2014年09月

2014年09月30日

第2941回 再度の集中審査。が、しかし・・・

 総務文教常任委員会(菅野 猛委員長)。
 今日は、新図書館整備に係る第2回目の集中審査でした。

 午後1時半に始まり、夕刻の5時15分頃まで約4時間弱。
 30人の傍聴者が見守る中、活発な議論が展開されました。

 さて、前回の審査を受けて提出された新たな資料。
 ポイントは2つ。

 一つは、民間ビルにテナント入居するとした場合の賃借料。
 相手方との協議を踏まえた根拠ある金額が示されたところです。

 前回資料の額から1億円上乗せされ、26億円(30年賃借契約)
 (これに19億円の共益費・維持管理費が別途かかります)

 もう一つは、駅西地区にある市有地にPFI方式で建設する場合の費用。
 建設費における市負担額は11億円で、テナント入居方式よりは1億円高い。

 しかし、後年時負担額はテナント入居方式よりは7億円安い。
 総費用(あくまで30年間に区切った試算)だけで比べると、6億円の差でPFI方式案の方が優位となります。

 これについて、市は以下の理由により検討対象より除外したと説明しました。
  ̄慇召療效呂蓮△い困豈惻辺整備事業における貴重な市有地。今、図書館用地
  として活用するわけにはいかない
 △修發修癸押ぃ毅娃悪屬靴なく、しかも縦長で形状的に図書館用地として不向き
 PFI方式は整備するまでに4〜5年の期間を必要とし、耐震強度に問題がある
  現図書館の改築計画が遅れる

 そこで、その理由について説得力ある説明を加えるよう求めました。
  ̄惻辺整備事業については、未だ何の計画もなく将来においても果たして実現
  できるのかどうか怪しい。そのような不確定な話しを理由にされても納得し難い
 ⊃邑減少が進む釧路市にとって、市民負担の軽減が何よりも優先されるべき。
  土地の形状によって可能な範囲の中で建物のあり方を考えればよいのではないか
 8戎渊餞曚果たして震度6強の揺れで本当に倒壊するのかどうか。知見を集めて
  説得力のある説明を求めたい

 この指摘に対して、理事者側から十分に納得できる答弁はなし。
 なので、引き続き慎重な審査を継続するよう訴えたところです。

 加えて、テナント入居方式における賃借料には30年後の大規模改修費18億円を含んでいるとのことだが、30年にわたって改修費を前払いするような契約はいかがなものか。
 仮に、テナント入居を検討するとして、18億円を賃借料から除く契約は可能なのかどうか確認しました。

 理事者は交渉することは可能であり、そのような契約もあり得ると答弁。
 ボクは、重視に値する答弁だと受け止めました。

 もし、そのような契約が可能であれば、テナント入居方式の総費用はPF喫式よりも安価になります。
 これは、議会合意に向けた一つのアイデアとなるのではないか。

 いずれにしても、この新図書館整備の議論。
 今しばらく時間が必要なようです。

2014年09月29日

第2940回 種の用意はできた

140929はまなすの種 興津はまなす富士プロジェクト。
 第1段階は、はまなすの実を採取すること。

 そろそろ、採取場所の決定やマンパワーの確保に動き出そうと考えていた矢先・・。
 何と、杉山伸一先生から『十分な量を採ってきました』とのご連絡がありました。

 先生によれば、ボクが忙しそうなので先生お一人で星ヶ浦の某所で採取。
 水洗いし、発芽しないように乾燥させておきました、と。

 先生の行動力と優しさに、つい胸が詰まる思いでした。
 本当にありがとうございます。

 さて、次はポット作り。
 これは友人の造園会社が引き受けていただけることになっています。

 なので、早速そのポット苗を2年間預かり育てていただける里親探しを急がねばなりません。
 これは、近隣の小学校や町内会等に声をかけてみたいと考えています。

 苗の数は、数百というレベルになるでしょうか。
 10月中旬頃までには、決着をつけたいと思います。

 そして、再来年の春には第1回目の植栽です。
 いよいよです。

2014年09月28日

第2939回 50周年の佳節を祝福

20468525.jpg 観月園町内会(高橋信夫会長)の創立50周年記念式典。
 お招きを頂戴し、出席してきました。

 同町内会は、昭和39年に91戸でその歩みが始まりました。
 年々会員数は増加の一途を辿り、昭和47年には町内会館を建設。

 その後も、まさに破竹の勢いで発展を続けます。
 昭和59年の創立20周年時には、何と254戸の陣容を誇りました。

 しかし、時代は平成となり少子高齢化の波が押し寄せます。
 減少に転じた会員数に歯止めがかかりません。

 平成21年の総会時には、159戸。
 そして今では、ピーク時の半減という状態になってしまいました。

 それでも、今日は50周年を祝って多くの会員が出席。
 奉仕の精神に満ち溢れた役員さん達が手作りで堂々たる式典を挙行して下さいました。

 改めて深く敬意と感謝を申し上げたいと思います。

 現高橋会長は7代目。
 どうか末永く、地域の絆も強く麗しいコミュニティを維持していただきたいと思います。

2014年09月27日

第2938回 稲津代表を先頭に次の50年へ

7be42227.jpg 公明党北海道本部の第8回大会。
 今回は役員改選の年であり、代表以下の道本部役員を選出しました。

 審議の結果、稲津 久代表を全会一致で承認。
 そして、代表の指名で森 成之幹事長他の役員体制が固まりました。

 ボクは、これまでと同様に副幹事長。
 自分なりに幹事長を支えて、その役割を果たしたいと思います。

 さて、今大会は人事大会であるとともに、来年の統一選への出陣でもあります。
 今日は、道議候補予定者2名と札幌市議候補予定者1名の3名が登壇。

 いずれも新人。
 颯爽と、必勝に向けた抱負を語っていました。

 ボクは、議長席から3名それぞれの背中に漲る緊張感を見ていました。
 21年前の初挑戦を思い起こしながら・・。

 気が付けば、早5期21年。
 年齢も、還暦まであと2年となりました。

 気持ちも感覚もまだまだ若いつもりですが、客観的な事実はベテランの領域。
 次の世代を育てる責任があります。

 もとより、新たな50年と言っても、それは全て後継者次第。
 いずれはバトンタッチしなくてはなりません。

 持続的な発展のために、青年を育てる。
 今、党を挙げてその取り組みを開始しました。

 道本部においても、また総支部においても焦点を過たず状況を作っていく必要があります。
 一方で、人を育てるというのは、思うほど簡単ではないことを肝に銘じつつ・・。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)公明党 

2014年09月26日

第2937回 中国の成立65周年祝賀会

8a63837c.jpg 中国成立65周年を記念する祝賀会(主催 駐札幌総領事館)
 市議会の日中議連にお招きをいただきましたので、代表して出席してきました。

 短時間でしたが、滕安軍総領事とも懇談。
 その際『改めて経産局長に石炭技術研修事業の継続を要請しておきました』とのお話がありました。

 ご配慮に感謝したいと思います。
 多分これから先、研修事業を中長期にわたって継続できるとしたら、そのキーポイントは日中関係なのではないか。

 生産技術、保安技術、そして熱交換(燃焼)技術。
 これら、日本の優れた石炭技術を日中関係の強化・発展に生かすという道。

 全く個人的な考えですが、今はそう考えています。
 そのためにも、中国とのパイプを大切にしなくてはなりません。

 さて、趙海蘭夫人とも再会。
 以前から『中国機のチャーター便誘致に協力します』と言っていただいており、今日もまたこのテーマが話題になりました。

 「近いうちに、きっと打ち合わせを」と約束。
 この縁で、何とかして関係者を釧路にお呼びしたいところです。

 司会を務めていた曹帥副領事とは一言二言。
 『また釧路に行きたいです』と。

 彼との友情も末永く大事にしたいと思います。

 極めて有能な青年外交官。
 いずれ必ず対日外交の要人になることでしょう。

2014年09月25日

第2936回 新図書館整備費の新たな資料

 約束通り、新図書館の整備費について新たな資料が配布されました。
 ポイントの一つだった賃借料の根拠、今度は相手方との協議を経ての数字になっています。

 若干、増額。
 それでも、パターン1〜4の中では依然として最低金額です。

 そう、あくまで市が示したパターン1〜4の中においては・・。
 それ以外のパターンは考えられないのか?

