が一同に集まり大歓迎を受けました。さてこれまで、釧路コールマイン社に派遣した研修生が延べで881人になり、これが様々な成果を上げています。たとえば、現在18人いる同公社の部長(技術とか工事とか保安等々)のうち、14人が釧路での研修受講後に帰国し就任いたしました。また、研修を開始した2002年時の出炭量が70万トンだったのが、2005年には120万トンになり、今年2006年度は150万トンを予定しているのです。
技術顧問契約 キエム社長は、大きな実りをもたらした技術移転事業の5年間を踏まえて、明年以降もさらに石炭会社としてのクオリティを高めていくために、釧路との関係強化は不可欠であると強調。具体的な課題としては、−150mからー300m坑道のガス抜き等の保安技術、毅圓粒萢僉Υ浜技術、断層掘進・排水の技術指導、環境汚染対策などを列挙しました。
 この日、釧路コールマイン社とマオケー石炭会社は3ヶ年の包括的技術顧問契約を締結。国による技術移転事業では括れない分野も生まれてきているために、民間ベースにおける交流推進の一歩をしるしました。

2006年08月19日

第226回 ベトナム石炭公社を訪問

56d8c141.JPG ベトナム石炭公社であるビナコミングループの本社を訪問。ロン会長並びにキエンCEOを始めとする指導陣と会見しました。ロン会長からは、同公社の石炭産出が年毎に倍々で増産を続けていること、火力発電所の増設計画や新大型輸送船を建造中であることなど、著しい発展ぶりが紹介されました。また、同時にそれらの実績や計画を支える要素として、釧路コールマイン社の存在がいかに大きいものであるかが強調されました。キエンCEOからは、技術移転事業の継続について強くその必要性が述べられた後、石炭事業以外の分野における釧路市との交流促進が提案されました。その後、伊東市長らによる挨拶ののち、両者が協力し合って技術移転事業の5年以上の延長について日本政府に働きかけることを柱とする覚書に調印。
 ところで今後益々、石炭は日本のエネルギー政策上、極めて重要な位置を占めることになるでしょう。と同時に、年間消費量約1億5千万トンのほとんどを海外炭に依存している(釧路コールマインは僅か70万トン)状態にあって、アジアの生産国との関係や技術支援はこれから益々重要度を増します。本当に、あと数年でこの技術を失っていいのだろうかと思います。

gekko946 at 23:58|この記事のURLComments(0)議会報告 

2006年08月18日

第225回 深夜のハノイ

6d902dbc.JPG 伊東市長を団長とするベトナム訪問団の一員として、深夜ハノイに到着。空港では、釧路コールマイン社からの派遣社員が手配したアオザイ女性から、訪問団全員に歓迎の花束という粋な演出もありました。それより何より、ボクが嬉しかったのは同社の釼谷さんと七条さんとの再会を果たせたということです。特に、興津小PTA役員つながりの七条さんとの約束をやっと果たせた満足感で一杯でした。お二人ともお元気でイキイキしてました、真夜中だというのに・・・。
 さて、空港からホテルまでの道中、人口300万人という首都ハノイの様子を興味深く眺めました。中国でもそうでしたが、まず道路交通の無秩序さに驚きます。信号機がない、センターラインは無視、勿論制限速度や優先道路などのルールも全くないのと同じです。ともかく、深夜だというのに車道を席巻する数のバイク(誰一人ヘルメットをかぶっていない)を蹴散らす車のクラクションが途切れることがありません。安全に対する日本の常識はベトナムの非常識なんですね。また、押しなべて建物は古く、築後30年以上と思われる木造?土造?レンガ調?建築物が中心市街地の主たる風景でした。でも、ことの他緑が多く、これはヒートアイランド現象の緩和にもなるだろうし、また清涼感を得るのにも大いに役立っていると思います。
 明日は、石炭公社総裁との会見並びに交流会が予定されています。

gekko946 at 23:59|この記事のURLComments(0)議会報告 

2006年08月17日

第224回 ルネサンスニュースNO.27

1657eeda.jpg 今月2日に開催した第27回ルネッサンスセミナー(テーマ 血液透析と大地震・・講師 釧路泌尿器科クリニック 久島貞一院長)の講演を報じるニュースを制作し、そして印刷。毎月のこととはいえ、限られたスペースに凝縮する作業は骨が折れます。今回は、テープからの原稿起こしは同僚議員にお願いしましたが、これだけでも随分と助かります。その原稿を、ほぼ10分の1にまとめ上げることになりますが、講演の趣旨を損なわないよう取捨選択するのに必要な能力は読解力と経験でしょうか。毎回700部を発行し、300部は企業団体に次回の予告と併せて送付し、残りは党員に配布します。
 決意としては100回を目指しており、まだまだその3合目にも達していません。作業中、駒沢苫小牧の逆転劇がテレビから流れており、奇跡的に勝ち続ける彼らから「ひるむな、精神力だ!」との強烈な刺激を受けました。意思あるところ、そこに道が開けるのだ、と。

