2010年11月

2010年11月30日

第1662回 もう師走、アタフタしない

19b84047.jpg ようやく平成22年という響きに馴染んできた(年々加齢とともに「あれッ、今年は何年だったっけ?」と首を傾げることが多くなる)と思ったら、な、な、なんと、もうあと1ヶ月を残すのみとなっているではありませんか!
 同僚の中には、早くも平成23年のダイアリーに変えた先行馬もいますが、とてもとても、平成22年が終わるなんてこと、そう簡単には受入れられません。「しがみつく」でも「へばりつく」でも何でもいいので、ともかく残りの「12月」を濃密に、ギリギリまで詰め切っていきたい、と。
 今日は、色々なことを捌き(なるほど。手で別けると書いて「さばく」か・・)ながら、定例議会一般質問の原稿書きに費やしました。項目は、ほぼ決まっています。「教育問題」に力点を置きながら、域内循環経済、道路整備問題を2点、そして地方税に絡む課題について、市長及び教育長の見解や取り組みを厳しく質します。
 一通り書き終えるまでには、まだ数日を必要としますが、通告の時間まで質問項目を変更する可能性は大いにあり得ます。なので、これを読んだ理事者の中で「お、今回はウチには来ないな」と油断する御仁がいたら、ドンデン返しにアタフタするかも知れません。くれぐれもご用心下さい。
 予定では、7日(火)の1番手(午前10時開始)。気力に満ちた時間帯です。その前夜に雪が降ってアタフタしないように、それまでにはタイヤ交換を済ませなくてはなりませんね。
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2010年11月29日

第1661回 東京対策

62bd995f.jpg 手がかじかむような冷気の中で朝街頭。沖縄知事選の結果について、参議院問責決議について、政治とカネの問題決着について等々、気がつけば35分間にわたって演説していました。
 さて、今日は石炭対策特別委員会(高橋一彦委員長)。前委員会以降の報告とそれに対する質疑を行いました。この中で、過日開催された「石炭セミナー」の感想を述べつつ、東京開催に関して質問。星産業振興部長は「全く同様の見解を持っている。Jコールなどが主催するセミナー等に的確にコミットできないか、の可能性を含めて積極的に高度化事業情報を発信していきたい。」と答弁しました。

 国会は、与野党が激しい攻防戦を続けています。補正予算は何とか可決成立しましたが、仙谷・馬淵両大臣の問責決議可決に絡んで突っ張り合いが過熱してきました。以下、公明新聞の記事から・・。

               経済認識甘く、失言・暴言相次ぐ
                  補正予算成立


 今国会最大の焦点とされた2010年度補正予算が26日成立した。公明党は、民主党政権の対応の遅さ、予算規模の力不足などを理由に反対した。
 予算審議では、同政権の日本経済に対する危機感のなさが浮き彫りになり、閣僚の失言・暴言も相次いだ。その上、外交を中心とした失政の連続で危機管理能力の欠如を露呈。法相辞任をめぐってドタバタ劇まで演じた。
 情けない限りである。
 こんな体たらくの政権に、いつまでも日本の舵取りを任せていていいのか。急降下する内閣支持率は国民の「菅離れ」を如実に示している。
 補正反対の第一の理由は、公明党が主張した経済対策が十分に反映されていないからである。
 特に、喫緊の課題である雇用対策は内容、規模ともに不十分で、雇用を創出するための事業は1000億円程度に過ぎない。公明党が求めていた2500億円規模の対策には程遠く、雇用情勢の厳しさを全く理解していないと断じざるを得ない。
 第二の理由は、中小企業、地方、農家に冷たいからである。例えば、自治体が自由に使える地域活性化交付金は、公明党が提唱した1兆2000億円を大きく下回る3500億円にとどまっている。この額で厳しい地方経済を救えるのか。認識が甘すぎる。
 第三の理由は、デフレ脱却、景気回復にあまりにも力不足だからである。政府は補正予算の財源として、09年度決算剰余金(約1兆6000億円)の半分しか使わなかった。使える財源をフル活用しないのは、真剣さが足りない証拠と言うしかない。
 また、民主党政権の稚拙な政権運営を見れば、その政権が作った補正予算に賛同できるはずがない。
 27日未明にかけて開かれた参院本会議では、仙谷官房長官と馬淵国土交通相の問責決議が、公明党など野党の賛成多数で可決された。
 仙谷、馬淵両氏とも、沖縄県・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件をめぐる対応で不手際があった。国益を損ない、日中関係に重大な悪影響を与えた責任は免れない。加えて、仙谷氏は自衛隊を「暴力装置」と表現する、耳を疑うような暴言まで吐いた。
 問責決議は当然である。
 政府・民主党は両氏の辞任は必要ないとしているが、「問責の重みを軽視し、まずい対応を重ねることがあれば、問責の効果は後々、尾を引くことになる」(公明党の山口那津男代表)のは間違いない。

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2010年11月28日

第1660回 ぼくはうみが・・・

75d63b34.jpg 釧路圏障がい者自立支援施設協議会が主催した映画「ぼくはうみがみたくなりました」の上映会が市民文化会館小ホールで開かれました。
 原作は、自閉症児・大輝(ひろき)君の父親である脚本家 山下久仁明氏が「一人でも多くの人達に自閉症のことを知って欲しい」という思いから2002年に書き下ろした小説です。
 観賞しながら色々なことが頭をよぎりましたが、ボクも障がい児の父親ですから、思いの方が溢れてしまって上手く言葉にするのはとても難しいわけで・・。以下、チラシから抜粋した紹介文で、お茶を濁します。

 「自閉症の青年と、少し人生行き詰まり気味の看護学生が、偶然から海へ向かう旅に出てしまい、そこで様々な人々とめぐり合うハートウォーミングな人間ドラマ。『自閉症』という名前だけが一人歩きし始めている昨今、実際の症状や接し方等、ほとんど知られていない障害に焦点を当て、ひとりの自閉症の青年を取り巻く人々の人生や心の成長を、時にユーモラスに、時に厳しく、そして温かく描き出した秀作。」

 全国上映をめざしてプロジェクトが進行中とのことですが、その日の一日も早からんことを切に願います。
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2010年11月27日

第1659回 だから、日本ではやらないって!

