2012年02月

2012年02月29日

第2070回 閏日、そして春弥生

 4年に1度の閏日。
 1日多いことが得なのか損なのかは、置かれている状況によって人それぞれ。

 国会では、例年にはないこの1日を使って今年初めての党首討論が行われました。
 それにしても、この党首討論。あまりに短い。

 攻めあぐねて、と言うより逆に野田総理の応戦にタジタジだった谷垣総裁。
 もともと討論が得意ではない人なのかも知れません。

 その点、ウチの山口代表は限られた時間の中で簡潔に詰問。
 「社会保障と税の一体改革と言ったって、閣議決定した大綱はそのすべてが法案になるとは考えていないと民主党幹事長が発言した。一体改革と言う以上は肝心の年金改革案も含めて、きちっと法案化すべきだ。結局は消費税増税先行で、先のことはウヤムヤ。これでは、与野党協議なんてできるわけがないじゃないか!」と。

 それにしても、何回でも言いますが、この党首討論はあまりに短か過ぎます。
 是非、政府与党側の度量を見せてもらいたいと思いますが・・。

 さて、明日から春3月。
 旧暦3月の呼称は「弥生」です。

 「弥」・・いよいよ、ますます
 「生」・・草木が生まれる

 細長い日本列島。
 南国から花の便りが届く季節が来ました。

 しかし、北海道ではとてもとても春の実感はありません。
 今日、今年の桜の開花予測が出ましたが、釧路は5月17日で根室は同18日。

 季語一つ取って見ても、本州基準とはかなりのズレを認めざるを得ません。

 明日からは、釧路市議会でも各派代表質問が始まります。
 地域性に根を張った骨太の議論を期待しましょう。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2012年02月28日

第2069回 石炭を見直す時代

7d81fab8.jpg 原発の再稼働が難しくなってきています。
 安全性に対する住民の信頼がこれ程まで地に落ちた以上、稼働原発ゼロは避けられないように思います。

 福島の原発事故以降、安定的な電力供給が滞るかの如き報道もありましたが、今、ほとんどの原発が止まっている状態にもかかわらず、最近は計画停電の話しもありません。(あれは、一種の脅しだったと言うしかないですね)
 このまま実質的な脱原発社会に進んでいくことを期待します。

 問題は、すべての原発を廃炉にするとした場合、どれ位のコストが必要になるか。
 改めて、原発はカネのかかるエネルギーだったことを感じます。

 さて、そこで石炭。
 再評価される時代が来ました。

 以下、稲津久衆議院議員のホームページからの転載です。
 磯子の新火発を視察した記事が書かれています。


    最先端の石炭火力発電所・・・磯子火力発電所を視察

 首都圏を中心とした地域への電力の安定供給を目的とした、磯子火力発電所を視察させていただきました。
 磯子火力発電所昭和40年代はじめに、国の石炭政策に沿って建設され、大都市部に位置する発電所として、日本で初めての公害防止協定を横浜市と締結、いちはやく排煙脱硫装置を建設するなど、環境保全に力をいれつつ、電力の安定供給に努めてきた発電所です。

 平成8年から、老朽化した旧1号機・2号機を運転しながら新1号機・2号機の建設に着手。生まれかわった磯子火力発電所は、最新の環境設備の導入により環境負荷低減とエネルギー効率向上を世界最高水準で両立したコンパクトな都市型石炭火力発電所です。

 今後の電力の安定供給には、将来的には再生可能エネルギー等を増やしていくにしても、そのバックアップ電力としての石炭火力発電は欠かすことのできない電力です。石炭火力は、CO2を多く出すエネルギーと見られがちですが、日本の持つクリーンコール技術は、世界でも最先端を行く技術で、将来的にはCO2排出0をめざす、ゼロエミッション技術の開発にも取り組んでいます。

 全国にある石炭火力発電所に、高い発電効率と高い環境性能を併せ持つ、世界最高レベルのクリーンコール技術を導入し、電力の安定供給に資するべきではないかと考えています。

<引用は以上>

 KCMが稼働している釧路は、エネルギーの自立が可能な地域と言えます。
 メガソーラー進出のプロジェクトも動き始めました。

 釧路の次なる可能性の一つは、実はこのエネルギー問題なのかも知れません。
 政策的にじっくり練り上げていく必要がありますね。

2012年02月27日

第2068回 TPPの大罪・・良心の呵責はないのか

e00b4dc1.jpg TPPに関する講演会(主催 釧路地区農業協同組合組合長会 釧路地区酪農対策協議会)。
 会場となった釧路全日空ホテル3階に溢れるほどの参加者が集って開催されました。

 すでに、TPPに反対または慎重の決議をした県議会が44、市町村議会では1,425と圧倒的とも言える大多数が交渉参加に懸念を表明しています。
 また、国会議員の過半数を超える365人が反対請願の紹介議員になっていて、普通の民主主義国家なら、とても前に進める状況にはありません。

 しかし、野田総理は昨年11月、APECハワイ会合で参加表明。
 その後も、輸出企業の利益しか念頭にない姿勢を崩していません。

 講師の鈴木宣弘氏(東京大学大学院教授 農学博士)は、「国民をだまして、国をとんでもない方向に持っていってしまっても何とも思わないのだろうか。『良心の呵責』というものはないのか」と政府の対応を批判されていました。

 さて、TPPの問題点について、ここでその詳細を述べることは困難です。
 というか、あまりにも多岐にわたるので、当ブログには馴染みません。

 今日の講演会で最も強く印象に残った1点についてのみ紹介することにします。
 予めご了承ください。

 「米国が追及している大原則は競争条件の平準化であり、これはつまり米国にとって参入障壁となるルールはなくせということである。
 これと『ISD条項(毒素条項)』の濫用が組み合わされると、各国が低所得層支援や人の健康、環境保護のために実施している制度さえも訴訟の対象とされて、国に対して損害賠償や制度撤廃が請求される。

 これまでも米国は、カナダの二酸化炭素排出規制が厳し過ぎるとか、豪州の薬価補助制度(低所得層のために薬価を低く維持する補助金制度)を廃止するよう要求している。
 日本に対しては、国民健康保険、郵政、共済、遺伝子組換え食品の表示制度など、様々な案件が対象とされるだろう」

 もとより、ある程度の自由貿易を否定するものではありません。
 日本国内市場だけで、我が国の経済が成り立つものではないことも承知しています。

 しかし、あまりに不平等な協定を認めることはできないということです。
 それは、決して正しい「開国」とは言えません。

 韓米自由貿易協定には、次のような内容が含まれているとのこと。
 主催者が配布した資料の中から、一部抜粋して紹介します。

 ISD条項・・米国企業は韓国の政策によって損害を被った場合に、国際機関に提訴できる。政策の正当性ではなく、外資に損害を及ぼしたかどうかだけの基準で審査される。

 ラチェット条項・・逆進防止措置。条約で決めた規制緩和は何があっても元に戻さない。仮に米国でBSEが発生しても韓国は牛肉の輸入を中止できない。

 無違反提訴条項・・米国企業が期待した利益を得られなかった場合、韓国がFTAに違反しなくても米国政府が国際機関に提訴できる。


 協定締結後、韓国はこの問題で大騒ぎになりました。
 締結前ではなく締結後、にです。

 つまり、事前に国民には必要な情報が知らされていなかったということかと思います。
 これは、今の日本も全く同じ状況です。

 APEC直前の世論調査で「TPPについての情報が不十分で判断できない」と答えた人が9割。
 政府によって、いかに情報がコントロールされているかの証です。

 危険な臭いを感じます。
 国民世論と野党の力で、ここはしっかりブレーキをかけなくてはなりません。

 農業者だけの問題ではないのです。

2012年02月26日

第2067回 選挙回避の思惑から?

f0c90b93.jpg 先日、笠井龍司道議の「新春の集い」で、某町長さんが「今年の解散総選挙は必至。絶対にある!」と明言。
 確かに、消費税増税やTPP参加問題などで、与党内の分裂が不可避に見える中、場合によっては内閣不信任案が可決する局面も十分に考えられます。

 しかし、それを阻む最大の壁が選挙制度の違憲状態。
 現状のまま、仮に選挙をやったとしても、選挙そのものが違憲となり司法が無効と断ずることに・・。

 この間、与野党協議が牛歩の如く進まないのは、一にも二にも選挙を回避したい与党の思惑によるものと言わざるを得ません。
 まさに、立法府の責任放棄にも等しい怠慢です。

 以下、山口那津男代表の会見の抜粋です。(公明新聞の記事から)