 例えば、駅西の市有地にPFI方式で建設するというのはどうか。
 本会議などの答弁では、その方式だと5〜6年の時間が必要になるし、現図書館の改築は急を要するとして却下。

 本当にそうなのか。
 そんなに現図書館は倒壊の危険が差し迫っているのか。

 この点を追及すると、委員会審議の中で『エレベータがもし故障しても、旧式モデルなので部品が手に入らない』という変化球のような虚を突く答弁が出てきました。
 それならそれで、エレベータだけ更新してもいい。

 その費用を加えて、市有地にPFI方式で建設する場合の積算を示すべきです。
 パターン5でも、パターン1の,任發いぁ

 30日の総務文教常任委員会集中審議までに、追加の資料提出を求めました。

 他にも、いくつか議論しなくてはならない個所があります。
 ともかく、後年時負担が最も軽減できる方法で建設すべきなのです。

 しっかり議会の責任を果たしていく決意です。

2014年09月24日

第2935回 朝9時からの本会議

 急遽、市長、議長、石特委員長が22日に上京。
 石炭技術研修事業の存続問題に関して、経産大臣、自民党総務会長など要人とのアポが取れたことによるものです。

 そのため、22日午後に予定していた本会議の日程を変更。
 今日の朝9時に招集という運びになりました。

 何故に9時なのか?

 もともとの日程は、今日から決算委員会の審議。
 10時には、その会議を開くことになっていました。

 なので、止むを得ず9時に本会議を開く。
 (市議になって21年。9時の本会議開会は多分初めての経験だと思います)

 本会議と言っても、各委員長報告及び表決だけなので、よもや1時間はかからない。
 案の定、30分に満たず終わりました。

 「やれば9時開会もできるもんだ」
 『でも、出勤時間がいつもの倍かかった』
 『事務局が殺気立ってる・・』
 「それはちょっと大袈裟に過ぎる^^」
 『急に何かあっても、その対応ができない』
 「つまり、9時開会はこれっきりってことね?」
 『そうそう。無理がかかり過ぎる』

 イレギュラーな9時本会議。
 どうやら、関係者の評判はあまりよろしくないようで・・。

 10時からは、予定通り決算委員会の審議が始まりました。
 精査な審査、そして真摯な議論を期待したいと思います。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)議会報告 

2014年09月23日

第2934回 仕切り直して集中審議

 新図書館の整備費比較。
 民間ビルへのテナント入居型(図書館部分の内部造作は市が負担)が本当に市民負担も軽く、利便性が向上するのかどうか。

 少なくても18日の総務文教常任委員会集中審議では明確になりませんでした。
 そもそも賃借料の根拠が曖昧なので、その是非を判断しようがない。

 この状態では、とても30日の全員議員協議会を開いて、市の素案を聞くことにはならないのではないか。
 そこで委員会の総意として、議員協議会の先送りを議長に申し入れよう、と。

 ところが、間髪入れずこの情報が何故か理事者の耳に入り、慌てて某副市長らが議長室に駆け込んで来ました。
 (どうやら某会派のリークのようでした)

 『30日の前に新たな資料を提出するので、予定通り議員協議会を開いてもらえないか』
 「委員長と協議するが、新資料の提出は何日になるか?」

 『26日ではどうか』
 「25日夕方までに提出してもらいたい」
 『了解した』

 22日の朝、菅野総務文教常任委員長、高橋議運委員長を交えて対応を協議。
 「委員会で30日までには出せないと答弁した資料が出てくること自体がおかしい。議会軽視も甚だしい」
 「新たな資料に基づいて、再度委員会審議をやる必要があるのではないか」
 「その場で、出せないと答弁した総合政策部長の陳謝があって然るべきだ」
 「とは言っても、30日昼までは決算委員会の審査日程が詰まっていて、これから変更することは困難だ」等々。

 で結局、以下の通りに決着しました。

 ◎25日夕方までに新たな資料を提出させる
 ◎30日までは書類審査とし、30日午後に総務文教常任委員会の集中審議を行う
 ◎30日に予定していた全員議員協議会は延期する
 ◎30日の集中審議を受けて、市は素案の作成に取り掛かり、まとまった段階で議会への説明について議長に相談する

 この内容を各派代表者会議に諮り、結果的に全会派の同意を得ました。
 集中審議の仕切り直しです。

 ともあれ、まずはその新たな資料とやら。
 はたしてどんな内容になっているのか・・。
gekko946 at 23:32|この記事のURLComments(0)議会報告 

2014年09月22日

第2933回 目標達成状況一覧の再提出

 市長総括質疑において、林教育長に求めていた資料の再提出。
 約束通り、今日手元に届きました。

 改訂版では(±1)の☆印欄はカットされ、(0≦P<3)の☆だけになっています。
 これで、実際は−なのに「ほぼ同程度」として目標達成に含まれるというゴマカシは是正されました。

学校別

















































それにしても、未達成校があまりにも多過ぎる。
 何度も言いますが、今年度の目標は、全校を☆〜☆☆☆にするというものでした。

 特に、B問題の結果は小6、中3ともに惨憺たるものです。
 本当にこの状態から、来年度には達成できるのか・・。

 来年と言っても4月。
 あと7ヶ月しかないのです。

 普段の授業は勿論のこと、放課後や冬休みの取り組みを含めて格段に充実させないと、とてもじゃないですが全校達成など覚束ないでしょう。
 しかし、約束は約束。

 きっちり結果を出していただくしかありません。
 すべては釧路の児童・生徒のためです。

 さて、市全体の結果についても再提出していただきました。
 一目瞭然に3勝5敗。

 前のものよりは明確になりました。
 それにしても、市平均くらいは☆★を止めて、具体的な数値にしてもらいたいと思います。

 一体何を恐れているのか?
 根性なしとしか言いようがありませんね^^

 現実を率直に認め、そこからどのようにして改善していくのかを訴えかける方が、どれほど市民の支持を得、また保護者の協力をいただけることか。
 市教委や学校管理者には全くお分かりにならないようです。

 この問題についても、引き続き議会の場で厳しく追及していく必要があります。
 ・・・だんだん根競べのような様相を呈してきた^^

市平均

2014年09月21日

第2932回 標茶で地域活性化セミナー

03006e19.jpg 結党50周年を記念して開催する地域活性化セミナー。
 今日は、標茶町(川村多美男実行委員長)

 講師は、標茶町農業協同組合 代表理事組合長の高取 剛氏。
 テーマは「攻めの農業は次代の成長産業・・・JAしべちゃの挑戦と展望について」

 実は昨年、標茶町農協は雪印種苗(株)、標茶町との合同出資生産法人『TACSしべちゃ』を設立(資本金9千5百万円、総事業予定額6億8千万円)
 後継者対策の強化、新規就農者の受入・育成に取り組みながら、持続可能な地域農業のモデルを構築すべく挑戦を開始しました。

