2005年09月

2005年09月30日

名残の単衣

2ec4a1b8.jpg早いもので明日はもう十月。ついこの前、姪にお年玉をあげたばかりのような気がするのに、三か月もしたらまたあげることになる。うーむ、早い。早すぎる。
そんなわけで、いよいよ明日からは袷の季節。単衣のきものは、来年までしばしのお別れだ。単衣の季節の〆といったら、やはりこの黄八丈だろう。……って、仕事着にしていいきものではないのだけど、でも着たかったんだもん。今日は紅葉の刺繍帯を合わせてみた。

ところで、ウィルスバスターをバージョンアップしたら、パソコンがまともに働かなくなってしまった。文字変換を一発で決めないとフリーズしたり、ネット中にリンクボタンをクリックした途端に再起動が始まったりする始末。
なので、ブログのお友達のところもケータイで閲覧可能なところはケータイからアクセス&カキコしている状態だ。exblogをお使いの方はケータイでは読みにくいので、ちょっとご無沙汰してます。ごめんなさい。

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2005年09月29日

カレー激戦区

28b0ee91.jpg編集部がある神保町は、カレーの激戦区としてよく知られている。インドカレーから欧風カレー、タイカレー、日本風まで、さまざまなタイプのカレーを出す店がある。しかも全体にレベルが高い。
なかでも私が好きなのが、クラブインディア・シャンティ。編集部から近いこともあって、わりとよく行っている。カフェバーのあとに居抜きで入ったのだろうか?と思ってしまう造りの店だが、ちゃんとしたインド料理店だ。
ここに行くと必ずといっていいほど頼むのが、写真のマトンのカレー。コリアンダーをたっぷりかけてもらうのが好みだ。ナンは常に、持てないくらい熱々の焼きたてが供される。タンドールを使って表面はさっくり、中はふっくらと焼き上げたもので、しかもかなりのビッグサイズ。このナンの脇にグリーンサラダとオニオンと、食後のドリンクがついて880円。かなりお腹いっぱいになる。
livedoor東京グルメによれば「辛くない」という評もあるが、私には十分な辛さ。これ以上辛くすると、マトンや煮込んだ野菜の味がわからなくならないだろうか。辛さに強い人はどこまでも辛さを求めるようだが、それだけがカレーの美味しさではない。
カレーを食べると血行がよくなるので、お肌にもいいような気がする。仕上げはスパイシーなチャイでほっと一息。美味しいお昼ご飯でした。

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2005年09月28日

第2回アナスタシアの日

29c6beeb.jpg久し振りにアナスタシアで眉トリートメントを受ける。前回は7月27日だったから、約2か月ぶりだ。最初の施術を受ける前に自分で手入れしてこないようにと言われたり、鋏でカットすると毛にくせが出てまとまりにくくなると言われたりしたもので、この2か月というもの、余分な毛を抜く以外、何の手入れもしなかった。眉尻の毛が伸びて肌から浮くようになっていたのが気にかかってはいたが、眉用ジェル(透明マスカラよりキープ力が高い)で抑えるだけにするなど、かなり辛抱していたのだ。
今回はワックス脱毛のあとが、前回よりも赤くなった。疲れや寝不足、ホルモンのバランスなどによって、赤くなる/ならないはかなり異なるらしい。そういえば今月は「豊後道成寺」通いで休みがなかったから、かなり疲れがたまっている。きっとそのせいだろうと納得して帰ってきたが、池袋まで来ると肩の凝りすぎで気持ちが悪くなってしまった。そこで烏来に寄ってリフレクソロジーをしてもらう。私はマッサージの類が苦手で、すぐにもみ返しが来てしまうのだが、足裏マッサージだけはどんなに強くされても平気なのだ。今日もこのおかげで体が軽くなり、肩凝りも解消。おまけに血のめぐりがよくなったのか体がポカポカ。とても楽になった。
写真は眉のすぐ下に入れると効果的だという、ペンシル型のハイライト。アナスタシアのオリジナル商品だ。私は目がきついとよく言われるので、極力アイメイクは抑え目にしているのだが、これは眉がくっきりしてとてもきれいだったので、買ってみた。うまく使えるかな……。

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2005年09月27日

渋かわいい爪皮

1f450c75.jpg銀座松屋の一階で今日まで開かれていた「選りすぐりの和雑貨展」で、渋かわいい爪皮を手に入れた。にこう屋の「和小物 かおり」というブランドのものである。気持ちグレーがかった白地に紫、水色、青、グレーで水玉を描いている。紅梅のような地紋のある生地が涼しげ。梅雨から夏にかけての雨降りの日に使いたい感じのものだ。
本当は猫柄とか花柄といった、もっとラブリーなものもあってそちらも欲しかったのだけど、裏を見たら色糸が使われていたので今回は諦めた。表の色に合わせた糸を使って縫い目が目立たないようにしているということはわかるのだが、大雨のときなどはこの色糸にも水がしみることがあり、糸から色が出てしまうのだ。友人がそれで足袋を駄目にしてしまったことがあるので、以来、爪皮を買うときは裏の糸も必ずチェックしている。
お店の方にこういうわけで今回はこれしか買えない、とお話ししてきたので、次の機会にはもっと選択肢が増えていると嬉しい。

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2005年09月26日

千穐楽スペシャル

85747eaa.jpg本日は歌舞伎座九月公演の千穐楽。そして私にとっても夏休みの千穐楽である。今日でもう終わりだなんて信じられない、夢のような一か月だった。雀右衛門丈は清元がよく似合う。今年の1月27日、歌舞伎座で故・志寿太夫の追善の会があり、そのときに雀右衛門丈が踊られた「雁金」も、濃密な一幕だった。清元節の官能性と、雀右衛門丈の色気の相性がいいのだろう。

