自然保護

2018年11月29日

第4411回 イトウの保護

128534e3.jpg 今日も朝から企業訪問。
 風邪が流行っているのか、マスク着用の女性事務員が目立ちました。

 「風邪ですか?」
 『ええ、ちょっと・・』

 「乾燥してるしね」
 『そうなんです。気を付けてはいたんですが・・』

 平年に比べて、若干高めの気温が続く今日この頃。
 しかし、油断大敵です。

 ウイルスは、心の隙をついて忍び込んできます。
 コマ目にうがい、手洗いを励行しましょう。

 夜は、釧路自然保護協会の役員会。
 釧路川水系のイトウを保護するための取り組みについて打合せ。

 具体的には、産卵のための魚道を確保する。
 これ以上の詳細は書けませんが、市の許可を得て市民ボランティアによる作業。

 DNA的に祖先に最も近いとされる釧路川水系のイトウ。
 今、適切に保護しないと取り返しのつかない事態に陥ります。

 希少性で言えば、阿寒湖のマリモと同レベル。
 その重大さを行政はもとより、多くの市民と共有したいものです。
gekko946 at 17:40|この記事のURLComments(0)

2018年10月02日

第4353回 いよいよ改修工事

武佐の森 武佐の森緑地の改修工事。
 具体的には、今年度2ヶ所のデッキを新しくします。

 この間、遊歩道は2区間に分けて散策に対応。
 Aデッキ工事中はB区間だけを開放し、逆にBデッキ工事中はA区間を開放する。

 予定では、12月20日に完成。
 リニューアルの第1期が終了します。

 武佐の森の会では、積雪の状況にもよりますが、可能であれば多くの市民とともに観察会を開催したいと考えています。
 できれば、笹刈りも・・。

 第2期工事は、冬期間を過ぎて来年度。
 損傷が著しい木道の改修に着手することになります。

 とは言うものの、工期の設定には配慮が必要。
 オオバナノエンレイソウ満開の時季は、さすがに無理かと・・。

 ともあれ、地元は勿論のこと首都圏にも多くのファンを持つ武佐の森。
 リニューアル完了の日が待ち遠しいです。
gekko946 at 17:28|この記事のURLComments(4)

2018年06月02日

第4231回 絵心があれば

オオバナノエンレイソウ 今日も、昨日ほどではないにしても晴れ。
 清々しい土曜日でした。

 そこで、武佐の森。
 春採湖の次は、やはりここです^^

 オオバナノエンレイソウも、多分この週末が最後。
 何とか純白な容姿を鑑賞することが出来ました。

 そこに老夫婦。
 微笑ましくスケッチをしていました。

 野鳥のコーラスを聴きながら、ゆったりとした時間を満喫。
 絵も、なかなかの腕前です。

 「お上手ですね」
 『いえいえ、下手の横好きですよ』

 『ところで、ここの階段は直さないんですかね』
 「直しますよ。今年の10月には工事にかかると思います」

 『そうですか。それは良かった。年寄りには歩き辛くて・・』
 「確かに。今しばらく時間をください」

 それはそれとして、自分にも多少の絵心があれば・・。
 でも、こればっかりは持って生まれたセンスの問題なので如何ともし難いわけで^^
gekko946 at 21:26|この記事のURLComments(0)

2018年05月26日

第4224回 イトウ保護条例への期待

保護協会 釧路自然保護協会(神田房行会長)
 今日は、平成30年度定期総会を開催。

 例年以上に、時間をかけた協議となりました。
 今年度の主な事業は以下の通りです。

◎イトウ産卵河川における産卵環境の整備
 遡上を妨げている落差工に魚道を設置(今年は4ヶ所)する

◎ヒブナ産卵地保護を目的にウチダザリガニ駆除水域の設置
 春採湖北岸に5ヶ所(3パターン)の実験区を設置し、効果的駆除方法を探求する


 ◎武佐の森の保全
   ミヤコザサ刈り取り作業を実施する

 ◎市街地におけるエゾシカ対策
   食害を防ぐツリーシェルターの設置や捕獲駆除に関する要請活動を検討する

 終了後は懇親会。
 メンバーが持ち寄ったワイン等を飲みながら歓談しました。

 その中で、市議会民生福祉常任委員会で検討が進む「イトウ保護条例」の制定を期待する声が上がりました。
 9月か12月定例会には提案していただけるのではないかと思います。 
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2018年01月31日

第4109回 武佐の森修復の予算化

武佐の森1 武佐の森の散策路修復。
 昨年12月定例会の本会議一般質問で、平成30年度の予算化を求めました。

 平成13年に都市公園緑地として供用開始後、早17年目。
 劣化・損傷が著しく、2ヶ所の観察用テラスはどちらも立入禁止となっています。

 また、木道の傾き、階段やエントランスの破損等々・・。
 年間約5万人(武佐の森の会調べ)が来訪する公共空間として、その修復整備は待ったなしでした。

 本会議の答弁で、都市整備部長は『公園施設長寿命化事業による社会資本整備総合交付金の活用に向けて北海道と協議を行ってきた。新年度に向けて予算要求していく』と述べ、積極的な姿勢を明らかにしました。

 先日行われた平成30年度釧路市予算概要の説明会。
 その中で、武佐の森修復整備事業関連予算の計上が判明。

 個別のヒヤリングで確認したところでは、テラス2ヶ所とエントランス補修を国の補助事業で実施し、木道や階段の改善は市の単独事業で行うとのことです。
 但し、市単独事業で予定している箇所でも、今後国の査定で採択される可能性もあるので、市の負担軽減の観点から、状況を見ながら複数年で取り組んでいく、と。

 大きな前進です。
 ほぼ満額の回答と言ってもいいでしょう。

 工事終了後は、観察会や環境教育の場として更に利活用が進むのは間違いありません。
 市長のご決断に感謝したいと思います。

武佐の森2 武佐の森3
gekko946 at 23:05|この記事のURLComments(0)