 まさしく、JA浜中町の酪農王国と軌を一にする実践と言えるでしょう。
 その根底には、このまま手を拱いていては、地域酪農が崩壊するとの危機感があります。

 さて、本セミナーには前と現の農水大臣政務官から長文のメッセージが届きました。
 前は横山信一参議院議員で現は佐藤英道衆議院議員。

 その前の稲津 久衆議院議員から3代続けて農水大臣政務官が公明党から出ました。
 しかも、全員が北海道選出の国会議員。

 責任は重大だし、且つ具体的な結果を求められる時代状況でもあります。
 本州と本道との違いを十分に踏まえつつ、如何にしてこれからの農業を成長軌道に乗せていくことができるか・・。

 ともかく徹底して現場を歩くしか、その確実な方法は見えて来ません。
 今日は残念ながら党大会の日程と重なってしまったので、国会議員の出席は叶いませんでしたが、必ず近日中にはお呼びしたいと考えています。

 改めて、本日ご出席賜った町長、町議会議長、商工会会長、農業委員会会長他多くのご来賓の皆様に深く御礼を申し上げます。
 また、ご参集いただきました多数の町民の皆様にも感謝を申し上げます。
 

2014年09月20日

第2931回 早急に混乱状態を解消すべき

 総務文教常任委員会における審議。
 学校教育部の審査の際に「釧路鶴野支援学校」に係る課題について質問しました。

 ご案内の通り、来年4月から「生活技術科」(1学級8名)が新設されます。
 そして、この秋から教育相談が本格化します。

 しかし、実は道教委から同学科新設の方針が示されて以降、各中学校(特別支援学級を中心に)では、すでに様々な形で相談が始まってらしい。
 ところが、生活技術科の捉え方が各学校、各担当教諭によって微妙に違う。

 何人かの保護者の方によると『このままでは特別支援学校のエリート校になってしまうのじゃないか』と囁かれているとか・・。
 このままでは、情報や福祉過程の学科と同じようなレベル、つまり「一般就労を目標にできる軽度な生徒しか入学できない学科」にされてしまい兼ねない、と。

 生活系の学科というのは、そもそも3年間の課程を経て福祉的就労をめざすような生徒のための学科ではなかったのか。
 ともかく、対象とする出願者の障がいレベルについて、今ここで整理しておかないと不平や不満が広がっていく。

 「早急に事態を収拾し、適切に教育相談が行われるようにすべきだ」と質問。
 総括指導主事は『確かに、一部混乱しているように感じている。早期に認識を統一しなくてはならないと考えている』との答弁がありました。

 事は、子ども達の将来に関わる重要な問題です。
 適格に、公正・公平に進めていただかなくてはなりません。

 市教委の名采配を期待したいと思います。

2014年09月19日

第2930回 事実は3勝5敗だった

 総務文教常任委員会の市長総括質疑。
 「全国学テの結果公表問題」について、林教育長の見解を質しました。

 まず冒頭、今年の全国学テにおいて『すべての小中学校の平均を全道平均以上にする』とした市教委の目標が達せられなかったことについて質問。
 「議会に対してというより、依然として大きな課題を抱えた状態にある多くの児童・生徒に対して、今年の結果をどのように伝えたいか、その反省の弁、思いを聞きたい」

 教育長は『目標が達せられなかったことについて遺憾に感じている。なぜ、目標に届かなかったのか真剣に分析・検証を行い、来年度に向けて決意も新たに取り組んでいきたい』と答弁しました。

 次に、結果公表の方法について質問。
 「−0.9から−0.1が☆では、正確な結果公表とは言えない。0(全道平均)を上回ったのかダメだったのか一目瞭然であるべきだ。以前のように6段階表記にして資料の再提出を求めたい」

 教育長は『概ね全道平均と同程度ということで数年前から−0.9から−0.1を☆と表記している。確かに誤解を与えている点は否めず、6段階表記に戻して資料を提出させていただく』

 さて、この問題を踏まえて改めて今年の結果はどうだったのか?
 小6国語A、B、算数A、B、中3国語A、B、数学A、Bで全8科目。

 教育長は『小学校の国語A、算数A、中学校の国語Aが全道平均を上回った』と答弁。
 それ以外の5科目は目標に届かなかった、と。

 一部新聞報道では4科目が全道平均以上と報じましたが、そのうち中学校数学Aは
実は☆(−0.9から−0.1の範囲内)だったということです。
 結局、大相撲の星取表的に言えば3勝5敗。

 ともかく『概ね同程度』という評価。
 やっぱり欺瞞、ごまかしと言わなくてはなりません。

 市教委がそういう態度なので、各学校ごとの自己評価も『概ね同程度』のオンパレード。
 全国学テはまだですが、最新の学校だよりでは同じ日に実施された釧路市標準学力テスト(小3〜5年生、中1、2年生)の結果について掲載されています。

 報告内容の丁寧さについてはバラバラですが、自己評価の『概ね同程度』の記載は可笑しい程どの学校も似たり寄ったり^^
 これでは、正確な実態が保護者には全く伝わらない。

 なのに、学力向上は家庭学習、家庭学習、家庭学習・・。
 正しい情報の提供もしないで「まずは家庭が・・」なんて言っても始まりません。

 何だかんだ言っても、「児童・生徒をどうにかしたい」よりも「学校の現状(校長や教頭の力量と言い換えてもいい)を厳正な評価に晒したくない」というのが優先、本音なのでしょう。
 そんな空気を作っている張本人は、まさしく市教委。

 まずは市教委から姿勢を正す。
 本当なら学校の実名を出して公表してもらいたい。

 数値ではなく☆か★で表記するわけですから、序列化になることもありません。
 せいぜい分布、群のレベルです。

 道教委は、着実に正確な公表の方向に進んできています。
 時代は、徐々に逃げも隠れもできないように求めてきています。

 市教委だって、いつまでも抵抗勢力のような言い方をされたくはないでしょう。
 そろそろ得体の知れない闇のような恐怖を打ち払って、堂々と前に進みましょう。

 その瞬間から、学校、家庭、地域が総掛かりで課題に立ち向かう態勢が整います。
 そして、そこに未来へ向かう希望の光が差し込みます。

 教育長の英断と断固たる指揮に期待したいと思います。

2014年09月18日

第2929回 比較資料の精度と裏付け

 総務文教常任委員会。
 午後に、新図書館整備問題についての集中審議を行いました。

 このたび市から示された「新図書館整備事業費 比較資料」
 6月議会でボクが提出を求めた資料です。

 比較のための前提条件。
 パターン1 中心市街地に市が単独で整備する場合
      2 中心市街地に民間が整備し、図書館の内部造作を市が実施する場合
      3 中心市街地に図書館部分を含め、すべてを民間が整備する場合   
      4 他の地域に市が単独で整備する場合

 それぞれにおいて、実質的な市の負担額はどのようになるか。
  1 30年後の大規模改修費18億円を含めて37億円
  2 賃借料に大規模改修費を含めて36億円
  3 賃借料37億(大規模改修費含む)+市負担額で39億円
  4 国の補助制度がなく55億円

 市は、この比較に基づいてパターン2で整備したいと説明しました。
 (重要な比較要素となる駐車場については、今回の資料に記述なし)

 さて、そのパターン2。
 36億円の内訳は、建設時の一般財源が6億、地方債償還に5億、30年間の賃借料が25億としています。

 そして、その25億の中に30年後の大規模改修費が含まれている、と。
 改修費の額は、市負担の本体工事費8億の約62%とした場合、約5億(パターン1 本体工事費29億に対して、30年後の大規模改修費は62%の18億を見込んでいる)

 つまり、賃借料25億円の中に大規模改修費5億円を含むので、実質的な賃借料は20億円ということになります。

 20億円を30年で割ると、約6千6百67万円(年間)
 これを12ヶ月で割ると、約5百56万円(月額)
 予定面積は5,500屬覆里如↓崔渦舛鰐鵤院ぃ娃娃葦澆箸いΔ海箸砲覆蠅泙后

 はたして、北大通の一等地の新築物件。
 崚り1,000円で借りられるのかどうか?

