2013年03月11日
ハリウッドエアー その後
ブログにいただいたコメントに返信しようとしたら「この投稿は受付できません」とはじかれた(涙)。
自分で設定したNGワードは使っていないんだけど…
というわけで、遅まきながらたけさんにお返事方々更新です。
夏本番どころか冬本番も過ぎてしまったけど、ハリウッドエアー続報。
夏場はさすがに物足りませんでした。
汗で全部流れてしまうわけではないものの、ハンカチで肌をおさえることが多いので、どうしてもこすれて取れてしまいますね。
また、冬場もマスクを装着しているときは取れやすいと感じました。
とはいえ、ハンカチやマスクですれたらどんなファンデも取れやすいに決まっているので、このあたりはこまめな化粧直しで対応するしかなさそう。
ハリウッドエアー自体は携帯できないので、ここはミネラルファンデ頼りです。
美容院に行くとシャンプー時にも取れちゃうけど、このあたりは仕事帰りに美容院→そのまま帰宅で対応かな。
使い始めてしばらくしたころ、夕方近くなると黄ぐすみを感じるようになりました。
なんだかきれいに見えない。
ファンデの色が合っていないのかも?と思って、肌色をチェックしてもらったら… なんと私、ブルーベースでした。
ブルーベースって色白というイメージがあったし、これまでどこのメーカーでもイエローオークル系のファンデを勧められたし、使ってきたので疑ってもいなかった…
で、ハリウッドエアーでブルーベース向きといわれるFairをベースに、Vanillaを混ぜるやり方にチェンジ。
これが今のところ、とてもうまく行ってます。
気になるシミはハニーローズ(チーク用のピンク)にFairとVanillaを混ぜてカバー。
顔全体などの広い範囲に吹き付けるときは肌から5〜10センチほど離し、コンシーラーのようにピンスポットで吹き付けるときはもう少し近づけてシューッとします。
綿棒やスポンジを駆使してシミ隠ししていた苦労はなんだったの?というほどの手軽さ。
本当にきれいにカバーできます。
携帯できない、汗や水に弱いといった小さな不満はあっても、仕上がりの美しさ、肌への負担のなさがすっかりお気に入りでとても手放せません。
それにスポンジを洗う手間がなくなったのがとても快適!
これからもまたいろいろ工夫をしつつ使ってみようと思っています。
自分で設定したNGワードは使っていないんだけど…
というわけで、遅まきながらたけさんにお返事方々更新です。
夏本番どころか冬本番も過ぎてしまったけど、ハリウッドエアー続報。
夏場はさすがに物足りませんでした。
汗で全部流れてしまうわけではないものの、ハンカチで肌をおさえることが多いので、どうしてもこすれて取れてしまいますね。
また、冬場もマスクを装着しているときは取れやすいと感じました。
とはいえ、ハンカチやマスクですれたらどんなファンデも取れやすいに決まっているので、このあたりはこまめな化粧直しで対応するしかなさそう。
ハリウッドエアー自体は携帯できないので、ここはミネラルファンデ頼りです。
美容院に行くとシャンプー時にも取れちゃうけど、このあたりは仕事帰りに美容院→そのまま帰宅で対応かな。
使い始めてしばらくしたころ、夕方近くなると黄ぐすみを感じるようになりました。
なんだかきれいに見えない。
ファンデの色が合っていないのかも?と思って、肌色をチェックしてもらったら… なんと私、ブルーベースでした。
ブルーベースって色白というイメージがあったし、これまでどこのメーカーでもイエローオークル系のファンデを勧められたし、使ってきたので疑ってもいなかった…
で、ハリウッドエアーでブルーベース向きといわれるFairをベースに、Vanillaを混ぜるやり方にチェンジ。
これが今のところ、とてもうまく行ってます。
気になるシミはハニーローズ(チーク用のピンク)にFairとVanillaを混ぜてカバー。
顔全体などの広い範囲に吹き付けるときは肌から5〜10センチほど離し、コンシーラーのようにピンスポットで吹き付けるときはもう少し近づけてシューッとします。
綿棒やスポンジを駆使してシミ隠ししていた苦労はなんだったの?というほどの手軽さ。
本当にきれいにカバーできます。
携帯できない、汗や水に弱いといった小さな不満はあっても、仕上がりの美しさ、肌への負担のなさがすっかりお気に入りでとても手放せません。
それにスポンジを洗う手間がなくなったのがとても快適!