dfc4cd15.jpg 中国・ベトナムから来ているKCMの研修生を歓迎するカラオケ交流会。総勢104名の参加者を得て盛大に開催されました。
 日本側は、市連町、国際交流ボランティアの会、桜老連の他、市内の各歌謡団体から精鋭が13名、そして市産業推進室、市議会石特委の2名(月田・笠井)。
 さて、テーブルを共にしたメンバーはベトナムのホアン ダック ズーさんら4名と通訳のグェン バン フォンさん。47歳、34歳、29歳、29歳と若くて元気な青年ばかりです。祝宴開始の乾杯時に、通訳を通して「カンパイは、始めと終わりだけが日本のシキタリだからねッ!」と念を押していたにも関わらず、1回お付き合いをすると、もう制御が効かなくなる彼ら。
 さらに、「ビールもいいですが、日本酒も好きです。」とレ マイン トォンさんが所望したもんだから、それからは冷酒でカンペイが続くという恐れていた事態に突入です。隣りの笠井市議は風邪気味でウーロン茶しか飲まないし、石川室長は席を立っていなくなるしで、自ずとターゲットは・・・。
 結局、カラダを張っての歓迎となった次第でして・・。ま、予てからKCMのためなら何でもやる!と決めているので、こんなことでも役に立つのであれば本望と思って飲みました。物言わぬ臓器の肝臓君は、さぞかしご機嫌斜めだったかも知れませんが・・。
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2010年11月26日

第1658回 貢献の証 名誉領事

f0e79048.jpg 臨時市議会。「釧路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」(案)を、共産党議員団(反対)を除く賛成多数で可決しました。
 これにより、市長で22万5千円、副市長で18万1千円、議長で13万円、一般議員で10万6千円が削減されることになります。尚、市職員のうち給与の低い若年層と医師職については、様々な影響を考慮し削減の対象から外しています。
 意見書は、以下の3本を全会一致で採択。「北海道開発の枠組み堅持と国土交通省北海道局の存続に関する意見書」「メドベージェフ・ロシア大統領の北方領土訪問に抗議を求める意見書」「TPP交渉への参加を行わないよう求める意見書」を、地方自治法第99条の規定により、政府に提出することとなりました。

 午後3時半からは、日越経済投資貿易推進セミナー(主催 駐日ベトナム社会主義共和国大使館)。ビン同国特命全権大使を来賓にお迎えして、講師は大使館の担当参事官3名でした。
 終了後は、ベトナム名誉領事就任記念パーティ。このたび、釧路コールマイン㈱の中島太郎社長が、ベトナムへの多大な貢献が認められ名誉領事に就任されました。まさに、友情と信頼の証です。石炭産業高度化事業が、どれほど同国から高い評価を受けているかを示して余りあると言っても過言ではありません。
 中島社長は「今日まで長く高度化事業に関わってきた全ての関係者を代表し、その代理として与えられたもの。今後、両国の経済、観光など幅広い交流の拡大に貢献してまいりたい。」と力強く抱負を述べておられました。
 この太い絆をどのように生かすか・・。釧路地域の官民それぞれの課題であり、また貴重なチャンスをいただいたとも言えるのではないかと思います。
 

2010年11月25日

第1657回 また一人・・年の暮れ

25df5672.jpg 零下の朝街頭。貼るカイロをし忘れたからなのか、やけに寒さを感じながらの30分間でした。北朝鮮による砲撃事件、補正予算の採決問題、統一選に向けた釧路公明党の対応などについて見解を述べたところです。
 その後は、企業を中心に挨拶回り。7社ほど訪問したのですが、業種にかかわらず地域経済の冷え込みを大変に心配される声がありました。と同時に、菅政権に対する怒りや失望が溜まっていて、今後、早期の政権交代を望む世論が沸騰するような感触も・・。
 さて、この時季。喪中ハガキが毎日のように届きます。年々、その数は枚数を増やしているように感じられてなりません。今はまだ、親の世代にあたる方々がほとんどですが、急速に日本人が少なくなっていく実感が沸いてきます。
 様々なつながりの糸が絶たれ、関係性が痩せていく寂しさと虚脱感。広がっていく時には感じなかったことが、狭まっていく中で気がつくこともある自他の有難味。避けようがない人口減がそのまま喪失感の拡大にならないように、釧路市においてもより一層コミュ二ティの厚みを増していくような取り組みを心がけなくてはならないと思います。
 今朝の郷土紙で<秀逸>の評を受けていた一句です。「住所録 また一人消す 年の暮れ」
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2010年11月24日

第1656回 心を広く降雪に備える

f5999d0e.jpg 寒い日が続くと、巷の話題は初雪はいつか?ということ。「タイヤ交換した?」が挨拶代わりにもなり始めました。
 そして、今日。今年度の「くしろ雪ガイド」が全戸配布されました。いよいよ、心の準備をしておかなくてはなりません。いつ降ってもいいように、スコップ類、防寒着、手袋に帽子、貼るカイロ等々を改めて点検、点検。タイヤ交換のタイミングは、もう少し空気の具合を読みながら、最適な日を選びたいと思います。
 釧路の除雪。1回の全市出動(全線で約1、124km)で約6千万円の費用がかかります。幹線道路は、積雪深が10cm、生活道路は15cmを超えた段階で除雪機械の登場。路線によって遅い早いはありますが、その辺は是非ご理解とご協力をいただきたいところです。
 ボク達の子どもの頃は、最近のように丁寧な除雪なんて行われていませんでした。ところが、快適になればなる程、人間というものはより贅沢になるらしく、昔は除雪に対する苦情も少なかったと聞いたことがあります。
 市も財政難。もう一度、公助・共助・自助の精神を噛み締める必要がありそうですね。
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2010年11月23日

第1655回 思考ベースが違う

63a349dd.jpg 山口那津男代表が訪韓し、李明博大統領と会談。無事、一切の公式行事を終えて、昨日の午後1時45分に仁川空港を離陸。そして、帰国と同時に北朝鮮が韓国延坪島を砲撃したとのニュースを耳にしたそうです。出発が1時間でも遅かったなら、帰国できなかったかも知れません。偶然とはいえ、ギリギリのタイミングでした。
 それにしても、いきなり民家に向けて砲撃するとは衝撃です。この時代に、無差別攻撃が実際に起きるなんて、一日本国民としては俄かに現実感が持てません。しかし、これは紛れもない事実。日本の常識だけでは括れない世界の複雑性を、今また思い知らされました。
 当然のことながら、韓国は応戦。戦線の拡大には冷静な対応を取る方針のようですが、この先一体どのような展開になるのか全く予断を許しません。まさか、とは思いますが、北朝鮮の判断基準、思考回路は西側民主主義国家とは違いますので確率はゼロではないわけです。
 価値観を共有できない、また対話が成立しない国がお隣にある現実。つい忘れがちですが、危機管理の根本中の根本なんだと認識を新たにする必要があります。ともあれ、大過なきことを願うしかありませんが、菅内閣の現状が現状なだけに不安は募るばかりです。
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2010年11月22日