2017年12月16日

第4063回 ニニシベツ川にイトウ

保護協会 釧路自然保護協会(神田房行会長)の忘年会。
 少人数でしたが、若い世代の会員も交えて有意義な語らいとなりました。

 話題の中心は「イトウ」
 国内最大の淡水魚です。

 釧路湿原内を流れる釧路川水系には一定数の生息が確認されていますが、今年になって下流域のニニシベツ川で発見された、と。
 自治体域で言えば、まさに釧路市域内となります。

 『イトウ保護条例を制定するには、今このタイミングしかないッ!』
 当協会にとって、ここ数年にわたって追い掛けてきたテーマでした。

 先日開催された市議会民生福祉常任委員会(松橋尚文委員長)との懇談会でも、各議員から理解や賛同の声が寄せられたとのこと。
 来年6月議会を当面の目標にしながら、同委員会の取り組みに期待し全面的に協力していくことを申し合わせたところです。

 さて、イトウに関連して、事務局長から最近の技術であるDNA解析が紹介されました。
 河川の水を解析することで、その河川に生息している魚が分かる、と。

 勿論、調査の時季が重要で、魚が産卵する春に採取すると精度が上がるらしい。
 1検体当たり4万円でできるとか・・。

 『イトウがいるかどうか分からないで調査するのに比べて、いると分かって探すのではモチベーションから違ってくるね』
 『誰でも見つけられるというのは、マイナス面もあるけどね』

 ともあれ、ニニシベツ川での発見は、当協会にとって今年最大の朗報。
 「来年は、もっといい年にしよう」と、今夜は例年以上に盛り上がりました^^
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2017年11月12日

第4029回 2年目の笹刈り

笹がり 今日は、武佐の森。
 釧路武佐の森の会(大西英一会長)主催による笹刈り作業でした。

 武佐の森と言えばオオバナノエンレイソウの大群落。
 春になると純白の花が絨毯のように咲き乱れます。

 大西先生によると密度は日本一ではないか、と。
 確かに息を飲む美しさです。

 それが、近年笹が繁茂し大群落に影響が出始めてきました。
 そこで昨年、試みに群落地の一部で笹を刈ってみたところ効果があった。

 2年目の今年は、ボランティアの人数を増やし面積を拡大。
 何と、142名の市民、学生らが集まりました。
 (エバーグリーンプロジェクトは13名の参加でした)

 勿論、大西先生の徹底した呼び掛けの成果に他なりません。
 ともかく妥協しない^^

 それに加えて、いかに武佐の森フアンが多いかと言うこと。
 なので、自然に声が上がります。

 『木道の修復はいつになりますか?』

 是非、来年度から計画的に予算が計上されるよう取り組みたいと思います。
 その前に、何とも無残な現地を、市の幹部に見てもらうことも大事かな、と。
gekko946 at 23:41|この記事のURLComments(0)

2017年07月31日

第3925回 先人の慧眼と挑戦

b8e123bf.jpg 釧路湿原国立公園指定30周年「記念シンポジウム」
 多くの来場者を迎えて盛大に開催されました。

 前半は、講演「地域の人々と釧路湿原のあゆみ」
 講師は、釧路国際ウエットランドセンター技術委員長の新庄久志氏。

 その昔、釧路原野とか釧路泥炭地と呼ばれていた釧路湿原。
 明治期になると開拓の手が入りましたが、寒さとぬかるむ土地ゆえに「不毛の大地」と。

 大正時代、絶滅したと思われたタンチョウの生存を確認。
 以後、特別天然記念物の生息地として保護(文化財保護法)の対象と変わりました。

 しかし、昭和の高度経済成長の波は、釧路地方にも押し寄せてきた。
 日本列島改造論の中にも、「湿原に食品コンビナートを」との言及があります。

 そこで、田中瑞穂先生(釧路教育大教授)
 植物の専門家であり釧路湿原の命名者です。

 岡崎由夫さん(教育大教授・地質学)、沢四郎さん(市博物館長)、小川安久さん(市職員)、林田恒夫さん(写真家)などと共に合計14名で総合調査。
 4年に及ぶ調査で約2千種の生物種を発見し、報告書を発表。

 この取り組みが、その後の釧路湿原の運命を決めました。
  ◎ラムサール条約への登録
  ◎保護優先、海岸線から6kmラインの設定
  ◎国内28番目の国立公園指定
  ◎第5回ラムサール条約締約国会議の開催等々

 さて、集中豪雨が相次ぐ近年、湿原のダム機能が注目されてきています。
 昨年の台風被害も、湿原の保水能力によって最小化された、と。

 改めて、先人の慧眼と労を惜しまぬ挑戦に敬意と感謝を捧げたいと思います。
 ああ懐かしき沢四郎さん、小川安久さん(ともに故人)

 お二人には、生前数々のご教示をいただきました。
 行動派として、実に魅力的な先輩でした。

 30周年は、ボク個人としては追悼の日。
 静かに、お二人との素晴らしき思い出に浸る日です。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2017年05月27日

第3860回 個人戦で奮闘

1347efef.jpg 釧路自然保護協会(神田房行会長)
 平成29年度定期総会が開かれました。

 所用があり遅れて出席。
 懇親会が始まる直前でした^^

 なので、ビール片手に総会資料を一読。
 事業報告によると、例年通り各会員の個人戦が多いわけですが皆さんご活躍です。

  ◎春採公園のウチダザリガニの採捕活動
  ◎自然再発見シリーズの継続実施
  ◎ハマナス群落の修復事業
  ◎イトウの保護
  ◎釧路湿原自然再生事業への参画 
  ◎春採の森創生事業 等々