これからもまたいろいろ工夫をしつつ使ってみようと思っています。
2012年06月28日
ハリウッドエアー

久しぶりに、こそっと更新。
先週、池袋の東急ハンズでハリウッドエアーの実演販売をしていたので試しにお化粧してもらった。
1日目はお試しのお化粧だけさせてもらって引き揚げたが、Tゾーン以外は夜遅くまできれいな状態が続いたので購入決定。
翌日もう一度行って買ってきた。
ハリウッドエアーというのは、テレビの通販番組でおなじみの、エアブラシのような化粧道具。
以前使っていたSK-IIのエアータッチ・ファンデーション(涙の製造中止)と同じように、リキッドファンデを霧状にして吹き付けるものだ。
エアータッチはあらかじめパウチされたリキッドファンデを本体にセットして使う(1か月半くらいもつ)が、ハリウッドエアーは使用のたびに専用のリキッドファンデ数滴を注いで使う。
こう書くと面倒くさそうだけど、スポンジにファンデを取るのと同じようなものだから、実際には手間というほどのものではないと思う。
しかも、ファンデだけでも6色あるうえ、ポイントメイク用の色も揃っているので、これを混ぜて使えば肌の色に合わせてファンデの色を調整できるし、頬紅、口紅、アイシャドー、アイブロウまで幅広く使うことができる。
混ぜ方も簡単で、ファンデの注ぎ口に混ぜたい色を入れたらエアブラシの先端をティッシュで押さえて空気を逆流させるだけ。
(水を入れて逆流させれば器具の洗浄もできる)
ズボラな私は混ぜずにMoonというファンデを顔全体につけ、Vanillaをハイライトに使っているけど、とても自然できれいに仕上がる。
肌に近づけると吹き付け範囲が狭くなって濃いめにつき、離せば広い範囲に薄くつく。
肌から5センチ程度の位置を維持して少しずつ移動しながら顔全体に吹き付けると、ムラなくきれいに仕上がる。
エアータッチと同じで、乾いて定着すると発色するので、少し物足りないくらいで止めるといい。
目のまわりはつけすぎると小じわが目立ってしまうそうで、特に薄めにするのがコツだとか。
ハリウッドエアーは液体ならなんでも吹き付け可能なので、愛用の化粧水を吹き付けたり、ペリエを入れて吹き付ければ炭酸ミストになったりと、美顔器としても使うことができる。
霧状に吹き付けるのでひんやりして収斂効果も期待できるし、手でつけたり、コットンに取るよりも使用量が少なくてすんでありがたい。
決まった色のファンデを吹き付ける以外に使えなかったエアータッチより、断然、活躍の幅が広いと思う。
とはいえ、残念なところもいくつかある。
エアータッチと違って髪や服につくのでケープが必要になること。
ハリウッドエアーのファンデーションは80%が水とのことで、水に濡れると落ちやすいこと。
なんとイマドキ紫外線対策がされていないこと。
本体が大きいので日常的な持ち歩きに適さないこと。
でも紫外線については市販の日焼け止めを下地に使えば十分だし、ハリウッドエアーからも日焼け止めが別売りされている。
また、水対策用にシリコンの仕上げ剤のようなものも用意されているようだが、それを使うとオイルクレンジングが必要になるうえ、使用のたびにエアブラシをエタノールで洗浄しなくてはならない。
ただ持ち歩きは…旅行なら専用ポーチに入れて持っていくと思うけど、毎日持ち歩くのは無理だ。
今は資生堂サンメディックを下地にして、ハリウッドエアーを吹き付け、チャコットのフィニッシングパウダーで仕上げてからポイントメイク。
ハリウッドエアー自体はかなりツヤ感のある仕上がりだけど、下地とパウダーで少しツヤを抑えている。
持ち歩けないので化粧直しはTゾーンを中心にミネラル・ファンデをブラシでさっとつけているけれど、今のところはこれで十分。
ただ、もっと汗をかく夏本番を迎えたらどうなるのかな。
ちょっとドキドキ。
- ブログネタ:
- ファンデーション・美容液選び に参加中!