千穐楽ということで、次の幕の「東海道中膝栗毛」にはお遊びがいっぱい。日本橋に現れた富十郎丈が「笠を忘れた!」というと、黒衣姿の大ちゃんが笠を持って登場。続いて現れた吉右衛門丈から「子煩悩には恐れ入るねえ」といわれて嬉しそうにしていた(むしろ「親馬鹿」だと思うのだが)。その後も吉右衛門丈は楽しそうに富十郎丈や弟子の吉之助丈をいじり、大向こうさんと掛け合いをしている。妙椿センセイのところでは「うーん、この声は聞いた覚えがあるな。誰だったかな……。大向こうさん、わかりませんか?」とやったので、思わぬ見せ場をもらった大向こうさんも「松嶋屋!」「成駒屋!」「中村屋!」と大ハッスル。しかし、そんな芸当ができるなら、最初からやればよかったのに……と思わなくもない。初日からこんな感じだったら、もっと人気が出た演目だと思う。もったいなかったのではないだろうか。

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2005年09月25日

花のほかには

6a614999.jpg風のにおいや虫の声に、秋の気配が次第に色濃くなってきている。今日はとくに涼しかったので、「豊後道成寺」のために買い求めた、桜柄の塩瀬の帯を締めてみた。本当は手持ちの万筋の単衣にあわせるつもりで求めたのだが、実際に当ててみると、きものの色と合わず、帯が浮いてしまう。そこで急遽、白大島の出番となった。別段おもしろみのある組み合わせではないが、とりあえずは無難。メインはあくまで帯なので、これでも十分だ。少しだけ、雀右衛門丈とお揃い気分を味わった。背もたれにしっかりもたれて時間を過ごしたあとなので、帯がしわっぽく写っているのが残念。観劇前に撮ればよかった。

tsuya.jpg9月21日のログでも書いた、「まかないこすめ」の「凍りこんにゃくスポンジ」を使ってみた。よくある「つやの玉」と同種の製品。たいていの「つやの玉」が四角いのに対して、こちらは円形でドーム型、底部にもややくぼみがある。この形が持ちやすく、端が薄くなっているので小鼻の脇などの細かなところにまでよく届き、使いやすい。湯で戻してやわらかくしてからこれで洗うと、肌がゆで卵のようにぷるぷるのつやつやになる。うぶ毛をからめとる効果があると書かれているが、それについては実感なし。使い続けているうちに、少ーしずつなくなっていくのかもしれないので、今後に期待。ただし日持ちがしない(販売員の説明によると一か月程度)ので、ふやかした後は湿気のない涼しい場所で保管するか、冷蔵庫に入れなくてはならない。ちょっと面倒な気もする。
ほかに「しわ伸ばし和紙」と「塩せっけん」も買ったのだけど、今のところ「しわ伸ばし和紙」は「しわがなくなった!」といえる効果は出ていない。「塩せっけん」は使用中のせっけんがもうすぐなくなりそうなので、それから使う予定。しばしお待ちを。

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2005年09月24日

フォーラム歌舞伎

9bdecc76.jpg今日は「豊後道成寺」を観てから、両国の江戸東京博物館へ。ここで開催されている「フォーラム歌舞伎」に雀右衛門丈のお弟子さんである京妙丈が出演しているのだ。
公演はとても充実していて、出演者やスタッフの志の高さがうかがわれる内容だ。「松王下屋敷」は明治期に書かれたとみられている作品で、「寺子屋」の前夜、松王丸の屋敷で繰り広げられるドラマを描いたもの。「寺子屋」には「(小太郎は)手を合わせてにっこと笑」って死んでいったと、武部源蔵が明かす場面があるが、この作品では松王が息子にそうやって死ねと諭すところがあるのだ。なんとも残酷なシーンである。しかし、公募で選ばれたという子役の熱演でおおいに盛り上がった。京妙丈も立女形としていかんなく力量を発揮していて、頼もしいかぎり。また、鳴り物の実演もとても楽しめた。
これまで、すぐ隣の国技館に来たことはあったが、江戸東京博物館は初めて。しかし、いきなり江戸情緒の欠片もない外観にげんなりさせられた。「江戸はもはやコンクリート造りの博物館の中にしか存在しない」とでも言いたいのだろうか。せっかくの広い敷地をコンクリートで埋め尽くしているだけの、無機質な建築物だ。なんだか芝居を観る前から気が重くなってしまった。また、どういう目的でつくったものか知らないが、江戸の博物館の中に作られたわりにホールには花道もなく、ギリシアの円形劇場のようなすり鉢型の構造をしている。せめて花道の設置可能な造りにすればよかったのに、と思う。
ただし、ミュージアム・ショップはなかなか充実している。江戸文化に関する書籍が豊富で、次から次に欲しくなってしまった。もうひとつそそられたのが「江戸之刻」という懐中時計。江戸時代に使われていた不定時法による時刻と、現在の定時法の時刻を同時に表示できるというすぐれものである。頭ではわかっているつもりの不定時法による時刻が、これを使えば実感できる、というわけだ。うーん、かなり欲しい。

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2005年09月23日

雀の刺繍帯

ab82b7c3.jpg久しぶりに汗ばむ陽気になったので、絽縮緬の刺繍帯を締めた。本当はそろそろ綴れや塩瀬の帯に変える方がいいのだろうが、絽目の巾が15ミリくらいあるし、黒地だし、それに何より雀柄なので、まだセーフということにする。お太鼓にはもう二羽の雀がいる、可愛い帯だ。歌舞伎座に行くと、雀右衛門丈の番頭さんが「わあ、私もほしい〜」と言ってくれて、幸せな気分になる。きものは6月24日のログに載せた黄八丈の単衣。

