ごみリサイクル

2011年10月12日

第1945回 道央圏域ならやれる?

 2008年の夏。
 釧路地域でも出来ないかと、その可能性を探った「紙おむつリサイクル」。
 やはり、回収見込み量の問題が最大のネックとなり渋々見送りました。

 技術開発に成功したトータルケアシステム蠅了觧 並臾凝鳥圈砲砲盥圓ました。
 北九州市を背後に持つ環境条件もあるとは思いますが、同社は3年目で黒字。
 産廃の紙おむつだけで始めた事業でしたが、その後は近隣自治体の家庭系一般廃棄物の紙おむつも回収し始めたと聞いています。

 一度もリサイクルされないままで大量の針葉樹バージンパルプが使い捨てされる現状は、どう考えても問題です。
 しかし、釧路地域だけじゃどうにもならない・・。

 そこで、一計。札幌市を中心に広く道央圏域でできないか、と。
 今、ワタクシは一応、党北海道本部の副幹事長・・その立場を使って。

 実は、今年になって「この人なら理解してもらえるかな」という某議員に説明をし、その気にさせるべく刺激を与えていました。
 それが、どうやら確かな動きになる気配がチラチラしてきたではありませんか。

 ご承知の通り、最近のボク自身は色々な課題を背負っていて、決して身軽なわけではないです。
 でも、この問題がずーっと心の片隅に沈殿していたことは、紛れもない事実。
 自分の気持ちは誤魔化せません。

 ハードルの高さは言うに及ばずとは思いますが、えーーいッと覚悟を決めて挑戦してみようかと考えているところです。

 2008年の経緯は以下の通りです。

 第799回15年ぶりの再開⇒ http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51017643.html
 第800回紙おむつ資源リサイクル法⇒ http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51018527.html
 第877回釧路方式ができるか⇒ http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51075620.html
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2010年05月03日

第1463回 ヤドカリ的エコ

6a6a602e.JPG このところ我が家のティッシュは「グリーンキーパー」。簡易包装のリサイクルティッシュです。原料は古紙再生パルプ(回収牛乳パック50%以上含む)で、肌触りにも特別に問題はありません。
 この商品の最大の特長は、何といっても紙箱をやめたということ。使い始めはビニール袋そのままでOKですが、残量が少なくなるとその軽さゆえに使い勝手が若干悪くなります。そこで、使用済みの外箱をリユースしてティッシュケースに納めます。これで、それまでの普通仕様と全く同じ使い方、何も遜色はありません。言ってみれば、ヤドカリみたいな感じでしょうか。
 次のステップは、いかにしてティッシュそのものの使用量を減らすかということ。これが出来れば、可燃ごみは相当減量化できます。心掛け一つで出来そうで、しかし便利なだけにそう簡単ではない・・。家族全員が共有する意識啓蒙のシンボルとして、思い切って挑戦してみようかな? まず誰からその気にさせるか、まずまずこれが問題ですね・・。
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2008年09月29日

第916回 レジ袋エコロジー

c48bc28f.JPG 明後日からスタートするレジ袋の有料化を前に、小学3年生の娘がマイバックを制作。小さくなったGパンを加工して、勿論縫製も自力でオリジナルに挑戦しました。「糸が切れてモノが落ちそう。」とか「縫い目がバラバラだし・・」とか「何にも入んねーし・・」とか、ママや兄達の不評を買いながらも、本人はその出来栄えに充分満足している様子。
 「パパ、どお?」「う〜〜ん、白いベルトがカッコいいんじゃない? 上出来上出来!」「じゃあ、これから何を買いに行く?」って、レジ袋よりも高くつきそうな危ないマイバックの登場でした。
 さて、攻撃的な麻生総理の所信表明演説。議員内閣制なんだし、党首討論も期待したほど行われていないし(提案した本人が何故かやりたがらないご様子?)、逆質問もいいじゃありませんか。お互い言いっ放しで、ただ感想を述べ合うよりも緊張感があって望ましい方向だと思います。一方で、政権交代にリアリティが増したという見方もできますが・・・。
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2008年06月02日