2009年02月14日
お国と五平
神保町シアターで、「東宝文芸映画の世界」というシリーズの上映が行われている。贔屓の雀右衛門丈は戦後の一時期、映画界でも活躍していたことがあるのだけど、今回、そのときの作品の一つである「お国と五平」が上映されるという。監督は成瀬巳喜男。出演は木暮実千代(お国)、友右衛門時代の雀右衛門丈(五平)、山村聡(友之丞)、田崎潤(お国の夫・伊織)。特別出演に文楽三ツ和会と鳥羽陽之助。
歌舞伎の舞台であれば雀右衛門丈はお国だろうが、映画なので男性の役。それだけでもちょっと見てみたくなる。
上映日時は以下の通り。
3月1日(日)15:20
3月2日(月)14:25
3月3日(火)12:00
3月6日(金)18:45
雀右衛門丈の映画でDVD化されているものはあまり多くないので、映画時代の雀右衛門丈に関心のある方はこの機会にどうぞ。
歌舞伎の舞台であれば雀右衛門丈はお国だろうが、映画なので男性の役。それだけでもちょっと見てみたくなる。
上映日時は以下の通り。
3月1日(日)15:20
3月2日(月)14:25
3月3日(火)12:00
3月6日(金)18:45
雀右衛門丈の映画でDVD化されているものはあまり多くないので、映画時代の雀右衛門丈に関心のある方はこの機会にどうぞ。
2009年02月12日
チョコレート根付 part 2
- ブログネタ:
- 着物 振袖 訪問着 留袖 アンティーク に参加中!
2009年02月10日
チョコレート帯留

この製品、革のベルトに通してブレスレットとして使うらしい。ころんとした腕時計のような雰囲気で、それはそれで結構カワイイんだけど、私の目には帯留としか映らなかった。お店の人によると、帯留として使っている人は他にもいるそうだ。このブレスレット用パーツ、シュークリームやアイスクリーム、ホイップクリームなどのシリーズがある。夏になったら、アイスクリームをいくつか揃えてみようかな。
- ブログネタ:
- 着物 振袖 訪問着 留袖 アンティーク に参加中!
2009年02月09日
チョコレート根付

本当はサロン・デュ・ショコラ用に用意してあったのだけど、1月下旬はあまり体調がよくなかったので行くことができず、バレンタイン商戦デビューとなってしまった。ちょっぴり不本意だけど、来年まで待つのも先が長すぎる。
ラッピングもこんな感じでとってもカワイイ。値段ももうちょっとカワイイともっといいんだけどなあ。
- ブログネタ:
- 着物 振袖 訪問着 留袖 アンティーク に参加中!
2009年02月04日
歌舞伎座昼の部
朝イチの「賀の祝」を観ようと、頑張って遅刻しないように(でもギリギリに)行ったら、「加茂堤」からだった。あら、びっくり。とはいえ、「賀の祝」だけ出すよりも話がわかりやすくていいと思う。橋之助丈の桜丸は父譲り?のリアリズム志向でわかりやすい芝居をするせいか、観客は沸いていたけど騒々しくて興ざめ。とはいえ、福助丈の八重ともども、いいヤツだけど考えが足りない、いささか軽薄な夫婦という感じは出ていたので、まあよいのだろうか。プチ贔屓の梅枝丈の苅屋姫が見られたのはよかった。早起きは三文の得?