第1654回 花嫁の涙 幸せの深さ

0b6b613f.jpg 1ヶ月は逆戻りしたかと思うような気温の朝。その分、快適に演説できたのはいいとしても、何となく薄気味悪い気がしないでもありません。寒い冬によってリセットされるべきものがそうならないリスクは、決して小さくないと思うからです。
 と、こんなことが頭を掠めながら、柳田大臣問題、事業仕分けの矛盾、釧路のアレルギー対策等について約35分間ほどアナウンスしました。
 さて、夜は久々の婚礼。少子化もあるでしょうし、結婚祝賀会の形態も変わってきたこともあるし、近頃はめっきりお呼ばれされなくなりました。と言うことで、久しぶりに目にした花嫁の涙。感動しました。
 思いやりと優しさと感謝がありました。愛情と幸福と勝利がありました。何も特別なことではなく、こうした親子の強い絆が幸せの基盤なんだと心から感じました。
 そしてまた、新婦のご両親が、どれだけこの日を待ち望んでおられたか・・。その心情を察すると胸が詰まりました。改めてお祝いを申し上げます。本当におめでとうございました。
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2010年11月21日

第1653回 アレルギッ子を救いたい

17551326.jpg 小児アレルギー講演会。東京都立小児総合医療センターアレルギー科医長であられる赤澤 晃先生(医学博士)を三度講師にお迎えして開催しました。一般市民やアレルギッ子を抱える保護者の皆さん、医療関係者、行政職員等々本当に多くの皆さまにお集まりいただき、改めて感謝を申し上げます。
 以下、参加者から寄せられたアンケートの声を紹介いたします。
 「正しい最新の治療法を知ることができました。食物アレルギーのアナフィラキシーを起こす子どもがいるのですが、エピペンについて初めて知りました。」(45歳 主婦)
 「最新の正しい知識を持って治療していくことが大事なんだと思いました。基本は難しいこともなく、高い治療費も特別な薬も必要がないことを知りました。もっと、専門の先生、医療機関が増えることを望みます。」(49歳 主婦)
 「色々と知りたいことを聞けて良かったです。とても話しも分かりやすく、ステロイド剤を使用することも、ためらわなくていいんだと思いました。ありがとうございました。」(30歳 主婦)
 「ステロイドの正しい使い方によって良くなる事が分かりました。私もアレルギーで悩んでいる一人です。是非、大人のアレルギーのお話も聞きたいです。」(50歳 主婦)
 「スキンケアの仕方、薬のぬり方等具体的に分かりました。」(43歳 女性)
 「ぜん息が薬でコントロールできるようになったのはビックリしました。とても分かりやすい説明で本当に勉強になりました。」(51歳 女性)
 「病院、ドクターによって治療方針、考え方が違うので、今日ガイドラインのお話を聞けて良かった。」(34歳 主婦)

 午前中は、9組の親子から相談を受け、赤澤先生には丁寧に親切にアドバイスをしていただきました。その場に立ち会って、いかに正しい情報が不足しているか、多くの病院でいい加減な治療が行われているかを思い知った気持ちです。
 当面は、月1回の小児アレルギー専門外来(市立釧路総合病院)が受け皿にならざるを得ないと思いますが、次の受診募集は来年の2月(あくまで予定)。待ち遠しい限りです。何とか、回数を増やせないものか・・。
 

2010年11月19日

第1652回 冬の兆し

74589f4c.jpg 何をもって「冬が来た」と言うのかは、ある意味で人それぞれ微妙な違いがあるもの。ボクの場合は、車のフロントガラス。霜が張った時点で、完全な冬を覚悟します。
 今朝の霜は、それはそれは見事なもので前方が全く見えません。「どうなんだッ!これが冬だぞッ!」と強く主張するかのようなバリバリ。ということで、潔く観念して身の回りの一つ一つを冬支度する(何を?)ことにします。
 さて、道議選模様に何やら動きがあったような・・? 報道では、某市議が立候補を決めたと書かれています。かなり以前から噂があった、と言うよりご自身が様々な場で表明されておられたみたいですから、単なる噂の域は超えています。
 そもそも、国政選挙であれ、市長選挙であれ、このところいつも名前だけは浮上していたので、さぞかし市議の立場には不満足なのかとは見ていました。ともあれ、誰がどんな選挙に出ようとそれ自体は全く自由。ご自分の信念のままに、最後まで意思を貫いていただきたいと思います。
 ・・だけど、道政に打って出て何をやりたいのか、否その前に、市議として何をやったのか、会見で語られることになるのでしょうが、どこかの宇宙人みたいな言葉遊びだけは慎んでいただきたいと・・。せめて動機だけは「なるほど!」と唸らせてもらいたいところです。
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2010年11月18日

第1651回 ブレて支離滅裂に

f11c4738.jpg 陽射しがあって風がなければ、気温1℃と言ってもそれほど苦にはなりません。水溜りには薄氷が張っていた今朝の街頭演説。柳田法相の二通り発言問題と企業団体献金解禁に方針転換した民主党のマニフェスト違反、そして補正予算と不充分な景気対策について、約30分間にわたり訴えました。
 さて、北見出身の加藤修一参議院議員の質疑(参議院予算委員会)で、また一つ菅内閣のマッチポンプぶりが明らかになりました。6月に政府が認定した地域再生基盤強化交付金(30数都道府県の事業が対象)を、何と8月になって一方的に廃止通告。地方との協議も何もなく概算要求から消してしまったのです。以下、公明新聞の記事から抜粋しました。

               再生交付金の一方的打ち切り
                 参院予算委で加藤氏


 17日の参院予算委員会で公明党の加藤修一氏は、道路や汚水処理施設などの整備を進めるための地域再生基盤強化交付金を一方的に打ち切った政府の対応を厳しく追及した。
 加藤氏は、同交付金が、内閣府の行政事業レビュー(見直し)で「廃止を含め抜本的な見直し」と判断され、来年度予算概算要求に盛り込まれなかったことに言及。「政府が今年の6月まで(同交付金の対象事業の)認定を行いながら、突然8月に廃止となった。(自治体から見れば)二階に上げて、はしごを取るようなもの。地域主権と全く逆のことをやっている」と批判した。
 片山善博地域活性化担当相は「同じ問題意識を持っている。(複数年度にまたがる)継続事業はしかるべき措置が必要」との認識を表明。菅直人首相は「予算編成過程で調整したい」と述べた。


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2010年11月17日

第1650回 鼻炎? 風邪?