2006年08月16日

第223回 つつじヶ丘の街路灯

ad4066e5. このほど、興津3丁目つつじヶ丘町内会の生活道路に街路灯が設置されました。経過などについては、第178回(6月23日付け)の記事を参照していただくとして、いわゆる電球式の防犯灯の中に、ひと際輝くナトリウム灯がその威容を現したのです。やはり、明るいですねー。設置者は市ですから、たとえ損傷しても町内会が修繕する責任を負いません。
 今回は、とりあえず1基だけですが、生活防犯灯を維持管理するのに多大な負担がかかっていた同町内会にとって、いくらかでも軽減になることと思います。
gekko946 at 16:59|この記事のURLComments(0)町内会 

2006年08月15日

第222回 8月15日と平和

edd41ad7. 終戦61年目の「釧路市民戦災者慰霊式並びに平和祈念式」が栄町平和公園においてしめやかに開催されました。昭和20年7月14日・15日の両日、同公園の周辺を中心に米軍の空襲をうけ、死者192名、重軽傷者273名、被災家屋1,373戸という戦災の歴史を持つ我が釧路市。地上で最大の不条理とも言える戦争の忌まわしさを、これからも不戦の誓いを持って学び、次代へ継承していかねばと思います。
 ところで、平和の心とはなんだろうか? 国家が自国民の安全のため(自衛)に他国と交戦することは平和を守る正義の戦争? 民族の誇りから歴史の事実に異議を唱えることで溜飲を下げてそして何を得る? 憲法9条を一文一句変えないことが、現実的な脅威が消えない状況下にあっても平和に通ずる唯一の道? さらにさらに、メディアが踊って靖国をめぐる多様な議論を追ってみても、何も解決しないように思えて仕方ないのはボクだけ?
 小泉首相が、個人の信条として靖国に参拝するのを誰からも妨げられないと主張する。問題なのは、それと真実の平和とどう結びつくのかということ。個人の心の自由とアジアの恒久平和の前進と、どうしたら両立できるかについて何故もっと悩まないのだろうか?
 心の問題とか、中韓への迎合とか、英霊への鎮魂・不戦の決意とかの議論をはるかに超えて、国の指導者である以上「平和」と「友好」を築き上げるための対話・行動・知恵・戦略を見せて欲しいと思う。そして、平和の具体的な「成果」を挙げることが最高指導者の責任ではないのかとボクは考えています。
gekko946 at 21:20|この記事のURLComments(0)今の話題 

2006年08月14日

第221回 チップの階段

22b8db98. 春採湖畔の丁度看護学校下の木製階段。歩行によって土がえぐられたり、雨水で流されたりして歩き辛い状態になっていました。そこに、このたび間伐材のチップが敷かれ散策路としての再生が図られました。このチップは、5月28日エバーグリーンプロジェクトのメンバーと共に、密植していた林から間引きした木々(詳しくは、第155回を参照)を利活用したものです。
 市の公園緑地課が、ちょっと気遣って写真のような立看板を設置したようですが、そんな配慮は無用です。課長には、いつでも取り外して下さいと申し上げています。

2006年08月13日

第220回 帰ってきたカモメンジャー

c9797084. 釧路のヒーロー「カモメンジャー」が釧路芸術館で復活。その勇姿を娘とともに観にいってきました。滅茶苦茶強いわけではないヒーローが、正しいモノに味方する子ども達の力を借りて、最後には悪をやっつける定番のストーリー。しかし、同伴の保護者を笑わせ、少年少女の目をランランとさせ、幼児はしっかり泣かせてしまう狙いは、その通りに勝ち取っていました。
 さて、地場産品(さんま缶)の使い方やソードの仕掛けなど、いくつもの見所があった中で、やはり大向うを唸らせたのは「ビッグフォッグス」。その丁寧な作り方に制作者の意気込みを感じました。光を際立たせるには闇の部分をきちんと描かなければなりません。その意味で、充分に闇の恐怖が深かったために、ラストの感動が大きかったと思います。
 蚊のせいで右目をはらし丹下左膳状態の娘は、仙人の呼びかけに素直に応じながらも「片目だから出るのが遅れちゃったよー」と少々ご不満の様子。そこで、「蚊のやつが悪いんだよ」「盆踊りに行かなきゃよかったんじゃない?」「防虫スプレーをし忘れたママが悪いのかも」と今日のストーリーをなぞった後、「さんまを食べたら治るかもね」と父娘らしいオチで笑いながら帰路についたのでした。