         選挙制度改革 与党の準備不足、猛省促す

 公明党の山口那津男代表は23日、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、衆院選挙制度改革について見解を述べた。

 山口代表は、衆院選挙区画定審議会(区割り審)の野田首相への勧告期限が25日に迫る中、22日の与野党幹事長・書記局長会談で実質的な協議の進展がなかったことについて「極めて残念だ」と強調。最高裁判決で「違憲状態」と指摘された衆院選の「1票の格差」の是正について「立法府として合意をつくるという大きな責任がある」とし、「(会談を)主宰する与党の幹事長がどういう方針で臨むか、しっかり準備をして一定の前進を図るべきだった。与党側に猛省を促したい」と述べた。

 また、政府が、衆院議員定数の80削減を閣議決定したことについて「行政府が立法府のテーマについて、閣議で意思決定をすること自体が憲法の三権分立の趣旨から大きく外れる越権行為だ」と厳しく指摘。さらに「“(各党)協議の最中”でありながら、いわば“出過ぎた意思決定”を行政府がする、二重の意味で大きな問題がある」と力説した。

 また、「民主党が(協議を主宰し、結論を導く)与党としての責任を積極的に果たそうとせず、解散を遅らせる言い訳のように使うとすれば、それは到底国民の理解を得られるところではない」と糾弾。その上で「選挙制度改革と『1票の格差』是正、議員定数削減の在り方をしっかり議論し、早急に合意をつくり出すべきだ」と強調した。

2012年02月25日

第2066回 最も変化に適応する種

 昨日の「教育行政方針」に引き続いて、今日は蝦名市長による「市政方針」を紹介します。
 しかし、これが結構な長文。

 エキスを抜き書くことも難しい・・^^
 なので、終章の一部分だけに絞りました。(全文は市のホームページをご参照下さい)

 『「生き残るのは最強の種でもなければ、最も賢い種でもなく、最も変化に適応する種なのである」
 これは進化論で有名なイギリスの自然科学者チャールズ・ダ―ウィンの言葉です。
 現在は、先の見えない厳しい時代であると同時に、震災後は漠とした不安が社会を覆い、難問が織り重なっています。
 今、私たちに求められているのは、成功体験やこれまでの常識に囚われることなく、環境の変化に対応して自ら変化を志向していくことのできる体質への転換です』

 『社会環境の変化の中で今後においても持続可能な発展を目指す、そのための改革は時として痛みを伴うこともあるでしょう。
 しかし、厳しくとも、真摯に課題と向き合う姿勢が市民の皆様のご理解やご協力、様々な支援につながり、必ずや課題を乗り越え、明るい未来を切り拓くことができるものと確信しております』

 『右肩上がりの成長の時代を享受してきた私たちは、将来世代の輝く明日のために、いまなすべきことを着実に実行していかなければなりません。
 この街と、ここに住む人々の持つ可能性を信じて、市民の皆様とともに紡いだ思いや願いを実現するため、弛まぬ行動力を持って、邁進してまいる所存であります』


 都市経営戦略プランを推進していかなくてはならない社会背景を述べながら、改革の断行を宣言した決意文とも言える内容です。
 視点は決してズレてはいません。

 新聞で各派の感想が報じられていましたが、「公有資産マネジメント」「経常支出の抑制」「フィットネスセンター廃止等行政サービスの見直し」などなど、厳しい財政運営の中で避けては通れない課題から逃げない姿勢は、充分に評価したいと思います。

 個人的にも「標準学力テストの実施」や「道立高等支援学校の設置」を決断して下さったことは感謝に絶えません。

 その上で、敢えて物足りない点を挙げるとしたら「地域経済」と「総合力発揮のアイデアと戦略」です。
 詳しくは、また次の機会に譲りたいと思いますが、やはり閉塞感を打ち破る力強いメッセージに欠けています。

 審議の中で、しっかり議論したいと考えているところです。
gekko946 at 23:59|この記事のURLComments(0)議会報告 

2012年02月24日

第2065回 確かな学力の確立

 いよいよ今日から2月定例市議会が開会。
 市政方針・教育行政方針の各演説、そして提出議案の説明がありました。

 多分に順序が違うかも知れませんが、やはりこのところ教育問題に強く関わってきていますので、まずは千葉教育長による「教育行政方針」から取り上げてみたいと思います。
 勿論、抜粋です。

 『新しい知識・情報が社会のあらゆる活動の基盤として重要性を増す時代において、子どもたちが自立して生きていくためには、主体的に学ぶ意欲を高め、基礎的・基本的な知識や技能を身に付け、それらを活用できる力を確立することが必要であります。

 そのため、各校が子どもたち一人一人の学力の定着状況を的確に把握し、個に応じたきめ細やかな指導の充実を図るとともに、小学校3〜5年生、中学校1・2年生を対象に国語、算数・数学の学習単元等に対する到達度を調査する標準学力テストを実施してまいります。

 また、標準学力テストにより把握した釧路市の子どもたちの学力の状況と課題について、学識経験者等による「基礎学力検証改善委員会」を設置し、学力向上に関するより効果的な支援の方策や指導の改善策を検討し、各校へ還元してまいります。

 本年度の全国学力・学習状況調査は、新たに理科が加わり抽出調査として実施されますが、教育委員会としましては北海道教育委員会の全国学力・学習状況調査活用事業により、学習指導の成果と課題を検証し、各校の学力向上に資するよう努めてまいります。

 また、授業改善に向けた研修講座の開催や優れた学力向上の取組みを紹介する実践事例集の発行、北海道教育大学との連携による夏・冬休みにおける学習サポートの充実や教育委員会嘱託職員による放課後学習サポートの支援、家庭における学習習慣づくりに向けた「家庭学習の手引き」の活用など、釧路市学校改善プランを推進してまいります』

 『すべての学校が教育活動の状況を積極的に発信するほか、保護者や地域と情報や課題を共有しながら、主体的な学校運営の改善が図られるよう支援してまいります。
 また、家庭・地域と協働する開かれた学校づくりを一層進めるため、保護者・地域が学校運営等に参画するコミュ二ティ・スクールの具現化に向けて、調査研究を進めてまいります』

 『加えて、教科指導における言語活動の充実などの今日的な教育課題に即した校内研修の活性化や最大の教育環境である教職員の使命感や指導の専門性など、資質・能力の向上に努めてまいります』

 『小1プロブレム・中1ギャップなどの進学直後の不適応を未然に防止し、発達段階の学習内容の確実な定着を図るため、保育所・幼稚園・小学校・中学校相互の情報共有と実践交流を積極的に推進してまいります』

 
 基礎学力向上については、以上のような取組みが明らかになりました。
 一つの課題を除いては、これまでの議会議論や「釧路の教育を考える会」が提言した内容が十分に盛り込まれています。
 そう、あの一つを除いては・・。

 それは、学力情報の数値による公表。
 別に個人の情報公開を求めているのではありません。
 学校毎の平均正答率でいいのです。

 なぜ、平均正答率なのか。
 実は、20点、30点の層がゴロゴロしていると、平均点は上がりません。

 基礎学力問題というのは、90点と20点がいて「平均は55点だからまずまず」というものではないのです。
 小学校段階では、少なくても50点以下を無くすることが重要なのです。

 そこまで各学校が丁寧に真剣にやっているのかどうか?
 それは、平均正答率を見ないと分かりません。

 子どもたちが、最低限必要な基礎学力を身につけているのかどうか、また、きちんと教えられれば分かる・できるのに、中途半端なまま放置されてはいないか・・。
 そして、保護者が家庭学習の本当の重要性を理解し、その取組み姿勢を変えるためにも、現状を正確に認識してもらう必要があるのです。

 残念ながら、今日の教育行政方針では学力テストの結果公表について言及がありませんでした。
 審議の中で質していくしかありません。

 ただし、教育長は最後にこう締め括りました。
 『子どもたちにとって、学ぶ力(学び方)、学ぼうとする力(学ぶ意欲)、学んで得た力(基礎基本)が生きて働く知恵となり、心豊かでたくましく生きる子どもたちの育成に向けて、その道標となる教育推進計画を策定し、釧路市教育の歩みを力強く進めてまいります』と。

 この思いがあれば、充分に議論は噛み合うに違いないと確信します。

2012年02月23日

第2064回 今こそ国民の監視が必要

fa2b59f2.jpg 予算委員会の質疑が始まっています。
 最大のテーマは、税と社会保障の一体改革。

 やるべき事をやらないで、増税だけは譲らない姿勢の野田総理。
 昨日、石井啓一政調会長が厳しく政府の対応を追及しました。

 <以下、公明新聞の記事から抜粋>

現行より多額の消費税! 多くの方が受給額減る!
最低保障年金満額は40年後! 国民年金加入者は保険料が倍増!
問題多く実現性乏しい! 財源は税制全体の改革で!