第800回 紙おむつ資源リサイクル法

26ef20b3.JPG バージンパルプ製の紙おむつ。1本の樹木で約千枚(トータルケアシステム資料から)とのことですから、我が国は相当の木材を消費していることになります。しかも、大方は使い捨て(焼却処分)。国内的にも超高齢化の進展がありますし、さらにお隣の中国が日本並みに紙おむつを使うようになれば、それこそ地球環境を脅かす問題になり兼ねません。紙おむつのリサイクル技術が確立された今こそ、社会全体でこの課題に取り組まねばならないと思います。
 さて、トータルケアシステムのリサイクル工場。1日20t(約10万枚)の紙おむつを資源化しています。水溶化処理により再生パルプ、プラ、汚泥に分離し、上質パルプはモウルド(りんごやトマトなどのパッケージシート)や建築資材(防火板)、低質パルプは土壌改良剤やガーデニングポット、プラはRPF(固形燃料)、汚泥は土壌改良剤等にリサイクル。処理量が増えれば、勿論再生紙おむつを生産することも可能です。
 国全体では130億枚(平成19年度統計)が使い捨てられている紙おむつ。只事ではありません。「紙おむつ資源リサイクル法」(仮称)を制定し、社会システムとしてこの無駄遣いを無くすることを視野に入れながら、まずはローカル的に何ができるか考えたいです。
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2008年04月18日

第756回 さっぱり、そして買物袋

ff6d6747.JPG 第744回記事(4月6日付)に書いた高山のごみの花。「来週にはキレイになってるさ。」と子ども達に啖呵を切った手前、やっぱり気になって様子を見てきました。信じていた通り、見事にさっぱりクリーンアップ。間違いなく、あの方が動いてくれたんだ(本人から連絡はありませんが・・)と思います。ありがとうございました。
 さて、あの日の帰り道の行動についてクイズにしました。まっちゃんから、^奮阿砲△蠧世覆い箸療えをいただきましたが正解は△任靴拭マイ買物袋を買う決意だけはしたということです。そして今日、花が一掃された感激を刻印するかのように、ダイソーで調達しました。早速、お風呂帰りのコンビ二で初登場。店員の若いお姉ちゃんはニヤッとしてました。そのニヤッで、何故かこちらも誇らしい気分になったから不思議です。晴れて「知っている。でも、していない。」から、一つ卒業できました。
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2008年04月06日

第744回 ゴミの花

af49db0e.JPG 錆付いたり、サイズが小さくなって乗ることがなくなった自転車とか、除雪スコップなど壊れて来シーズンには使い物にならないガラクタを高山で処分。阿寒湖や空港には遠い橋南東部地域ですが、逆に高山ごみ処分場は近くて、こういう時はとても便利です。処理費は150円で済みました。
 さて、その高山処分場出入り口近くの道道深山線沿いには、特にビニール袋などのゴミが風で飛散し、景観的にも無残な姿を露呈しています。勿論、一帯の動植物に悪い影響があるのは間違いありません。同乗していたガキんちょは「あっ、ゴミの花だ!」とそのまんまやないかい? 続いて「きったねーー!!」「くさっ!」(臭ってるか?)と上々の反応。「どうして掃除しないの?」「大丈夫。来週にはきれいになってるさ。」(ブログウォッチャーの環境部長が動いてくれるでしょう、きっと)
 そこで、問題です。それなりに持っているつもりの自分の環境意識と子どもへの環境教育の観点から、パパはどのような反応をしたでしょうか?
 〜畭、帰りにマイ買物バッグを購入した
 △金の手持ちがなかったので、マイ買物バッグを購入する決意はした
 2燭發靴覆い乃宅した
 ヒント。ゴミの花は結構衝撃的でした。子どもには、ジャストミートで教える必要があるんです。
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2007年08月03日