katagami.jpg観劇後、池袋の伝統的工芸品センターを覗くと、伊勢型紙の展示会をやっていて、「型紙彫りの体験コーナー」(無料)がある。伝統的な彫刻刀ではなくカッターを使っていたので、私にもできるかも……とトライしたが、見事に惨敗。刀を持つ手に力が入りすぎたのか、ラインがぎこちないし、断面が垂直にならないのだ。下絵が黒く塗られているのだが、下絵のライン通りに切り抜けないので、黒い箇所がいくつも残っている(あまりに恥ずかしいので、写真は裏側を撮った)。プロに見てもらうまでもなく、お話にならないほどの失敗作である。
体験後に職人さんと少しお話しさせてもらった。きものの型紙の需要が減っているので、額絵やしおり、ランプなどの新しい商品を開発せざるを得ないという。平成の世の中にふさわしい、現代の江戸小紋を作ればいいのに……と思うのだが、伝統的な柄以外のものを着たがる人(私のことだ)は圧倒的に少数なので、そういうことはあまり考えていないらしい。もったいないことだ。
展示会は10月4日までの開催だが、型紙彫り体験は金・土・日曜日のみ。江戸小紋をまとって出掛けたら、熱烈歓迎間違いなしだろう。

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2005年09月22日

和紙のボディタオル

9d9f953a.jpg昨日買った、「まかないこすめ」のレポ。第一弾は和紙タオルだ。これは文字通り、和紙の繊維を織り込んだボディタオル。綿と和紙の混紡みたいな感じらしい。表側は荒めのパイル状、裏は平織り状なので、ゴシゴシ洗うには表側、そっと洗うには裏側と使い分けることができる。
紙というわりに、手触りは意外としなやか。しかし、紙っぽいパリパリしたところもある。湯をたっぷり吸わせるとやわらかくなるが、パリパリした触感は残っていて、肌へのマッサージ効果が高そうだ。痛くない程度の刺激があって気持ちいい。今、使っている絹のボディタオルもいいのだけど、ときどきもう少し刺激がほしいなあと思うことがある。その点、これはぴったりだ。
しっかり濡らせば泡もよく立つし、逆にタオルをすすぐときの泡切れは早くて、なかなか使い勝手がいい。できればあと10センチくらい長さがほしいところだが、現状でもかなりの厚みがあって絞りにくいので、これくらいが限界かもしれない。お店の方の説明によると一年くらいは充分にもつという話だったが、たしかにこれならそれくらいもちそうだ。

ところで話は変わるけど、日産セレナのコマーシャル(お父さんが小さな馬を連れてくるやつ)が気になって仕方がない。あれって、馬泥棒さんなんでしょうか?

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2005年09月21日

応援グッズ

07ec0050.jpg毎日の「豊後道成寺」観劇には、雀や桜の小物が欠かせない。サッカーの日本代表戦を観に行くのに、ユニフォームを着て行くのと似ているだろうか。やはり、気分のノリが違うような気がする。そんなわけで、今月も雀を刺繍した絽縮緬の帯や、桜を描いた扇子が大活躍だ。
sugata.jpg今日の装いは茄子と唐辛子柄の小紋に、青みを帯びた金色の博多帯。縮緬地の小紋は秋の単衣にぴったりなのだが、歌舞伎座に贔屓役者の踊りを観に行こうというときには、ちょっと物足りない。そこで雀の小根付でワンポイント。かわいい雀を得意とする象牙彫刻作家・宮澤良舟さんの作品だ。ぷっくりとまん丸な姿がとても愛らしい。

今日も観劇後に松屋をのぞく。ただし、地下ではなく一階だ。エスカレーターまわりのイベントスペースで、和雑貨の展示販売会をやっている。すると、「まかないこすめ」があるではないか。少し前に「新語探検」で紹介されて以来、気になっていたのだが、実物を目にする機会がなかった。取り寄せると送料がかかるし……と二の足を踏んでいたのだ。実際に見て、触って、においを確認してから買えるというのは、ありがたい。和紙タオルと凍りこんにゃくスポンジ、塩せっけん、しわ伸ばし和紙を買ったので、いずれレポートの予定。

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2005年09月20日

寝た子を起こす

11524c21.jpg昨日、「豊後道成寺」開幕前に時間があったので、松屋の地下をぶらついてみた。と、目に留まったのが、シェ・シーマの抹茶エクレア(本体価格250円)。抹茶味の洋菓子も好きなので、つい買ってしまった。歌舞伎座に到着後、開幕前にパクつく。先日パティスリー・サダハル・アオキもそうだったけど、「緑色をしている」という一点を除けば、抹茶を使った意味がわからない。香りは薄いし、味も甘いだけ。皮はもともとはさっくりタイプなのだろうが、中に詰めたクリームのためにやわらかくなってしまっている。緑色の物体を食べたくて買ったわけではないので、ものすごく不満が募った。せっかく「やっと満足」したばかりだというのに、わざわざ寝た子を起こしたようなものである。
mikuni.jpg帰りに再び松屋に寄って、ミクニのイートインで「漆黒のエクレア」(本体価格700円)を食べる。以前に食べたときにはあまり感心しなかったのだが、夏の間は販売していなかったのだから、さぞかし研究が進んだことだろうと考えたのだ。ところが進んだどころの騒ぎではなかった。皮がふにゃふにゃ。700円も取ってこれかい!とますます不満が募る。
dalloyo.jpgそして本日はダロワイヨ。中はカスタードクリームで皮の上にチョコレートを塗った、ごく当たり前なエクレアである。こういうのが食べたいだけなのに、どうして抹茶だの胡麻だのになっちゃうんだろう。本体価格380円。皮に塗ったチョコレートがカスタードクリームとの相性がイマイチみたいで、変な後味があるのがちょっと惜しい。
ともかく、いろいろ不満が募ったので、近いうちに高島屋に行って、解消してこなくては。