 衆院予算委員会は22日、社会保障と税の一体改革に関する集中審議を行い、公明党から石井啓一政務調査会長が質問に立った。 

 石井氏は「超高齢社会にあっても社会保障制度を持続可能とするためには、安定的な財源は必要だ」と指摘。一体改革に向けては、(1)社会保障改革の具体化(2)景気回復(3)行政改革の徹底(4)消費税の使途を社会保障に限定(5)消費税に限らず税制全体の改革で財源を捻出―の5条件が必要だとの見解を示した。

 その上で政府が決定した一体改革の大綱には、年金の将来像が示されていないとして、「与野党協議は否定していないが、前提条件として民主党の年金改革の具体案を早く示してほしい。示せないなら年金改革案は諦めるべきだ」と重ねて迫ったが、岡田克也副総理は「基本的な考え方は大綱の中に入っている」と強弁した。

 また石井氏は、民主党が公表した新年金制度の財政試算が参考程度であり、同党が正式決定したものではないことに言及。「民主党として正式に位置付けた試算を早く出すべきだ」と求めた。

 また、「身を切る改革」として国会議員定数の削減が議論されていることに触れ、定数削減は選挙制度改革の中で議論すべきであり、「消費税引き上げの関連で議論するのはどうかと思う。むしろ国会議員の歳費削減こそ議論すべきだ」と訴えた。

 さらに石井氏は、大綱では社会保障の財源を消費税に限定していることについて、「ほかの税目も含めて税制全体で社会保障の財源を生み出していくべきだ」と主張した。

 一方、民主党が掲げている最低保障年金の創設について石井氏は、▽現行制度より多額の消費税が必要▽多くの方の年金受給額が減る▽満額支給は制度開始から40年後のため、当面の無年金、低年金対策には役立たない―と指摘。さらに、年金制度の一元化により国民年金加入者の保険料が倍増するなどの問題点があることを列挙し、「民主党の年金改革案は実現性が乏しい。取り下げてはどうか」と迫った。これに対し、野田佳彦首相は「柔軟に対応してほしい」と従来の答弁を繰り返した。

 さらに石井氏は、民主党案の年金保険料が15%とされていることに関連し、これには障害年金や遺族年金は含まれていないとして、「遺族年金や障害年金を含むと約18%というのが、民主党の本当の保険料率ではないのか」と追及。小宮山洋子厚生労働相は「そういう形になるが、別に隠していたわけではない」と釈明した。

2012年02月21日

第2063回 「子ども未来塾」への期待とエール

 釧路の教育を考える会(角田憲治会長)。
 今夜は、2月度全体会議を開き当面の活動について協議しました。

 まずは「くしろ子ども未来塾」との連携と協力。
 立ち上げ準備に当たっている吉田敦子さんと山本真吾さんから、同塾の目的や活動の進め方などの説明を直接お聞きしました。

 3月4日(日)に第1回目を開催した以降は、原則毎月第1土か日の午前10時から12時まで実施。
 4歳〜12歳(保護者同伴)位までを対象に、学習(国語・算数・英語)や日本の伝統文化(書道・華道・茶道・日本舞踊)の他、アートフラワー、絵画、バレエなどの講座を用意します。

 1日の受講料300円で、どの講座を受けようとも、またいくつ受けても構いません。
 講師陣(全員ボランティア)は、勿論その道の専門家ばかりです。

 会場は、第1回目が「コアかがやき」で、2回目から「コア鳥取」「コア大空」を巡回して開催。
 定着具合を見ながら、先々は3館同時開催をめざすとしています。

 吉田さん、山本さんは語ります。
 『子どもの基礎学力向上をサポートする活動、家庭教育・子育て教育をサポートする活動、子どもが自分の住んでいる地域を理解し誇りを持てるようにする活動などを通し、子ども達の育ちを応援していきたい』と。

 早速、今日の参加者から「よくわかる分数・少数講座」とか「誰でもできる護身術」とか「お母さんのための家庭学習講座」等々、自ら名乗りが上がりました。

 教育を考える会の会員は実に多彩です。
 何らかの協力ができるのではないかと思っています。


 次に「釧路の教育を考えるフォーラム」の開催。
 4月に釧新さんとの共催で市民公開型の会合を計画しています。

 今日の全体会議では、基調講演の講師、パネラー等々の課題について意見交換。
 日程が固まり次第、一気に具体化を図ることを確認しました。


 最後に「FMくしろ」の番組における『基礎学力を考えるコーナー』について。
 月2回(1回で10分)、1年間のロングシリーズ(計24回)になる予定です。

 明るくて楽しい、そして役に立つ番組を作るには・・。
 言葉で言うほど、簡単なことではありません。

 出演者、コンテンツの整理、収録予定など打ち合わせが進むにつれて徐々に緊張感が増してきたように感じます^^

 「こんなはずじゃなかった!」とならないように、放送作家役のTさんを中心に入念な仕込みが必要です。
 ・・・とは言うものの、何とかなるとは思いますが^^

2012年02月20日

第2062回 代表質問のラインナップ

 午前に開かれた議会運営委員会(高橋一彦委員長)。
 2月定例議会の日程等について協議・確認しました。

 今月24日に開会し、市政方針・教育行政方針の各演説、議案提案が行われ一旦は議案審査のために休会。
 翌3月1日から各派代表質問が始まり論戦のスタートとなります。

 今日明らかとなった各派の代表質問者は以下の通り。
  自民ク・・続木敏博議員
  市民連・・佐藤勝秋議員
  公明党・・松橋尚文議員
  共産党・・石川明美議員
  自新ク・・森 豊 議員
  市政ク・・土岐政人議員
  政進会・・鶴間秀典議員

 「フィットネスセンター廃止条例案」「防災計画の見直し等防災・減災対策」「釧路市高齢者保健福祉計画2012〜2014」「消防体制」「釧路市都市経営戦略プラン」「市立阿寒病院の経営形態問題」「財産処分」「ホームページのリニューアル」「公有資産マネジメント」「基礎学力問題」「学校耐震化PFI方式導入」等々が主なテーマになるものと思われます。

 それから、今秋は市長選挙。
 今議会で、蝦名市長の立起表明があるのかどうか。

 無投票再選はあり得ないと思いますので、そろそろ旗を立てなくてはならない時期に差し掛かっています。
 順当であれば、自新クの代表質問の中で触れられるのか?

 市長選については、わが会派はニュートラル。
 候補者が出揃って、それぞれの政策が示されて、そして慎重な党内議論を経て旗色を決めることになります。

 残暑厳しい、熱い秋になりそうですね^^
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)議会報告 

2012年02月19日

第2061回 アトピッ子に寄り添う

df170eff.jpg 小児アレルギー講演会(主催 同実行委員会)。 
 午前10時から釧路プリンスホテルを会場に開催しました。

 講師は、都立小児総合医療センターのアレルギー科医長 赤澤 晃医学博士。
 テーマは「アトピー性皮膚炎の正しい理解と治療」です。

 140名を超える参加者は、赤澤先生の丁寧で切れ味の良い講演を聴講。
 改めて、アレルギー疾患、特にアトピー性皮膚炎の理解を深めたことと思います。

 さて、今回は赤澤講演のサブゲストとして、同医療センターのアレルギーエデュケータ― 益子育代さんも登壇。
 40分間にわたって「正しいスキンケア講座」を行っていただきました。

 具体的で実践的な正しいスキンケアの方法。
 中でも、普通の石鹸の泡立て方、洗い方は大いに参考になりました。

 午後は、A会場で個別相談会。
 3組の相談者が赤澤先生による国内トップレベルのアドバイスを受けました。

 それぞれ不安だらけでアレルギーと戦っていた相談者が、終了後に見せた晴れ晴れとした笑顔。
 初めて聴くEBM(根拠に基づいた治療)の明快さに、心の底から安心したのでしょう。

 その逆に、統計処理を踏んでいない可笑しな我流治療がどれほど怖ろしいかを痛感しました。
 「まだ、そんなことをやっているのか!」と、苛立ちと憤りを抑えられません。

 B会場では、保育園、幼稚園関係者と保健師の皆さんを対象にした「スキンケア実践教室」と「保育所におけるアレルギー対応ガイドラインの研修」を実施。
 すぐ役に立つ濃密な内容だったと思います。