 他にも、道(総合振興局)や市からの招きで各種会議・協議会などに参加。
 それぞれの専門性を生かして奮闘されたようです。

 さて、会として最大の課題は会員の減少。
 高齢化もありますが、まず何よりも絶対数が・・。

 ということで、今年は意識して会員獲得に努めたいと思います。
 ある程度の専門性が求められますので、対象は自ずと限定されますが・・。
  
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2017年05月15日

第3848回 現場を見るのが一番

3d7426c8.jpg 日帰りで札幌出張。
 党道本部の会議でした。

 協議事項は色々ありましたが、その内容は割愛。
 ともあれ、議長を退任したので、今後は党務に割く時間が増えることになるか、と。

 さて昨日、ちょっと空いた時間を使って武佐の森。
 佐藤英道衆議院議員を案内しました。

 老朽化と昨年の台風による損傷の様子を視察。
 補修・修繕に対する財政支援について、要望させていただいたところです。

 丁度、今、オオバナノエンレイソウが真っ盛り。
 見事な大群落に目を奪われました。

 『素晴らしいね』
 「密度で言えば日本一とのことです」

 『よく、こんな森が残っていたね』
 「幸運だったとしか言いようがありません」

 『大切にしてください』
 「もちろんです。釧路の宝ですから」

 そう言えば、これまで国会議員をここに連れて来ることはなかったような・・。
 不覚でした。

 何と言っても、現場を見ていただくのが一番話しが早い。
 ネットワークと言っても、こうして作られていく・・^^
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2017年05月03日

第3836回 次に、武佐の森

45351a13.jpg ミズバショウ春採湖の次は武佐の森。
 今日も、お天気は上々です。

 『近場ばっかり!!』
 「まあまあ、いいじゃないか。どうせ、どこに行ったって混雑してるんだから^^」

 別に今日の郷土紙朝刊トップだったからというわけではありません。
 たまたまです。

 さて、木道の劣化。
 記事にもあった通り、一部はかなり危険な状態にあります。

 特に、ミニ湿原(ミズバショウが咲いていました)に架かる橋が歪んでいる。
 このまま放置するわけにはいかないと思います。

 昨年、大西英一先生(釧路武佐の森の会会長)と早期の修繕を要望しましたが、改めての申し入れを検討します。
 要望の記事は⇒ http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51826625.html

 「あの鳴き声はハクセキレイかな」
 『ふ〜〜ん』

 「この花はエゾエンゴサク」
 『ほう』

 「今月下旬には、この辺にオオバナノエンレイソウの大群落が・・」
 『へ〜〜』

階段劣化 休憩デッキ 倒木 ヤチボウズ
gekko946 at 17:20|この記事のURLComments(0)

2016年11月13日

第3665回 武佐の森 そして「水」

武佐
 オオバナノエンレイソウの大群落地があり、樹齢4百数十年のミズナラ、オオウバユリ群落、ミニ湿原も間近に見ることができる大規模緑地。

 これが、市街化区域に残されていることが奇跡的だと言われています。
 元々は、鉄道の防雪防風林。

 さて、近年になってミヤコ笹が繁茂。
 オオバナノエンレイソウとの共生バランスが崩れてしまうのではないか。

 そこで、大西英一先生(釧路武佐の森の会会長)の呼びかけで市民ボランティアが参集。
 エバーグリーンプロジェクトの青年たちも、20数名駆けつけてくれました。

 実質約30分間の笹刈り。
 終了直後に降雨。

 「もう少し刈り取る必要があったのではないでしょうか?」
 『大丈夫。十分です。まずは、来春を楽しみにしていてください』


小坂理事長 午後は、第96回釧路ルネサンス連続セミナー。
 今日のテーマは「水」

 講師に、釧路市管工事業協同組合 小坂典行理事長をお迎えしました。
 「安心安全なお水を届けるために」
 
  ◎世界中で水道水を飲料にできる国は10指に満たない
  ◎煮沸消毒で雑菌は殺傷できても、毒物・化学物質等は除去できない
  ◎水道の普及により、日本は長寿大国になった
  ◎1㎥当たりの価格は水道水で約160円だが、ペットボトルなら約20万円
  ◎人体の約65%(乳児は約80%)は水分であり、不足も過剰摂取もダメ
  ◎地球上の水のうち利用できる量は、僅か0.3191%にしか過ぎない
  ◎農業用水が70%、工業用水が20%、生活用水が10%
  ◎2025年には、世界中で30億人が深刻な水不足になると警告されている
  ◎日本の水使用量は加、米、伊に次いで世界第4位
  ◎しかし、農作物輸入量を加えると圧倒的に世界第1位になる
  ◎北海道は、水道水の飲用利用率は国内10地域中で第7位
  ◎2015年のミネラルウォーター販売額は全国で2,860億円
  ◎国の水道関連予算は約650億円
  ◎水道法によって日本の水道は世界一厳しい水質が求められている
  ◎水道の検査項目は51項目で、食品衛生法適用のミネラルウォーターは18項目
  ◎カドミウムは食品衛生法に比べて水道法は3倍厳しい
  ◎発がん性物質であるヒ素は、さらに5倍も厳しい

 安価で、安心安全な水道水に改めて感謝しなくてはなりません。
 また、その適正な維持管理のために、関係業界が日々努力を続けているという事実についても正しく認識する必要があります。

 さらに、持続的な水道事業についての広範な議論が待ったなしです。
 料金の問題も含めて、しっかり取り組んでいきたいと思っています。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2016年10月06日

第3627回 武佐の森 市民貢献賞 芸術祭

85c4d636.jpg 釧路武佐の森の会(大西英一会長)
 蝦名市長に対して「武佐の森緑地の保全並びに散策路補修に係る要望書」を提出。

 ◎傾斜地にかかる階段の修復
 ◎「森の図書館」ステージの改築
 ◎「湧水地」から「ミニ湿原」に至る散策路の補修
 ◎広場の木製タイルの交換

 武佐の森には、全国でも稀有なオオバナノエンレイソウの高密度群落、日本最大の野生ユリであるオオウバユリ群落、日本アルプスでは標高2千m以上でなければ見られないダケカンバの巨木、420年の永寿を誇るミズナラ等々、僅か10haの空間に奇跡的とも言える貴重な自然が残っています。

