2007年09月14日

フルコース?

今日、出勤途上ですごい人を見てしまった。最近は電車の中で化粧をする人とか、食事をする人とか、いろいろトンデモない人がいる。特に私が利用している東武東上線は乗車時間が長いせいか、くつろぎすぎの人が少なくない。座席でのびのびと横になって寝ているオニイチャンとか。一度は学校か塾の先生らしい人がテストの採点をしているのを見たことがある(個人情報漏洩とか気にならないんだろうか)。電車の中は自宅じゃないんだけど、区別できない人が増えているみたいだ。
けれど、今日そのすごい人を見たのは地下鉄丸の内線。都心を走る線でこんなのは初めて見た。始発駅の池袋で、出発を待つ列車内にコンビニのおにぎりをぱくついている女性がいた。たぶん30歳前くらい。起きぬけのような冴えない顔色で、黙々とお食事している。おにぎりを食べ終わるとペットボトルのミネラルウォーターをごくり。ペットボトルを大きなバッグにしまうと、次はポーチを取り出して化粧を始めた。ちょ、ちょっとお、食事した上に化粧までするわけ? 早朝の新幹線以外でそんな人、見たことがない。顔色がよくないせいですっぴんのときはあまりきれいな人だとは思わなかったが、化粧をするとそこそこ可愛くは見えた。こんなに化けてたらすっぴんで知り合いに会いたくはないだろうけど、だったら10分早起きして家で化粧すればいいだけのことだろうに。見ているこちらが恥ずかしかった。
四半世紀前の学生時代、東西線で通学している同級生たちから聞いた話を思い出す。始発駅から乗ってくる若い女性がいて、いつもすっぴんで乗ってきては車内で化粧をしていたそうだ。同級生たちは竹橋で下車するので、その女性がどこまで行くのか見届けたことはなかったが、大手町あたりのOLらしいという噂だった。その女性のことは同級生だけでなく、沿線の別の大学に通う学生も知っていて、合コンでその女性の話題が出て盛り上がったこともある。当時は電車内で化粧をするというのは相当珍しくて、大学生の男の子まで噂をするくらい「はしたない」と認識された行為だった。いつの間に当たり前のことになってしまったんだろう。本当に恥ずかしい。

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2007年09月10日

200亀甲

昨日、歌舞伎座の帰りに帝国ホテルまで足を伸ばして、M越の逸品会という展示会を見に行った。呉服部の人から案内をもらったのできものの展示会だとばかり思っていて、「帰りにガルガンチュワで買い物しようっと」なんてお気楽モードで覗きに行ったらとんでもなかった。帝国ホテルの2階全フロアを使った大展示会……というより、引越お帳場会のような雰囲気で、芝居帰りの軽装で出かけた私は明らかに場違い。とはいえ、来てしまったものは仕方がないので、逸品の数々を見せてもらうことにした。
呉服コーナーは呉服特選サロンからやってきたと思われるものばかり。100万以下の商品なんて本当に一部である。こうも世界が違ってしまうと、美術鑑賞みたいなものだ。ああだこうだと勝手なことを言いながら見ていたら、担当の人が「そうそう、これは本当に高いのでぜひ見ていってください」と桐の箱に入った結城紬を出してきた。黒地に白の絣で織り出した、レースのように繊細な柄が見える。200亀甲だそうだ。「マンションが買えますよ」といわれて値札を見たら、数字が8つ並んでいた。3700万円くらいだったろうか。せっかくなので触らせてもらったけど、普通の結城紬がキャベツなら、これは紫蘇の葉くらいの、薄くて頼りない手触り。大変な技術であることは間違いないけど、結城紬らしさはないと思う。これなら100亀甲を2〜3反買う方がいい。……って、それだってとても買えないんだけど。

baebdc31.jpg目がくらみそうな逸品の数々を見たあとは、予定通りガルガンチュワへ。まだ暑いせいかチョコレートは出ておらず、目当てのパンも売り切れだったので、最近評判のギモーブ(要するにマシュマロ)を買ってみた。きっちり四角く切ってあって、味はラズベリー、バニラ、ミント、パッションフルーツの4種類。色はきれいだし、形はユニークでパッケージもお洒落なのでお土産に喜ばれそうだけど、ちょっと甘みが強い。ホテルメイドのマシュマロなら、オークラの方が好きだ。こちらは長い紐状のままパッケージされていて、好きな量だけ切って食べるスタイル。ラズベリー、ライム、パッションフルーツの3つの味で、ライムとパッションフルーツがきゅんと酸っぱくて美味しい。