「賀の祝」、年上女房チームでは芝雀丈の千代がよい。「勘当してやる」と息巻く白太夫に向かって「孫のことも思し召し」と訴えるところで、この後の「寺子屋」の場面が浮かんで胸が詰まった。今回は上演しないし、拵えもまるで違うのに、不思議なものだ。
一方、三つ子夫チームでは断然、松緑丈。声がよく伸び、決まり決まりの型も美しく、前髪のやんちゃさが抜け切らない梅王丸がよく表現されていた。対する松王丸は染五郎丈だが、彼はむしろ桜丸の方が似合うんじゃないかという気がしてしまう。親指が立っていても「強そう」ではなく「きれい」に見えちゃうのは、やはり荒事向きじゃないのかも…と思ったりした。
「京鹿子二人娘道成寺」は、客席の熱気がものすごいので驚いた。「きれいねえ」とか「どっちが玉三郎?」といった話し声が絶えないというのに、空気は張り詰めている。「道成寺」にはさまざまなバリエーションがあるが、この作品は玉三郎丈の大発明だろう。渡辺保氏が劇評で書いている通りだ。回を重ねるにつれて菊之助丈が成長していることもあって二人の絡みが緊密度を増しているのでエロさも倍増、また、オーソドックスな日本舞踊とは少し異なる振りがついていたりもするので、好みが分かれるだろうと思う。私自身、好きかといわれると、正直微妙なところではある。これを見るといつも、「普通の」道成寺が見たくなるのだ。そしてまた、ものすごく踊り手を選ぶ作品であるとも思う。稀有な美貌と、対照的な特質をもったこの二人以外で誰が受け継いでいけるのか、ちょっと思い浮かばない。この二人の組み合わせであっても、菊之助丈にもっと色気がにじんできたら、どうだろうか。まだ色気よりも清潔感が勝つ今の彼だから、女二人の絡みがぎりぎりセーフで踏みとどまっているように思う。
そして最後は、いつも楽しい「文七元結」。悪人が一人も出てこない、気持ちのいい芝居である。ただ、見るたびに思うのだけど、いくら正直者といっても、50両もの大金を忘れて帰ってきてしまうような粗忽者である。お兼さん、愛娘を嫁に出すのは心配だったりしないんだろうか。
「賀の祝」、年上女房チームでは芝雀丈の千代がよい。「勘当してやる」と息巻く白太夫に向かって「孫のことも思し召し」と訴えるところで、この後の「寺子屋」の場面が浮かんで胸が詰まった。今回は上演しないし、拵えもまるで違うのに、不思議なものだ。
一方、三つ子夫チームでは断然、松緑丈。声がよく伸び、決まり決まりの型も美しく、前髪のやんちゃさが抜け切らない梅王丸がよく表現されていた。対する松王丸は染五郎丈だが、彼はむしろ桜丸の方が似合うんじゃないかという気がしてしまう。親指が立っていても「強そう」ではなく「きれい」に見えちゃうのは、やはり荒事向きじゃないのかも…と思ったりした。
「京鹿子二人娘道成寺」は、客席の熱気がものすごいので驚いた。「きれいねえ」とか「どっちが玉三郎?」といった話し声が絶えないというのに、空気は張り詰めている。「道成寺」にはさまざまなバリエーションがあるが、この作品は玉三郎丈の大発明だろう。渡辺保氏が劇評で書いている通りだ。回を重ねるにつれて菊之助丈が成長していることもあって二人の絡みが緊密度を増しているのでエロさも倍増、また、オーソドックスな日本舞踊とは少し異なる振りがついていたりもするので、好みが分かれるだろうと思う。私自身、好きかといわれると、正直微妙なところではある。これを見るといつも、「普通の」道成寺が見たくなるのだ。そしてまた、ものすごく踊り手を選ぶ作品であるとも思う。稀有な美貌と、対照的な特質をもったこの二人以外で誰が受け継いでいけるのか、ちょっと思い浮かばない。この二人の組み合わせであっても、菊之助丈にもっと色気がにじんできたら、どうだろうか。まだ色気よりも清潔感が勝つ今の彼だから、女二人の絡みがぎりぎりセーフで踏みとどまっているように思う。
そして最後は、いつも楽しい「文七元結」。悪人が一人も出てこない、気持ちのいい芝居である。ただ、見るたびに思うのだけど、いくら正直者といっても、50両もの大金を忘れて帰ってきてしまうような粗忽者である。お兼さん、愛娘を嫁に出すのは心配だったりしないんだろうか。