 赤澤先生、益子ナースには、帰路につくギリギリまでご奮闘願いました。
 有難い限りです。
 赤澤先生の誠実さには、毎回のことですが本当に頭が下がります。

 道内唯一人のアレルギーエデュケータ― 市立釧路総合病院の長沼ナースも実践教室では大活躍。
 わが釧路にも、アレルギーの高い専門性を持ったナースが育っていることを嬉しく思いますし、また誇らしい気持ちです。

 振り返れば、第1回目のアレルギー講演会開催から8年。
 まさに、継続は力なり。

 これからも、悩めるアトピッ子に寄り添っていく決意です。
 ご協力下さった皆様に、深く感謝と御礼を申し上げます。

2012年02月17日

第2060回 44,902筆を添えて要望

b774a95f.jpg 朝、出札前の慌ただしい時間帯の電話。
 相手は千葉教育長で『今日、ダメですね。日程を変えますか』と。

 「はて?」
 『ニュース見てませんか? JRは全面運休です、脱線事故の関係で』

 「えッ、そんな!」
 確かに、そのままテレビに目をやると流れていました。
 『スーパーおおぞら・・・運休もしくは一部運休』

 しかし、他の同行メンバー全員と連絡を取り合う時間的余裕はないので、取り敢えず駅に行ってから善後策を考えるしかありません。
 駅にはすでに全員が集合済み。

 『一つ後の6号が出るそうです。新夕張までは』
 「よし、それで行きましょう。ん? 新夕張到着予定は12時か、何とか間に合うでしょう!」

 こんな事態なので、グリーン車以外は全ての車両が自由席。
 2号と4号、6号の乗客が集中することになるため激しい争奪戦になるかと思いきや、その逆でどの号車も空席が目立ちました。

 『運休もしくは一部運休』の報道を見て、多くの方が諦めたのかも知れません。
 ともかく、夕張―札幌間の道路事情も分かりませんから、はたして何時になったら着けることやら確たる見通しもないまま出発。

 道中、幾度となく千葉さんと知事室との協議は続き、最終的に副知事・教育長それぞれのアポを30分遅らせることになりました。
 新夕張駅プラットホームで、TV各社のカメラに晒されましたが、代行バスも順調に進み約束の14時前には道庁に到着。

 14:00 高井 修副知事。
 『遠いところ、また交通事情が悪い中よくお越し下さいました』
 14:30 高橋教一道教育長。
 『大変な状況にもかかわらず、ご苦労さまでした』

 釧路市・釧路管内選出の全6道議も同席しての要望は、結果的に、JRのお陰で強く印象に残る面会となりました^^
 ともかく、万感を込めて44,902筆の署名簿を添えて「道立釧路高等支援学校の平成26年度開校」を要望。
 
 副知事及び教育長からは『遠距離送迎の問題、また卒業後の就職などを考えても釧路に専門的な教育や支援が受けられる高等学校の配置は重要と認識している。今後の出願生徒数の推移見通しや校舎の問題等、課題を整理しながら前向きに検討したい。数多くの署名や顧問の先生方のご意向についても重く受け止めています』(趣意)とのコメントがありました。

 さて、帰路。
 同じく札幌ー新夕張間は代行バスで、しかも特急は間引き運行。

 座席に座れない客も出るほど超満員状態の中、大幅に遅れての出発。
 釧路駅到着は23時を過ぎていました。

 朝は、どうなることかと思いましたが、何とか終わりました。
 ホッとしました。

 このあとは、道議会の議論をジッと見守りたいと思います。

2012年02月16日

第2059回 重要報告案件です

 2月予算議会の招集を24日に控えて、提案予定の議案及び重要報告案件等について説明がありました。
 毎年のことながら、いよいよ間近に迫ってきたという実感がします。

 やはり議会(本会議であれ委員会であれ)こそ、議員の本舞台。
 市民の負託を受けた代表として相応しい論戦を戦わせること、まずここで勝負できる力量こそが基本です。

 議員になって、早18年。
 常に初心に立ち返って、自らの使命と責任を噛みしめながら毎回の議会に臨んできました。

 これからも、その姿勢だけは堅持していかなくてはなりません。
 まだまだ学ぶことは尽きないと思う昨今です。

 さて、重要報告案件。
 全部は紙面の関係で無理(自己規制)としても、この際いくつかは紹介したいと思います。

 まずは「防災まちづくり拠点施設の整備」です。
 市役所裏の第2庁舎横に地上4階建の防災拠点を建設(完成は平成26年度)し、現在市役所の地下にある電気室や電算室、避難所、備蓄庫、応急処置室、災害救援物資の保管場所として使います。

 財源は、都市防災推進事業費補助(補助率1/2)をはじめ、合併特例債(起債充当率95%、交付税措置70%)、緊急防災・減災事業債(起債充当率90%、交付税措置70%)を最大限に活用するため、建設時の一般財源の持ち出しはほとんどありません。
 平成24年度は、基本設計・実施設計を行います。

 これで、ある程度の津波が来ても、市役所(災害対策本部)の電気系統が使い物にならなくなって行政機能がストップするという最悪の事態は回避できます。

 次に「台北市立動物園との友好協定の締結」です。
 『高い医療・飼育技術を持ち、先駆的な教育普及に努める台北市立動物園との間で、学術交流にとどまらない永続的な関係を樹立する』ことを目的に、釧路市動物園との友好協定を締結しました。

 今後は、動物を通した自然保護と環境教育を理念として、双方の動物園に役立つ事業について協力したり、お互いの専門知識を共有して共に支援し合う関係を築いていくことになります。

 タンチョウの「ビッグ」と「貴華」は鎹(かすがい)。
 どうせなら、動物園同士のつながりに終わることなく、文化や芸術、経済、教育まで含む幅広い両市の交流を進める基になることを願います。

 とりあえず、今日はここまで・・。
gekko946 at 22:40|この記事のURLComments(0)議会報告 

2012年02月15日

第2058回 プロテオグリカンの快挙

005505d3.jpg 実は、昨年末に内定の報告は受けていました。
 でも、正式発表までは極秘扱いを厳命されていたこともあり、喉まで出掛かった言葉をグッと呑み込んできた日々。

 それが、いよいよ今月発表になりました。
 バイオマテックジャパン蠅第4回ものづくり日本大賞の内閣総理大臣賞を受賞。

 北海道初の快挙です。
 これで、プロテオグリカンの知名度が目覚ましくアップし、市場が大きく拡大していくものと期待されます。

 この「ものづくり日本大賞」。
 『日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくために経済産業省、文部科学省、厚生労働省、および国土交通省の4省が連携により、2005年8月に創設され、2年に一度開催されている表彰制度』です。

 夏頃(前回の第3回は7月)には、総理官邸で授賞式並びに祝賀会が開催されることになると思います。
 そして、その後に道都や地元釧路市においても・・。

 さて、プロテオグリカン。
 今現在は、サプリメントや化粧品における活用が進んでいますが、これまで何回もこのブログに書いたように、いずれはガンワクチンや潰瘍性大腸炎、アレルギーなどの治療薬への応用が図られるはずです。

 そこまで行けば、まさしく釧路地域の基幹産業にさえなり得る素材なのです。
 「計り知れないポテンシャル」と言っても過言ではありません。

 心から、今回の受賞にお祝いを申し上げます。
 応援してきた立場として、この慶びを簡単に言葉にすることはできません。

 ただただ「良かったな―」としみじみ噛み締めるばかりです。
 本当に嬉しいです!