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2005年09月19日

ツバメの巣

9a7df240.jpg高級中華料理を食べた、という話ではない。仕事仲間のちかさんが、香港旅行のお土産だと言って、フェイスマスクをいくつかくれた。この類のものは大好きなので、すごく嬉しい。ちかさん、ありがとう♪
何しろ、日本で手に入るかどうか未知数の貴重な品だから、大切に使わなくてはならない。まず手に取ったのは、「雪燕美肌」。中国語、英語、韓国語の三か国語並記がちょっぴり怪しげな雰囲気で、いかにも香港ぽい。この製品は名前の通り、ツバメの巣が原料。ほかの主成分は、コラーゲン、グリセリン、ナトリウム、ヒアルロン酸、アロエベラエキスなど。臭いも香りも特にないのは私好みだ。
美白効果と書いてあるので使ったのだが、それよりも保湿効果の方が凄かった。ヒアルロン酸たっぷりという感じで、美容液もとろりと濃い。今日一日、お肌は手に吸いつくような、しっとりした手触りだった。こんなに保湿効果があるなら、寒くなってから乾燥肌対策で使えたらよかったのに……と思う。もったいないことをしたかも。あと二種類、大切に使わなくては。

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2005年09月18日

歌舞伎座みやげ

7d552a9f.jpg今日も相変わらず、歌舞伎座で「豊後道成寺」。成田屋贔屓の友人が観に来てくれていて、気になる團十郎丈の病状などの話をした。成田屋公式ページの「入院日記」は読ませてもらっているが、拍子抜けするほど、あっけらかんとした楽しい日記である。あの明るくおおらかな芸を彷彿とさせる。
歌舞伎座というところは、土産物コーナーが充実している。最近のお気に入りは、菓匠翁の「ごぼうせん」。1袋600円は安くはないが、ごぼうの香りがよくやめられない止まらない。新製品の「玉ねぎせん」も、玉ねぎの控えめな甘さが生きていて、こちらも食べ始めたらノンストップだ。

観劇後は第二回「きもの日和」の読者参加型写真集「KIMONO人」の撮影に参加。「豊後道成寺」三昧の今年は、こういうことしかお手伝いできないが、成功してほしいと思っている。

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2005年09月17日

やっと満足

73ce418e.jpg今日から「豊後道成寺」の毎日だ。雀右衛門丈はますますお元気で、喜ばしい。幕が開いた直後は客席のそこかしこから「キレイねえ」などとお喋りが聞こえるのは相変わらずだが、最後には皆、我を忘れて見入っている。本当に凄いことだと思う。
観劇後に高島屋でお使い。ついでにリリーさんおすすめのヴィタメールのエクレアを買った。カスタード味とモカ味の二種。どちらも歯応えのあるしっかりめの皮で、さくさくと香ばしい。久しぶりにエクレアを食べた満足感を味わった。おかげでやっと、「エクレア食べたーい!」と叫んで以来の渇望が満たされる。この味で、1個189円というお手頃価格は、どこぞのパティシエ様にも見習っていただきたいものである。

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2005年09月16日

明日から夏休み!

paw.jpg夏の盛りが過ぎ、朝夕に秋の気配を感じる今になって、夏休みの始まり。明日からは木挽町に通う毎日だ。もう何日かすれば、あの塩瀬の桜柄帯も出番があるだろう。考えただけでわくわくする。
私の夏休み中に、編集部の引っ越しがある。11月の予定が早まったらしい。ただでさえ忙しない休み前だというのに、そのうえ引っ越しの荷造りもしなくてはならないから、かなりしんどい。気付くと編集部の時計は11時を回っていた。
あわてて引っ越し用のコンテナを閉じ、荷物をつかんでタクシーに飛び乗ったところ、ぎりぎりで終電に間に合ったばかりか、座れてしまった。ずずさんとnaoさんが祈ってくれたおかげかも。



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2005年09月15日

踏んだり蹴ったり

f7eea456.jpg昨夜、急に自宅のパソコンの調子が悪くなり、あれやこれやとやっているうちに明け方になってしまった。辛うじて貫徹は避けられたものの、眠い目をこすって出社。幸い、電車に乗っている時間が長いから、仮眠を取りながら行く。こういうときだけは、長距離通勤がありがたい。
眠って小一時間ほどたった頃。目を覚ますと、電車は止まっていた。しかも、とっくに着いているはずの池袋より、はるか手前の駅にいる。車内放送によると信号機の故障のせいだそうだ。その後、車内放送の指示にしたがって途中の駅で地下鉄有楽町線直通の電車に乗り換えたが、乗った途端に「和光市行きに変更します。和光市で地下鉄に乗り換えてください」という。はいはい。おとなしく和光市で下車し、地下鉄を待った。するとそれは新線池袋行き。小竹向原でまたも乗り換えだ。
本来の予定より一時間遅れで、やっと池袋駅着。あまりにくたびれたので午後出社に変えてもらい、昼食をとってから行くことにした。ランチタイムに昼食をとるのは久しぶりだ。東武百貨店の酒売場の奥にカウンターのみで営業している店を見つけ、入った。「阿波尾鶏のグリル焼き」を頼んで待つ。……出てこない。待てど暮らせど、料理が出てこない。注文聞いてから鶏〆てるのか?と思うくらい、出てこない。キャンセルということばが口から出かかった25分後、やっと料理が来た。こんがり焼いたもも肉に柚子胡椒が添えてある。好みを言うと皮にもう少し焦げ目がほしいところだが、まあ悪くはない。ところが白飯がまずいのだ。「ジャーで保温してました」って臭いがする。お新香は私が注文するだいぶ前から切ってあったらしく、表面がぱさぱさに乾いている。値段の割に、量も少ない。
まさに踏んだり蹴ったりだった。なんかもう、ぐったり疲れた。帰って家で仕事しようかとも思ったが、どうせ下りのダイヤもめちゃめちゃだろうと気付き、諦めた。ああ疲れた。