145b328d.PNG ここ数年、この時季のブログに明らかのように鼻炎に悩ませられています。あんまり鼻水が止まらないので、鼻の穴にツッぺ(これは標準語?それとも北海道弁?)をしてマスク。
 そうとは知らない方は「どうしたの?風邪?」と心配そうに聞いてきます。「いえいえ、ただの鼻炎でして・・」と何回答えたことでしょう。その煩わしさを逃れるため薬に頼るという方法もありますが、何せこのテの薬剤は睡眠作用もあって、一端飲んだらその後は仕事になりません。
 ということで、口呼吸でハーハーやりながら、せっせせっせと事務仕事に励んでいるというわけです。
 今週末は「小児アレルギー講演会」。本当にお忙しい中を、赤澤晃先生(都立小児総合医療センター アレルギー科医長)をお迎えして開催いたします。その準備もあるし、来年の統一選の仕込みもあるし、そろそろ12月定例市議会の質問骨子をまとめなくてはならないし・・ともかく、鼻炎くらいで休んではおられません。
 と強がっていたところ、どうも微熱。時折、寒気を感じてきて・・。敢えて体温を測ってはいませんが、ただの鼻炎なのか風邪なのか、どっちにしても気合いで乗り切るしかない日常なのであります。

2010年11月16日

第1649回 物流拠点の命運

1e0c9dce.jpg 国際バルク戦略港湾「釧路港選定推進総決起大会」。12月2日に予定されている第2回プレゼンへ向けて、蝦名市長に気合いを入れる(?)ためにオール経済界、政界が一堂に会して気勢を上げたところです。
 8月20日の第1回の際に届けた署名が4万8千人分。今回はさらに上積みして7万5千人分の署名簿が最終計画書とともに国交省に提出されます。
 もとより、客観的な地理環境の好条件や優位性を裏付けるデータ、そして物語と説得力ある将来見通しだけでなく、政治力、人脈なども含めて釧路の総合力で所管官僚のハートを動かさなくては、6候補地の中から釧路港が選ばれることはありません。はたして、関係者や市民の熱い願いの篭った署名簿が、どれほどの意味を持つものなのかは何とも言えませんが、「できることは何でもやる」精神で、意思のあるところに道を拓く行動以外にないのです。
 文字通り、物流拠点の命運を懸けたバルク戦略港湾選定問題。年明けには、その結論が出ると伝えられています。蝦名市長には、どのような秘策があるのか、ないのか、正面からぶつかるだけなのか、ともあれ結果がすべてです。知力と執念で、選定をもぎ取ってもらいたいと思います。
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2010年11月15日

第1648回 秋から冬を実感

88da84d8.jpg 3℃という低温で、しかも強風。今朝の街頭演説は寒いの何のって・・寒い寒い。装いは完全な冬モードにはなっておらず、それが余計に体感温度を下げてしまっているわけで、もうこうなったら次の木曜日からはチェンジします。真冬モードに突入です。
 今日は、補正予算案に反対する理由と菅外交の拙劣批判、そして企業献金解禁の公約違反問題等について述べました。ノボリ旗は倒れそうになるわ、鼻水は止まらなくなるわで苦心しながらも、何とか25分間戦ったというところです。
 さて、稲津久さんが本会議で質問に立ちました。益々逞しくなって活躍する姿を見るのは嬉しい限りです。以下、公明新聞の記事から紹介します。

               国家公務員 給与法改正案が審議入り
                  衆院本会議で稲津氏


 衆院は11日、本会議を開き、国家公務員の給与水準を定める給与法改正案の趣旨説明と質疑を行い、審議入りした。公明党から稲津久氏が質問に立った。
 稲津氏は、先の民主党代表選で菅直人首相が国家公務員の給与に関して「人事院勧告を超えた削減」を主張したにもかかわらず、政府提出の給与法改正案では人事院勧告通りに平均年間給与を1.5%削減する内容となったことに対し、「明らかに公約違反だ」と糾弾した。
 さらに、民主党が衆院選マニフェストなどに掲げた国家公務員の総人件費2割削減という公約についても「方向性が全く示されていない」と強調。「『(削減は)今後検討し、4年間かけて実行する』という答弁を繰り返し、問題をどんどん先送りする菅政権に政権担当能力はない」と厳しく批判し、明確な工程を示すよう訴えた。
 片山善博総務相は、人件費2割削減に向けて、今回とは別の給与法改正案を次期通常国会に提出する考えを示し、「現在の制度で勧告を上回る給与削減は異例の対応。法律的な問題や手順を検討するとともに職員団体の理解を得る努力が必要」と述べた。
 稲津氏は、この後行われた衆院総務委員会でも給与法改正案に関する質疑を行った。

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2010年11月14日

第1647回 釧路の学力の現状

336820ec.jpg 昼は、小松茂道議(釧路管内選出・自民党)の道政報告会(主催 小松茂連合後援会)。信義と約束を守って出席してきました。
 道議と高橋はるみ知事による対談形式で進められた道政報告。パワーポイントを駆使しながら、なかなかの演出でした。安易に流されず、敢えて挑戦的に参加者を喜ばせようとした試みに深く感銘したところです。
 夜は、第2回目の「釧路の教育を考える会」。新しい、しかも錚々たる4人を加えて、しっかり2時間互いの問題意識を披歴し合いました。
 この中で、補講の必要性が話題となり、どんなマンパワーを使えばいいかと・・。実は、今の大学生は貧しくて、ほとんどバイトに明け暮れていると言うのです。仕送りゼロの学生も珍しくはない、と。つまり、そうした学生を有償ボランティアで学校に入れるのが最も効果的ではないかという提案です。
 次に、釧路高専の問題。道内には函館、旭川、苫小牧を合わせて4校ありますが、1,999年当時は4校にそれほど学力の差がなかったのに、10年後の2009年には明らかな格差(北海道学力コンクール事務局が発表している合格者の内申平均と偏差値平均)が生まれ、釧路校だけが極端に低くなってしまっています。少子化が進む中にあって、仮に釧路高専が仕分けられるような事態になったら大変です。地元からの人材流出がさらに加速することになってしまいます。
 などなど、この他にも様々な課題について話し合いました。極めて有意義な会合となりまして、勢いがついたというわけではありませんが、近日中に第3回目を開催することになりそうです。