 平成13年5月に市の自然公園として取得、散策路を整備して早15年が経過。
 劣化による損傷が激しく、一部危険な状態にある箇所が増えてきました。

 市長は、公園長寿命化計画の中で適切に対応したいと表明。
 危険個所については、早急に対策を取りたいと述べられました。


 引き続き、釧路市民貢献賞の授賞式。
 今年度は、産業部門に小川一典氏、社会部門に土井英昭氏が受賞されました。

 来賓を代表して登壇。
 心からの祝意を申し述べ、感謝と敬意を表しました。

 午後は、打合せ、そして歯科。
 あと2回で治療が終わるとのこと^^

 夜は、第68回釧路市芸術祭の開幕式。
 来賓として挨拶。

 10月8日(土)から11月3日(木)まで、全41事業。
 釧路市文化団体連絡協議会を中心とした実行委員会が主管します。

 淵源は、昭和24年の「総合文化祭」
 以来、回を重ねて(昭和44年釧路市開基100年を機に芸術祭と名称変更)68回。

 2年後には、70周年の佳節。
 正しくわがまちの文化力の高さであり、誇りに思います。

 願わくば、多くの来場者がありますように・・。
 ボク自身も、幾つかの舞台を鑑賞してみたいとの希望はありますが^^
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2016年07月26日

第3555回 絶滅の危機 「イトウ」

734ed2a5.jpg 道東のイトウを守る会、釧路自然保護協会。
 両団体から、問題提起された日本最大の淡水魚「イトウ」の保護。

 釧路川水系のイトウは、絶滅の危機にさらされている、と。
 (環境省のレッドリストでは、絶滅危険度が上から2番目の毅臓

 具体的には、保護管理条例の制定ができないか。
 しかも、流域の全自治体が同時に・・。

 今日の午後、両団体と環境省、北海道、釧路市の関係者が集まり意見交換。
 保護協会の神田会長から条例案の説明とともに、今後の進め方について提案がありました。

 ◎生物多様性保護の観点からも、重要な取り組みではないか
 ◎河川全体を管理している開発建設部が主導的役割を担った方が進行が早い
 ◎豊かな自然環境と共生する姿が観光面でも注目を浴びている今がチャンス

 基本的に、前向きな意見が相次ぎました。
 利害関係に変化を与えない内容である限り、議会議論にも耐えうると思います。

 次回は、流域自治体に対して個別に説明をし、その上で開発建設部を中心に協議の場を持つことになりました。
 実は、すでに南富良野町やニセコ町にはイトウの保護管理条例が出来ています。

 河川ごとにDNAが違うと言われるイトウ。
 ひと度絶滅すると、もう二度と復活することはありません。

 今のうちに適正な保護管理の枠組みを作って、次世代、そしてその先の世代にも引き継いでいく必要があります。
 何とか平成29年度末までには条例化を実現したい。

 両団体の熱い思いをしっかり受け止め、是非とも状況を前に進めたいと思います。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2015年10月09日

第3265回 平成27年度市民貢献賞

602026a1.jpg 平成27年度釧路市民貢献賞の授賞式。
 悪天候による順延で、今日の午前に開催されました。

 産業部門が小瀬 泰氏(釧路農業協同組合連合会会長)
 社会部門が大西英一氏(北海道学院釧路専門学校環境・教育センター長)

 お二人とも、それぞれの分野におけるご功績は極めて顕著。
 市民貢献賞に相応しいご活躍です。

 大西先生については、個人的にも長いお付き合い。
 心から嬉しく思います。

 先生は、昭和34年に教職に就かれて以来、中学校、高校、短大、専門学校と休む間もなく55年にわたって多くの青少年を導いて来られました。
 その数、およそ8千人。

 ふるさとを担う人づくりという観点からも、その業績の広がりは計り知れません。
 改めて、万感の思いを込めてお祝いを申し上げます。

 釧路市環境審議会会長
 釧路自然保護協会副会長
 釧路市文化奨励賞受賞
 釧路武佐の森の会会長

市民貢献賞
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2015年05月30日

第3132回 イトウの保護に動く

 釧路自然保護協会(神田房行会長)
 今日は、平成27年度総会が開催されました。

 今年度は、以下の事業について取り組む方針を確認。

 ◎釧路湿原自然再生協議会への参加
 ◎釧路川流域における生物多様性の保全
 ◎条例によるイトウ保護の検討
 ◎春採湖畔緑化の推進
 ◎ウチダザリガニの駆除
 ◎春採公園クリーン作戦への参加協力
 ◎武佐の森ミヤコザサ刈取り
 ◎観察会・講演会の開催
 ◎大楽毛海岸ハマナス及び海岸植生の保全と復元推進
 ◎海岸砂丘の保全
 ◎キタサンショウウオの保護
 ◎緑ヶ岡公園におけるニホンザリガニの保護 等々

 このうち、イトウの保護については、今秋「イトウ保護連絡協議会」の総会が釧路市で開催される予定になっています。
 絶滅が危惧されている釧路川流域のイトウ。

 それに歯止めをかけるために、条例化による対策も検討されるとのこと。
 そうなると、議会の理解は不可欠。

 と同時に、流域に関係する各市町村議会の連携も必要となります。
 しっかり役割を果たしたいと思います。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2015年05月20日

第3122回 「緑の紫雲台の会」の再開

1474cddf.jpg 2012年6月10日に第6回目の植栽を行って以来、この3年間中断していた「緑の紫雲台の会」(杉山伸一代表 月田光明顧問)
 いよいよ再開いたします。