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2007年09月09日

秀山祭 昼の部

このところ、ただの観劇ブログと化しているけれど、ファンデでかぶれて以来、なんとなく化粧を頑張る気になれない。とはいえ、ネタの仕込みはしているので、もう少し涼しくなったらコスメネタも再開しようと思う。
というわけで、今日も歌舞伎見物の感想。「竜馬がゆく」は歌舞伎座でやるようなものか?とは思うものの、商業演劇としておもしろく作られていると思う。幕末物は理屈っぽくなりがちでおもしろいと感じたことがないのだが、今回は染五郎丈演じる竜馬の飄々として爽やか、かつ破天荒な魅力を楽しんだ。ただ足元がアシックスのスニーカーに見えたのはびっくり。もちろん、紺足袋に草鞋を履いているだけなのだけど、ほかの人は同じような拵えでもそうは見えない。彼のプロポーションか身体の使い方、あるいはその両方が現代的すぎるのではないかという気がする。
竜馬以外の配役もおおむね適材適所であったと思うが、一番気に入ったのは歌江丈の百姓女すぎ。舞台裏でニワトリが「コケッ」と声を立てるところから、「桂くん、坂本くん」まで、鳥鍋のくだりは爆笑した。三部作の第一部とのことで今回は勝海舟に入門するところまでだったが、どうせなら全部作って演舞場で上演すればよかったのにと思わなくもない(そうなると私は見なかった可能性が大だけど)。ただ、オープニングの大河ドラマかと思うような曲を始めとする洋楽は好きになれなかった。
「熊谷陣屋」は吉右衛門丈の直実。軍物語がくっきりとしたことで、敦盛の身代わりとして我が子を殺さなくてはならなかった絶望感がひしと伝わってきた。ただ、初日も少し感じたのだけど喉が本調子でないようなのが気になる。また、かつて故・権十郎丈や又五郎丈が傑作を見せた弥陀六を、今回は富十郎丈が演じている。市井の人として隠れ住みながらも隠しきれないただならぬ鋭さ、悔恨にさいなまれる孤独感が見事に表現されていた。
熊谷の妻・相模は福助丈。神妙に演じているのがなかなかよく、とくに最初の「一里行ったら……」の台詞が故・歌右衛門丈にそっくりなのには驚かされた。芝雀丈の藤の方は10年以上前に琴平で見て以来。この人らしい、嫌味なところがなく心やさしいお局さまだが、熊谷夫婦の旧主で上皇の寵姫であったことを考えると、もう少し凛とした強さがほしいように思う。
昼の部の終演は3時20分。こんなに早く終わるのなら、「熊谷陣屋」は相模の入りからの上演にしてほしかった。ここがあると格段にわかりやすくなるのにもったいないなあといつも思っている。


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2007年09月02日

二條城の清正

秀山祭夜の部を観てきた。初代吉右衛門が清正物を得意としていた(というか好きだった)ことはよく知られていることだと思うが、実際に舞台を見た人に聞くとあまりおもしろいものではなかったらしい。そんなわけで多少覚悟して行ったのだけど、想像を超えるつまらなさ。えらく地味で盛り上がらない話だったが、家康役にハラで芝居のできる人がくれば、ちょっとはおもしろくなるんだろうか? 幕切れに「to be continued...」とテロップが出てきそうに、きちんと終わった感じのしない芝居だった。「来週のこの時間は『孤城落月』をお送りします(って、進行早すぎ?)」みたいな。
また、初日のことゆえ、プロンプターがついているくらいのことでは驚かないが、「つけて、つけて」と催促する声が1階2等席まで聞こえてくるのはいかがなものか。どう見ても今月の夜の部の出演者のうち、最もプロンプターを必要とするであろう人なのだから、ちゃんとスタンバッていてもらいたいものだ。