2010年11月13日

第1646回 かけがえのない存在

d46c405b.jpg 第35回釧路市特別支援学級・学校「学芸発表会」(主催 釧路市教育委員会 釧路市特別支援教育研究会)。所用のために後半だけの観賞になってしまいましたが、今年も純な子ども達のパフォーマンスに胸を熱くしました。
 これまでに何度も書いたと思いますが、身体や知能、情緒、一部の学習能力に障がいを抱える子ども達は、本当に心がやさしく、素直で思いやりがあって、そして無垢です。好き嫌いはあるでしょうが、恨んだり、疑ったり、人を差別したりはしません。
 しかし、彼らが等しく、それぞれの学校で正しく理解され、能力開発のための教育が受けられているかと言えば、必ずしもそうとは言い切れないのです。多くの保護者の声(ウチの奥さんを含めて)を聞くと、残念ながらそう言わざるを得ません。
 いずれ、彼らも厳しい現実社会の中に巣立っていきます。これから先どのような位置に立ち、どのような幸福を味わえるのか、とても楽観なんてできる時代でも社会でもありません。
 一方で、何かしらの障がいを持って生まれてくる子ども達は、着実に増え続けています。その原因については、今のところ「不明扱い」のようですが、何となく文明の歪みが生み出した一つの結果ではないかと・・
 そのうち、とは言っても近い将来には、アレルギッ子のようにどんな家族にも子か孫か甥か姪の中に、一人は障がいの子がいるような状況になるのかも知れません。
 気づいて、動いて、変わるまでに、果たしてどれくらいの時間をかけることになるのか・・? 政治は、その気になればその時間を短縮させることができる一つの装置であることは間違いありません。
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2010年11月12日

第1645回 KCMの挑戦を応援する

101112石炭セミナー 石炭セミナーin釧路(主催 釧路市)。講師は、財団法人日本エネルギー経済研究所の佐川篤男氏と釧路コールマインの村上洋一氏(常務執行役員)です。KCMについては、これまでの関わりから大抵のことは承知しているつもりでしたが、否、やはり新しい発見がいくつもありました。
 一つは、研修事業の相手国である中国とベトナムの「石炭生産量と死亡率」の具体的なデータ。
 1,999年、100万トン生産当たりの死亡率は中国で何と6.2、ベトナムでは3.43でした。仮に、KCMが中国レベルだとしたら、年間50万トンの生産ですから12人の死亡事故があるということになります。即、操業停止でしょうね。即、倒産かな。
 それが、昨年2009年には中国が0.89、ベトナムでは0.59にまで低下。KCMの「保安第一生産第二」の基本方針が、両国の現場まで浸透しつつある何よりの証拠、研修事業の大きな成果と言っても過言ではありません。
 生産量も中国では3倍、ベトナムでは4倍に飛躍しています。それを可能にしたのは、生産効率の追求や機械化の導入等々色々な要素があるとは思いますが、長年にわたり人によって蓄積されてきたKCMの総合力を人(日本)から人(相手国)へ丁寧に伝えたこと、これが最大であることは間違いありません。
 二つ目は、日本の国益。我が国は世界一の石炭輸入国です。できるだけ安定的に必要量を安価で確保することは、国内の産業を守る観点から極めて大事な戦略となっています。ところが、経済成長著しいアジア諸国が、石炭の輸出国から輸入国に転じた瞬間から、激しい獲得競争が始まり、日本のエネルギー政策に新たなリスクが生まれることになります。
 できるだけ自国の中で需給バランスを維持してもらうこと、そのためにKCMの技術を提供する・・これが研修事業の狙いであり、国益に適った究極の目的。その意味で、今しばらくKCMの使命は重大だと言わなくてはなりません。
 まずは、平成28年までは商業採炭を継続できるようにすること。そのためには、政治の支援も不可欠です。とともに、こうしたセミナーを東京のど真ん中で開かなくてはならないのではないかと改めて感じたところでもあります。
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2010年11月11日

第1644回 猛省を促す

13c3c6d7.jpg グンと気温も下がってきましたが、木曜日なので朝街頭。尖閣ビデオ問題、補正予算への対応、埋蔵文化の活用、病院の経営形態について、以上4点にわたり30分間演説しました。特に、補正予算については公明党が反対する理由を主張。その内容は、以下の公明新聞の記事をご参照下さい。
 このことで、菅内閣へ猛省を促すことになればと思いますが、さてさて驕れる政権に伝わるかどうかは怪しい限りです。

              提案を十分に反映せず
              デフレ脱却には力不足 中小企業、地方、農家を冷遇
               中央幹事会で決定


 公明党は11日、東京都新宿区の党本部で中央幹事会を開き、2010年度補正予算案に反対することを正式に決めた。予算関連法案である地方交付税法改正案への対応は党執行部に一任とした。
 中央幹事会終了後、山口那津男代表は記者会見し、党の対応について、大要次のような見解を述べた。

一、補正予算案への対応について、3つの理由から反対を表明したい。

一、一点目は公明党が提案した中身が十分に反映されていないことだ。政府・民主党は公明党が提案した項目について、(大枠で)24項目中23項目、95%以上を反映したと提示してきた。しかし、公明党は68項目を精査したが、公明党の要求が予算額で半額以上認められたものは22項目、約32%に過ぎない。極めて不十分な対応であり、政府・民主党の言う95%とはほど遠い。また、多少反映したものも、わずか22項目、約32%に過ぎない。まったく対応していないものも24項目、約35%に上る。

一、二点目は中小企業、地方、農家に冷たい内容であること。中小企業に対しては、緊急保証制度を今年度で打ち切り、(金融)円滑化法の延長について具体的な動きがない。予算委員会の質疑でも前向きな対応(答弁)はなかった。

一、地方に冷たいという点では、地方の使い勝手が良く、独自の事業もできる地域活性化交付金を1兆2000億円規模で手当てすべしと提案した。しかし、補正予算案では、わずか3500億円にとどまっている。交付金の額が大きければ景気対策として機動的で有効な対応ができる。

一、農業では、米価下落に対応するため、30万トンのコメの緊急買い入れなどの出口対策(需給調整対策)を取るべしと提案したが、対応がまったくなされていない。

一、三点目はデフレ(物価の持続的下落)脱却、景気を回復軌道に乗せる中身になっていないことだ。デフレ脱却と財政健全化を両立させるには、使える財源をフルに活用する必要がある。しかし、昨年度決算剰余金が約1兆6000億円ありながら、その半分の約8000億円しか財源にしていない。過去には、特別措置で剰余金全額を年度内に使ってきた。われわれが全額使うよう要求したにもかかわらず、半額にとどめたのは、デフレ脱却への強い対応が見られないことになる。

一、雇用のセーフティーネット(安全網)に一部対応しているが、本格的な雇用創出や民間需要を喚起できる対策にはなりきれていない。結果として、景気の回復軌道にはつながらない。したがって、十分な経済効果は期待できない。

一、公明党は9月2日に(緊急経済対策を発表し)補正予算の編成を求めたが、国会提出まで2カ月近くも経過し、(菅政権の対応が)遅すぎた。(景気の)二番底が懸念される中、日本経済に対する危機感が乏しい。また、政治とカネの問題については、積極的な対応をいまだにとろうとしていない。外交でも度重なる拙劣な対応をしてきた。菅首相の政権運営が問われている。こうした背景があることも指摘しなければならない。