第509回 生ごみ講習会

ecba25d8.JPG 今月号の「広報くしろ」に生ごみ減量講習会の案内記事がありました。ダンボール箱で生ごみを分解・堆肥にする方法を学習するわけですが、結構この講習会も長続きしています。思い起こせば5年前、友の会を立ち上げて大々的にキャンペーン活動を展開しました。提唱者であられる「循環(くるくる)ネットワーク」の神山先生をお招きして講演会を開催したり、アドバイザーを養成したり、ワッペンを作って玄関先に張ってもらったり(今でも、時折それを見かけます)、相当な労力をかけたことは間違いありません。
 その後、手間ひまの問題だったり、小バエやダニの発生だったり、ブームが去るようにダンボール堆肥に挑戦する人は少なくなりましたが、こうして行政と消費者協会が継続して取り組んでおられることには頭が下がります。たとえ、途中で断念してしまうことはあっても、土のこと、微生物のこと、有機物のこと、循環のこと等々実感として理解できるようになることは貴重な経験です。大きな財産です。
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2007年05月14日

第438回 廃プラの行方

153e3950.JPG わが会派に二人の新人議員が誕生したこともあり、政務調査として3ヶ所を訪問。釧路衛星では廃プラの中間処理施設となる固形燃料製造工場、釧路工業技術センターではプロテオグリカン、釧路湿原展望台ではリニューアルした展示物について、それぞれ現状と課題をお聞きしました。
 さて、廃プラごみ。この工場では、現在、釧路町・標茶町・鶴居村の廃プラを受け入れて紙類と混合の上RPF(プラ系固形燃料)を製造し、全量を日本製紙に納入しています。ちなみに、釧路市の廃プラは、今のところ高山で圧縮処理をした上で一時保管。正式な中間処理の方法については検討中です。最終処分場の余命が見えてきている中で、今年中にも結論を出さなくてはならないのですが、勿論固形燃料化も有力な選択肢の一つであることは間違いありません。ただし、市の排出量からいって、約1億円前後となる委託料をどこから捻出するか。慎重な議論が必要となります。
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2006年10月18日

第280回 放置自動車あと2台

927b9c33.JPG 第268回(10月3日付け)の記事に書いた益浦の放置自動車。3台あったうち車両番号が残っていて、所有者を特定できた1台については、ボクが処理を要請した2日以降間もなく市の警告を受けた所有者の手によって撤去されました。しかし、残りの2台は、車両番号が削り取られていることから、今尚「警告」張り紙の効果を見極めるべく経過を見守っている段階とのこと。
 それにしても、何だかんだ言って今年の1月に放置されてから、早10ヶ月。いくら何でも、対応が遅過ぎるんじゃないかと改めて早急な撤去を求めました。市は「いや、その通りだと思います。理解しています。」と言うので、「理解しているのなら、早く結論を出してもらいたい。」と重ねてプッシュ。聞けば、来週24日に「釧路市廃自動車認定等委員会」を招集し、強制撤去の可否を協議する予定がある、と。それなら、必ず益浦の2台を協議の対象にすること、そして、撤去可の結論を得るよう最大限に努力することを強く申し入れました。
 ちなみに、条例制定後、民有地に放置されていた廃自動車の強制撤去は、これまでに50台を越えたとのことです。
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2006年06月08日

第166回 釧路広域連合清掃工場

01662c3c.jpg 女性局の代表らとともに、この4月から稼動開始した高山の釧路広域連合清掃工場を視察。この施設は、炎でごみを燃やすのではなく、超高温で一度ガス化してから燃やし、灰を溶かしてスラグ(道路材などで再利用できる)を取り出す「ガス化溶融炉」方式を採用しています。勿論、ダイオキシンの排出抑制などの環境対策も万全です。
 この施設にはタービン発電機も併設していて、施設使用分約8千万円相当を自賄いするとともに、さらに余剰分は北電に売るのですが年間5.5千万円を見込んでいます。合わせて約1億3千5百万円の経済生産性があるわけです。
清掃工場パソコン さて、工場3階には環境学習コーナーがあって、ごみ処理問題を中心に一般的な環境問題を子ども達が理解できるレベルで学べます。その中に、パソコンで釧路市の分別テストができるコーナーがあったので果敢にトライしてみました。市議会廃棄物対策特別委員会に所属し、分別方式や有料化の議論をさんざんやった身ですから当然自信はあります。しかし、結果は76点。うっかりミスがあったとはいえ、かなりショックを受けました。ところが、施設関係者から「高得点です。今までこんな得点を上げた人はあまりいませんよ。」とお褒めの言葉が。一瞬ニヤっとしたものの、ちょっと待てよ、です。76点で高得点なら、多くの市民の分別力はどの程度なの?
 こりゃ大変です。ひょんなところから大きな課題が見えてきました。
 