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2007年08月31日

公文協巡業西コース

923b20ac.jpg仕事帰りに川口まで足を伸ばして、錦之助襲名披露の巡業西コースを見てきた。
つい先日、苫舟の会で素晴らしい踊りを見せてくれた梅枝丈は、松江丈と「正札附」。筋書によれば、梅枝丈は「小学生の時、歌舞伎座で舞鶴を踊ったことがある」とのこと。いわれてみれば、ちびっこたちが舞踊三段返しをやったのを7年前に見ているが、あのときのおちびちゃんがこんな立派に……と感動してしまった。しなやかで品のいい所作は、見ていて気持ちがいい。松江丈はドンと踏み込むときにわずかに軸がぶれるところは気になるが、しっかり踊りこんできたことがわかる。幕開きにふさわしい内容だった。
普段の巡業なら次はお目見え口上だが、今回は錦之助襲名と松江襲名の披露口上。錦之助丈と兄・時蔵丈、松江丈と父・東蔵丈、それに披露の梅玉丈だけでもよかったのでは?と思うが、総勢9名と、巡業では珍しい大人数の口上となった。
「番町皿屋敷」は梅玉丈と時蔵丈のクールビューティ・カップル。梅玉丈の播磨は見るからに品がよく、喧嘩三昧といわれてもピンとこない。が、この品のよさがお菊に試された、裏切られたと知ったときの冷たい怒りにつながる、彼ならではの播磨だろう。時蔵丈のお菊は皿を数えるところがなんともうまい。3枚目まではガタガタと震えていた手が、最後の4枚目では落ち着きを取り戻している。本当に愛されていたことを知り、満足して死んでいこうとする彼女の覚悟が見えるように思った。気になったのが錦吾丈の十太夫。傷をつけたら命がないという大事な皿のわりに、扱いがぞんざいに見える。普通に腰の高さまで持ち上げて皿の両面を確認していたが、高さもあるし、すぐそばには脇差もあるしで、見ていてハラハラした。お仙とお菊に皿を戻す際も、皿を積んだ蓋を箱の上に乗せていたが、命にかかわるほどの皿の扱いとしてこれはどうなのだろう。
最後の「戻駕」は松緑丈の次郎作が小気味よいばかりの出来。錦之助丈もすっきりといい男ぶりが光っている。しかし、いくら最後にぶっ返って派手にするといっても顔見世的なこの演目では、襲名の錦之助丈が引き立たないのがちょっと気の毒に思われる。これが隼人丈の襲名披露で、父・錦之助丈と幹部の誰かが次郎作&与四郎で付き合うというならわかるのだけど。隼人丈も踊りの稽古に力を入れているのか、とくに手の表情はやわらかく美しくなった。が、背が伸びたせいで膝を折って踊っているのは辛そうだ。
川口総合文化センターリリアホールというところは初めて行ったが、ものすごく音が響くので驚いた。下座がとんでもない大音量で聞こえてくるし、人によっては台詞もくわんくわん響いて上から降ってくる感じ。何をするつもりで作ったホールなんだろうか。成人式?