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2005年09月14日

COR COR アグリコール

bb7b4c65.jpg8月23日のログで沖縄のラム酒「COR COR」のことを書いたが、このメーカーではもうひとつ、「COR CORアグリコール」というのをつくっている。COR CORは、砂糖を作ったあとの糖蜜を原料とするアンデュストリアルだが、アグリコールはサトウキビの搾り汁そのものを原料にする。その分、高価にはなるが、まろやかでうまみのある酒だ。生産数の少ないアグリコールには注文が殺到したらしく、グレイスラム社のサイトで受け付けた予約では、アグリコールを確保することができなかったが、最近になって酒販店のネット通販で手に入れることができた。今朝届いたので、夕食後に開封。前回、「沖縄料理に合いそう」だという感想をもったこともあり、グラスではなく赤絵のぐい呑み(魚の絵のヤツね)に注いでみた。
前回と比べて、アグリコールはまず、香りに丸みと甘さがある。味は辛口だが、すこんと抜けるように辛かった前回と比べ、今回の方が口当たりがやわらかで深みがある。野趣あふれるアンデュストリアルに対し、洗練された味わいのアグリコールという感じだろうか。ダークラムの濃厚さを愛する私としては、アグリコールの深みのある味わいに軍配をあげる。ラム・コークもいいけど、コアントローも加えてキューバ・リバーにしてみようとか、イメージが広がる味だと思う。ああでも、ダークラムも作ってもらえないものだろうか。ホワイトラムがこれだけ濃厚にできるなら、ダークラムはどんなに美味しいことかと妄想してしまう。
グレイスラム社のサイトによると、「COR CORの味は受け入れられない」という声もあるそうだ。実をいうと、アンデュストリアルについての「焼酎を思わせる」という感想は、裏を返せば「ラム酒っぽくないかも」というニュアンスを含んでいた。なので、この声は理解できないこともない。おそらくこの感想を述べた人は、アンデュストリアルを飲んだダークラム派か菓子職人ではないかと思う。アンデュストリアルはダークラム派にとっては辛すぎるし、味に深みが足りないからだ。菓子職人にとっても、ラムの陽気で華やかな香りがないのは受け入れがたいだろう。でもアグリコールは、ダークラム派の私でも納得できる味の深さをもっている。沖縄発の国産ラム酒である。日本の料理、沖縄の味に合わなかったら、意味がない。そういう意味で、この味はアリだと私は思う。
ラムを使ったカクテルというと、上にも書いたラム・コークとキューバ・リバーが有名だが、私はロングアイランド・アイスティが好きだ。ラムのほかにもジン、テキーラ、ウォッカを使うせいか、ラム・ベースのカクテルとは認定されていないようだが、私はラムの味が仕上がりの決め手になっていると思う。作り方は簡単で、これらの酒を同量ずつ混ぜ、コーラとガムシロップ、それにレモンを加えるだけ。しかし、上手いバーテンダーにかかると、本当にアイスティの味になる。バーテンダーの腕を見極めるのに好都合なのであちこちで飲んできたが、アイスティの味を出せる人はほとんどいなかった。初めて行くバーでこのカクテルを頼むのは、いわばバーテンダーへの挑戦状なのだが、受け止めてくれる人がいないのは残念なことである。

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2005年09月13日

寿司政の小肌

3b714b60.jpg今月初旬のことだが、たまたま入った寿司屋で小肌を頼んだら、「新子になります」という。もちろん、イチもニもなくいただいたが、以来、小肌と新子から離れられない。編集部からほど遠からぬ九段下駅の近くに、小肌で名高い老舗寿司政があるのを思い出し、てくてく歩いてお昼を食べてきた。
ここの小肌は中までしっかり酢が入った、きちんと〆るタイプ。最近よくある、半生タイプとはまるで違う。もともと冷蔵庫がなかった時代に食べられていたものだから、江戸前の寿司はかくあるべしという哲学なのだ。
寿司政では「赤酢」というのを使うそうだが、これがつんと酸っぱくて香りが強く、しかも酢自体が濃厚なうまみをもっている。編集部に戻ってから調べてみると、熟成させた酒粕の絞り汁に酢酸菌を加えて発酵させたものだそうだ。これで鰯の酢の物なんか作ったら、きっとおいしいと思う。ぜひ、家で作ってみたいところだが、この赤酢、プロユースらしく小売店では見かけたことがない。店長さんも「市販されていないみたいで、『分けてほしい』とおっしゃる方もおられます」という。びっくりして「えっ、分けていただけるんですか?」と聞くと、「いやあ、酢の味が恋しくなったら、また食べにいらしてください」と軽くいなされた。
小肌が名物ではあるが、ここは穴子もうまい。ぽってりとグラマーな肉付きで、口に入れるととろとろと溶ける。つめの味も甘さといい、濃さといい、心憎いばかり。穴子はお腹が満たされる前に、口の中がつめの甘さで満たされてしまうことが多いのだが、これならいくらでもいけそうだ。一度、小肌と穴子でお腹をいっぱいにしてみたいものである。
ところでお店のサイトにある写真は、藍地の暖簾がかかっているが、私が行ったときは写真にもあるように白い暖簾。麻のようだったから、夏バージョンだったのかもしれない。

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2005年09月12日

ライチのお酢

142cde82.jpg8月21日に書いた「デザートビネガーを買う」の第二弾。今回は「ライチの酢」だ。先月の終わり頃に高島屋のオークスハートに寄ったら、「夏季限定」ということで店頭に並んでいた。「限定」とか「残りわずか」といわれると、どうも弱い。試飲させてもらうと、ほんのりとライチの香り。前回買ったさくらんぼには、あまり「さくらんぼらしさ」を感じなかったが、これは間違いなくライチの味と香りがする。ロゼ・ワインのようにきれいな色も、目に楽しい。
デザートビネガーと黒酢の効能の違いを、お店の人に教えてもらった。共通しているのは、クエン酸を豊富に含んでいるので疲労回復に役立つ、ということ。違いは、黒酢はアミノ酸を含んでいるので新陳代謝を高めることから美容・健康の効果が高く、デザートビネガーは使っている材料の特性によって効能は異なる、ということだ。ブルーベリーの酢なら目の疲労回復に役立つとか、ライチなら美肌効果があるとか、そういうことらしい。
お店の人の話によると、今月後半には「ざくろの酢」も出るそうなので、とても楽しみ。気がついたら、すっかりここのファンになってしまったみたいだ。