2006年04月12日

第122回 YM菌で有機性廃棄物を分解処理

d03ce929.JPG 釧路市新野にS&K環境ワクチンセンターが竣工し稼動を始めた。経営主体は、釧路厚生社。特許微生物であるYM菌は、鹿児島の蟷獲が日本食品分析センターに検査を受け、独立したコロニーを持つものとして同定(人間で言う戸籍のようなもの)を得て特許を取得(活用システム自体も特許の対象になっている)。85℃以上の超高温発酵で有機質を高速分解する好気性菌です。同センターは、日に50〜70tの処理が可能で、当面は下水道汚泥や家畜糞尿、さらには事業系生ごみを分解することになります。
 また、EM菌のように嫌気性菌は含まないので独特な臭いもなく、なんせ超高温発酵なので雑菌類がかなり死滅するのも大きな特徴です。ただ、生ごみ100tが2〜3tに、下水道汚泥は12〜3tに減量してしまうので、堆肥としての活用が限定的にならざるを得ないようで、この点がとても残念です。農薬や化学肥料に頼らない有機農業には良質の堆肥を確保することが不可欠で、今やその原料は生ごみや家畜糞尿、下水道汚泥、水産廃棄物等に求めていかなくてはなりません。安全で安心な道産品を守り、今以上に質を高めていくためには完全有機に向かうべきなのです。
 いずれにしても、同センターが有機質処理だけでなく、堆肥工場として成功を収めていけるようにできるだけ応援していきたいと思っています。

2006年03月14日

第107回 「生ごみ」を「有機質資源」へ

 釧路市は、事業系の生ごみを焼却しないで、民設民営施設で分解処理する準備を始めたことに続いて、いよいよ新年度に家庭系生ごみについても堆肥化等、資源化するためのモデル事業(大楽毛地区)に着手(約340万円)します。振り返れば、平成14年12月定例会の一般質問で生ごみ問題を取り上げて以来、本会議だけでなく廃棄物処理特別委員会の質疑を含めると何回理事者と議論してきたことでしょう。
 議論のポイントは、生ごみは焼却施設(平成18年4月から本格稼動)で燃やさない、これは施設規模の縮小に直結します(重量比で可燃ごみの6割は生ごみ)。二つ目は、土づくりの有機質資源としてできるだけ自然に帰す、これは安全・安心な作物づくり、食育、環境教育に繋がります。
 この間、3年前から段ボールコンポストの普及活動に挑戦したり、生ごみの地域内循環の先進地である山形県長井市を訪問し、レインボープランの中心者に取材したりなどなど、官民協働による新しい流れを作ることに微力を傾注してきました。

 さて、新年度予算には、資源ごみ集団回収促進事業720万円も計上されています。これは、有料ごみ袋の導入にあたって、その収入の一部を町内会等市民の自発的な回収を奨励するために使うべきだと主張したことが実って始まった事業です。トン当たり、市独自に2円の奨励金を支払っています。
 実は、当初市は資源ごみも有料にしようと考えていました。その理由は、資源ごみが最も中間処理に費用がかかるからです。しかし、それでは分別の精度は上がらないし、ごみ全体の資源化率も伸びないとして、ボクは強く反対しました。さらに、真面目に丁寧に分別努力する市民は、有料化の負担が軽くなるという経済原理を働かせることが大事だと論じました。結局、資源ごみは有料化から外され、可不燃ごみの減量化は大きく前進しました。

