2012年11月28日

第2318回 有権者は見抜いている

 次男の進路のことで家を空けた2日間。
 留守番は高2の長男と中1の長女。

 親が居る時は、何かと手がかかる2人ですが、居なけりゃ居ないでそれなりに何とかなるものです。
 『かわいい子には旅をさせ』ならぬ『旅をして留守番をさせ』

 さて、この2日間、政党の離合集散の話題がニュースに流れ続けました。
 『あれッ、この人今度何党を作ったんだったっけ?』
 「この人は、前は何党だった?」
 『この政党は原発について何と言ってた?』
 「脱と卒と反は結局どこが違うの?」

 まるでモザイク画状態。
 支持率が上がらないもどかしさと時間がない焦りとが綯い交ぜになって、もう訳が分かりません。

 こんなカオスが公示直前まで続くことになれば、有権者は益々白けるばかり。
 年末の慌ただしさも手伝って、投票率の行方が心配になります。

 埋没を恐れて第3極の争奪合戦。
 所詮、単なる選挙目当てに過ぎないと多くの有権者は見抜いています。

 小選挙区制の弊害が、また一つ露わになったということでしょうか。
 (勿論、制度云々よりも政党・政治家の理念の方が問題なのですが・・)

 突風を作って、メディアにその風を煽らせ、そしてその風に乗って議席を獲る。
 こんな空虚な繰り返しが、さらに有権者との関係を希薄にし、それが政党・政治家への期待感を低下させる・・。

 「まずは政策」と言いながら、スローガンが軽々しく漂っている風にしか見えません。
 さて明日は、どこの党が消えていくのか・・。
gekko946 at 23:28│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by モミジ   2012年11月29日 23:29
「責任感と安定感」今度の選挙の争点は間違いなくこれだと思いますね。
それと政治家にとって「ブレない」ってことが一番大切な資質だと思います・・・政治家の耐震必要かもしてませんね!
2. Posted by つきた   2012年11月30日 06:37
さすがに鋭いご指摘です。
特に、風頼みの政治家はどこに流れるかは風次第。
もっとしっかりして欲しいと願うばかりです^^

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