2006年08月12日

第219回 歩いた5周 暑かった春採湖

3d42906d. 晴天にも恵まれて第43回春採湖水まつりが盛大に開催されました。午前8時からは、チャレンジウォーク5周コースのスタート。ウチの長男と姪(ともに小学5年生)を含めて14人が参加しました。3周、4周でリタイアされた方もそれぞれご自分の限界に挑戦された意欲には拍手を贈ります。結果的に8人がゴール。最短は3時間50分という驚異的なスピードでした。ボク自身も、決して自信があったわけではありませんでしたが、何とか5周を制覇。スタッフとしての雑用があったりしてたっぷり5時間かかりましたが、充分過ぎる達成感と足の裏の水ぶくれ、筋肉痛という勲章も手にできました。ところで、二人の子ども達が、何だかんだ言っても4周を歩ききったのは驚きです。見直しました。
 10時にスタートした3周コースやその他1周・2周を歩かれた方含めて、総勢60名を超える参加者をみた今回のチャレンジウォーク。来年のことは、また来年考えたいと思います。ともあれ、少数精鋭のスタッフ、協賛各社に心から感謝いたします。
gekko946 at 22:03|この記事のURLComments(0)春採湖 | 趣味

2006年08月11日

第218回 平成18年春興町内会の道路改良

ca87843c. 春興町内会を横断する通学路の改良工事が終わりました。経過については、第181回(6月27日付け)の記事を参照していただくとして、昔から畳と女房は新しいほうがいいと言うらしいです(我が家は今の古女房で充分です)が、道路も新しい時はいいものです。雨が降っても弾くというか、張りがありますね。
 今回は、道路維持事業所にも雨水が集水桝に流れ込むように工夫もしていただきましたし、住民の何軒かは私有地を同時に舗装して道路舗装とつなげた取組みもありました。官民一体で実施した今回の改良工事で、ほぼ雨水の処理は完璧になったと言えます。また、舗装が厚くなって、震動の解消にも大きな効果があることでしょう。
 顧問として、会心の実績ではないかと・・。
gekko946 at 20:05|この記事のURLComments(0)町内会 

2006年08月10日

第217回 プロの仕事

78316dba. 女優 浅利香津代さんの語りを軸にした斬新で上質な舞台を鑑賞しました。豪華な(入場料には見合わない?)舞台セットにも驚きましたが、そこは制作者のプロとしての性(さが)なのだと理解するとして、普段邦楽をあまり聴く機会がない人間にとっても満足感の深いパフォーマンスだったと思います。後藤桃章先生の尺八は音色が美しく(尺八はしゃがれた音しか出ないのかと思っていた)、二代目花柳寿芳貴さんの舞踊も全くスキがなく(乱れがない)見事に物語をしていました。勿論、漆坂正山先生の迫力ある津軽三味線は、舞台の緊張感を高めるのに充分なアタックでした。
 さて、浅利香津代さんと源氏物語。一時間弱の一人語りは、最初から最後まで実に均一で全く崩れることがありません。余裕を持って、すべての聞き手を「浮舟」の世界に誘っていました。獅子は前三後一と言って、強敵に向かう時も蟻一匹に向かう時も同じ力を出すそうですが、きっと浅利香津代さんは女優としてそのような生き方を貫いてこられた方なんだろうなと感じました。構成・演出を担当された(茂)氏も、同じですね。プロの仕事に触れた一夜に感謝します。

2006年08月09日

第216回 段位が届いたので

3300758d. さきほど審査を受けた詩吟の許証が届きました。いよいよ初段です。最高位までは、まだまだ長い道程ですが、やはり段位というのは特別な感慨があるもの。今後も、謙虚に真摯に向き合って、吟の精神を学んでいけたらなあと思います。
 今回の課題は「蘇台覧古」(李白 作)。
 旧苑の荒台 楊柳新たなり  菱歌清唱 春に勝えず
 只今 惟西江の月のみ有り  嘗て照らす 呉王宮裏の人

(呉王夫差の築いた古い庭園、荒れ果てた高台に楊柳だけが新芽を吹いている。菱の実を採りながら歌う娘達の美しい歌声を聞いていると春の感傷にたえない。呉の国全盛時代と変わらぬものは、西江の流れにうつる月の影ばかりであるが、思えばこの月は、その昔、呉王の愛人西施たちを照らしていたのだ。)
gekko946 at 21:33|この記事のURLComments(0)趣味 