 今回から、樹種をハマナス(北海道の花)に変えます。
 しかも、苗木からではなく種蒔き方式。

 順調に育っても、花を咲かせるには数年の期間が必要になります。
 もしかすると、発芽しないかも知れません。

 それでも、トライしないことには何も始まらない。
 自然の力を信じて、取り敢えず挑戦してみます。

 以下、実施要項です。

 (日 時)平成27年6月13日(土)午前9時30分集合

 (場 所)紫雲台墓地 休憩所駐車場

 (持ち物)バケツ スコップ 軍手 タオル 帽子 長靴


 参加予定団体は、春採六四町内会・春採夕陽ヶ丘町内会、春興町内会、興津2丁目町内会、エバーグリーンプロジェクト、公明党女性局東こすもすグループ等です。
 個人のボランティア参加も大歓迎。

 釧路地域の開拓に生きた多くの先人が眠る紫雲台墓地。
 北海道の花ハマナスで、少しでも環境を良くしたいと思います。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2014年11月04日

第2976回 「緑の紫雲台の会」は第2ラウンドへ

 午後に紫雲台墓地。
 杉山伸一先生、行政関係者とともに現地打ち合わせ。

 「緑の紫雲台の会」第2ラウンドの進め方です。
 しかし、今日も暴風。

 1mの至近距離でも話し声が伝わらない。
 立っているのが、ようやくな状態です。

 それでも、植栽場所の選定。
 植栽方法、そして作業の時期等々・・。

 時間にして僅か15分弱。
 それが限界でした。

 まともに目も開けていられない。
 なのに涙も鼻水も・・。

 それでも、どうにかこうにか方向性は共通理解に立てました。
 来春には作業開始に漕ぎ着けよう、と。

 「緑の紫雲台の会」第2ラウンドはハマナス。
 釧路を切り開いた先人の眠る地を少しでも荘厳しようと始めた「緑の紫雲台の会」

 7回目からのリスタートはハマナス。
 当初の目標だった10回までは、何としてもやり遂げようと思っています。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2014年11月03日

第2975回 興津はまなす富士プロジェクト

3f9e072f.jpg 昼に釧路市文化賞授賞式、祝賀会。
 公務出張中の議長に代わって、市議会を代表し祝辞を述べました。

 午後は、興津はまなす富士プロジェクト。
 第1回は、ポット苗づくりです。

 しかし、強風。
 というより暴風。

 警報が出るほどの暴風です。
 加えて時折、冷たい雨。

 なのに、作業条件としては最悪に近い中、多くの皆様にお集まりいただきました。
 あまりに有り難く、感謝の言葉もありません。

 近隣の興津2丁目町内会、つつじヶ丘町内会、春採六四町内会、春興町内会。
 さらに、fbでの呼びかけで参加いただいた市民の皆様。

 大西英一先生とそのお仲間。
 スポンサーのヨシダ造園緑化社長ご夫妻等々・・。

 結局、何だかんだ30人近くで作業しました。
 作業というより暴風との格闘^^

 そして、約30分で300個の苗づくりが完了。
 参加した皆様に、それぞれお持ち帰りいただきました。

 これから2年間(実質1年半?)、ハマナスメイトとして苗を育てていただきます。
 予定では、再来年の春過ぎには「ズリ山」の頂上に植栽します。

 また、それとは別な方法で、広範囲な種蒔きも考えています。
 いつの日か本当に「興津はまなす富士」と呼べるような山になることを夢見ながら・・。

 ともあれ、第一歩を標しました。
 夢とロマンの第一歩です。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2014年10月18日

第2959回 結果公表などについて協議

7d889c5d.jpg 午前中は、自然再発見シリーズの企画で秋の春採湖。
 釧路専門学校自然環境研究センター長の大西英一先生が、釧路短期大学の教授時代から継続されてきたイベントです。

 今日は、湖畔を散策しながらの植物観察会。
 エゾトリカブト、オオウバユリ、チシマザクラ等々の前で、いつもの大西節が炸裂。

 楽しく、そして役に立つ一級の解説を聞きながら歩きました。
 さて、キタガミハクヨウ。

 王子製紙がチップ生産のために複数種を交配して作った改良種。
 初めて知りました。

 実は、博物館の前に数本が林立していますが、桜ヶ岡地区には街路樹として植えられている通りがあります。
 それが、あまりに早く大きくなってしまい、、一部不評を買っています。
 根が住宅敷地内まで伸びてきて、駐車スペーズの舗装が盛り上がってきた、また、大量に葉(緑色のまま)が落ちて散らかるし、ゴシャゴシャ音がうるさい、と。

 元々、街路樹には不向きだったのかも知れません。
 思慮浅く、生育が早いということだけで選んだ可能性もあります。

 なるほど、木なら何でもいいというのは間違い。
 それなりの学識が必要なんです。

 夕刻からは、釧路の教育を考える会。
 学テの結果公表の問題と高校・専門学校の現状について意見交換しました。

 結果公表のあり方については、改めて考える会として市教委に要望書を提出することを確認。
 また、基礎学力の低下が高校・専門学校の留年者、退学者の増加につながっているとの報告があり、今後も引き続いて協議していくことを申し合わせました。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2014年08月31日

第2911回 「興津はまなす富士」プロジェクト

ae011c4d.jpg 実は、かなり以前から抱いていた構想。
 興津1丁目のズリ山を、何とか景観的に手を加えられないか。

 その思いを、故小川安久先生に打ち明けたところ・・。
 『それなら、ハマナスがいい。そして、いつまでもズリ山と言うのではなく、ハマナス富士と命名してはどうだろうか』と。

 それから何年が経ったでしょうか。
 この間、近隣の町内会の会合等で何度もこの話を打ち明けました。

 皆さん、例外なく賛意を示して下さいました。
 「よし、いつかきっと・・」

 昨年、晴れて鉱山保安法の規制が解けました。
 条件的に、一つのハードルを越えたわけです。

 次の問題は、地権者の了解。
 太平洋炭鉱(株)、太平洋興発(株)に相談しました。

 その結果は『花を植える程度なら構いません。どうぞ』と。
 そこで、自然保護の大先輩である大西英一先生と協議。

 『早いほうがいい。この秋から開始しましょう』ということになりました。
 次は、ハマナスに詳しいプロが必要です。

 早速、大楽毛海岸のハマナス群落復元事業に携わっているヨシダ造園緑化(株)さんに、協力を依頼しました。
 社長は快く『わかりました。やりましょう』と。

 それで今日、3人でズリ山を登坂し頂上で進め方を打ち合わせしました。
 (車で走行できる道があります^^)