 勿論、図書館部分の工事費は市が負担をするので、実際の賃借相場よりは安くなると思います。
 そこで、オーナー側との協議はどのようになっているか。

 『今はまだ、オーナーとの協議に入っていない。あくまで市が積算した数字であって、今後協議の中で数字が動くことはある』(総合政策部長)

 「それでは、30日に予定している議員協議会(市の素案が示される)までに、相手側と協議の末、裏付けのある賃借料の見込みを示して欲しい」と質問。
 『30日までには間に合わない』(総合政策部長)

 「裏付けのない比較表では、議会として検討のしようがない。とても、その先の議論には入れない」と市の態度に疑問を呈しました。                    
 ともかく、人口減が避けられない釧路市にとって、後年次負担の軽減は何よりも優先すべき課題です。
 市長が言うように、本当にパターン2が最も優位なのかどうか。

 駐車場のことを考えても、パターン1(現実的には駅西の市有地に市が建設する)の方が長期的に見て安上がりなのではないか。
 いずれにしても、パターン2の根拠が示されないと、議会として是非の判断がつきません。

 こんな状態では、30日の議員協議会は先送りにするしかないようです。
 多くの委員も『時間をかけて慎重に検討を重ねるべき』との意見を表明しました。

2014年09月17日

第2928回 天然記念物を守る責任

a917f956.jpg 生涯学習部の審査。
 報告事項の中で「春採湖のヒブナの生息確認について」がありました。

 それによると、今年6月24日から7月4日まで、博物館職員による徒歩、ボートでの目視調査を実施。
 その結果、74尾を確認し、内11尾を捕獲した、と。

 取り敢えず、ホッとしました。

 というのも、平成13年の4尾確認以降、地引網方式による捕獲調査では1匹も確認出来ていませんでした。
 調査結果上は、10年以上にわたって「ヒブナがいない」状態だったのです。

 春採湖は国の天然記念物。
 それはあくまで「ヒブナの生息地」として。

 ヒブナがいない春採湖は、当然のことながら天然記念物足り得ません。
 それに対する危機感がちょっと低過ぎる、と前の委員会審査において指摘していました。

 さて、春採湖という限られた生息地における自然更新に心配のない個体数は、はたして何匹程度なのか?
 今委員会審査で、改めて聞いてみました。

 その答弁は『今のところ、それに関する知見は持っていない』
 これでは、国の天然記念物を預かる市の責任を全うできない。

 「様々な知見や各地の経験を学び、市としての目安を持つべきでないか。イトウのように気がついたら絶滅危惧になってしまった、では話しにならない」と質問。
 所管の博物館長は『その必要性は感じている。調査を重ね一定の知見を得たい』と答弁しました。

 重ねて「これまで取り組んできた稚魚の放流や産卵場所の確保策についても、継続して行っていく必要があると思うがどうか?」
 『学芸員が代わったが、これまでのノウハウを生かして今後も取り組んでいきたい』

 春採湖の希少性・・。
 失ってから気付いても手遅れになります。

 細やかに必要な手立てを講じながら、きちんと後世に残していかなくてはなりません。
 博物館の奮起に期待したいと思います。

2014年09月16日

第2927回 執拗に曖昧さを残す

 市議会は常任委員会の審査が始まりました。
 今日の午後は、学校教育部。

 その冒頭、前委員会以降の主な動きについて4項目の報告事項。
 勿論、全国学テの速報値に関する報告も入っていました。

 核心は、まず何よりも釧路市の平均は全道平均を上回ったのかどうか?
 結果的には、小6の国語A、算数A、中3の国語A、数学Aはクリアーした、と。
 (簡単に言うと、小中ともにA問題(基礎)はクリアーし、B問題(応用)はダメだった)

 が、しかし・・。
 厳密に言うと、これがちょっと怪しい^^

 釧路市の公表方法は、☆★印を使って数値を示さない。

 ☆(±1P) (+1〜+3P) ☆☆(+3〜+5P) ☆☆☆(+5P以上)
 ★(−1〜−3P) ★★(−3〜−5P) ★★★(−5P以下)

 の7段階で表しています。

 さて、☆の±の−1(下限)と★の−1(上限)の違いは何か。
 答弁では『☆の−1は未満で、★の−1は以下という意味です』と。

 つまり、全道平均を0とした場合、☆は−0.9から+1までの領域を示していることになります。
 「?????」

 そうなんです。
 全道平均より下回っていても、−0.9以上なら☆になるのです。

 別掲の「全道平均との比較達成状況一覧」を参照してください。
 単純に見ると、☆以上は全道平均を上回った学校群となります(ご丁寧に網掛けで明確に分けている)。

 でも、☆の中には−0.9から−0.1の学校が含まれているかも知れない。
 それでも全道平均以上? 全くもって曖昧というしかありません。

 だから、委員会に配布された報告書(速報)においては『小・中学校ともに、国語A問題については全国平均を上回り、算数・数学については全道平均とほぼ同様となっている。B問題については全道よりやや下回った状況にあり課題が見られる』というボカした言い方にならざるを得ない。

 実に、姑息というか欺瞞というか・・。
 
 はたして本当に『A問題は国語、算数・数学の両方小6、中3ともに全道平均をクリアした』のかどうか。
 この点については、改めて19日の市長総括質疑で教育長に質さなければなりません。

 それはそれとして、やはり問題なのは★★や★★★の学校群です。
 とりわけB問題の結果は深刻です。

 そこで、『授業では、どうしても基礎的な学習が主になり、応用問題レベルに割く時間が短くなる』との答弁(総括指導主事)に対し、「低学年時から基礎基本をきっちり身に着けさせないで進級させるから、学年が上がれば上がるほど応用に取り組めないことになるのではないか。低学年における基礎基本の十分な習得こそ、学習規律確立の第一に置くべきだ」と主張しました。

 (本会議の答弁の中で、林教育長は新しい取り組みとして真っ先に学習規律〈市のスタンダード〉を確立し、全小中学校に徹底する、と述べました)

 この続きは、市長総括質疑の記事の中で書きたいと思います。
 実は、まだまだ色々な質疑をしたので、それらのことも含めて・・。

 ともかく、市教委は結果公表について執拗なまでに後ろ向き。
 曖昧に済ますことが、どうにも体質になっておられるようで・・。

 一体、何を恐れているのだろうか?
 とても子ども達本位な姿勢とは思えません。

学テ1

2014年09月15日

第2926回 久しぶりの春採湖一周

e9f5cda1.jpg がけ崩れの修復工事が行われていた春採湖の周遊路。
 一部通行止めの期間は、結局1年弱にも及びました。

 ようやく昨日開通。
 早速、現場を見がてら久しぶりに一周をウォーキング。

 改めて、豪雨の威力を思い知りました。
 実に、痛々しい。

 特に、旧科学館下の急傾斜地は、故小川安久先生と共にエバーグリーンプロジェクトが植樹をした場所(第2期)です。
 まさに抉り取られた状態になりました。

 幸いにも、その右側の第1期植栽地は崩落を免れて、順調に森が形成されています。
 そこは、ボクが春採湖に関わることになった原点の地。

 さて、周遊路。
 好天にも恵まれて、多くの市民が散策していました。

 『待ってました!』ってな感じでしょうか^^
 豊富なマイナスイオンを浴びて、皆さん健康そうに見えます。

 そう言えば、この道は相当な回数を親子で歩きました。
 半ば強制的に連れ歩いたと言っても過言ではありません^^

 数十回・・。
 百回とはいかないまでも、それに近い回数は歩いたと思います。

 時に長男と、時に息子二人と、時に次男と、そして稀に娘と・・。
 間違いなく、春採湖は子ども達の原風景の一つとなっているはずです。

 今はまだ、それ程の思いはなくても、いずれは(もしそれが、遠い将来のことであったとしても)父と歩いた懐かしい思い出として振り返ってくれればいい。
 そんなことを思いながら、噛み締めるように一周を歩きました。