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2005年09月11日

初物栗きんとん

b50b4909.jpg今日は『豊後道成寺』を観劇してから、友人との待ち合わせで新宿へ向かう。伊勢丹の呉服売り場で落ち合ってから、遅めのランチを食べようということだったのだが、新宿に着くと大変な土砂降り。幸い、地下鉄の改札口からそのまま店内に入ることができたので濡れずにすんだが、地上を通ってきたらしい友人はずぶ濡れで不機嫌そうに登場した。雨を降らせたのはアタシじゃないぞ。
伊勢丹の呉服売り場といえば、少し前までは広い売り場面積をもち、ドレス・カラーの華やかな色無地やケイタマルヤマの銘仙といった意欲的な商品があったものだが、いつの間にやら小学校の教室二つ分程度の狭いスペースに押し込められてしまった。しかも、古着やプレタきものばかりが目立つ。なんとも寂しいことである。
ランチ後は地下道とJRのホームを通って、高島屋へ。いつものはれまのちりめん山椒のほかに、もうひとつ目当てがある。数日前、高島屋で「すやの栗きんとんは11日からの販売です」と掲示があるのを見たのだ。あれ? すやって、三越じゃなかったっけ? と思ったが、すやのホームページで取り扱い店を見ると、三越の名はない。三越で扱っているのは「寿や」だった。帰宅後、さっそく今年の初物を賞味。ああ、もう秋なんだなあとしみじみした。

これだけ争点が多く、「選挙セール」のような努力(個人的にはどうかと思うが)がされているにも関わらず、今回の投票率も6割程度(最終的な投票率は67.51%)とのこと。納得がいかない。自民党勝利は想定の範囲内だが、ここまでの大勝とは。なんだか、暗い気分になってしまった。

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2005年09月10日

桜の帯ができてきた

8c2f1279.jpg8月5日のログで書いた、桜の帯ができあがってきた。とっくにできあがっていたのだが、あまりの暑さに「どうせ塩瀬だし」と先延ばしにしていたのだ。あと10日くらい出番はなさそうだけど、預けっぱなしも申し訳ないので、歌舞伎座で『豊後道成寺』観劇後、渋谷のE後屋まで引き取りに行く。
ここは老舗らしい品格のあるものが揃っていて、なかでも帯は逸品揃い。仕立てをお願いして、それを受け取りに行き、そこで別の素敵な帯を見つけて仕立てをお願いし……の繰り返しで、ずいぶん帯が増えてしまった。私にとっては、かなりの危険地帯である。今日も今日とて、オフホワイト地に白×銀で葡萄唐草を織り出した袋帯にハートを鷲掴みにされた。江戸小紋や色無地に締めたら、一段も二段も格が上がりそうな逸品である。江戸小紋好きとしては喉から手が出るほど欲しかったが、年末には京都に行くことだし……等々、自分に因果をふくめて思い切ることにした。

その後、E後屋の店長に教えてもらった、「うな鐵」という店で食事。入り口脇のショーケースには「精力絶倫」と大書きしたメニューが入っていて、軽くビビる。メニューにはうな重もあったが、鰻のさまざまな部位を食べさせるという、「串焼きコース」を頼んでみた。8本出てきた串焼きはどれも美味だったが、なかでも「ればぁ」(肝の塩焼き)と「くりから」(腹身)は絶品。
あまりの美味しさにガツガツ食べまくっていて、写真を撮るのを忘れてしまった。満腹になって食べ切れなかった「肝の佃煮」を持ち帰らせてもらったので、帰宅後、皿に持って撮影。明日の朝食にしよう。

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2005年09月09日

選挙セール

c2b81598.jpg今日の「新語探検」で「選挙セール」を取り上げている。投票後に選挙管理委員会から「投票済証明書」という紙をもらい、それをセールに参加している商店で提示すると、割引や景品プレゼントを受けられるのだという。投票率を少しでも上げたい、という考えにはもちろん大いに賛成だが、一体いつから、この国の大人たちはこんな餌に釣られなくては選挙にも行かないようになったのか。情けないことである。
「選挙権」という言葉があるために、選挙に行くのは「権利」だと思っている人が多い。権利だから放棄しても自分の勝手、というわけだ。しかし、日本は議会制民主主義国家である。国の根幹を支える制度を守るのは、国民の義務といっていい。まして子供や孫のいる人は、我が子や孫の将来にも関わる一大事なのだから、子供を遊びに連れて行く時間を遅らせてでも投票に行くべきだ。選挙に行かないのは、かわいい我が子や孫の将来を白紙委任状付きで国に差し出すのと同じ。大人として、あまりに無責任である。そもそも投票所は朝7時から開いているのだし、期日前投票もできる。その気さえあれば、選挙には必ず行ける。
「投票に行っても何も変わらない」と言う人がいる。そうではない。あなたが行かないから、何も変わらないのだ。最近の国政選挙では、有権者の4割前後が投票に行っていない。仮に全員が共産党に入れたら、共産党の単独政権を誕生させられるほどの力をもっているのに()、その力を無駄にしていることを知ってほしい。
9月11日、投票率がどれくらい上がるか、期待をしつつ見守ろうと思っている。