 いよいよ「興津はまなす富士」プロジェクトが動き始めます。
 実際に群落が形成できるかどうか、やってみなくては分かりませんが、まずは5年。

 夢を抱いて挑戦してみます。
 多くの皆様の参加を、是非よろしくお願いいたします。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2014年06月07日

第2829回 天下一品の大西節

355ff3c2.jpg 「釧路専門学校釧路自然再発見シリーズ 癸隠后
 大西英一先生の名ガイドで、新緑の武佐の森を歩きました。

 過去、大西先生に同行して、この武佐の森をはじめ釧路湿原、春採湖畔を何度もウォッチングしてきましたが、それにしても先生の話術は相変わらず天下一品。
 楽しくて、役に立って、つい時間の経過を忘れてしまいます。

 さて、春の武佐の森。
 オオバナノエンレイソウも終わりかけでした。

 10年かかってようやく花を咲かせ、僅か1ヶ月間の開花で一生を終えるオオバナノエンレイソウ。
 今、まさに子孫を残すための最後の大仕事の真っ最中。

 光合成で作った糖分を種にまぶして蟻を誘う。
 そして、その蟻が巣に運んで糖分だけを吸収して、種はそのまま地中に埋まる。

 この連続が、ここまでの密度を作り上げる秘術なんだとか。
 圧巻の群落!

 このほかにも、エゾトリカブトの恐怖、ニセアカシアの悲劇、オオツリバナの不思議、そして珍しいミヤマザクラ(花びらが白いサクラ)の懊悩等々。
 とてもとても、濃密過ぎて書き切れません^^

 今年満79歳。
 大西先生には、まだまだお元気でご活躍いただきたいと思います。
武佐の森3
武佐の森2
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2013年12月14日

第2661回 そんな簡単にヘタレないぞ

b2ac83d6.jpg 釧路自然保護協会(神田房行会長)の忘年会。
 今年2月に逝去された高山末吉前会長を偲びつつ、今年1年を振り返りました。

 振り返ると言っても、話題は専ら健康と病気のこと。
 だって、いきなり飲む前に自分でインシュリンの注射を打つんですから、某先輩は。

 ハラが座っているというか、捨て身というか・・。
 ある意味、命がけ^^

 また別の先輩は、今年白血病を克服。
 『6ヶ月かけて治したよ!』と。

 でも、見るからにやつれて痛々しい。
 正直なところ、そこまでして出席しなくても・・。

 否、深い深い思い入れがあるんですね、協会に。
 たとえ家族の反対があったとしても、命ある限りは馳せ参じる。

 その揺るぎない姿勢(覚悟と言っていいかも知れませんが)に只々頭を垂れるのみ。
 言葉もなく、圧倒される思いでした。

 どうか、皆さんまた来年も元気を維持して、ご活躍いただきたいと思います。
 「無事これ名馬」の格言のように・・。

 若手としては、今協会が抱える最大の課題解決に努力すること。
 それは、会員増強と若返り、そして女性会員の確保。

 「合コンなんてどうでしょう?」
 『おッ、いいね、いいね』

 「人数や年齢にこだわらないということで」
 『もちろん、何歳だって構わないさ。たとえ年上でも・・』

 『年上? さすがにそりゃまずいだろ』
 『自然保護が、自然に介護になっちゃうよ』

 『なんでもいいから、いつやる?』
 『そりゃ春でしょ』

 『今、じゃないの?』
 『萌えるのは春さ、自然界は』

 『それまで生きてられるかな』
 『おいおい』

 なんとも際どい会話が続いた忘年会となりました^^
 ともかく皆さん元気でいてほしい、と。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2013年10月26日

第2614回 春採湖の会創立50周年

 春採湖の会(角田憲治会長)が、創立50周年の佳節を刻みます。
 半世紀にわたって地道な保全、啓発活動に取り組んだ足跡は只事ではありません。

 改めて、歴代の会長をはじめ役員の皆様、会員の皆様に深く敬意と感謝を申し上げます。
 また、同会を陰に陽に支えてこられた多くの企業・団体、個人の皆様にも御礼を申し上げたいと思います。

 さて、50周年の記念行事。
 式典、記念講演会・シンポジウム、記念誌の発行、「春採湖を詠む」コンクール、記念植樹等々が計画されています。

 実は、ワタクシも関係者の一人でして、和歌・俳句作品の展示を担当。
 11月3日(日)午後3時 「わっと」(市民活動センター)のギャラリーにおいてオープニングセレモニーを開催いたします。

 すでに、俳句が44句、和歌は30首の応募作品が寄せられています。
 関係団体に審査をお願いして、優秀作品に対する表彰は記念式典(11月1日午後4時)の席上で行う予定です。

 他にも、記念式典では市議会副議長として祝辞を述べる、記念誌に寄稿する、そして多分来春になるであろう記念植樹も担当することになるのではないかと・・。
 会員歴19年、やれと言われたことは全部受け止める覚悟はできております^^

 それが、春採湖を愛して止まなかった故小川安久さん、故澤 四郎さん、故戸松四郎さんへの恩返しの一分になると信じて・・。
 本当に素晴らしい先輩たちと出会えて幸せでした。

 必ずどこかで見守っておられる筈です。
 先輩に恥じないように、この50周年を荘厳に飾りたいと思います。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2013年08月10日

第2546回 春採湖・・・第50回湖水まつり

1cb65391.jpg 深夜から未明にかけての豪雨。
 そのあまりの激しさ(雨音の大きさ)に目が覚めました。

 (ああ、ダメか・・やっぱり)