2006年01月16日

第82回 日中韓観光担当大臣会議を阿寒で

 今朝の新聞各紙に報じられていましたが、北側一雄国土交通大臣が昨日「日中韓三カ国観光担当大臣会議」を道内で開催する意向を明らかにされました。この会議は、三カ国の観光交流を拡大することを目的に開かれるもので、今年がその第一回ということです。これには、行政関係者だけでなく民間の観光業者、警備、マスコミ等々全体で千名規模になるとも伝えられています。是非、この会議を釧路市阿寒湖畔に誘致したいということで、市長サイドはその方面で、我が公明党は釧路総支部なりに動きを始めました。

 実は、平成18年度の国土交通省の新規事業「観光ルネサンス補助制度」の交付地域に、全国13箇所のうち北海道では唯一釧路市阿寒町が指定を受けました。NPO法人「阿寒観光協会まちづくり推進機構」を実施主体にして、来阿寒外国人満足度向上事業を展開することになっています。特に、中国等東アジア観光客の持て成しの基盤整備やソフトの充実に取組みます。何としても、同会議を阿寒に誘致したいです。

2005年11月23日

第54回 地道にボランティア

6fc0ba3f.jpg かれこれ7,8年にもなる古布回収のボランティア。これは、コスモスグループ(公明党女性局の有志で作った任意のサークル)という会が継続的に行っている活動で、ボクは当初からアドバイザー的役割で関わっています。使わなくなったシーツや肌着、タオルケットなど木綿類を中心に、社会福祉施設や病院にお届けしてきました。ボランティア活動としては、それほど難しいものではないかも知れませんが、それでも年2回の回収日まで各家庭ごとに保管していただくお願いや、回収物を2〜3日かけて洗濯する労力は決して小さくありません。責任感、使命感、そして楽しさ、歓びがなければできないことです。地道な活動は1回や2回ならやさしい、でも永く継続するのはとても難しいことなのです。
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2004年09月03日

大滝村の有機質資源化施設

24cb7c54.JPG 本年春から稼動した大滝村の生ごみ資源化施設を視察。北湯沢のホテル群のほか、全ての事業系の生ごみを回収し牛糞を混合して堆肥化を行っています。
 3年間にわたる慎重な準備期間、研究期間を経た取組みを物語るように、収集・コスト・利活用・施設運営のそれぞれに練り上げた知恵と工夫がありました。
 が、しかしです。何故に、嫌気性菌なのでしょうか? 確かに、一時はEM菌が脚光を浴びていたのは事実ですが、今の流れは違います。最初の取っ掛かりを早まった?

2003年11月28日

雑紙の回収が10倍増に

 新聞紙や雑誌以外のその他の雑紙は紙袋に入れ資源ごみとして出していただくことになっています。しかし、適当な紙袋がなかったり、分別が面倒だったりして思うように精度が上がっていません。
 そこで、廃棄物対策課に対して、適当な紙袋がなくても市民が排出しやすいように工夫すべきでないかと申し入れました。同課は、その指摘を受けて今年4月から雑紙回収専用ボックスをモデル地区に設置し、動向を見極めることにしたのです。
 このたび、途中経過としながらもその効果について報告がありました。それによると専用ボックス設置後は、その前に比べて回収量が10倍増になったこと、雑紙が風で飛び散ったり、雨で濡れたりしなくなったということです。
 とりあえずは上々の成果と言えるでしょう。来年度からは市全体で実施することになると思いますが、市民にとってボックスのフタが重いこと、回収業者についてもボックスそのものが重過ぎて作業効率が悪いことが指摘されています。市内の雑紙廃棄量は推計3千トン前後あるようですから、回収率をより高めるためのモデルチェンジに臆病であってはいけないと思います。