 あくまで例として挙げただけです。共産党の支持者でも、その逆でもありません。


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2005年09月08日

絹の軽石

3f4ac64c.jpg少し前に、日本橋高島屋の「日本の絹展」で絹の軽石というものを見つけた。ウレタンに絹の成分を浸透させたものなので、「石」ではない。しかし、たしかに軽石のようにざらっとした触感だ。販売員の説明によると、ウレタンなので使っているうちに減ってはいくが、何か月かはもつという。絹の軽石自体はいろいろなところから出ているが、価格はだいたい1000円前後する。このとき紹介されていた西和というメーカーの「セリシン軽石 絹姫」は、980円。せっかくなので試してみようと買ってきた。
たっぷりのお湯に浸けてから、そっと踵をこする。じゃりっとした感触。石のようにはかたくない。こすっていると、ウレタンのツブツブが壊れるのが感じられるような気がする。たしかに何か月か使ったら、なくなってしまいそうだ。それでいて仕上がりの肌は、鉱物の軽石でこするよりもやわらかい。なんかいい感じっぽい。
footcare.jpg何か気に入ったコスメや美容グッズが見つかると、アットコスメで評判を確かめたくなるのが、私の悪い癖だ。そんなに気になるなら買う前にチェックするべきなのに、なぜだか買ってから見る。自分の選択が正しかったことを確かめたいだけなのかもしれない。ところが「絹姫」は出ていなかった。同じカテゴリーではハウスオブローゼの「絹軽石」の評判がいい。なんだかちょっと悔しいので、こちらも買って比べてみた。大きな違いは、ウレタンの気泡の密度だ。西和の方が細かくて、ハウスオブローゼはわりと粗め。なので、後者は使用による減りが凄い。こんなに減ってる〜と目に見えるくらいだ。その代わり、角質化した箇所にも効果が出る。西和の方はキメが細かい分、足首周りの少しやわらかい肌にも使いやすい。どちらを選ぶかは好みだろうけれど、下駄愛用者で踵の角質化が進行している私には、ハウスオブローゼの方が合っているように思った。恐るべし、アットコスメ。


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2005年09月07日

食べすぎだってば

22ff9bc4.jpg一昨日、エクレア食べたーい!と叫んでいたら、きもの仲間のリリーさんが「メゾン・デュ・ショコラにあるみたい」と教えてくれたので、4度目の『豊後道成寺』観劇の帰りに有楽町まで足を伸ばした。しかし残念なことに「日本では扱っておりません」とのこと。それでも、せっかくなので、タルトショコラを食べてみた。チョコレート・ガナッシュがびっちり詰まっていて、チョコ好きの私にとっては嬉しい一品だ。
とはいうものの、本日の目的はエクレアである。ケータイ版Googleで「東京 エクレア」と入れて検索をしてみると、「パティスリー・サダハル・アオキ」のエクレアが美味しいという記事がヒットした。なんと、すぐ隣にある店ではないか。思わずハシゴ決定。店頭には抹茶、カシス、胡麻の3種類のエクレアが並んでいる。1個550円するが、サイズが大きいわけではない。正直、高いなあと思ったが、この際だから、心残りのないように全部食べてみることにした。
皮はどれもかためで、重めの味わい。好きなタイプの皮だけど、ちょっと細すぎの気がする。よくあるように皮を切るのではなく、底部に穴をあけてクリームを注入している。しかし、肝心のクリームがイマイチ。代表作と書かれていた抹茶から食べたが、色から受ける印象ほど茶の香りはしない。パリっ子にはこれくらいが馴染みやすいのだろうが、少なくとも私には物足りなかった。胡麻は皮の上にも胡麻をシュガーコーティングしている。クリームにも切り胡麻たっぷりなのに、粒々感が口の中に残らないところはさすがの技。でもシュガーコーティングの甘さで、歯が溶けそうだった。この甘さをカシスのさっぱり感で中和しつつなんとか完食したけど、達成感はあまりない。
しかし1時間程度のうちにタルトショコラとエクレア3個は、どう考えても食べすぎ。深夜になり、ちょっぴり反省中である。

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2005年09月06日

茄子を美味しく

faba7919.jpg最近、気に入っているフリーマガジンがある。それは『repi×repi』。「食のマガジン」だ。有名店のシェフによるレシピが充実していて、写真もきれい。見ていると、毎回どれか作りたくなる。
先月出た号は夏らしい「アジアン・フード」特集。そのなかに、塩味をつけた叩ききゅうりの上に、丸ごと素揚げにした茄子(破裂すると危ないので、何か所か包丁目を入れてある)の皮をむいてほぐし、ナンプラーやライムで味をつけたものをたっぷりかけていただく、という料理があった。なにしろ写真がきれいなので、すごく美味しそうに見える。わざわざライムまで買ってきてレシピ通りに作ってみたが、叩ききゅうりに塩味が馴染んでいなかったせいか、きゅうりと茄子がばらばらの感じになってしまった。絵的にも全然違って、がっかり。
その翌日、今度こそ美味しく作ろう!と、張り切って茄子を揚げていたら、父が「ナンプラーが嫌だ」という。仕方がないので、素揚げにして皮をむいた茄子に鰹節と醤油で味をつけ、焼き茄子のようにして食べてみた。見た目も地味で焼き茄子とほとんど変わらない。なんだかな〜と思いながら口にした瞬間、電気が走った。美味しいじゃん! 食べた瞬間、皆で顔を見合わせてしまったくらい、抜群に美味しい。揚げたときに少し油が入っているので焼き茄子よりもコクがある。皮をむいてあるので皮が口に残らないし、渋みやえぐみもない。茄子が甘くて、香ばしい。こんなに美味しかったんだ、茄子って。
以来、これが我が家の茄子の定番。油がすぐに駄目になってしまってもったいないけど、この美味しさなら納得だ。

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2005年09月05日

エクレア食べたーい!