 ところが、朝の天気図によれば雨雲は道東を通過。
 午前午後ともに、降雨の確率は極めて低い。

 ということで、予定通り準備に取り掛かり定刻に開催できました。
 口々に『止んで良かったですね』と喜び合いながら・・。

 さて、記念すべき第50回湖水まつり(主催 春採湖の会)。
 個人的には会員になって19回目になります。

 この間、一貫してテント設営と豚串担当。
 エバーグリーンプロジェクトの仲間達と汗を流してきました。

 そして、春採湖と言えば故小川安久さんと故澤四郎さん。
 何度も湖畔を歩き、一緒に植樹をし、春採湖について語らいました。

 このお二人と現役バリバリの大西英一先生のご指導のお陰で、春採湖に関わり、春採湖にこだわってきた足掛け20年。
 第50回目を迎え、改めて故人のご遺徳を偲ばずにはおられません。

 とともに、これからも生涯にわたって春採湖の保全に向き合っていきたいと思います。

 釧路の宝 春採湖・・。
 市街化区域のど真ん中にある春採湖・・。

 国の特別天然記念物に指定されています。

 湖水まつり恒例の花火大会。
 今夜は、とびきり色鮮やかに夜空を染めました。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2013年05月27日

第2481回 小さな記事の大きな衝撃

8065760d.bmp 道新の夕刊に掲載された小さな記事。
 僅かな文字数なので、以下に全文を転載します。

        ■ミツバチに有害な農薬禁止

   欧州連合(EU)の欧州委員会は24日、植物の受粉などで
  重要な働きをするミツバチに有害とされるネオニコチノイド系
  農薬3種の使用を今年12月から原則禁止すると発表した。同
  系農薬は日本の化学メーカーも製造している。
   欧州委によると、ミツバチは欧米で減少傾向が続いており、
  原因の一つがこれら農薬使用とみられている。EU加盟国は9
  月末までにネオニコチノイド系農薬の使用許可取り消しなどの
  手続きを進める。         (ブリュッセル時事)



 実はこの問題、以前に財政経済常任委員会で質問したこともありますし、ルネサンスセミナーでも取り上げました。
 2010年秋から2011年にかけて、集中的に追っかけていたテーマの一つ。

 当時から、米国の州や欧州の加盟国レベルで一部製造禁止や使用制限などの処置が取られ始めていました。
 日本は、今も尚全くの野放し状態・・。

 脳神経系に直接作用するネオニコチノイド。
 ミツバチは帰巣本能が喪失し、人間の場合は脳障害の原因となる。

 小さな記事ですが、大きな衝撃を受けました。
 事態は着実に動いている。

 これまでも、ボク個人の問題意識から国会議員数名にこの情報を提供してきました。
 つい先日も、上京した折に某有力国会議員の秘書に、改めてネオニコチノイドの危険性について解説したばかりです。

 参考までに過去の記事は以下の通り。

 第1585回 農薬は日本を滅ぼす ↓
  http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51524064.html

 第1639回 政治の力で変える領域 ↓
  http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51541905.html

 仕切り直して、攻勢をかけねばならない時が来たように思います。
 日本の食を、そして人間を、子ども達を守るために・・。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2013年05月02日

第2457回 釧路の里山 武佐の森

cacd8371.jpg 大西英一先生(現釧路短大教授)と綿貫健輔市長(当時)と3人で歩いた武佐の森。
 もう、あれから14年になります。

 その翌年に市が用地を取得し、さらに次の年から「釧路市武佐公園緑地」として周遊路を整備。
 以後、市街化区域内にある奇跡的な自然公園として、多くの愛好者に親しまれてきました。

 この12年で、森はさらに密度を高め、オオバナノエンレイソウやオオウバユリの群生は圧巻というしかありません。
 大西先生は「日本一の群落」と断言されておられます。

 実はこのたび、釧路短大の大西研究室では『楽しい武佐の森カラ―ガイド』を制作。
 この1冊があれば、誰でも武佐の森散策が楽しくなるという逸品です。

 そして今月、同ガイドブックの発刊を記念して下記の行事が実施されることになりました。
 この機会に、釧路の宝「武佐の森」に触れてみませんか?

 満足度100%。
 心が洗われます!

 【森のオオバナノエンレイソウとオオウバユリの謎】
 日時 平成25年5月25日(土)10:30
 会場 市立釧路図書館4階視聴覚ホール

 【大西英一教授の案内で武佐の森を歩く】
 日時   同  5月26日(日)10:00
 会場 武佐の森(中央口広場集合)

 ( 主 催 )釧路短期大学 市立釧路図書館
 (問い合わせ)釧路短大教務・学生課 68−5124番
        市立釧路図書館 42−1411番

 両行事は「釧路短期大学 釧路自然再発見シリーズ癸隠機廚箸靴導催されるものです。 
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2012年06月10日

第2163回 苗木には絶好の日和

c9b71b02.jpg 第6回緑の紫雲台の会(杉山伸一代表)。
 小学校の運動会が中止に追い込まれた小雨の中でしたが、予定通り植樹作業を実施しました。

 集まったボランティアさんは40名弱。
 『人間には嫌な雨だけど、苗木にとってはいい日だね』(大西英一副代表)

 そうです、植物に必要なのは、まず水。
 苗床から新居に移されて、新しい環境に早く馴染むためには適度な水分が欠かせません。

 毎年、タンクやバケツをフル回転して、植え終わった苗木の周囲に散水していましたが、今年は最小限の量で間に合います。
 作業上、この分の負担が軽くなるのは正直なところ助かります。