2012年02月14日

第2057回 スキンケア実践教室に余裕あり

dfa8c870.png 今週末19日(日)に開催する小児アレルギー講演会(主催 同実行委員会)。
 そして、同日午後の部は「正しいスキンケア実践教室」です。

 さて、この実践教室。
 石鹸、スポンジ、サランラップ、泡立てネット、軟膏薬、ローション等々を実際に使って、「やって見せて させてみて」をします。

 アトピー性皮膚炎の治療の基本は、何と言っても毎日の正しいスキンケア。
 しかしこれまで、そのやり方について意外に知られておらず、それが治療効果が上がらない原因の一つともなっていました。

 講師は、小児アレルギー治療の国内における第一人者であられる赤澤 晃先生(都立小児総合医療センター アレルギー科医長 医学博士)と小児アレルギーエデュケータの益子ナース(同医療センター)、長沼ナース(市立釧路総合病院)です。

 たかがスキンケア、されどスキンケア。
 これをいい加減にすると、アトピー性皮膚炎の症状は絶対に改善しません。
 小児アレルギー専門外来(市立釧路総合病院第3土曜日)を卒業したアトピッ子の何人ものお母さんから生の証言を聞きました。

 この実践教室、一応事前申し込み制になっています。
 登録受付は、090−5076−3561番(釧路アトピッ子の会 五十嵐代表)。
 午前9時から午後6時頃までにお願いしたいと思います。

 当日は、託児室も用意してあります。(1家族300円)
 実践教室の受講料は無料。

 色々な病院を渡り歩き、それでもいっこうに良くならず、挙句の果てに民間のアトピー商法に騙されて高額の治療費(商品代金)を支払ったという悲劇。
 過去に何度耳にしたか分かりません。

 今現在、19日の実践教室には充分な余裕があるようです。
 どうぞ奮ってお申込み下さい。
 個別の相談にも応じて下さるとのこと。

 午後2時から開講。
 会場は釧路プリンスホテルです。

2012年02月13日

第2056回 44,902筆の重みと期待

c399516a.jpg 釧路に道立高等支援学校の開校を求める要望書。
 最終集計の結果、署名数は実に「44,902」筆に到達しました。

 今日は、その報告のために関係者で蝦名市長を訪問。
 署名における市の協力を謝するとともに、改めて釧路誘致への支援をお願いしたところです。

 市長は、20年前の中標津校開校時にまつわる経緯に触れながら「釧路に設置する熟度は高まっていると認識している。あらゆる方法を駆使して、何としても釧路校の開校を実現したい」と力強い決意を披歴。
 併せて、釧路地方総合開発促進期成会の重点要望項目に加えることも明言されました。

 さて、その足で引き続き北海道教育庁釧路教育局を訪ね、加門清局長に対して要望書を提出するとともに、20冊に製本した署名簿を寄託しました。
 この署名簿は、近日中に釧路教育局から道庁へ送付される手筈になっています。

 そして、17日。
 午後1時30分から知事室で高井副知事、同2時から教育庁舎で高橋道教育長に正式に提出してまいります。

 当会の顧問である釧路市及び釧路管内選出の全6道議にも同席していただくことが決定。
 3月の道議会における論戦を経て、同月に開催予定の北海道教育委員会議の協議を待つことになります。

 第2幕が大きなヤマ場です。
 他地域からも同じような要望があるとも聞いています。

 行政と政治との関係・・。
 地域ニーズの相対的な高低は勿論ですが、それだけでなく熱意がこもった政治力の勝劣も極めて重要となります。

 まさに、これからの局面は「団結がんばろー」
 党派を超えて釧路の総力を発揮させなくてはならない天王山に差し掛かりました。

 固唾を飲むような日々が続きます。

2012年02月12日

第2055回 天気予報を読み解く

 気象予報士 菅井貴子さんの講演「釧路の夕焼けを科学する!」。
 この中で、天気予報をちょっと深く知るために必要な豆知識の伝授がありました。

 まずは、TV各局の違いについて。
 冷静に見比べると、毎日の天気予報は局によって微妙に違います。

 それは、何故か?
 実は、予報の基になる観測データ等を入手する情報源が局によって違うらしい。

 NHKは気象台。
 HTB、HBCは放送局のオリジナル。
 UHB、STVはそれぞれ別の民間予報会社。

 つまり、5局ともに基データ源がバラバラなのです。
 ですから、予報に違いが出てもある意味致し方ありません。

 そう言えば、道新と釧新の予報が違うこともよくありますね。
 さすがに、雨と晴れ、真逆の予報はないとは思いますが・・。
 これも、同じくデータ入手先の違いから来るものなのでしょう。


 次に、短期予報と週間予報は何時のニュースが当たるか?
 もちろん、百発百中はないのですが、精度には高低はあるみたいです。

 翌日の予報は、夕方5時に直近の観測データが発表になるので、やはり5時過ぎの天気予報の方が、その日の朝のニュースよりは当たる確率は高くなります。
 同じく、週間予報は朝方よりは午前11時以降のニュースをチェックすること。

 さて、その週間予報。
 季節によって、4日先、5日先を予報することが困難な場合もあります。

 そういった際、週の後半はどうしても各局ともに「曇り」マークが並ぶとのこと。
 これは、どっちに転んでも、最悪「はずれた!」とならないように「曇り」になっていると理解しなくてはならない^^(当てにならない)

 
 最後に、もう一つ。
 人間の五感それぞれの強弱。

 視覚が圧倒的に強く87%。
 そして、聴覚7%、臭覚3%、触覚2%、味覚1%と続きます。

 なので、テレビでいくら気象予報士が言葉でフォローしても、晴れとか曇りとか雨とかの天気マーク映像の方が視聴者の印象に強く残ってしまう。

 たとえば「曇りのち晴れ」。
 本当は暮れた後に晴れる「曇りのち晴れ」なのに、明るい時間帯はずーっと曇りだったために「天気予報ははずれた!」と受け取られることに。
 その意味では、かえってラジオの方が正確に伝わることが多いと言えます。

 菅井さんのお天気の話し。
 面白くて役に立つ内容がふんだんに散りばめられていました。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2012年02月11日

第2054回 竜巻型のムーブメント

28f4fa50.jpg 遠く長野県からも来場者があった「釧路夕焼けフォーラム」(主催 釧路夕焼け倶楽部)。
 一筋の細い回転が、いくつもの同じベクトルを持つ風と合流し大きなうねりになって、次から次へと周囲を巻き込みながら巨大化していく・・。
 釧路の夕日・夕焼けは、まさにそんなムーブメントの中途にあるようなトキメキを感じます。

 フォーラムのゲスト講演は、uhb U型テレビお天気キャスターの菅井貴子さん(気象予報士)で、テーマは「釧路の夕焼けを科学する」。
 釧路の夕焼けはなぜあんなにも鮮やかなのか、釧路地域に生活するということがどれほど素敵な事なのか、理工学部数学科卒の才媛らしく理路整然と語って下さいました。

 他県からの来道者がこの地に求めるもの、それはハコモノなどでは決してない。
 何もない風景、北海道ならではの自然を見にやって来る。

 何もないということで言えば、北海道の春にないもの。
 花粉症(スギ)がない(花粉症疎開ツアーで大勢やって来る)。

 夏にないもの。
 梅雨がない、酷暑もない(ヘルスツーリズムで中高年が大挙押し寄せる)、ゴキブリがいない、台風も全然少ない。

 秋にないもの。
 ないものがない^^(逆に言えばこの時期北海道には何でもある)し、世界3大夕日は国内では釧路にしかない。

 冬にないもの。
 寒くない(建物の中が)、雲がない(これは道東限定で、特に釧路地域は晴天率日本一?)。
 雲がなく、夜が長いということは、満天の星座観察には絶好だということ。
 実は、特急列車の名前にもなっている「北斗星」「カシオペア」は、緯度の高い北海道では四季を問わず通年で見ることができる星座。
 新月の夜、満天の星が輝く様子を『星月夜』と言う・・。

 菅井さんのお話を聴いているだけでも、何だかほんのり幸せな気分。
 伝え手のスキル次第で、こんなにも違って見えるんだなあと感心、否、素直に感動しました。

 後半のパネルディスカッション。
 2010年6月からツイキャスで夕焼け映像配信を始め、「釧路の夕焼け」に一石を投じた釧路夕焼け倶楽部代表の芳賀久典さん。
 「釧路で宿泊」を追及し、シクロによる夕焼けツアー、朝日ツアーを仕掛けたシクロプロジェクトの天内武範さん。
 JCの夕日プロジェクト(3ヶ年事業)を牽引し、『夕日ハイボール』『夕日ステッカーバス』『夕日文化祭』等々、ともかく世界3大夕日を様々なツールで発信し続けた釧路青年会議所の大野良太さん。
 芳賀さん達の取り組みを機能的につなげた北海道21世紀総合研究所の相原真樹さん。
 そして、菅井貴子さんとFMくしろのさとう晴美さんが加わって「世界3大夕日を活かした地域活性化のこれから」について縦横無尽に発言。
 
 青年世代の勢い、こだわり、突破力を十分に感じました。
 彼らの存在自体が嬉しいと言った方がいいかな^^

 夜の第2部には、別の用事(郵便局長会・夫人会の懇親会)があって残念ながら出席できませんでしたが、地元の住民が自ら釧路を面白くする、盛り上げることで、余所から人が続々と集まってくることの確信を得ました。

 引き続き、会場で購入した菅井さんの著作を読んでしっかり勉強したいと思います。
 関係者の皆様、本当にお疲れさまでした。

2012年02月10日

第2053回 成熟するまでの壁

ef6f396d.jpg 一宮市と出雲市。
 勉強させていただく立場なので、両市の取り組みについて紹介するにも、当然ながらそれなりに気を使います。

 言うまでもありませんが、どんな施策展開にも完全無欠なんてあり得ませんから、両市それぞれにいくつかの課題は抱えています。
 とは言うものの、決して「悪いところ」なのではありません。