 釧路の宝 春採湖。
 釧路市民の誇り 春採湖。

 末永く大切に、大切に守っていかなくてはなりません。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(2)春採湖 | 趣味

2014年09月14日

第2925回 秋はやっぱりサンマ

82161e27.jpg 興津つつじヶ丘町内会(桜井隆志会長)の秋レク。
 町内にある公園を会場に開かれました。

 バーベキューのスタートは、定番の「ジンギスカン」
 癖はありますが、道民のDNAに染み付いた懐かしい味です。

 続いては、これまた北海道のスタンダード「ちゃんちゃん焼き」
 秋サケの旨味を味噌風味でいただきます。

 ここで、一息代わりの「タラのアラ汁」
 一息というより、これだけでお腹が満たされる感じではありますが・・^^

 そして、いよいよクライマックスの「サンマ」
 釧路の秋はサンマ抜きに考えられません。

 大振りの逸品を網で焼きます。
 脂がグジュグジュ、煙がモクモク・・たまりません。

 〆は、ビンゴ大会。
 トイレットペーパーやティッシュなどの景品を手にして皆さんご満悦。

 歓談では、興津はまなす富士プロジェクトの話題に花が咲きました。

 『頂上でバーベキューもいいんでないかい』
 「それは、ちょっと無理かも^^」

 なんて冗談も飛び出し、なごやかに協力を約束していただきました。
 
 釧路の短い夏、そして秋。
 太平洋からの海風が、サンマの煙をどこかに運んで行きました。

 
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)町内会 

2014年09月13日

第2924回 放置空き家問題を考える

e8bee081.gif 放置空き家、いわゆる危険家屋問題は益々深刻さを増しています。
 一日も早く、空き家新法が制定され地方自治体として解決策を取れる環境になることを望みます。

 以下、公明新聞からの転載です。


             てい談 どうする“空き家列島・日本”

         富士通総研 上席主任研究員 米山秀隆氏
         不動産コンサルタント 長嶋修氏
         公明党空き家対策プロジェクトチーム座長(衆院議員) 伊藤渉氏


             米山 中古住宅活用へ抜本対策を
             長嶋 住宅総量の目標定めるべき
             伊藤 特別措置法の制定をめざす

 高齢化や人口減少に伴い、放置されたまま老朽化する「空き家」が急増し、大きな社会問題になっています。
 そこで米山秀隆・富士通総研上席主任研究員と不動産コンサルタントの長嶋修氏、公明党空き家対策プロジェクトチーム(PT)座長の伊藤渉・衆院議員(党国土交通部会長)の3人に、対策の在り方などを語り合ってもらいました。

 (伊藤) 総務省の調査では、昨年10月1日現在で全国の空き家数は820万戸に上り、総住宅数に占める割合も13.5%と、いずれも過去最高でした【グラフ参照】。
 自治体の対策には限界もあります。
 そこで昨年10月、公明党はPTを立ち上げ、新法制定を含む抜本的な対策について議論を進めてきました。
 今秋の臨時国会に与党として空き家対策に関する特別措置法(特措法)案を提出し、成立させたいと思っています。

 (長嶋) 戦後の住宅事情を振り返ると、高度成長期は住宅が圧倒的に不足していました。
 そこで新築住宅を造り続け、そのことが日本経済を押し上げることにもつながりました。
 1968年の時点で総住宅数が総世帯数を上回りましたが、バブル崩壊後の90年代以降も新築建設は続いています。
 この間、空き家が少しずつ潜在的に増えていました。
 このままのペースで行けば、30年後には空き家率が4割を超えるというリポートもあります。

 (伊藤) 即効性のある景気対策として、新築建設に傾斜しすぎて、住宅政策全体のバランスを見直すタイミングを失ってしまった感もあります。

 (米山) 過去に成功してきた政策が裏目に出て、空き家の増加に歯止めが掛からなくなっているのです。
 例えば、固定資産税の住宅用地に対する特例措置です。
 これは、住宅が立つ土地の固定資産税を最大で更地の6分の1に軽減するものです。
 老朽化した空き家でも建っていれば税負担が軽くなるため、「撤去しないでおこう」という心理が働いてしまいます。
 都市部でもかなり郊外まで住宅開発が進みましたが、人口が減少するにつれ、郊外など不便な地域で空き家が目立ってきました。

             「量」から「質」へ政策転換したが

 (伊藤) 私が衆院議員に初当選した2005年当時、ようやく住宅の「量」より「質」に関心が持たれ始めたころでした。
 住まいの質の向上へと住宅政策を転換する「住生活基本法」(06年成立)や、障がい者や高齢者が安心して賃貸住宅を借りられるようにした「住宅セーフティネット法」(07年成立)の制定に、私自身も携わってきました。

 (長嶋) 住生活基本法の成立に伴い、戦後約40年間にわたって大量供給を強力に推し進めてきた「住宅建設計画法」が廃止されました。
 これは大きな政策転換でしたが、住生活基本法はあくまで基本理念を定めたものです。
 具体的な政策が出てくるようになったのは、ここ最近ではないでしょうか。
 そもそも日本の住宅産業界は新築中心に構成されています。
 今、検討されている特措法案のように、空き家、つまり中古住宅の撤去に加えて利活用にも目が向くようになったのは、画期的です。

 (米山) 国土交通省が12年に「中古住宅・リフォームトータルプラン」を発表しました。
 中古住宅流通・リフォーム市場の環境整備を進め、市場規模の倍増をめざすとしていますが、新築との両にらみの政策です。
 新築住宅を好む日本人に対して方向転換を促すには物足りず、もっと思い切ったインセンティブ(誘因)を与える政策が必要ではないでしょうか。

 (伊藤) 少子高齢化や人口減少の進展で成熟社会へと移行する中、“味のある中古住宅”が評価される世の中にしなければなりません。
 グランドプリンスホテル赤坂(旧赤坂プリンスホテル)が昨年取り壊された際、外国の方々から「なぜ、歴史のある建物を壊すのか」と惜しむ声がたくさん聞かれました。
 時代の風雪に耐えてきた建築物へのまなざしの温かさを感じました。

 (長嶋) 木造中古住宅は約25年で建物部分の価値を「ゼロ」と見なす慣行が、日本にはあります。
 中古住宅の価値を測る手法がなく、画一的に「25年」としてきたのです。
 中古住宅の購入に二の足を踏む人が多いのも当然です。
 それを解決しようと始めたのが、私どもの住宅診断サービスです。
 国交省の資料では、取り壊された住宅の平均築年数は、米国がおよそ70年、英国が80年以上です。
 日本の設計、施工は世界レベルにあり、点検やメンテナンス(維持)をきちんと施せば、50年あるいは100年だって持つ場合もあります。

             求められる“まちづくりの視点”

 (伊藤) 空き家の問題は、今後のまちづくりのキーワードです。
 今年8月に施行された改正都市再生特別措置法は、必要な空き家を残し活用するツール(道具)にもなります。