2006年08月07日

第215回 厚田に眠る父

405138ba. 8年前に行年73歳で霊山へ旅立った父。もし、まだ生きていたら昨年は金婚式で、今年は傘寿を迎えたことになります。我が子を信じ、ほとんどうるさいことを言わなかった父。子にとって、そうした信頼感をベースにした教育方針が有難かったです。一度だけ、学生時代を東京で暮らしていた時、受験でお世話になった先輩のところへ父から長文の手紙が送られました(しばらくして先輩が教えてくれた)。「くれぐれも息子を宜しくお願いします」との内容だったと記憶していますが、父の胸の奥を少しだけ垣間見た思いでした。
 家が貧しく小学校を3年で中退。勉強好き、しかも身体は弱い人でしたので、どれほどじくじたる心境であったか・・長男として母親を助けるためだったとは言え、一日中の子守から始まって、その後の山仕事(後年、この時代の経験から山菜取り名人と呼ばれた)、行商等々過酷な少年時代を過ごした父・・・。
 今年も、父の眠る厚田墓苑に行きました。8月の厚田は、大袈裟ではなくて灼熱。来るたび毎に色々なことを想いますが、今年は「来年帰ってくる時は50歳か」でした。 合掌
gekko946 at 22:07|この記事のURLComments(0)今の話題 

2006年08月06日

第214回 今年も夏季研修

8d027efb.JPG 党本部より冬柴鉄三幹事長を迎えて、公明党道本部夏季議員研修会が札幌市北区内で開かれました。第一部として、北海道企画振興部 地域振興・計画局長の荒川裕生氏から夕張市の財政破綻が進んだ背景やその中身について解説がありました。ピーク時の12%(10万8千人が1万3千人)にまで人口が減少したにもかかわらず、行政機構のスリム化が進まなかった(同規模自治体の倍の職員数)ことが破綻を招いた最大の要因であるとの指摘です。しかし、それを見過ごした道やチェック機能が働かなかった議会の責任も小さくありません。監査のあり方に問題があったことも事実でしょう。今後、短期間で再建計画を策定することになる同市の辛酸を他山の石とせずに、釧路市の財政運営を厳しくチェックしていく決意です。
 第二部は、国会議員が担当しての研修です。医療改革やがん対策、子育て支援等について衆参国会議員から報告がありました。このうち医療改革について、マクロ的には今回の改革の方向性を理解しますが、低所得者への考慮が充分なものかどうか検証の必要性を感じていますので、じっくり調査してみるつもりです。
gekko946 at 20:29|この記事のURLComments(0)公明党 

2006年08月05日

第213回 原石だらけの港まつり

b5c56e9f. いろいろ予定が立て込んでいる中の港まつり。だからと言って、全く触れずに通り過ぎることにもなりませんので、まずは釧路川舟漕ぎ大会。昨夜の大嵐がウソのような快晴の下、腕自慢のチームが覇権を争っていました。現場に行ってみて、初めてわかったことですが何人も知り合いが出場していて、まず思ったことは羨ましい。その若さが、そしてその無邪気さが・・です。ボクは、子どもの運動会での綱引きも、一度大変な目にあって以来完全に腰が引けています。今日のレースを見ていて、とても参戦はできないなあーと自覚するしかありませんでした。ところで、観覧席を作ってビールでも焼き鳥でも売れば、レース好きにはたまらないお祭りになるように感じたのは、酒飲みの発想でしょうか。結構、面白いですよ、このレース。
0608ヨサコイ 夜は、駅前のヨサコイ広場。客席の殆どは家族とそのお友達なんでしょうが、ウチの娘の幼稚園時代のお友達も観てくれていました。ふーちゃんとちーくん。ありがたいですね、お友達の声援は・・。「青森ねぶた」や「秋田の竿灯」ほどの熱気ではありませんが、「くしろ港まつり」もそれなりに短い夏を飾る1ページになっていると思います。磨けば光る原石のような段階ではありますが・・。このあとも、春採湖水まつり、北海盆踊り、大漁どんぱくと夏祭りが続きます。
gekko946 at 21:20|この記事のURLComments(0)今の話題 