一、(予算関連法案への対応に関して)いろいろな意見はあったが、執行部に一任となった。今後の議論や他党の動き、(補正予算案の)衆院での採決を見た上で、最終的に判断したい。

一、(党内論議で出た意見に関して)2回(議論を)やって、1回目は賛否が拮抗していたが、2回目は、かなり反対論が強くなった。企業・団体関係者や地方議員、党員に幅広く聞いた上で、反対のトーンが強くなったと受け止めている。


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2010年11月10日

第1643回 こんなんじゃ反対

ff9c95de.bmp 釧路空港に着いて、そのまま事務所に向かっている時にかかってきた電話。「H君が、体育の授業中に骨折しました。」というH中学校からのものでした。
 取り敢えず事務所で喫緊のことだけを済ませ、まずは病院。混んでいます。聞けば、柔道の技掛け練習時に変な投げられ形をしたようです。
 ようやく診察の順番が来てレントゲン。きれいにポッキリ折れていました。受験生としては、決して小さくないハンディを背負ったことになりますが、彼には反骨精神を持って、見事にこの危機を乗り越えてもらいたいと思います。

 さて、国の補正予算。公明党は反対の方針を固めたとのこと。それはそうでしょ、地方の景気対策として全く不十分ですから・・。以下、公明新聞の記事から。

              中小企業、農家置き去り
               子宮頸がんワクチンなど 公費助成 恒久化求める
                衆院予算委で石井政調会長


 衆院予算委員会は9日、2010年度補正予算案に関する基本的質疑を行い、公明党の石井啓一政務調査会長が質問に立った。

質疑要旨

 石井政調会長は、民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件に言及。同党の岡田克也幹事長が小沢元代表の国会招致に努力する意向を示しながら、事態が進展していない現状を指摘し、「(同党代表である)首相の決断が求められている」と迫った。
 菅直人首相は「最終的な判断を党代表に求められる場面があった場合は、私が最終責任者として判断する」と答えた。

 また、石井政調会長は10年度補正予算案に関して、公明党が早期編成を訴えてから政府の国会提出までに3カ月近くもかかったことに触れ、「あまりにも(対応が)遅すぎる」と批判。
 その上で、子宮頸がんワクチンや小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの接種に対する公費助成(10、11年度)が補正予算案に盛り込まれた点などを評価しつつも、3ワクチン接種は「恒久的に実施すべき」と訴えた。
 細川律夫厚生労働相は「積極的に対応していきたい」と述べた。

 一方、石井政調会長は補正予算案の「問題点もたくさんある」として、(1)緊急保証制度の今年度での打ち切りなど、中小企業に冷たい(2)自治体が自由に使える地域活性化交付金の額が少ないなど、地方に冷たい(3)政府の緊急買い入れなど、コメの需給調整への対応がなく、農家に冷たい――などと指摘した。
 これに加え、「当初(本)予算は堅実な財政支出をし、補正予算では思い切った景気対策を行う。これがデフレ(物価下落が続く状況)脱却と財政健全化の両立につながる道だ」と強調。その上で、09年度決算剰余金を半分しか活用せず、地方交付税の増額分の大半を11年度予算に回した点に触れ、「せっかくの財源をフルに活用していない。デフレ脱却に真剣に取り組んでいるのか」と追及した。

 このほか、石井政調会長は、政府と日銀がデフレ脱却の目標時期を共有し、双方が目標達成へ総力を挙げるよう求めた。


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2010年11月09日

第1642回 民営化でよみがえる

f813a1b6.jpg 仙台市の北に隣接する大和町。ここに、黒川郡4町村(一部事務組合)が開設し、社団法人地域医療振興協会が指定管理者となって運営にあたっている「公立黒川病院」があります。
 平成9年の移転改築から同17年の民営化まで、実は医師不足、患者数の減少に減価償却費の負担が加わって、資金不足と不良債務発生が常態化。病院経営は完全に行き詰りました(毎年度3億数千万円を他会計から繰り入れても、多い年度で3億円の事業赤字を出した)。役所直営の限界を感じた4町村は民営化を決断。労働組合の抵抗(実際の組合員よりも多い数の上部団体幹部が直接潰しにかかってきたとのこと)を乗り越えて、再生への挑戦が始まったのです。
 その時点で、公務員としては一度退職(勿論、退職金あり)し、改めて同協会の職員に採用された医師や看護師達。何が変わりましたか?の問いかけに対し力丸病院長は、〃弍弔亮由度が格段に高まった ▲好織奪佞離皀船戞璽轡腑鵑向上し、自発的に病院改革に参画してくれた 0緡典ヾ錣簗品等の購入について当たり前の厳しい交渉ができるようになった い箸發く病院全体が明るくなって「すべては患者さんのために」楽しく仕事ができるようになった と答えてくれました。
 会計上も収支が好転。民営化後4年目で単年度黒字を計上(平成18・19年の2ヶ年に限り赤字補てんとして各年度1億円づつ繰り入れ)し、病院再生が軌道に乗りました。今は、経営管理分7千万円と救急医療委託費1千万円を交付するだけで、医師の確保も含めた経営は同協会に委ねられています。
 「役所体質」からの脱却。できるようで簡単にできないテーマです。経営形態を見直したことで実現できた黒川病院の取り組みは、大事なことを示唆して余りあります。

2010年11月08日

第1641回 穴の差

9f695b30.jpg 年間50万人の見学者があって、世界遺産登録(北海道道南・北東北を中心とした縄文遺跡群)を目指す青森県三内丸山遺跡。何が凄いのか、以前から関心はあったものの、なかなかその機会を得られずにいましたが、思い切って今日行ってきました。
 はたして、我がまち釧路市の北斗遺跡と何が違ったか・・。一つは、大型の竪穴住居跡(北斗と同じ大きさのものもある)。建物自体は、勿論想像から復元したものですから「多分こうだったんだろう?」を超えないのですが、それでもやっぱりかなり大きいことは認めざるを得ないわけです。そして、掘立柱建物。これも相当に大きい。直径1mのクリの木の柱6本が屹立する櫓(やぐら)、その高さに圧倒されるとともに、それが一体何に使われていたのかは、未だ謎のまま(古代の魅力・面白さというのは、どれだけ謎に包まれているか)。
 二つには、施設整備の投資額。県有地に県立で建てた展示施設と復元住居跡、これに隣接する県立美術館を加えて何と約300億円。ま、北斗遺跡の70倍ってことになりますか・・。とても県には敵いませんです。
 が、しかし。時間軸で言えば、三内丸山は縄文時代の前期から中期にかけた約1、500年間の遺跡群。北斗は、旧石器時代の後期を含めて、縄文、続縄文、擦文、アイヌ時代の通算で約1万年という長さを同じゾーンに残す遺跡群。竪穴住居跡にしたって、三内丸山の約500軒に対し北斗・湿原周辺で1,200〜1,300はあるだろうと見込まれているのです。
 また、開通が近い新幹線の高架橋や電線、工場煙突が嫌でも目に入る三内丸山とは違って、北斗はまさに原始の風景そのままです。
 とは言うものの、いくら強がってみても、ふるさと教育・生涯学習・観光資源としての活用どれ一つ、青森県の足元にも及びません。それが、悔しい。でも、北斗遺跡の素晴らしさを改めて実感できましたし、これから、北斗らしく何ができるか、伸び代があると思って釧路なりに頑張ります。