2003年10月24日

ダニ学習会

b14e0671.jpg 札幌市にある北海道環境サポートセンターで開かれたダニ学習会(主催 くるくるネットワーク北海道)に参加してきました。講師は、道立衛生研究所 衛生動物科長で自らも生ごみのダンボール堆肥化を実践しておられる高橋健一氏です。
 パワーポイントで映像を示しながら、ダニの発生メカニズムやその防止対策、人体への影響などについて詳しく解説していただき大いに勉強になりました。絶対的なダニ発生の抑制方法はないとのことですが、我が家では今のところ気になるような現象は起きていません。しかし、何人かの方からダニの指摘は受けていて、その数の多さに落ち込んだとも聞きました。今回の学習会に参加された方々は意識の高い方ばかりですから、「ダニが出たら新しいものでまた始めたらいい」(ある方の発言)と割り切ることもできるのでしょうが、広く普及するとしたら結構厄介な問題です。さて、どうしたらいいものか・・・

2003年10月23日

ぱっくんアドバイザー研修会

8f69b803.JPG 「まなぼっと」を会場に、約150名のぱっくんアドバイザーが参加しての第2回研修会を開催しました。松倉豊副市長、釧路消費者協会の尾崎友子事業部長を来賓にお迎えしてスピーチを頂戴したあと、、今後の活動方針について確認。河合さん、宮川さんの活動報告も立派な内容で、参加者に深い触発を与えただろうと思います。
 ダンボールコンポストは始めるのは簡単、しかし上手に管理すること、継続していくことはそんなに簡単ではありません。アドバイザーの成長が、この運動の成否の一部分をになっていくことを感じています。

2003年10月22日

大楽毛でぱっくん講習会

420a61a4.JPG 大楽毛の某町内会で婦人部長をつとめる宮川さんから要請されて、同町内会主催のぱっくん講習会の講師をしてきました。
 この日は、生憎の大雨にもかかわらず、20名近い会員の方が集まり熱心に受講していただきました。季節もこれから秋から冬へと移り変わります。ダンボール堆肥化に取り組むにはいい時期と言えるでしょう。
 来年には、ごみ収集の有料化が具体化することと思います。重量比で、生ごみは可燃ごみの6割を占めます。勿論、経済的なメリットだけで実践するには、多分無理があります。良質の堆肥を上手に活用すること、お子さんがいる家庭では、環境教育の教材として利用するなどの志が必要となります。

2003年10月13日

家畜糞尿適正化処理

11a45407.JPG 平成12年に施行されたいわゆる家畜糞尿処理適正化法は、いよいよ来年の10月に5年間の経過措置期間を終え、未整備の生産農家に対して罰則が適用されることになります。
 しかし、国・道の定めた整備基準は、いくら堆肥化施設の建設費に対する補助率が高いとはいえ実態に合っていない面があり、今のところ根室管内では60%の整備率にとどまっています。
 今回、渡辺孝男参議院議員を団長とする調査団を編成し、現場の声を聞く調査会を別海町で開催しました。牛舎よりはるかに立派な堆肥化施設になる、冬場は凍結してとても発酵するとは思えない、個人の所有物であるのに工事発注が道の手で行われるのは何故か等々、行政の対応に強い疑問の声が相次ぎました。
 渡辺さんに頑張ってもらうしかないですね。

2003年10月06日

ごみ有料化について

 当初計画よりも大幅に建設費が圧縮されたとはいえ、平成18年度稼動開始予定のガス化溶融施設の維持管理費は、年間の施設管理に5.3億円、建設費償還に6.3億円の合計約11.6億円が見込まれています。(このうち釧路市の負担は9.4億円)そこで、これまでの無料を有料化に転じていいかどうか、市長は市民代表による審議会(小笠原和子会長)に諮問しました。このほど、その答申が出て「有料化導入止む無し」の判断が示されたわけです。
 ボクは、有料化そのものには反対ではありませんが条件をつけています。一つは、容器包装ごみ(廃プラ)は無料にすること。二つには、有料化にともなう手数料収入のうち、一定額は資源化・減量化対策に使うこと(例えば集団回収の奨励金など)です。一つ目は、委員会審議でも市と意見が合わず、市は廃プラの中間処理には財源が必要であることから有料にしたいと考えています。ボクは、可燃ごみの減量化のため、また分別の精度を上げるために廃プラは資源ごみ(無料)にすべきであると主張しています。二つ目は、廃棄物対策課長も「そのような方向で検討を進めたい。」と答え、考え方が一致しました。