 あるべき姿を追い掛けても、なかなか思うようにはいかないということです。
 そうしたジレンマを感じながら、それでも子ども達のために何とか学校を良くしていこうとする挑戦の姿には、心から敬意を抱くほかありません。

 以下、どちらの学校かは別けないで、先のレポートに書けなかった課題の部分を少しだけ・・。

 1点目は、学校情報の共有。
 年に1回、もしくは2回、学校評価をするわけですが、これが実に難しい。

 なぜ難しいかと言えば、学校内のことは本当のところよく分からない。
 子どもから聞く、資料を読む、学校行事に参加する、しかしそれで掴める実態はあくまでほんの一部に過ぎないということ。

 保護者アンケートを見ても、「よく分からない」との回答がどの項目を取っても一番多い。
 項目によっては、何とか児童アンケートの結果から判断し評価(4段階)を出してはいるが・・。

 徐々にマンネリ、形骸化にぶつかりつつある。
 今後、運営協議会をどのように進化させていくかが最も大きな課題。
 学校評価のあり方そのものについても、見直す必要があるのではないか。

 2点目は、活動資金の問題。
 A市は、協議会ごとに年間5万円を市が支給。
 B市はゼロで、しかも学校支援ボランティアとの連絡調整等重要な機能を担当する地域コーディネータを1校に1人から、3校に1人に減員。

 市の財政力低下の影響を受け、協議会の活動全体が窮屈になってきている。

 ちなみに、A市の委員報酬は年額1万2千円。
 B市は無報酬。

 様々な教育活動を支える財源手当てをどうするか?
 資金不足が活動の先細りにつながらないように、行政の覚悟が求められる。


 以上、2点に要約して書きました。
 他にも細かい問題は色々とありましたが、後を追う釧路市として参考にさせていただきたいと思います。

 改めて、調査にご協力下さった両市の関係者の皆様に厚く感謝と御礼を申し上げます。
 ありがとうございました。

2012年02月09日

第2052回 出雲のウィークエンドスクール

 コミュニティスクール先行事例調査の二日目は島根県出雲市。
 ここは、平成18年度中には、全国で初めて所管する全小中学校(49校)がコミュニティスクールに指定されています。

 ですから、今年で6年目。
 地域学校運営理事会(全国的には運営協議会)を構成する理事の任期は3年(再任は妨げない)ということなので、すでに2クールを終えようとしている段階です。

 それだけに成果もあり、また反省もあり・・。
 でも、前に向かって進んでいる事実だけは動かしようがありません。

 さて、出雲市も小中一貫でコミュニティスクールを成功させようと取り組んでいました。
 地域学校運営理事会ブロック協議会(各中学校区ごと)を、年に3〜4回程度開催し小中の理事さん達による意見交換の場を持っています。
 また、この協議会では市の教育委員を招いた「語る会」や、保育園・幼稚園との連携も重要だとして、月1回各園長が参加する会なども開かれているとのことです。

 これとは別に小中一貫教育推進委員会を市として設置し、全小中学校から2名づつ教員が参加し議論を続けています。
 加えて、中学校区ごとに部会を置いて、個別のテーマを掘り下げる試みも行っていました。

 ユニークな挑戦というか斬新さに唸った取り組みは「ウィークエンドスクール」。
 言うなれば土曜日に行う学習サポートです。

 年に26回(月2〜3回)市内10会場(基本的に学校以外の公共施設)で自主学習の機会を作っています。
 小中合同で、児童生徒はどこの会場に行っても自由。

 各会場の塾長・副塾長は元校長か元教頭。
 学習サポートを担っているのが島根大学の学生です。

 午前開校が5校、午後開校が5校。
 それぞれに2時間半程度、一人の学生が10人前後の児童生徒を見ています。

 平成16年に始まったこのウィークエンドスクール。
 全児童生徒数の5%強は参加しているらしい。
 やろうと思えば、こうした対策も立てられるんですね。
 「できない」「ムリ」と言っている限りは何も始まらないということです。

 チームティーチングにも工夫が施されていました。
 小学校の授業に中学校教員が参加。
 国語、算数、体育など教科を限定せずに「分かる授業」のレベルアップを図っています。 

 その他、違う意味で驚いたのが、予算配分権の付与。
 学校管理費等学校予算の組み替え権限を理事会に与えているのです。
 実際に、中学校5校で組み替えた実績が生まれました。 

 理事会の自覚、参画意識を高めようとする狙いなんだとか・・。
 なかなか大胆なことをやるもんです。

 最後に、学力問題。
 島根県は、県独自の学力計測を年に1回、春に実施しています。

 対象は、小学校4〜6年生、中学生は全員です。
 全国調査の翌週に行うこのテスト。

 何と県は、市町村名を明らかにして平均正答率と順位を一般に公表しています。
 ちなみに、出雲市は県内では上位をキープ。

 また、出雲市の学校ごとの結果は、市の校長会で同じように発表。
 教職員までは、これらの結果は完全に共有されていますが、保護者には順位だけは伏されています。

 それでも、自分の学校の正答率を市平均、県平均と比較できますので、保護者が実状を知る手掛かりにはなっているはずです。
 このことで、島根県の教育が歪んだなんてことは全くない、と。


 いやはや、今日もまた、北海道の遅れを痛感する調査となりました。
 早くなんとかしないと、益々その差が開くばかりです。

 ・・・今に見ておれよ、と!

2012年02月08日

第2051回 小中一貫 9年間を見通した教育

 愛知県一宮市。
 コミュニティスクールの取り組みについて調査をしてきました。

 小学校42校、中学校19校合わせて61校。
 このうち、平成24年度で運営協議会設置校(いわゆるコミュニティスクール指定校)は50校で、実験校(準備委員会設置校)が11校になります。
 そして、平成25年には全校が指定校になる見込みです。

 次年度にようやく実験校が小中各1校(ともに阿寒湖)で始まる釧路市とは大きな差があります。
 その原因は、一にも二にも道教委の消極さにあると言わなくてはなりませんが・・。

 さて、一宮市の特徴は、ズバリ小中一貫。
 小中各校に設置する学校運営協議会とは別に、中学校区ごとにコミュニティスクール推進協議会を設けて、小中合同で取り組めるように工夫していました。

 今日、訪問した市立萩原中学校。
 ここは、同中学校と校区内にある二つの小学校で推進協議会を設置しています。

 はたして、どんな成果が上がったのか。
 運営協議会の下に設けた四つの部会ごとに、代表的なものを列記してみます。

 まずは、総括・広報部会。
 ここでは、何と言っても学校ホームページの充実に注目しなくてはいけません。
 学校の様子や変化を丁寧に発信しています。
 毎日更新が原則。
 その結果、ホームページ更新日本一を達成したのだとか!
 さらに、「学校だより」で宿題のお知らせ、課題計画表等を家庭に細かく伝えています。

 次に、学び部会。
 小中の教師による相互授業参観を始めました。
 また、中学校教師が小学校で実際に授業(英語・体育)したり、地域の人材による学習支援ボランティア制度にも取り組んでいます。
 さらに、二校の小学校の学習状況が比較できるようになり、互いにいい意味で刺激し合うという効果も生まれたとのこと。

 生活部会。
 目指す目標は、当たり前のことが当たり前にできる児童生徒の育成です。
 何から始めたか?
 それは「あいさつ運動」。
 毎月、第2週は教職員と地域住民が一緒に校門に立って、通学してくる子ども達にあいさつを開始しました。
 「きちんと挨拶できる学校・子ども」の教育は必ず前進するという信念に基づく発想です。

 最後に、地域・PTA連携部会。
 この部会は、実質的な「学校支援地域本部」の位置づけとなっています。
 地域行事への参加やボランティア活動の推進などに新しい展開が生まれましたが、それとは別に最も目を引いたのがキャリア教育。
 「おやじの会」のお父さん達が、朝、始業前の10〜15分間、自分の仕事の紹介、仕事と社会との関わり、仕事の誇りなどを話します。
 中学校2年生の全5クラスに、一週間にわたって違うお父さんが入れ替わり登壇するというこの試み。
 実に重要な視点であり、やろうと思えばすぐにでも真似ができる取り組みです。

 以上、かなり端折って紹介いたしました。
 やはり、以前の学校評議員制度とは大きく異なります。

 運営協議会は協議体でもあり、コーディネータでもあり、また実行部隊でもあります。
 ただ単に、学校が用意した資料(議案)の追認機関ではありません。

 制度に魂を入れる本気さがあれば、このコミュニティスクールは相当なことが出来ることが分かりました。
 この遅れを、しっかり挽回するようなスピード感のある取り組みが必要です。

 釧路でもバリバリやろうではありませんか!

