2015年01月30日

第3063回 基本設計費を可決

 ほぼ1年間にわたった新図書館整備に関する議論。
 今日の市議会本会議で、基本設計費700万円余の予算案が可決しました。

 公明党議員団としても、非常に難しい判断だったと言えます。
 わが会派が一貫して重視した点は二つ。

 1つは、建設後30年間の総費用。
 人口減少時代にあって、やはり後年次負担の軽減は最も優先されなくてはならないからです。

 2つには、駐車場問題。
 中心市街地への立地であればこそ、この点に関する懸念は払拭されていなければなりません。

 さて、この2点についても、市の答弁は正確さを欠いていました。
 議員の指摘を受けて、都度都度新しい資料の提出と苦しい説明。

 何だかんだ言っても、結局民間ビル入居方式ありきだったと言わざるを得ません。
 強まる不信と議論のすれ違い・・。

 そして、委員会審議の最終盤に提出された後年次負担の比較表とパブコメの結果。
 会派として最終結論に至るまで喧々諤々の協議が続きました。

 以下、会派としての態度表明と賛否の最終結論です。



議案第1号「平成26年度釧路市一般会計補正予算」について、これまでの資料提出、説明の姿勢及び合意形成の進め方など、市の対応には大きな問題があったと厳しく指摘せざるを得ない。
 そもそも、新図書館整備においては財政負担における優位性に基づき、市長は民間ビルへの入居方式を選択したのであり、その他の要素と同列に論ずるべきではない。
 さて、本委員会審議の過程で整備費と建設後の負担額について新たな資料が提出され、その比較により駅西PFI方式と市の圧縮案の後年次負担額がほぼ同額であることが示された。
 またこのたび、「新図書館整備の基本的な考え方(素案)」に対する市民意見募集の結果が公表され、中心市街地の活性化に寄与する新図書館が早期に建設されることへの多くの期待の声が寄せられたところである。
 こうした点を踏まえて、公明党議員団は以下の項目について、市並びに市教育委員会の特段の取り組みを強く要望する。


 1 議会議論の対応及び市民合意の形成のあり方などについて深く反省するとともに、
今後においては、適時且つ懇切丁寧、謙虚に説明責任を果たし、引き続き広範な市民
合意の形成に努めること

 2 駐車場については長期にわたって安定的に確保されなければならず、敷地外におけ
る賃借方式は、あくまで暫定的な措置でなくてはならない。
中期的な課題として、市が取得することを念頭に関係者と真摯に協議すること

 3 利用者の利便性の向上につながることを重視し中心市街地に立地する以上は、公共
交通としてのバス路線網の維持は不可欠の課題である。
定住人口の減少が避けられない時代にあって、今後の公共交通のあり方も含めて持
続可能な対策を構築すること。
   併せて、中心市街地における一方通行路線の解消について関係機関と協議に入り、
新図書館整備までにその実現を図ること

 4 新図書館整備が衰退の著しい中心市街地の活性化に寄与してほしいとの期待は高い
が、残念ながら、現段階において市には説明に値する具体策はない。早急に(新)
「中心市街地グランドデザイン」の策定・検討に入り、新図書館効果の最大化を推進す
ること


 以上、意見を付して賛成する。


表決の結果、賛成多数で可決いたしました。
gekko946 at 23:28│Comments(0)議会報告 | 今の話題

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