 開始から約40分ほどで全ての工程が無事終了。
 300本の苗木が、紫雲台墓地の斜面に植えられました。

 今年初めて参加された初老の紳士。
 『とても良いことですね』と声をかけられました。

 「はい、お陰様で今年で6年目になりました」
 『そうですか。でも、もっとその前から始めておけば良かったですね』

 「それは、確かにその通りなのですが・・」
 『やはりリーダーになる人がいなくては、出来なかったということですか』

 「ま、そういうことになりますか」
 『いや本当に立派な取り組みです。ありがとう。森になるまで見届けられないのは残念だけど・・』

 「そんな、大丈夫ですよ」
 『いやいや、それでいいんですよ。木を植えるってそういうことですから』

 今日の参加者の半分以上は高齢者の世代。
 30年後の森は想像できても、その時の自分は・・。

 命を継ぐ・・植樹に参加する万感の思いに触れたように感じました。
 1本1本の苗木に託す願い、そして期待。

 体調不良で欠席された83歳の杉山代表のことも含めて、次の世代たる責任を改めて思い知る会話でした。
 身が引き締まります。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2012年06月04日

第2157回 折り返し地点・・後半の5年へ

6e0b7410.jpg 紫雲台墓地の良好な景観形成並びに傾斜地保全を目的に始めた『緑の紫雲台の会』
(杉山伸一会長)。
 今年で6年目となります。

 本計画は、10ヶ年計画。
 平成19年から同28年まで、年間3百本10年合計3千本を植樹するというもの。

 樹種はタチビャクシン、ヤチダモ、ハンノキとし、在来種による針広混交林を目指しています。
 苗木は、すべて広林緑化工業蠅らの無償提供。

 植樹作業は自己完結ボランティア型で、春採湖南地区連合町内会、エバーグリーンプロジェクト、そして公明党女性局有志の皆さんが主力です。
 もちろん、墓石所有者や一般市民の参加も歓迎しています。

 今年の作業は、来たる6月10日(日)午前10時から。
 紫雲台墓地管理事務所前に集合。
 
 先人の眠る墓地、紫雲台。
 太平洋からの寒風にさらされ、千代の浦マリンパークから見える絵柄はいかにも殺風景でした。

 「何とか荘厳したい」・・動機はただそれだけです。
 ようやく道半ばまで歩んできましたが、森になるにはまだ相当な年数が必要。

 さらに、木々の生育環境としては最悪な場所。
 しかし、諦めることなくマナジリを決して後半戦のスタートを切ろうと思います。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2012年06月02日

第2155回 ニホンザリガニの保護

 釧路自然保護協会(神田房行会長)の年次総会。
 今回は、博物館講堂が会場で、いつもの懇親会はなし。

 さて、総会の審議に先駆けて、市の公園緑地課から「緑ヶ岡公園環境調査業務委託報告書」について説明を受けました。
 その内容は、ニホンザリガニの保護。

 実は、緑ヶ岡公園として整備中のパークゴルフ場敷地内に、ニホンザリガニの生息地があります。
 その個体数は、正確には把握できませんが、おそらく相当なものというレベル。

 昨年のモニタリング調査では144尾。
 また、移植作業においては、1,706尾の個体が確認されています。

 釧路湿原をはじめ、釧路川・阿寒川流域、湖沼等々の多くがウチダザリガニ(特定外来生物)に侵食されてしまった今となっては、極めて貴重な水環境と言わなくてはなりません。
 しかも、市街化区域のど真ん中に・・。

 ニホンザリガニは、環境省レッドデータブックの絶滅危惧粁爐忙慊蝓
 さらに、水産庁日本の希少な野生水生生物に関するデータブックの危急種です。

 市としては、公園整備上の配慮が大きな課題。
 どのような保護対策が最も重要で効果的か、その意見を当協会に伺いたい、と。

 今日は、まず報告書の説明を聞きました。
 当協会の意見は、近日中に現地を視察調査し詳細な検討を加えた上でお示しする。

 非常にデリケートな生息環境に違いありません。
 一度壊したら、二度と復旧できないと考える必要があります。

 もちろん本当は、その場所に近づかないのが一番です。
 しかし、残念ながら現実的にはそうもいきません。

 どのような知恵と工夫を発揮することができるか。
 協会と行政によるタッグマッチの質が問われています。
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)

2012年05月19日

第2141回 純白と薄紫の物語

エンレイソウ ひぶな坂の中腹辺りに咲くオオバナノエンレイソウが満開になったのを確認して、本家格の武佐の森に行ってみました。
 予想通り、今が盛りとばかりに純白の花が咲き誇っていました。

 武佐の森のオオバナノエンレイソウは、釧路の春を彩る重要なシンボル。
 いつも変わらず、汚れなき『白』は観る者の心を打ちます。

 芽が出てから、その花弁をつけるまでに10年。
 刹那の美には、10星霜生き抜いた強さと優しさが滲んでいます。

 ただちょっと気になったのは、群落の形成状態が数年前とは大きく変わってきていること。
 密度は薄くなり、その分周遊路にまで広がってきています。

 注意して歩かないと、つい足にかけてしまいそうです。
 くれぐれもうっかりは禁物。

 さて、白と言えばミズバショウ。
 数は少ないものの、やはりその白さにも目が引き付けられます。

 ただし、白い部分は花弁ではなく『ガク』。
 勘違いされておられる方が少なくありません。

 かく言うワタクシも、大西英一先生に教えられるまで誤解していました。
 形状だけで勝手に思い込んではいけない。
 役割こそ大切なのだ、と。

 この時季、武佐の森は白だけではありません。
 エゾエンゴサクとサクラソウの薄紫も、そこかしこに観ることができます。

 ただし、派手目な白に比べて、花自体がとても小さい。
 奥ゆかしいと言うのか、密やかと言うのか・・。

 湿原に咲くクシロハナシノブもそうですが、釧路地方の在来種の紫は実に控え目です。
 そして、哀しいほどに繊細。
 厚かましい外来種の攻勢にかかれば、ひとたまりもありません。

 以上、ほんの一部ですが、釧路という風土に生まれた白と紫の物語。

 どうでしょうか・・。

 『僕等がいた』が、なぜ釧路だったのか、分かるような気がしませんか?
 
ミズバショウエゾエンゴサク
gekko946 at 23:28|この記事のURLComments(0)