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2007年08月28日

苫舟の会

752f74bb.jpg宗家藤間流の「苫舟の会」に行った。目当てはなんといっても、梅枝丈壱太郎丈という、ともに十代の若さながら芝居も踊りも達者な二人。先日の一心會といい、宗家の会では若手の中でも意欲的でかつ実力もある人を起用することが多いので、ついそそられてしまう。
今回の出し物は黙阿弥作「女書生」の「夕立碑春電」を余所事浄瑠璃として使った「卯月夢醒死神譚(うづきのゆめさめしにがみばなし)」と、「関の扉」に逢坂山の関所の場に至るまでの話を入れて再構成した「新書小町桜容彩(いまようざくらすがたのいろどり)」の新作2本。会の名である「苫舟」とは宗家の筆名で、この会は彼の新作発表の場なのだそうだ。「卯月夢醒死神譚」は衣裳つき。新派女優の川上やよいを迎えて、不幸な生い立ちの芸者美代吉と彼女に一目惚れした死神のやりとりを芝居と踊りで見せる。あくまで芝居で見せる美代吉と、踊りを交える死神の対比がおもしろい。これが歌舞伎なら美代吉が身の上を語るくだりも踊りになるはずだが、どこまでも芝居で通しているところがミソで、「新派っぽい」仕上がりになっていた。最初と最後に登場する講釈師はいらないような気もするが、人力車や湯上り姿の芸者が登場するところも新派っぽさの内だろうし、宗家が二役で勤める死神と講釈師がともに美代吉に一目惚れするところもまたおもしろさだとも思う。が、宗家の芝居は見ていてこそばゆいというか……。踊りよりも芝居が勝つこの演目に関しては、作・演出に徹した方がいいのではないかと思った。
「新書小町桜容彩」は素踊り。前半は五位之助安貞(少将宗貞の弟)とその妻・墨染実は小町桜の精の物語で、傷を負って立てなくなった安貞(壱太郎)を乗せた車を引く墨染(梅枝)の姿は、小栗判官と照手姫を思わせる。墨染は桜の精でありながら人と契った罪を負って、自らの命と引き換えに夫の傷を治してほしいと祈願して身を投げる。すると安貞は足腰が立つようになり、積もった雪の上に書き残された遺書を読んで真実を知るという筋。ほとんど座りっぱなしの壱太郎丈が上半身だけとは思えない表現力で、妻への情愛や足腰が立たぬはがゆさを見せて驚かされた。墨染役の梅枝丈もしっとりと美しく、雪の上に遺書をしたためるため涙を指先に取るところが素晴らしかった。その後、安貞は黒主の手下に襲われて立腹を切るのだが、その際に自らの血で「二子乗舟」と書きつけた襦袢の片袖を斎頼の鷹に託す場面がある。さらに勘合の印をめぐる黒主と安貞の家来同士の争いがあり、黒主(勘十郎)が印を手に入れたところで小野小町(壱太郎)と宗貞(梅枝)がそれぞれ登場してだんまりに。やはり踊りのうまい人が揃うとだんまりはおもしろい。
後半はいつもの「関の扉」に近い内容だが、ここに至るまでを丁寧に描いたことで全体にわかりやすく、おもしろくなっていたと思う。ただ、小町はやや腰高で色気に欠けるきらいがあるように感じた。もっともこれは安貞が素晴らしかったので観る側も欲張りすぎていたせいかもしれないが、回を重ねればずっとよくなると思う。白のきものに赤い袴という拵えの小町は、それは本当に素踊りなのか?という気がしないでもないが、顔をしていないし、鬘もつけていないのだから素踊りなんだろう。また、素踊りだから顔を直すわけでもないのに、黒主が持つ大鉞がいつもの鏡つきだったのは、ちょっとおもしろかった。それにしても一瞬失神してしまったのは、返す返すも不覚である。もちろんつまらなかったからなどではなくて、前の晩に暑くてあまり寝られなかったせいなのだけど、すごく悔しい。ぜひとも再演、できれば衣裳つきでの再演を望みたい。
写真は「新書小町桜容彩」の幕切れで降った雪。時折、桜が降っているようにも見えたので、雪と桜と両方降っているのかな?と思って終演後に花道に落ちていたのを拾ってみたら、形は雪で色が桜になっていた。なるほど、どちらにも見えたはずだ。

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2007年08月24日

掛け合い噺−すずめ二人會− 夏の巻

ce213845.jpg芝雀丈が落語家の林家正雀師と一緒に開催している「すずめ二人會」の第2回。会場は谷中の全生庵。昼の部と夜の部の2回公演だがあっという間に完売してしまい、午前の部が追加になったというので驚いた。私が見たのは昼の部。
前回の「芝浜」はどう評してよいものやら迷った挙句、感想を書き残さなかったが、今回の「真景累ヶ淵−豊志賀−」はおもしろかった。前回、芝雀丈が演じたのは「芝浜」のおかみさん1役。「化粧や鬘、衣裳をつけずに女性を演じるのは初めて」とのことだったが、「芝浜」のおかみさんは元々素顔に鬘を乗せたような拵えだし、衣裳は男物のように地味な色のもの。芝雀丈が男の着物のまま素顔で演じていても、視覚的な違和感は少なかった。が、今回の豊志賀は色年増。歌舞伎なら当然、白塗りのいい女の役だ。それを男の着物のまま、素顔で演じるのは素踊りのようなもので、視覚的な違和感はあってもそこを乗り越えるのが芸の力なのだろう。また、豊志賀のほかに彼女の恋敵となるお久や(一部とはいえ)夫の新吉ほかの人物まで演じ分けるのだから大変だが、観る側も張り合いがある。ついさきほどまで美しかった豊志賀が、病み衰え、嫉妬にさいなまれていくところはぞっとするような迫力があった(残念ながら「骨と皮」には見えなかったけど)。
帰りは乃池に寄って、穴子寿司をつまんできた。私のすぐあとから入ってきたご婦人が「すずめ二人會」の会場にいた方で、正雀師のファンだとのこと。お若いころ(戦時中)には歌舞伎もずいぶん観ておられたとのことで、当時のお話などもいろいろ伺い、楽しいひとときを過ごした。