2009年02月01日
勧進帳

富樫の登場とともに空気がぴーんと張り詰め、義経、四天王、弁慶と登場するごとに、びしびしと緊迫感が増していく。こんなにも厳しい空気に満ちた「勧進帳」は初めて見たかもしれない。勧進帳の読み上げ、山伏問答ともに、虎の尾を踏む心地の緊迫感。迫力あるやりとりは思わず息を詰めて聞き入ってしまうほど感動した。弁慶の声がやや辛そうなのが気にはなったが、それをしのぐパワーにはただ圧倒されるばかりだ。
しかしそこで息切れしてしまったのか、延年の舞からはかなり苦しそうな様子。もともと踊りのうまい人ではないと思うが、遠心力で振り回されそうになっている弁慶を見るのはちょっと辛い。前半が素晴らしかっただけに残念に思われた。
2009年01月28日
The Manhattan Transfer @ Blue Note

高校生のころから大好きだったThe Manhattan Transferも、今やアラ還。当然ながら声の衰えはあり、特に男性2人は高音部が伸びにくくなっているように感じる。とはいうものの、それをカバーして余りある円熟の技術、そして緻密で華麗なコーラスワーク。特に「Bahia de Todas as Contas」や「Tutu」などは、あまりの美しさに思わず涙してしまった。Janis Siegelが(もちろんヴォーカルで)聞かせたトランペット・ソロのかっこよさも忘れられない。あっという間に時間が過ぎ、「Ray's Rockhouse」で1st stageは終了した。アンコールで再登場すると、JanisとCheryl Bentyneが花道(というか、客席内通路)で立ち止まって向き合い、鳥のように両手を広げて片足立ち。曲はもちろん、「Birdland」だ。名曲の多い彼らだけど、これはマイルストーンといえる1曲だろう。これが聴けたら、もう文句はない。大満足の1時間20分だった。
ほぼ2週間をおいてBillboard Live TokyoとBlue Note TOKYOの両方でライブを聴いたことになるのだけど、どちらも席料だけで1万円を超える上、飲食代も加わるので、1回行くと1万5000円から2万円近い出費となる。贅沢な楽しみであることは間違いない。とはいえ、大物アーティストの来日公演ともなれば、会場は日本武道館やNHKホールなどの大きな会場になってしまうし、チケット代が1万円を超えることも多い。来月、Eric Claptonの武道館公演に行くけど、2階席でも1万1000円だ。終演後にはきっと飲みに行ってしまうだろうし、それなら飲食込みで2万円くらいでもあまり変わらない気がする。好きなアーティストが出演すればだけど、Billboard LiveとBlue Note、これからも足を運ぶことになると思う。定期的にスケジュールをチェックしないとね。
2009年01月17日
上野奏楽堂

この上野奏楽堂は明治23年に建てられた、日本最古の木造の洋式音楽ホール。国の重要文化財になっていて、敷地内には朝倉文夫作の滝廉太郎像があったりする。こぢんまりとしているが、高い天井からはシャンデリアが下がり、クラシカルな雰囲気のあるいいホールだ。しかし、古いだけに寒い。椅子もちょっと硬くて、2時間程度のコンサートならまったく問題ないのだけど、それ以上の長時間となると少し厳しい。今回は12時から20時近くまでの長時間だったので、ホルン協奏曲まで聴いたところで腰が痛くなってしまい退室した。
今回、もっとも注目したのはピアノの木村友梨香さん。まだ高校生とのことで体も小さく、あどけない表情。しかし、リストの「巡礼の年」第2年第7曲「ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲」を実に堂々と演奏したのには驚いた。大変な難曲だと思うのだけど、実に鮮やかに、力強く、そしてロマンチックに弾ききったのである。本当に凄い。これからが楽しみだ。名前を覚えておかなくてはと思った。