2012年02月07日

第2050回 目的と手段の逆転

46d5dcb4.jpg 税と社会保障の一体改革。
 問題は、その中身です。

 しかし、社会保障制度の柱である年金改革案について、具体的な数値が全く不明。
 これでは、とてもとても協議に入ることはできません。
 だって、10%の根拠が曖昧なままなのですから・・。

 野田総理が、まずやるべきは協議入りの環境を整えること。
 堂々と政府民主党案の試算を公表することです。

 ということで、二日続けて公明新聞からの記事引用です^^




           数字、将来像 早期に示せ
            消費増税「10%ありき」の使途追及



試算、法案提出前に公表 首相

 政府・与党が呼び掛けている社会保障と税の一体改革の与野党協議について石井氏は、「協議自体を否定しているものではない」と強調。公明党が一昨年12月に発表した「新しい福祉社会ビジョン」で中長期の社会保障改革の姿を示しているのに対し、政府・与党の一体改革素案の内容は不十分だとして、「試算を含めた年金の将来像を早期に示して、与野党協議の前提条件を整えるべきだ」と力説。数字の裏付けのない、あいまいな年金案のまま議論を先送りしようとする政府を厳しく批判した。

 野田首相は2013年に提出するとしている年金改革関連法案について「新しい年金制度の骨格を固めていく際には新しい人口推計などを含め、きちんとした試算を示しながら議論していきたい」と逃げに終始した。

 また石井氏は、全額消費税で賄う月額7万円の最低保障年金の創設など、民主党が低年金・無年金対策として主張する年金の抜本改革に言及。最低保障年金には大幅な消費税率引き上げが必要になる上、満額の月7万円を受け取れるのは40年後だとして、「当面の無年金、低年金対策には役立たない」と断じたが、岡田克也副総理は「細かくコメントすることは控えたい」と答弁を避けた。

 政府が説明する消費税率5%増税分の使途に関して石井氏は、5%のうち「社会保障の充実」に1%しか充てられていないことに対し、「消費税10%ありきで後から使い道を決めている。社会保障と税の一体改革でも何でもない」と追及。年金の特例水準2.5%分を3年間で引き下げる政府の方針にも触れ、緩やかな物価上昇になった時に、年金水準を据え置いた上で特例水準の解消を図るのが本来の在り方だと指摘した。

2012年02月06日

第2049回 デフレの脱却に大胆な政策を

7d02626a.jpg 平成24年度の釧路市予算概要をヒヤリングするにつけ、最大の問題はこのままだと全てがマイナススパイラルに陥るということ。
 手がつけられないほど財政は悪化し、市政運営が泥沼状態にはまることは明らかです。
 その原因の基底にあるのは人口減とデフレ。

 やはり、国としてある程度はインフレ軌道に誘導していただく必要があります。
 そして、そのための金融緩和策等について大胆な政策を打ち出すことが避けられません。

 そんなことを思っていた矢先に、井上幹事長の記者会見。
 時宜を得た緊急提言が発表されました。
 
 以下、公明新聞の記事から紹介いたします。


          防災・減災に集中投資(ニューディール)
            公明が経済対策で緊急提言


          金融緩和 日銀の資産買入れ拡大
           震災復興 関連予算の迅速な執行
           防災・減災 道路、橋梁など整備促進
           中小企業 国内立地補助金の拡充



 公明党の井上義久幹事長は3日午前、国会内で記者会見し、日本経済の危機克服へ超円高やデフレ(物価の持続的下落)脱却に向けた総合経済対策に関する緊急提言を発表した。

 この中で井上幹事長は、日本経済の現状について「長期にわたるデフレと欧州債務危機などによる歴史的な円高で先行きは極めて厳しい状況」との認識を表明。デフレ脱却には、金融緩和とともに「成長戦略の着実な実行が必要だが、(野田佳彦首相の)施政方針(演説)などを見ても、経済対策に対する踏み込みが非常に弱い」と批判した。

 提言は(1)政府・日本銀行一体となった金融政策の強化(2)東日本大震災復興関連予算の早期執行(3)防災・減災ニューディール(4)エネルギーの多様化と分散化(5)中小企業支援の強化―から構成。

 井上幹事長は、日銀の金融政策について「もう一歩踏み込んで、デフレ脱却に向けたメッセージを発する必要がある」と指摘。具体的には、日銀が欧米諸国と同程度の長期的な物価目標を設定するとともに、国債などの資産を買い入れるための基金の枠を85兆円(現行55兆円)に拡大することを提言した。

 一方、被災地では「人手不足や資材高騰などで(今年度)第3次補正予算の執行が思うように進んでいない」として、「スピーディーに執行される環境づくりを政府がやるべきだ」と強調した。

 さらに、「これから起こり得る首都直下地震や東海・東南海・南海地震などを考えると、これまでの防災対策では不十分であることは明らか」と指摘。

 その上で、防災・減災ニューディールとして「防災計画を見直し、計画を集中的に実現するための『工程表』をつくって集中投資をする。(需要拡大で)それがデフレ対策にもなる」と説明。

 具体例として、老朽化した道路や橋梁、上下水道などの社会インフラ(社会資本)の整備を行う必要性を訴えた。

 また、「円高、デフレによって中小企業が深刻な状況で悲鳴が上がっている」と懸念を表明。中小企業の国内投資を促し、雇用を維持するための「国内立地推進事業費補助金」の拡充やセーフティネット保証の強化、中小企業金融円滑化法の延長などを提案した。

 会見で井上幹事長は、近く提言を政府に申し入れる方針を示した。


2012年02月05日

第2048回 日台親善の歓迎昼食会

19addcae.jpg 来釧中の台北駐日経済文化代表処の馮寄台代表ご一行様を歓迎する昼食会。
 行政、議会、観光関係機関、日台親善協会等々の有志が集まって盛大に開催しました。

 昨年、釧路市動物園が台北市立動物園に無償貸与(寄贈)したタンチョウのビッグと貴華。
 実は、このプロジェクトを高橋はるみ知事に提案したのが馮寄台代表。
 北海道贔屓で日本語も流暢な紳士です。

 昼食会には、釧路公立大学に留学中の台湾人学生も同席。
 そして、歓迎アトラクションは台北公演で絶賛を浴びたくしろ蝦夷太鼓でした。

 台湾にとって日本は第4の交易国。
 昨年の東日本大震災の際には、200億円という巨額の義援金を送っていただきました。

 また、原発事故の影響で外国人観光客が訪日を見合わせる中、最も早くご来道下さったのが立法院(日本の国会にあたる)の王金平院長。
 自らの行動を通して、実質的な北海道観光安全宣言とされたのでした。

 昨秋には、釧路日台親善協会が設立され、この春から釧路ー台北の定期便(週1)が就航する予定にもなっています。
 釧路市内のロータリークラブ・ライオンズクラブと台北のクラブとの交流も活発。

 さらに、水産物・乳製品などを主力にした物産交易の拡大は、人口減にともない国内市場が縮小する時代にあって、観光客誘致とともに釧路の地域経済を活性化させるプラス要素として期待が集まっています。

 議会としても、今後尚一層、釧路・台北のパートナーシップが発展していけるよう具体的な貢献の道を探っていかねばと考えているところです。


 さて、午後からは新年会が2ヶ所。
 春興町内会と興津つつじヶ丘町内会。

 両町内会ともに先の署名活動では大変なご協力をいただきました。
 そして4万筆を超えたことを、ことの他喜んで下さいました。

 なので、深く感謝を申し上げつつ、いつにも増して酒量が・・。
 「明るい時間のビールは効きますねー」と笑顔を交わしながら・・。

2012年02月04日

第2047回 「学力の向上」は「生きる力の向上」

502f8007.jpg 釧路市議会基礎学力問題研究議連の第5回勉強会。
 今回の講師は、TOSS北海道代表の水野正司氏で現役の教師(教頭)。

 テーマは「学力向上は教師力の向上で 〜教育技術をシェアリングする教師たち」でした。
 水野さんは訴えます。
 「学力と人間力は二律背反ではない。『学力向上も大切だが人間性の育成はもっと大切である』という意見は間違っている。学校は、学力の向上を通して人間力の向上をめざす場でなければならない」と。

 今日の講演は、まず実際に出席者全員に「7+8」の足し算をさせることから始まりました。
 どういう解き方で答えを出すか。
 なるほど、こんな簡単な算数でも、各議員はそれぞれ微妙に違う方法で計算します。

