2014年01月20日

第2694回 釧路校への出願者数変わらず

 高等支援学校の最終出願者数が確定。
 今日、道教委から発表されました。

 それによると、新設の釧路鶴野支援学校については、第一次出願から変化なく、定員2学級16名に対して23名が出願。
 7名の超過となりました。

 この結果を受けて、今月27〜30日に入学者選考検査。
 来月2月12日に合格者発表が予定されています。

 1月14日の記事にも書きましたが、はたして何を基準に優劣をつけるのか。
 釧路校は「職業学科を設置する知的障害特別支援学校」です。

 知的障害の軽い順番から選考するのか。
 もしそうだとしたら、比較の上で障害が重く不合格となった子どもたちに対して、どこでどのような支援が行われるのか。

 中標津校へ行けということか。
 しかし、障害の軽い子どもが釧路で、逆に重い子どもが中標津ということは不条理ではないのか。
 さらに、中標津校は遠距離過ぎて通学が困難、もしくは情緒障害が重く(仮に知的障害が軽くても)寄宿舎生活に馴染めない子どもは、どうしたらいいのか。

 釧路養護学校高等部?
 釧路校が不合格となったとは言え、そもそも比較的軽度な障害児(出願者の中で比較するとやや重いということに過ぎません)なので、養護の高等部では必要な教育・訓練が受けられません。

 敢えて言うなら、教育のミスマッチ。
 本人の能力開発がままならず、成長の芽が摘まれることとなり、結局卒業後の就労を含め、子どもの可能性が萎んでしまいます。

 やはり、この際、23名全員を受け入れていただくしかありません。
 絶対に足切りをしてはいけません。

 このことについて、来週、釧路に道立高等支援学校を誘致する有志の会の役員会を開いて協議することにしました。
 何らかのアクションを起こす必要があるのではないか、と。
gekko946 at 23:28│Comments(0)学校 | 地域課題

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