2006年08月04日

第212回 ずり山をはまなす富士に

2ece177e. 使用済みのずり山(選炭後の土石を積んだもの)を、鉱山保安法に基づいて緑化しなくてはならない太平洋炭鉱蝓今年になって様々な雑草の種をまき、今その経過を見ているようです。ボクの家がすぐ近くにあるため、山肌の変化がよくわかります。日毎着実に緑の量は増えていて、改めて雑草の逞しさには目を見張るしかありません。
 さて、問題はその後のことです。雑草を覆うだけでいいのかどうか・・。以前、故小川安久先生が「興津富士」と命名してはどうかと話されていたことがあります。山の風景がない釧路にとっては貴重な山であるとともに、ネーミング次第でいくらでもスポットライトを集めることが可能だという発想でした。全国各地には、様々な銀座があり富士があります。
 「昔ずり山だった・・」という装飾語がついてもいいので、この際この山を富士と呼ぶ運動をしてみましょうか?そして、ただ雑草が生い茂っているだけでは寂しいので、北海道の花「はまなす」で埋め尽くすのです。春から夏にかけて真っ赤な大輪の花を咲かせ、かぐわしい香りを放つ「興津はまなす富士」。いかがでしょうか?
gekko946 at 16:07|この記事のURLComments(2)今の話題 

2006年08月03日

第211回 バーナビー市訪問団

4781823a. 釧路市と姉妹都市を結んでいるカナダのバーナビー市から訪問団が来釧しています。現市長のデレック R コリガン氏を団長に元市長のアラン エモット氏(締結時の市長)他総勢31人のお客様です。
 今夜は、釧路市主催の歓迎レセプション。釧路芸術館を会場に、18時より同市から寄贈されたエコ彫刻(写真後方)の披露式、そして「20世紀の巨匠 パリを愛した画家たち」展の鑑賞、ホールでの歓迎式、前庭を会場にした記念レセプションと続きました。
 特に、前庭を活かしたというアイデアが出色です。多分、開館以来初めてのことではないでしょうか。バシッと手入れされた芝生、幻想的なロウソクの灯、港から流れ来る潮の香り、芸術館のレンガ壁が一層引き立つ演出になっています。一体誰のひらめきか?と思ったら、やっぱりというか伊東市長のようです。なかなかニクいセンスを持っています。
gekko946 at 23:53|この記事のURLComments(0)今の話題 

2006年08月02日

第210回 血液透析と大地震

9193ae4b. 第27回目のルネサンスセミナーは釧路泌尿器科クリニックの久島貞一先生を講師にお迎えしました。また一つ、当事者でなければわからないことを学びました。そして、コトがコトだけに学んだだけでよしとするわけにはいきません。
 一人の人工透析患者が1回に必要とする水量は180箸如⊆,凌佑里燭瓩傍ヾ錣鮴浄する分を加えると、その倍の360箸砲覆蠅泙后ペットボトル換算してイメージしてみると、どれだけの量になるかわかるわけで、同クリニックでは透析ベットが43床。昼夜入れ替わりがある月・水・金曜日には、一日30tの水を治療用として使っているとのことです。
 問題は、大地震等の災害発生時における緊急給水です。水道が止まってしまった場合、どこから・どのようにして・誰が運ぶのか。透析は、東部地区で同クリニックと市立病院、中部地区では日赤や足立泌尿器科など、西部地区では星ヶ浦病院が行っています。現在、市には合計で30t分の給水タンクはあるものの、給水車自体は所有していません。大津波をともなう大地震が起き、ライフラインの復旧にある程度の日数がかかるケースを想定しなくてはならないこの釧路地域にとって、今の現状は大いに問題があります。「数日の遅れが、そのまま死に直結するんです。」
 我が議員団への期待があって、今回の講演につながったと受け止めしっかりやります。

2006年08月01日

第209回 この夏、5周に挑む・・か?

e8e3c5a0.JPG 今年最初で最後の「春採湖チャレンジウォークの会」の企画が固まりました。8月12日(土)に開催される春採湖水まつりの関連行事として、この日午前に行います。5周コース(23.5km)は朝8時スタートで、3周コース(14.1km)は10時スタート。午後1時頃には、両コースの参加者がほぼ同時にゴールできるはずです。参加費は300円。これだけで、天然温泉大喜湯の入浴券、大塚製薬のアミノバリュ、お昼をまたぐために小腹を満たすバナナが支給されます。そして、何と言っても短い釧路の夏、春採湖畔のマイナスイオンを全身に浴びながら爽快な達成感を味わえるのです。はっきり申し上げてお得だと思います。協賛各社の協力に感謝しなくてはなりません。歩数計の貸し出しも可ですし、歩数・タイムともに計測して記録証をお渡しします。さらに、ゴール後には、湖水まつりの露店でビールと焼き鳥で一息って手もあるではありませんか。
 さあて・・。3周にするか5周にするか・・。ハムレットのような心境にいます、今。
 参加申込みは、090−3116−0946番 川畑まで。
gekko946 at 22:28|この記事のURLComments(0)春採湖 | 趣味