 さてこれを、小学校1年生のクラス全員ができるように教えるにはどういう「やり方」がいいか。
 水野さんは、それを見事に解説してくれました。

 どんな科目でも単元でも、全員がわかる「やり方」はある。
 そうした技術を、まず教師が知ること。

 しかし、知識があってもそれだけでは不完全です。
 その技術を使いこなせる能力(技能)を身につけなくてはなりません。

 それが、
 1 子どもへの目線
 2 温かな表情・対応
 3 明確な発問・指示
 4 授業はじまりのつかみ
 5 心地よいリズム
であり、これらのレベルをいかに高めていくか。

 勿論、こうした技能に裏打ちされた質の高い授業は子どもを引きつけてやみません。
 さらに、
  峩気─廚董◆嵎かった」となり、「ほめる」
 ◆嵜箸砲弔韻気察廖◆屬任た」となり、「ほめる」
 「習熟させ」、「大丈夫」となり、「ほめる」
 自己肯定感を味わいながら、丁寧さ、正確さも自然のうちに習得する。

 ここまで来ると、子ども達は勉強が楽しくてたまらなくなり、学校が好きになりますね、間違いなく。
 学級崩壊なんて起きません。

 それが、逆に「教えて、ほめる」ことをしないで「教えないで、叱る」であれば、それは「放置」と言うしかない。
 時に、授業の崩壊が=学級崩壊の大きな原因になるわけです。

 TOSSのめざす水準とは、クラス平均90点の学力。
 しかし何も点数(数字)だけを追ってのことではありません。

 平均点の背後にある学級現場の事実を見逃さないことが目的なのです。
 つまり、分からない子どもを見過ごさない、見捨てないことを意味します。

 実は、今日の午後から、市内でTOSS北海道の合宿(1泊2日)が行われていて、そのうちの一コマ「授業検定」を傍聴させていただきました。
 道内160人前後の現役教師が加入する民間教育団体TOSS独自のライセンス検定。

 剣豪の修行を思わせる凄みがありました。
 必死になって技術の習得と技能の練磨に挑む姿がありました。

 そして何よりも、子ども達に最高レベルの授業を提供したいという熱い思いが溢れていました。
 「教育労働者」とは全く対極にあるようなプロフェッショナルの凛々しさ。

 この感動をどのように伝えたらいいか・・。
 自分の筆力の未熟さがもどかしい限りです。

 ともかく、希望はあります。希望の存在はありました。
 お陰で「教育改革、学力向上は本気になったら必ずできる」ということを確信できました。
 改めて水野さんに深く感謝を申し上げたいと思います。

2012年02月03日

第2046回 4万を超えてしまった

f7b19f7e.jpg 釧路に道立高等支援学校の開校を求める署名。
 今日午前、最終集計作業を行いました。

 実は、31日の締め切り後も勢いが途絶えることなく署名簿が集まってきています。
 まさに嬉しい悲鳴状態なのですが、でもこれからの日程を考えると今日が限界。

 そして、そのカウントの結果は、何と41、546筆。
 当初目標の4倍です。

 興奮のうちに、その署名用紙の山を業者に渡し製本を発注しました。
 来週中には完成する予定です。

 と、ところが・・。
 午後になって、何とまた「署名の束が届きました」との報告。

 やはり、署名に込められた真心を無下にはできません。
 製本業者とつないで、最終からさらに追加することにしました。

 ということで、本当の最終は42,000前後かと・・。
 いずれにしても感謝、ただひたすら感謝するばかりです。
 
 13日には蝦名市長への報告と釧路教育局に署名簿を提出。
 教育局から、署名簿が道庁に送られることになります。

 そして遂に、知事、教育長に対して正式に要望する日程が決まりました。
 17日の午後。

 顧問になっていただいている6人の道議、誘致する会の代表5人、市教委の代表など合わせて12人で平成26年4月の開校をお願いしてまいります。
 署名にご協力下さった皆様、本当にありがとうございました。

 この先は、政治の出番。
 道議の皆様、何とぞ宜しくお願い申し上げます。

2012年02月02日

第2045回 市教委の応援団だからこそ言いたい

 1日から3日までの日程で行われている各部ごとの予算概要説明。
 今日は、その2日目でした。

 しかし、このブログでは行き掛かり上、学校教育部の事業を紹介しないわけにはいきません(初日のヒヤリングでしたので1日遅れになりますが・・)。
 H部長の苦笑いが見えてきそうですが、この際ご了承下さい^^

 学力向上の対策については以下の通りです。

 ゞ軌蘓篆雰弉荳定事業・・・今年の6月から4回程度の策定委員会を開いてまとめる。
                 校長会、市連町、市P連などの団体から委員(20人前後)を構成。
                 平成25年から29年までの5ヶ年計画にする。
                 具体的な目標設定を示し、そのための対策を明記する。
                 計画案は平成25年2月定例市議会に諮る予定。

 確かな学力向上推進・・・教育大学との連携による長期休業中の学習サポートの継続実施。
                チャレンジテストの積極的な活用。
                放課後学習サポートの支援。
               ⇒校長OBの嘱託職員4名を採用し、毎日2名学校に派遣する。
                1名が2〜3校を担当し、継続的な放課後補習を行う。

 3慘賄達度調査・・・小3〜5年生、中1〜2年生を対象として春に行う。
              客観的な検証に基づき効果的な改善を図る。
              基礎学力検証改善委員会を設置する。
             ⇒指導主事・現職教員・学識経験者(教育大教授等)で構成する。
              同委員会が、釧路市学校改善プランの策定に当たる。

 ぅ灰潺綟鵐謄スクール活用推進・・・平成24、25年の2ヶ年、阿寒湖小中を研究校に指定する。


 大きく前進したと思う反面、懸念がないこともありません。
 特に、策定委員会、改善委員会の構成は気になります。

 この人選次第で、市長や教育長の方針にそぐわない方向性が出て来る可能性はある。
 そうなったら元も子もないではありませんか。
 今求められているのは、強い指導力の発揮なのに・・。

 また、放課後補習の考え方についても、何故校長OBなのか?
 現職教員はやらないの? (校外の人間が入ることで、現場はやらざるを得なくなるというショック療法?)

 さらに、中学校の長期休業中の補習は?
 コミュ二ティスクールの指定、どうして市内を外したのか?
 学力計測の結果公表はどうするのか?

 これらの点に関しては、委員会審議の中でしっかり突っ込んで質していきたいと思います。

 さて、先に行われた全国学力学習状況調査(正確には同テスト問題によるトライアウト)結果の取扱い。
 曖昧な星印(☆から☆☆、☆☆☆の3段階)による表現ではなく、学校毎(勿論、校名は伏して構わない)の平均正答率を出してもらいたい。

 ヒヤリングの最後にH部長にお願いしました。
 その答えは「今尚、検討中です。結論は出ておりません」と。
 
 分かりました、もう少し待ちましょう。
 それなりの覚悟、勇気が必要なのは理解しているつもりですから。

 期待して待ちます。
 そう、期待して・・。 

2012年02月01日

第2044回 小児アレルギー講演会の大綱決まる

4da100ff.jpg 釧路アトピッ子の会(五十嵐己代代表)。
 今日は、今月19日に開催する「小児アレルギー講演会」についての記者会見に臨みました。

 今回で7度目になりますから、五十嵐代表・田高副代表ともに落ちついたものです。
 経験の力というのは、決して小さくはありません。 

 以下、今回の講演会実施大綱です。

 10:00 「小児アレルギー講演会」(12:00終了予定)
     1 講演『アトピー性皮膚炎の正しい理解と治療』
        講師 都立小児総合医療センター アレルギー科医長 赤澤 晃先生(医学博士)
     2 正しいスキンケア講座
        講師  同センター 小児アレルギーエデュケータ 益子育代先生
     3 質疑応答
           ※入場無料・予約なし
           ※託児のみ事前予約制(一家族300円)

 14:00 正しいスキンケア実践教室 (16:00終了予定)
      (担当)赤澤先生 益子・長沼(市立釧路総合病院)両エデュケータ
           ※症状によってグループ化し丁寧に指導します
           ※この中で個別の相談にも応じます
           ※受講料無料・事前予約制(090−5076−3561五十嵐まで)
            予約期間は2月1日〜14日(火)

 会場は、いずれも釧路プリンスホテル。

 主催は、小児アレルギー講演会実行委員会。
 釧路市、釧路市教育委員会が後援します。

 釧路市議会公明党議員団も、共催団体の一つとして全面的にサポートします。
 どうぞお気軽にご来場下さい。