 (米山) 今回の法改正により、病院や商業施設を中心市街地に集約する一方、郊外に広がった住宅の誘導も行われます。
 空き家の利活用についても、優遇される地域とそうでない地域が自治体内で線引きされます。
 いわば、自治体による居住地の選別です。

 (伊藤) 自治体は難しい判断を迫られますが、地方創生のための重要な取り組みの一つになるでしょう。

 (米山) 松江市では同改正法に先立ち、独自の条例を定め、空き家対策をまちづくりに生かしています。
 例えば、空き家を賃貸住宅として貸し出すための改修費などを補助したり、賃貸住宅に住む若者(新婚世帯またはUターン・Iターン)への家賃補助などを行っています。

 (長嶋) ドイツの事例も参考になるでしょう。
 1990年に東西統一を果たしたドイツでは、東ドイツ側で空き家問題が深刻化しました。
 そこで住宅を含む都市機能の集約化に取り組みました。
 また、経済協力開発機構(OECD)に加盟する多くの国では、住宅総量の目安や住宅供給量の目標などを立てています。
 年々滅失していく中古住宅分を新築で補うぐらいの感覚です。
 私は、日本も新築と中古を合わせた住宅総量の目標を定めるべきだと思っています。

                  355自治体が独自条例で対応


 (伊藤) 問題のある空き家に対処する独自条例を定めた自治体は、今年4月時点で355カ所に上っています。
 さらに問題が深刻化すると予想されます。
 そこで現在、準備を進めている特措法案には、空き家の所有者を把握するために固定資産税情報を活用したり、危険な空き家を迅速に撤去できるよう法的な担保を与えたり、自治体の撤去費用など財政支援を検討することも盛り込んでいます。

 (米山) 法律を定めることにより、自治体は動きやすくなり、心強いものになるでしょう。
 また、政府が来年度の税制改正で、固定資産税の特例措置を見直す方向で検討に入ったと聞いています。
 確かに、老朽化して住めなくなった危険な住宅の税負担を軽減するのはおかしいと思います。
 しかし、所有者の中には、軽減措置が無くなることで、最大で6倍に増える負担に耐えられない人も出てくるかもしれないので、数年間の猶予を与えるなどの工夫を講じてほしい。

 (長嶋) 私は国政選挙のたびに、全政党の政策・公約をくまなくチェックしていますが、公明党は中古住宅の取引活性化に加え、賃貸住宅の活用に関心を寄せられていますね。
 中古住宅を大切にし、価値を引き上げることは、「生活者」を重視することにほかなりません。

よねやま・ひでたか
1963年生まれ。筑波大学大学院修士課程経営・政策科学研究科修了。専門は住宅・土地政策、日本経済。野村総合研究所、富士総合研究所を経て現職。2007〜10年、慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所客員研究員も務めた。著書に『空き家急増の真実』『少子高齢化時代の住宅市場』など。

ながしま・おさむ
1967年生まれ。広告代理店、不動産会社を経て99年、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社「さくら事務所」を設立。2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を立ち上げた。著書に『「空き家」が蝕む日本』など。

2014年09月12日

第2923回 山口那津男代表の4選を歓迎

bbb3c0d3.jpg 山口那津男代表が4選の立候補を表明。
 今月の定期党大会で承認される見通しとなりました。

 もとより組織ですから、我々一地方議員の立場としては例え誰が代表であろうとも、一致結束し盛り立てていかなくてはなりません。
 しかし本心では、見識が高くリーダーとして特に優れている人がトップであって欲しいと思っています。

 その意味では、山口代表は申し分ありません。
 頭脳明晰で、謙虚で、弁舌さわやかで、行動力があって、おまけにルックスもいい^^

 政治家として極めて魅力的です。
 欠点を見つけるのが難しい。

 ということで、以下公明新聞からの転載です。


                山口代表が立候補表明

               党代表選 次の50年へ態勢を構築

 公明党の山口那津男代表は11日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会で、21日の第10回党全国大会で実施される党代表選挙に立候補する意向を表明した。

 山口代表は中央幹事会終了後、公明会館で記者会見し、党代表選に立候補を決意した理由について、党再建に力点を置いて取り組み、政権を奪還して自民党との連立政権の再結成に進んだ3期5年間を振り返り、「政権合意で打ち立てた目標は、まだ道半ばだ」との認識を表明。

 その上で、「国民の期待に応え、わが党が50年の歩みを経て蓄積したものを連立政権の下で実現し、次の50年に向けて人材を育成していくことなども考慮した上で、引き続き代表として、その目標達成と党の態勢整備に全力を挙げていきたい」と力説した。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)公明党 

2014年09月11日

第2922回 全国学テの目標には遠く届かず

 市議会の2日目。
 一般質問に6名の議員が登壇しました。

 このうち金安潤子議員が全国学テに関し質問。
 「平成26年度調査までに、市内すべての小中学校が全道平均を上回るとした目標に対する結果はどうだったのか?」

 林教育長は『小6の国語A、中3の国語Aは市内平均で目標を超えた。しかし、それ以外は残念ながら目標に届かなかった』と。
 つまり、小6の国語B、算数A,B、中3の国語B、数学A,Bは全道平均以下だったということ。

 ほとんど惨敗に近い結果だったと言わざるを得ません。
 『深刻に受け止めています』(林教育長)

 詳細な報告は、来週の総務文教常任委員会で聞きたいと思いますが、市内の平均云々は実はどうでもいいのです。
 あくまで、各学校ごとにどうだったのか?

 目標は、「すべての小中学校が全道平均以上にする』だったのですから。
 科目ごとに、どの学校が達成し、また達成しなかったのか!

 それを明らかにすることが、次に向かう第一歩なのです。
 ウヤムヤにすることは許されません。

 本当に真剣になって低位層の子ども達に向き合ったのかどうか。
 その取り組みの峻厳な結果なのです。

 林教育長は『来年度には何としても目標を達成したい』と宣言しました。
 
 それはそうでしょう。
 教育推進基本計画に明記した重い重い約束なのですから。

 しかし、来年とは言っても、あと7ヶ月後。
 深い反省に立って、余程頑張らないと所願成就とはなりません。

 委員会審議では、その覚悟と具体策を質します。
 ・・・本当に不甲斐ないッ!!
gekko946 at 20:07|この記事のURLComments(2)学校 

2014年09月10日

第2921回 9月定例市議会が開会

 釧路市議会の9月定例会が開会。
 初日の今日は、市長から市政報告、副市長から提出議案の説明が行われた後、5名の議員が一般質問に立ちました。

 市政報告の内容は以下の通りです。

 ゞ路大漁どんぱく
  37万1千人の人出があり、過去最高を記録した。

 釧路ー中部線復活
  平成22年5月以降休止されていた同線が、今年8月1ヶ月間、週3往復で復活。
  搭乗率は、目標の80%を上回り87.4%を記録した。
  来年に向け、運航継続は勿論、毎日運航、運航期間の延長を働きかけていく。

 新図書館の検討状況
  市民検討委員会から提言書を提出いただいた。
  市民、利用者、児童・生徒を対象にしたアンケートを実施した。
  9月20日に整備手法別の事業費比較等について説明会を開催する。

 ど霆ご杞盥擦旅短勹狃藹仂
  市役所前庭への激励看板、MOOの壁面に懸垂幕を設置した。
  激励メッセージ入りのうちわ7千本を港まつりで配布した。
  助成金・補助金で1,835千円を交付した。