2010年11月07日

第1640回 16年の歴史

白樺再開発協議会 平成22年度白樺台地域再開発協議会(高橋好一会長)の総会。お招きに預かり、万感の思いを持って出席してきました。
 今年年頭、同地域は唯一の商業施設を失ったショックからいち早く立ち上がり、署名運動を開始しました。しかし、誘致する宛ても見えず、果たして運動の結果どのような実を結ぶのか、関係者の誰もが全くの手探り状態。ともかく、動かずにはおられない、訴えずにはおられない、という心境のままに止むに止まれず、以外の何物でもありません。
 それが、紆余曲折はありながらも、とうとう地元スーパー「ヒロセ」さん出店が実現してしまいました。「やればできた! 動けば叶った!」・・今日の総会でも、しみじみとその喜びと達成感に浸ったところです。「月田さんもよくやってくれた!」と改めて感謝の言葉をかけていただき、逆に恐縮(とは言いながら、こういう場面は議員冥利でもありますが・・)。
 自信と誇りは、人々の心をつなぎ新しいパワーを生み出します。釧路市で最も高齢化が進む白樺台地域ですから、これからも様々な課題が発生することと思います。でも、今年見せた住民の結束と実績は、必ず今後の糧になるはずです。
 地域に根を張る議員、いざと言う時に頼りになる議員であり続けるよう、さらに精進を重ねていく決意です。
 それにしても、同協議会を立ち上げて16年。粘って続けてきて良かったですね、高橋会長。

2010年11月06日

第1639回 政治の力で変える領域

12ac4ed8.jpg 第55回釧路ルネサンス連続セミナー。「環境化学物質と子どもの脳の発達障害・・・ネオニコチノイド 有機リン農薬の危険性」のテーマで開催しました。講師は、東京都神経科学総合研究所の黒田洋一郎氏。
 ネオニコチノイドが、アセチルコリン受容体に直接作用し関与することで、脳の正常な発達を阻害したり神経伝達をかく乱する毒性を発揮する。その結果、記憶・学習・認知など高次機能に著しい悪影響を与えるということを学びました。
 以下、参加者から寄せられたアンケートの声です。
 「トキが舞う里は、村全体で農薬を使わないようにしていると聞きました。農水省、農薬メーカー、研究者の猛省を求めます。」(70歳 女性 無職)
 「私の周りにも、ご本人がウツであったり、お子さんが発達障害ではないかと思われる方がいます。とても悩んでおられます。危険な農薬を早く止めてほしいです。」(45歳 女性 会社員)
 「3月末まで小学校に勤めていましたが、この10年位の間に軽度発達障害の子どもが増えてきました。新農薬ネオニコチノイドがその一因という指摘に驚きました。早急な対策を早くお願いしたいです。」(64歳 男性 無職)
 「今の環境では、全てを完全に防ぐことは難しいと思いますが、やはり国にきちんと対処してもらうことを望みます。一日も早く悪循環を断ち切ってほしい。」(40歳 女性 会社員)

 黒田先生も中下裕子さん(NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議事務局長)もおっしゃっていました。「市民がいくら声を上げても省庁を動かすのは難しい。また、脳の世界は精緻で複雑で、科学的に100%毒性立証するにも時間がかかる。やはり、政治の判断と決断で状況を動かしていただくことに期待したい。」と。
 ダイオキシン規制法の時と同様に、やっぱりここは公明党の出番です。しっかりせねばと、改めて政治の責任とその重さを感じました。

2010年11月05日

第1638回 考え抜いた公明の挑戦

07ebd084.jpg 午前中は、去る3日の党員宅訪問で回り残したところに伺って挨拶。途中、市民相談を受けたりしながら、御礼と決意を申し上げました。
 さて、午後は市役所記者クラブで会見。明年の釧路市議選に挑む公認候補予定者の発表をしました。上口智也(現5期)、月田光明(現4期)、秋田慎一(現1期)、松橋尚文(現1期)の4名です。いずれも、昨4日の党中央幹事会で決定したものです。逢坂和子(現3期)議員は、党の定年制(内規・・任期中に66歳を超えない)を尊重し今期をもって勇退することとなりました。
 釧路市の人口は、残念ながら今後急速に減少を続けます。そのために、前例のない課題が続出することは避けられません。余剰公共施設の維持管理、未利用不動産の増大、超高齢化の進展等々・・。勿論、多額の市債を償還しながらの財政運営も容易なことでは全くありません。もとより、市民サービスの質・量をこれまで通り確保することの困難さは、行政・議会関係者であれば誰もが認識している厳しい現実なのです。大事なのは、充分に説明責任を果たし、いかにして市民からの理解と協力を得るか。
 やはり、行政のコンパクト化を限界まで進め、経常経費を大胆に削減していくことが何より肝要だと思います。スリムで、且つしなやかな強さと優しさを持つ市役所を作ること、そして、市民の代表たる議会は率先してその範を示すことこそ重要です。
 勿論、議会の定数はただ少なければいいと言うものでは決してありません。二元代表制がしっかり機能し、チェック・承認機関としての権能が発揮されなくては、瞬く間に市民の信頼を失うことになってしまいます。だからこそ、少数精鋭と議会機能の強化、何としてもこの二つを両立させなくてはならないのです。
 公明党は、今後の議会改革にあたって党派会派の事情が優先され、真に必要な議論が停滞することを危惧します。だから敢えて、市民の側に立った改革を進めるために1議席減の挑戦を決断しました。
 釧路市は、今大きな変革期にあります。現状の閉塞感と将来への不安が蔓延しつつあると言っても過言ではありません。わが公明党の放った一石が、これからの釧路再生へのエポックになるのであれば、これに過ぎる歓びはないと考えています。

2010年11月04日

第1637回 1人の存在

946d4be8.jpg 今日は、木曜日なので定例の朝街頭から出発。午前中は、教育の現状について某大先輩と懇談し、その流れで今月14日開催予定の「釧路の教育を考える会」にもお招きすることとなりました。
 その後は、今月と来月に控えている3回の講演会絡みの事務作業だったり、統一選関係の文書を作成したり、市民相談の対応経過を確認したり・・。