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2007年08月23日

氷川会館 フロワベール

fd5b8ba0.jpg祖母を見舞った帰りに、川越の氷川会館へ。ここに入っているフロワベールというパティスリーは今年に入って母が見つけてきた店で、わりと気に入っている。が、川越駅から少し離れていることもあって、自分で店に行くのは今回が初めてだ。
シェフパティシエの林正明さんは、写真からするとかなり若い印象だが、2006年ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップに日本代表チームの一員として参加、準優勝を果たした実力者。ラベイユはこの店の代表作で、海外のコンクールで賞を獲っているという。はちみつムースの香ばしい甘さがオレンジクリーム&紅茶のガナッシュと絶妙のバランスで、一度に3個くらい食べたいほど美味しい。今回は新作のアヴリーヌを買ってきたが、ヘーゼルナッツのクリームをチョコレートムースが包み込んでいて、濃厚な味わいを堪能した。これまでに2回食べたフロマージュ・キュイは1回目と2回目で少し味が違ったのが気になってはいるが、焼き菓子も含めてどれも美味しいし、とくにナッツの使い方がうまいなあと思う。
川越よりももっと家に近いところに地元では有名で、かつとても美味しいパティスリーがあるのだが、客商売とは思えない横柄なオーナーシェフに嫌気がさして、もう何年も行っていない。少し遠くはなるが、地元に美味しいパティスリーを発見できたのは嬉しい。

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2007年08月22日

稚魚の会・歌舞伎会 合同公演(A班)

4fcc7494.jpg稚魚の会・歌舞伎会 合同公演の初日を観てきた。まずはA班による「寺子屋」と「乗合船」。
「寺子屋」は寺入りから。ここがあるとないとでは小太郎のけなげさの伝わり方がまるで違ってくるが、実際には寺入りからやることは稀。こういう会だけに、寺入りからの丁寧なやり方は意義深いと思う。竹本はなんと喜太夫。この公演では浄瑠璃方も若手が出演するものと思っていたので、ちょっと嬉しい驚きだった。松王丸役の竜之助丈は首実検でも息子への思いがにじみ出ていて、非常によかった。首を見る直前の目を閉じた顔には、「源蔵は小太郎を切ったのか?」というよりも、「小太郎は本当に切られてしまったのか?」との思いが、強く出ているように思われた。
「乗合船」は角兵衛獅子2人と鳥追い女が入っているバージョンで、こういうやり方は初めて見た。今回の新演出なのか、それともこちらがもともとのやり方なのかわからなかったが、幕切れで船に乗った人々を宝船に乗った七福神に見立てているといわれるのだから、本来は7人の踊りのはず(とはいえ、8人バージョンはよく観る)。今回は8人バージョンに上記3人が加わって計11人だったが、こういうところはパンフレットに解説があればよかったかなと思う。
ところで「乗合船」の開演前に、ものすごく久しぶりで常磐津の家元を見かけた。まさかご出演!?と焦ってしまった。思い過ごしでよかった。

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2007年08月21日

久しぶりにデカアタマ

dbbfe29b.jpg昨日パーティに出た際、久しぶりにプロの手でヘア&メイクをしてもらった。今回はホテル・ニューオータニの美容室。少し高めの位置でシニヨンにしてもらったところ、美容師さんが長すぎる髪を持て余したのか、不思議なぐるぐる模様が後頭部にできていた。これが素敵な仕上がりで、パーティでもなかなか好評だった。
プロにセットをお願いすると、これでもかというくらい逆毛を立てられ、ヘアスプレーを使われる。そのおかげできっちりまとまるわけだけど、スプレーでがっちり固まった髪を後でほどくのが大変。これが面倒で、つい自分でテキトーにまとめてすませてしまうこともあるくらいだ。ところがこのスプレーを簡単に落とす方法があると、担当の美容師さんが教えてくれた。なんでも芸者さんから聞いた方法だそうだが、使うのはトリートメント剤のみ。乾いた髪にトリートメント剤をつけてもみこむようにしてから流すと、スプレー剤はつるっと落ちてしまうという。するとメイクさんも「ヘアブラシをきれいにしたいときは、トリートメントを使ってます」とのこと。理屈はわからないけれど、トリートメント剤がスプレーの粒子の間に入り込んですっきりはがすのではないかという。
さっそく、母が使っているラックスのスーパーリッチシャイントリートメントで試してみた(私のはもうちょっと高いので、もったいなくて使えなかった)。トリートメント剤をつけてもみほぐすようにすると、バリバリに固まって張っていた髪がすぐにやわらかくなったのでびっくり。逆毛を立てていた部分もほとんど絡まずにすっきりとほぐれた。すっごく便利。これまでクレンジングシャンプーで頑張って落としていたのが嘘のようだ。こんなに簡単に落とせるなら、プロにセットしてもらう機会をもう少し増やそうかな。

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