 ザ路アイスアリーナのネーミングライツ
  公募の結果、日本製紙を選定した。
  愛称を「日本製紙アイスアリーナ」とし、1年7ヶ月契約を結んだ。

 工事発注状況
  8月31日現在の発注済み額は約95億2千万円で、発注率は79.5%。
  このうち地元企業への発注は84.2%となっている。

  
 さて、今議会の焦点は、何と言っても新図書館の整備問題。
 激しい議論の応酬が予想されます。

 はたしてテナント入居方針に議会の理解を得られるかどうか・・。
 全く予断を許さない状況です。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)議会報告 

2014年09月09日

第2920回 「語る会」を設立

6e2f0db8.jpg 「特別支援教育を語る会釧路」の設立総会。
 林 義則釧路市教育長を来賓に迎えて開催しました。

 実質的に、先般解散した「釧路に高等支援学校を誘致する有志の会」の活動や思いを引き継ぐ形となる「語る会」
 代表に就任し、これまで以上の重責を背負った気持ちです。

 ひとまず「誘致する会」として、北海道釧路鶴野支援学校の誘致には成功しました。
 しかし、環境の整備がそのまま特別支援教育の質的向上につながると言い切ることはできません。

 同校が、はたして期待通りに十分な役割と機能を発揮するかどうか・・。
 多くの保護者の皆さんから高い評価をいただくには、これからもきちっと見守っていく必要があります。

 また依然として、高等教育課程だけでなく、幼児教育期から義務教育課程に至る各段階ごとに様々な課題を抱えています。
 残念ながら、一人一人の児童・生徒の程度に応じた適切な教育、支援が行われているとは言い難い実態があります。

 「語る会」は、そうした特別支援教育全般にわたる課題や問題点を話し合い、可能な限りその解決の道を開くために設立したものです。
 設立時の会員は18名。

 ほとんどが多くの不安を持ちながらも、子ども達のために行動しようと立ちあがったお母さん達です。
 母は強し!

 しっかりスクラムを組んで、時には元気をいただきながら前進していく決意です。
 第1回例会は、早速10月4日に開催いたします。

 ちなみに、現在、特別支援学級に在籍している児童・生徒数は以下の通りです。

 小学校27校、中学校13校で合計111学級、全体で443名。
 年々増加する傾向にあり、重複化、重度化、多様化が進んでいます。

2014年09月08日

第2919回 巣立つ力を蓄える

 ほぼ1ヶ月の夏休みを終えて長男が帰京。
 そうです、この春までは「上京」だったのが「帰京」に変わりました。

 とは言っても東京人になって、まだ僅か5ヶ月。
 そんな急激に成長するわけもありません。

 それでも、この夏初めてアルバイトに挑戦。
 10数日働いて、お小遣いというには結構多額な給金を手にしました。

 一日8〜9時間の労働。
 立ち放しの仕事です。

 愚痴らしい愚痴もこぼさず、よくやり抜いたと思います。
 思っていた以上に根性がありました。

 見直したというか、やはり親としては正直に嬉しいです。
 (こうして徐々に巣立つ力を蓄えてほしい、と)

 早朝に起きて、毎日お弁当を作り続けた妻もご苦労さまでした。
 『夏休みなのに・・』なんて言ってましたが、でもそれ以上に子どもが逞しさを身につける喜びに勝るものはない^^

 真っ黒に日焼けして、空港から飛び立った長男。
 少し身長が伸びたようにも見えました。

 東京でさらに苦労を重ねて自分を磨いてほしいと思います。
 音楽活動はほどほどにして・・^^
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2014年09月07日

第2918回 日中友好の道を40年

93345717.jpg 白糠町地域活性化セミナー(主催 公明党釧路総支部白糠支部)。
 中日友好協会の許 金平副会長(非常勤)にご講演をしていただきました。

 テーマは「中日友好の道を歩んだ40年」
 冒頭、『今は民間人になりましたので、率直にお話ししたいと思います』と。

 そうはおっしゃっても、場内がざわめくような際どいご発言はなし^^
 淡々と対日外交、中日友好に従事した40年間の思い出や、日本語と出会った運命的な出来事などを振り返っての、終始笑いを取られる和やかなご講演でした。

 それらの内容について、ここで紹介するのは控えます。
 外交問題になるなんてことはないと思いますが、さすがに要人の講演を文字にするのは気が引けます^^

 ただ話題になった主な事柄だけ列記しますと、
  ◎小学校入学時のアクシデント
  ◎父の思い出
  ◎日本留学の顛末
  ◎留学生活
  ◎中日国交正常化と公明党
  ◎周恩来総理の決断
  ◎経済交流、地域交流の現状
  ◎これからの中日関係  等々

 もとより、日本と中国とは国家体制が違いますし、人口規模も歴史や伝統、風習など全く異なります。
 ある意味で、日本の常識は中国の非常識な面があるでしょうし、またその逆も数多くあるはずです。

 そういった違いばかりに目を向け、警戒するだけでは友好関係は発展しません。
 まずは友人になり、お互いを知ることで理解も深まっていくのです。

 今日のセミナーが、白糠の皆さんにとって中国をより身近な存在に感じていただき、興味を持っていただける機会になれば幸いです。
 実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。

2014年09月06日

第2917回 絶好のコンデション

 大漁どんぱく祭りの主要行事「釧路川花火大会」
 名物の3尺玉は、年々その認知度が上がり高い集客力を如何なく発揮しています。

 今日も、市内の宿泊施設はどこも満室。
 大手のホテル関係者によると、数ヶ月以上も前から予約で埋まるそうです。

 外来のお客様と多くの市民。
 どこに居たのか?と思うほどの人出、人の波。

 今年は、特に最高のお天気に恵まれました。
 温暖微風、霧のきの字もなし^^

 花火にとって、これ以上はない絶好のコンデション。
 過ぎ行く夏を惜しみながら、刹那の美を堪能しました。

 許 金平副会長も『これは凄い!』と絶賛された3尺玉。
 直径600mの大輪は、間違いなく世界レベルということです。

 それにしても、今夜は真っ直ぐに歩けない。
 人を避けながら、泳ぐように歩く。

 まさしく、釧路にとっての非日常です。
 嬉しさのあまり、ついつい笑顔がこぼれます。

 何だかんだ言っても、やっぱり活気があるというのは楽しい。
 釧路には、まだまだ底力がある!

 仕掛け次第で、釧路を一層盛り上げることは可能。
 また、来年に向けてオール釧路の取り組みを強化したいものです。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)地域課題 

2014年09月05日

第2916回 日中友好の3日間

a38088d5.jpg 中日友好協会の副会長であられる許 金平氏(前駐札幌総領事)がご来釧。
 2泊3日の行程が始まりました。

 今日は、白糠町役場を表敬訪問。
 棚野町長他執行部と親しく懇談し、友好の1ページを刻んだところです。

 白糠町は、棚野町長が就任して以来、一貫して日中友好の道を歩んでいます。
 『地域レベルにおける日中友好、交流の拡大は益々重要になる』との信念に基づいて、その旗を振り続けてきました。

 他に先駆けて取り組んでいるのが、中国語の学習。
 早い段階から白糠の子ども達には中国語に親しんでもらいたい、と。

 それから、企業誘致。
 昨年、中国資本による食品加工工場の白糠誘致に成功しました。

 勿論、其々に大きな成果を上げるには一定の時間が必要でしょう。
 それでも、前に進む固い決意と行動がなければ、新しい展開は何も望めません。

 改めて白糠町の取り組みに、深く敬意と賛意を申し上げたいと思います。

 引き続いて、釧路コールマイン蠅鯔問。
 来日中の中国人研修生を激励していただきました。

 その際、研修生の団長から同研修事業の意義と重要性について、3点にわたって報告がありました。
 許副会長は『非常に説得力がある。是非、文書にまとめて送ってほしい』と。