 さて、最後のリーグ戦を主将として見事に優勝で飾った斉藤佑樹君の記者会見。晴れやかな表情でプロ入りの決意を語ってくれました。1年目で何勝できるかという今の実力どうのこうのではなく、野球に打ち込む真摯さと謙虚さ、クレバーなコメント、そして華のある表情に魅せられます。
 王子の加入で、確実にチームの雰囲気は盛り上がるだけでなく、北海道全体が湧き立つことも間違いありません。1人の存在の重さを改めて思い知るであろう来シーズン。待ち遠しいです。と、その前に大事な大事な選挙ですが・・。
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2010年11月03日

第1636回 ノスタルジア

f4ae9389.jpg 午前中は、小児アレルギー講演会の実行委員会。過去に何度も開催している会合なので、当日のイメージも描きやすく、今日の打ち合わせで全体計画はほぼ固まったと言っていいと思います。
 午後からは、党員宅への挨拶回り。何だかんだで50軒近くは歩いたでしょうか。こういう時節に、党費を納めて党員になっていただいている御礼を心から申し上げました。
 さて、釧路の夕日。JCを中心に釧路の観光資源として、世界3大夕日をもっと発信しようという動きが活発になってきています。そしてこのたび、JCから依頼を受けたヒートボイスが釧路夕日のイメージソングを完成させました。
 曲名は「ノスタルジア」で、メロディラインも印象的だし、アレンジもストリングス(さすがに生ではないとしても)を使って壮大さを表現しています。
 11月7日(日)午後6時開演 釧路芸術館アートホール で開かれる「ヒートボイス結成15周年記念ライブ」で初披露されるとのことです。
(追記)実は、その数時間前に「まなぼっと」で開かれるJC主催「夕日文化祭」が本当の初披露になるとの情報をいただきました。ヒートボイスと共演する劇団東風K代表からのご指摘でした。
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2010年11月02日

第1635回 釧路川イノベーション

58e3c36a.jpg 監査委員会が行う工事監査。今年度は「釧路港東港区城山物揚場改良工事」を選定し、今日実施しました。技術調査の内容は、日本技術士会から派遣していただいた茅野光廣氏を中心に、‐絨矛弉茲箸寮姐臉 地域住民の意見反映 9期の妥当性 せ業目的と設計の適合性 ニ[瓠Υ霆爐僚綣虧漫´Τ匿値の根拠と説明準備 Ш播設計選択までのプロセス ┨法の先進性 ライフサイクルコストへの配慮 周辺環境への配慮 図面の完成度 積算基準とその根拠 入札・契約の透明性、公開性等々多岐にわたり、担当部及び施工業者から詳細にヒヤリングするとともに工事現場においても視察をしました。
 茅野技術士の講評は、施工計画書、施工・工程管理、品質管理、安全対策、工事写真記録などの資料を踏まえ、問題点は全くなく充分なスキルのもとに工事が行われているとして、お褒めをいただいたところです。
 さて、この釧路川リバーサイド。河口からJR橋までの区間は来年度で港湾施設の工事は完了し、一部隣接の公園整備が残るだけとなります。このゾーンは、まちなか観光の資源として申し分のない景観を提供するものであり、いよいよこれからはその活用についてしっかり検討を加えていかなくてはなりません。
 釧路川イノベーション・・決して大袈裟ではなく、それだけの価値はあるように思います。
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2010年11月01日

第1634回 マニフェストの破綻

a4a57ceb.jpg 霧雨模様の中、何とか工夫して朝の街頭演説。低温で手がかじかみ、鼻水も止まりませんでしたが、政府民主党のいい加減さをしっかり糾弾しました。
 特に、緊急総合経済対策として補正予算案に組み入れた1.3兆円の地方交付税交付金は歳入増のルール分であり民主党の政策ではないこと、しかも、そのうちの1兆円は来年度の交付。とても、緊急対策とは言えない代物なのです。まさに、水増し、猫だましと言うしかないではありませんか!
 また、地域活性化対策交付金3千5百億円は、あまりに少な過ぎます。公明党提案のように1.5兆円規模でなければ、とても現下の地域経済を下支えするカンフル剤にはなりえません。他にも、事業仕分けの問題等々厳しく述べましたが、取り敢えず以下、公明新聞の記事をご参照下さい。

               事業仕分け第3弾
             ジョブ・カードなど「目玉政策」に駄目出しも

 政府の行政刷新会議は先月30日に、特別会計(特会)を対象とした事業仕分け第3弾(前半)の作業を終えたが、ムダ削減の総決算と位置付けたはずの取り組みは、「財源の確保もわずかにとどまり、事業仕分けの限界が見えた」(同31日付「朝日」)と厳しい批判にさらされる結果となった。

 仕分け第3弾は、4日間で全18特会と各特会の計51勘定、48事業を検証。3特会、8事業を「廃止」、27事業を「予算圧縮」と判定したが、これらの事業を合わせても、来年度予算要求額は最大で約4300億円(国費ベース)の減額にとどまった。

 昨年秋の仕分け第1弾での実質的な削減額も約7000億円に過ぎず、今回で事業仕分けは一通り終了。民主党は09年の衆院選マニフェストで13年度までに総額16.8兆円の財源確保を約束したが、3回の仕分けの捻出額はこれに遠く及ばず、マニフェストの破綻が確実となった。「総予算の全面組み替えによる財源確保は、民主党が国民に与えた幻想だった」(同)ことがはっきりしたと言える。

 仕分けの判定が、民主党政権の政策と矛盾する問題も生じている。公明党の推進で2008年4月にスタートした若者の雇用支援策である「ジョブ・カード」は、事業仕分けで「廃止」と判定。ところが、今年6月に閣議決定された「新成長戦略」では、20年までに同カードの取得者を300万人にするとの目標を掲げ、8月の11年度予算案概算要求にも盛り込まれており、「仕分けは菅政権の『ど真ん中』の政策に駄目出し」(10月28日付「東京」)する格好となった。

 同様に、年金記録問題対策でも、紙台帳とコンピューター記録を照合する業務の来年度予算要求額を「2割程度削減」と判定。民主党が進めてきた「看板政策」にブレーキをかける事態を招いた。

 結局、民主党による事業仕分けは世論の期待を裏切る形で、国民に約束したマニフェストの財源捻出もできず、政権の政策を自ら否定するような矛盾まで露呈し、事実上の幕引きとなった。パフォーマンス優先の付け焼き刃的な仕分け作業には限界があるのは当然であり、今後は、国会の場で徹底してムダ削減に取り組み、国民の期待に真正面から応えるべきだろう。

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