2003年09月10日

農業委員会視察報告

6a0a2c2a.jpg 別海町にある資源循環試験施設(牛ふんのバイオマス化施設 国交省所管)と中標津町にある道立根釧農業試験場を視察してきました。資源循環試験施設は、簡単に言うと牛ふんからメタンガスと堆肥を作るプラントで、モノの考え方は理解、賛成できるのですが、約13億円をかけた施設で牛千頭分(農家戸数で10戸分)、一日当たり50トンの受け入れ容量しかないのです。別海町だけで千戸弱の酪農家がいるんですよ。
 説明では、翌平成16年までに試験を終えて、17年度には地元に引き渡すとのこと。その後の展開は地元と農水省が考える問題だと・・今、酪農家は牛糞処理の適正化(方法はいくつかある)に頭を悩ませており、来年の11月までに何らかの対策を取らなければ罰則が適用されることになっています。現在の整備率は50%、国はまずこの問題の無理ない解決を図らねばなりませんが、しかしねえ・・
 もう一方の道立農業試験場にも驚きました。移転改築をしたばかりで、一部工事の途中ではありましたが豪華も豪華、なんと100億円を超える予算をかけた施設です。ともに参加した二人の酪農家は、施設と試験研究の中身を知って「誰のための研究なんだ?俺達の仕事には関係ねえな。実際の生産に生かされる頃には、みんな離農して誰もいなくなってるんでねえか?馬鹿くさい話だな。」と笑っていました。
 73名の道職員が勤務する同試験場。道は、今盛んに財政危機を訴えていますが、こんなことをやっているんではねえ・・

2003年07月08日

雑紙回収専用ボックスの設置

雑紙回収ボックス
 この7月1日から、市内500ヶ所のごみステーションをモデル地区として、雑紙回収用の専用ボックスを設置しました。
 実はこれには起点がありまして、今年1月の王子製紙、2月の日本製紙両工場を視察したところから始まります。両工場の優れたリサイクル技術にも驚きましたが、資源となる古紙や雑紙の回収量が極めて低いということを学びました。雑紙にいたっては、工場関係者から回収率は1%前後ではないかという指摘もありました。
 確かに、家庭で雑紙を丁寧に分別して出すとしたら、独立したごみ箱も必要になるし、家族全員へ徹底しなくてはなりません。決して難しいことではないとは思いますが、しかしそれを新たに習慣づけるというのはやはり簡単なことではないです。
 視察後、まずは廃棄物対策課の課長・補佐・係長達とこの問題について協議しました。そして、何人かの市民にも実際どうしているか、どうしたら分別に取組めるか等の意見をいただきました。その内容を咀嚼した上で、回収ボックスの設置を同課に提案したわけです。その後、課内の検討が行われ、今回のモデル事業に繋がったという次第です。

2003年07月01日

剪定枝(せんていし)の有効活用

 焼却ごみの減量化対策の一つとして街路樹や公園樹木の剪定枝をチップ化して処理することになっていますが、今のところ具体的な活用法について結論が出ていません。
 そこで、都市建設部の委員会審議の際に「ぬかるみや階段部分の傷みが目立ってきている春採湖の周遊路に、道路材として活用することを検討できないか」と、その対応を求めました。工藤静子公園緑地課長は「有効な方法であると思う。関係方面と協議を進めてみたい。」と述べ、前向きな考え方を明らかにしました。