 全く予想していなかった展開でしたが、もしかするとその文書は後々大きな意味を持つ一石になるかも知れません。
 それにしても、ノー原稿で長時間、堂々としたスピーチでした。

 刮目すべき優秀さです。
 ともあれ、ギアがまた一つ、ガチッと噛み合ったような気がしました。

2014年09月04日

第2915回 新図書館・・・話しが違っている

a49a1e29.jpg 平成26年度釧路市防災総合訓練。
 東港区耐震旅客船ターミナルを会場に行われました。

 今年も、海上自衛隊護衛艦隊第一輸送隊、陸上自衛隊第27普通科連隊等の協力をいただき、釧路海上保安部、釧路地方気象台、釧路警察署等々の実施機関が結集してシュミレーション。

 想定1は、震源地が釧路沖でマグニチュード8.6.
 釧路市で震度6強、根室市で震度6弱、津波の高さは釧路港で5mというもの。

 想定2は、台風捷罎猟眠瓩砲茲蟾澆蟷呂瓩らの雨量は弟子屈で200ミリ(釧路川の源流)、標茶で180ミリ、釧路市幸町120ミリ。

 いずれにしても、両想定ともに甚大な被害が発生することは確実です。
 はたして災害有事の際、関係機関や団体はどう動くのか・・。

 やはり、あらかじめの訓練は大事です。
 一定の約束事を踏まえて、混乱なく機動的に対処出来なくてはなりません。

 今日は、音響の不調など想定外の事態もありましたが、それもまた訓練と思えばいいわけで・・^^

 さて、約束事と言えば、新図書館。
 『9月議会前に、整備事業費について比較資料を示す』との市長の約束。

 このほど、その資料が提示されました。
 パターン1から4まで、整備場所、補助制度の有無、建設手法・内容について、事業費の比較が示されています。

 このうち、最も優位とされたのが、民間ビルに入居するが図書館部分の内部造作は市が実施するというパターン2。
 当初、蝦名市長が『これしかない』と断言していたパターン3(図書館部分を含めて全て民間が整備し、市が借り上げる)から、早くも結論が変わってしまっています。

 この点だけでも、見通しの甘さ、軽率感が否めません。
 議論の前に不信感が先に立ちます。

 これでは、10日から始まる市議会で議論が沸騰するでしょう。
 はたして議会の合意が得られるかどうか・・?

 予断は許しません。
 緊迫することだけは、どうやら間違いないです。

2014年09月03日

第2914回 2千万トンで40年

33e42cb5.jpg 第82回釧路ルネサンス連続セミナー。
 講師は、釧路コールマイン蠑綫幣鑢骸更毀魄の松本裕之氏。

 テーマは「釧路コールマインの現状と今後」
 石炭の可能性とKCMが今後進むべき針路について語っていただきました。

 実は、知っているようで意外に分からないことが多い石炭。
 改めて、このような講演を聴くことの重要性を認識したセミナーでした。

 まず、太平洋炭鉱からKCMに移行して以来、年間生産量は約50万トン。
 このペースで掘り続けていくと、あと何年掘れるのか?

 松本氏によると、理論可採埋蔵炭量は道東域で約48億トン(全国では200億トン)
 しかし、初期投資が莫大に必要になるので、現実的に生産可能な埋蔵量は2千万トン。

 それでも、あと40年は掘れるということです。
 その頃には、エネルギー源について今よりも更に革新的な技術が確立されているでしょうから、石炭の役目は完全に終わっているかも知れません。

 とは言うものの、当面は世界的に見ても石炭は主力エネルギー源の一つです。
 まだまだ、カロリー当たりの価格が安い石炭に頼らざるを得ない。

 特に、経済成長が著しいアジア諸国の石炭依存度は、より高まる傾向にあります。
 アジア各国の石炭輸入量も増大する一方です。

 一方、石炭生産国においては、坑内採掘と深部化、奥部化が進行し、それと同時に安全性リスクが高まっているという事情にあります。
 
 そこで「坑内炭鉱は総合技術力」(松本氏)の出番。
 ◎炭鉱は、石炭・岩石・電気・水・空気・資材・人員等、大量なものを移動させるのが仕事
 ◎地圧・断層・石炭の酸化等と戦うため、坑道の維持、災害予防技術・技能が大事
 ◎そのために、電気・機械・通気・整備・選炭・コンピュータ・測量・仕繰り等すべての技術を総動員し、保安・生産を『支える』

 日本は、年間約1億8千万トンの石炭を輸入し、自給率は僅か0.6%。
 今後も安定して海外炭を確保するためには、アジアの生産国=輸入国が、できるだけ自国生産分で必要量を賄えるように支援することが必須です。

 そして、その支援カードの一つがKCMが持つ保安技術の移転(研修事業)
 これを、無くすなんてとんでもない!

 是非、国の理解を求めて、今こそ中長期的な枠組みを作らなくてはなりません。
 講演を拝聴し、決意を新たにしました。

2014年09月02日

第2913回 語って 学んで 動かす

c176202f.jpg 「特別支援教育を語る会釧路」の準備委員会。
 来週の設立総会を前に、議案等を協議しました。

 この会の前身は「釧路に高等支援学校を誘致する有志の会」
 釧路鶴野支援学校が今年4月に開校したので、誘致する会は解散しました。

 しかし、特別支援教育をめぐる課題は依然として山積。
 そこで、幼児教育から義務教育課程及び高等教育課程に至るまで、各段階それぞれの課題に向き合い、解決への道筋をつけるというのが、この新しい会の設立目的です。

 会の名称について、当初は「考える会」「学ぶ会」等々いくつか思い浮かべましたが、でもやっぱり少しでも前向きで行動的なイメージをと言うことで「語る会」
 勿論、語る以上はよく学び、よく調べ、より以上に認識と理解を深めなくてはなりません。

 そして、行動する。
 結果を出す。

 愚痴をこぼすだけだったり、ストレスを発散するだけの会にはしないつもりです。
 困っている人、悩んでいる人に寄り添い、具体的に状況を改善する。

 まず当面は、来年4月に開設される釧路鶴野支援学校の「生活技術科」への期待と課題について取り上げたいと考えています。
 詳しくは、また改めて・・。

2014年09月01日

第2912回 9月定例市議会は10日(水)から

 9月定例市議会は10日(水)に開会。
 今日は、提出する予定の議案、補正予算案等について市側から説明がありました。

 重要報告案件は6項目。

 々埓センター(阿寒町・音別町)のあり方について
   行政センター長は、平成27年度から特別職から部長職に格下げする。
   地域協議会の機能は維持する。

 入湯税改訂の検討状況
   平成26年12月議会に条例案を提出する。
   施行予定は、平成27年4月。
   宿泊者のみに限定し、上乗せ額は100円。

 F本銀行旧釧路支店の保存
   市として暫定的な「取得要望」を提出する。
   建物のコンクリート強度に問題が発覚したので専門的な調査が必要。
   結論を出す最終期限を設けないで慎重に検討する。

 ざ路アイスアリーナにおけるネーミングライツ
   公募に対して応募企業は1社で、日本製紙のみ。
   契約期間は、平成26年9月1日〜同28年3月31日まで(1年7か月)。
   日本製紙アイスアリーナと愛称し、契約金額は564万3千円。

 タ型渊餞枩鞍の検討状況
   市民検討委員会として9月議会前に提言書を提出する。
   回答総数12,746人のアンケートを実施した。
   整備手法別の事業費比較については、3日に議会、20日には市民に説明する。

 Σ司鳴行政センター新庁舎について
   10月8日(水)完成予定。
   11月19日(水)落成式を開催する。
    同 25日(火)から業務を開始する。

 丁々発止。
 活発な審議を期待したいと思います。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)議会報告