2003年06月21日

学校でもダンボールコンポスト

14a9f8de.jpg 昨日、柏木小学校を訪問しダンボールコンポストに挑戦している様子を見てきました。6年生33人(1学年1クラス)が取り組んでいるのですが、生ごみの投入量や温度などを記録しながら「ダンボールの助」という名前までつけて当番制でやっていました。できた堆肥は、春採湖畔に自分達で植えた桜の周辺に蒔くそうです。校長先生も担任の先生もとても熱心な方で「環境教育のよき教材になっています」と嬉しそうに語っていました。
 昨年の12月定例会一般質問で、ボクが「学校現場でも取り組んではどうか」と提案した際に、山田教育長は「是非やってみたい」と答えていました。今はまだ、柏木・東栄の2校に過ぎませんが、これから順次拡大していくように発言を続けていきたいと思います。

2003年02月02日

焼却施設の規模を下方修正

 釧路市を中心に1市4町1村の広域連合で検討が進められている焼却施設の規模が、下方修正されることになりました。市の平成12年度のごみ排出量は全体で11万3千トンで、このうち可燃ごみが9万2千トン。当初、これを5万4千トン(?41%)にまで減量するという目標を立て、日量260トンの処理能力を持つ規模を想定していました。
 しかし、可燃ごみのかなりの部分は生ごみと紙類なわけで、やりようによってはいくらでも資源化できるものです。生ごみは貴重な有機質なので分解発酵して土に返すこと、紙類は市内にある2ヶ所の製紙工場でリサイクルできるシステムを作ること、さらに容器包装ごみを資源化することもあるでしょう。「まだまだ生ぬるい!」と廃棄物処理特別委員会の審議では、ボクは一歩も譲りません。しばし、議論は平行線をたどっていましたが、伊東良孝新市長も同じような見解を持っておられて環境部に計画の見直しを指示。これで流れが変わりました。
 前例のない計画修正。しかも、12年比で?48%の5万200トンにまで減らす内容です。各家庭で言えば、可燃ごみをこれまでの半分にしてくださいということ。もう少し丁寧に言えば、分別して資源ごみで出して、という意味です。
 一時は100億を越えるかもと言われた焼却施設の建設費。規模の縮小と予定価格を設けないという市長のウルトラCもあってどれだけ安く済むか、今後の展開が楽しみになってきました。

2002年07月02日

資源回収専用電話

 今年3月19日の廃棄物対策特別委員会の審議において提案していた雑紙回収を円滑に進めるためのQ&A専用電話が5月1日に開設。23−5304番です。
 真面目に雑紙分別に取り組もうと思ったら、結構判断に迷うことがあります。我が家でも、雑紙専用ボックスを置いてみると「おいおい、これは違うでしょ」というのがしょっちゅうです。雑紙の丁寧な分別は、製紙工場の貴重な原料にもなり焼却施設の規模縮小にも直結する市民の大事な責務。専用電話を上手に活用して、多くの方に分別博士になっていただきたいと思います。
 さて、6月定例議会の同特別委員会審議で、釧路市版環境認証の交付を提案しました。国際認証は、取得にも経費がかかり事業所規模もそれなりでなければ難しいからです。家族経営や個人商店、少人数事業所でも志さえあれば取得可能なローカル認証は、まちの環境意識の高揚に大いに役立つことでしょう。
 環境部長は「検討はしてみます。」との反応でしたが、果たしてやる気があるのかどうか?

2002年06月09日

高山はゲップ状態 ごみ処理問題

 市内高山のごみ最終処分場(埋立地)は、平成13年度中に満杯になり引き続き新高山処分場(建設費約22億円)がこの4月1日から使われています。しかし、この新処分場も、今のままのごみ量を埋め立てていった場合には、8年後に満杯になる見込みであり、そのために延命をどう図るかが急務の課題になっているのです。
 そこで、市は道の指導を受けて管内町村と中間処理(焼却など)の進め方について協議を続けています。
 さて、埋立てごみの減量化に最も有効な手段は焼却です。しかし、大気汚染や莫大なコストの問題、また持続可能な循環型社会を作ることとの整合性をどのように図るか等々、慎重に熟慮を重ねていく必要があると思います。
 子ども達や孫達のため環境に負荷をかけず、しかも低コストな方法・・
 行政そして議会の見識が問われる重要テーマです。