bd358ed7.jpgここにもよく来てくれる、きもの仲間のリリーさんは、エクレア・フリーク。チョコレート好きの私も、エクレアは大好きだ。
今年の春ごろ、銀座の松屋に入っているミクニが、北海道の誰それさんがつくった小麦粉だの、比内鶏の卵だの、そしてもちろんベルギー産チョコレートだのを使った高級エクレア(なんと1個700円!)というのを出していた。話のタネに食べてみたが、期待したような絶品とは感じなかった。同じ値段で3個は買える、100% Chocolate Cafeのチョココルネの方が、満足度は高い。
その後、7月末ごろにリリーさんがミクニを訪れたところ、あの高級エクレアはなくなり、半額くらいで別のエクレアを出していたという。半額ならまた食べたいなあと思っていたのだが、なかなか機会がなく、やっと昨日になって行くことができた。
ところが、である。ないのだ。エクレアが。似たような形の、カラメル味のシュークリームはあるのに、エクレアはない。ががーん。しかたがないので、そのシュークリーム(シューキャラメル)を食べてきた。カラメルの香ばしさが泣かせる美味しさなのだが、ギアがエクレアに入っていたので満足できない。かえってエクレア・モードに拍車がかかってしまった。うう、苦しい。早く美味しいエクレアを見つけなくては。
そんなわけで、激しくエクレアを求めてます。池袋か銀座、あるいは神保町かその周辺で美味しいエクレアをご存じの方、情報ください。

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2005年09月04日

アースダイバー

4700a441.jpg昨日の「新語探険」で「アースダイバー」が紹介されていた。私も読んだが、なかなかおもしろい本である。書名の『アースダイバー』は、ネイティブ・アメリカンの神話にある大地創造伝説だそうだ。
都内を歩いていると、東京が起伏に富んだ地形であることに気付く。なるほど渋「谷」は低くて、青「山」は高いところにあるのね、という具合だ。鶯谷から上野にかけても登り勾配。ほかにも赤坂、六本木、四谷など、東京はいたるところに坂がある。坂が多いなあと思ってはいたが、そこで止まってしまうのが、凡人の悲しさ。タモリはかつて『タモリ倶楽部』で「坂の名前の研究」をやったことがあったが、「坂が多いなあ」という思いを知的探求へと発展させたいい例だろう。
この本の著者・中沢新一は、さらにその先へ向かった。東京のあちこちで縄文時代や弥生時代の土器や遺跡が出土することから思い立ち、今より海面が高かった縄文時代の東京の地図を作成して今の東京と比べたのだ。すると、おもしろいことに、今、寺社や墓地がある場所は縄文時代から陸地で、しかも岬のように海に突き出した箇所にある「聖なる土地」(つまり、寺社や墓地があった場所、ということ)だったという。その後、海面が現在のように低くなると、入り江だったところも海水が引いて陸地となった。ただし、高度の低い谷地だったので水が湧いたり、池や川ができたりしてじめじめしている。支配者層や金持ちはじめじめした低地を嫌って高台に住んだので、いきおい低地には金をもたない被支配者層が住まう。こうした古の構造が、そのまま今の東京を形作っている、と著者はいう。その土地がもつ記憶・性格が、ある町を歓楽街にし、またある町をそっくり大学にする。それは偶然ではなく、必然なのだ。
この本を読むと、東京の歩き方(別に東京以外でもいいはず)が変わる。なぜ、ここに公園があるのか。なぜ、ここにシネコンがあるのか。そんなことを考えながら歩いていると、足元の地面がぐにゅぐにゅと動き出すような錯覚を覚える。動き出した地面の下から、どんな「土地の記憶」が飛び出してくるのだろうか。住まいのあたりには古戦場址もあるのだが、そういう記憶が飛び出してきたら恐くてイヤだなあ。

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2005年09月03日

絶対絶命!

2d39efdc.jpg今日も歌舞伎座昼の部。三年くらい前に古着で手に入れた塩沢紬(写真のもの)に、狐色地に葛の葉を染めた帯を締めて、さっそうと有楽町線の銀座一丁目駅に降り立った。
改札を出たところで、「あの〜、すみません」と声をかけられた。振り返ると私より少し年上らしいご婦人である。ご婦人は少し困ったような表情で続けた。「きものが破れてますよ」。えええっ!? 言われるままにお尻に手を当てると、背縫いのところがぱっくりと開いている。きれいに見えても、古着だけに糸が弱っていて、何かのはずみで切れてしまったらしい。もう真っ青。
幸い、「豊後道成寺」開幕までにはまだ時間がある。後ろ手にバッグを持つというきわめて不自然な姿勢で松屋に駆け込んで絹糸と針を買い、化粧室の着替え用スペースを借りてきものを脱ぎ、糸が切れたところを(応急処置的にではあるけど)縫い閉じた。目当ての「豊後道成寺」にも間に合って、ほっと安心。今月はこれで乗り切って、袷の季節になったら洗い張りをしよう。
「お知らせした方が親切かと思って」と声をかけてくださった奥様。おかげさまで、歌舞伎座で恥ずかしい思いをしなくてすみました。ありがとうございました。

gen96_cat at 21:40|PermalinkComments(12)TrackBack(0) kimono 

2005年09月02日

豊後道成寺

0e65b504.jpg本日、歌舞伎座の九月公演の初日。一日だけ夏休みを取って、昼の部を鑑賞する。大の贔屓である中村雀右衛門丈が、代表作のひとつ『豊後道成寺』を踊るので、初日から見逃せない。
雀右衛門丈は御年85歳。とてもその年齢には見えない瑞々しい舞台姿と芸の持ち主だが、さすがに最近は立ち居が不自由そうに見えることが多い。今日の舞台も、幕開きからしばらくは動きがぎこちなく見えた。周囲の客が「年齢がね……」などとひそひそ話しているのが聞こえてくる。
ところが、「恋の手習」あたりから様子が変わった。体がのってきている。恋する女の可愛らしさ、妄執の凄まじさ。鮮やかに描き出される、恋の喜びと苦しみ。思い出深い、大切なこの作品を再び踊ることができる喜びが、体を突き動かしているのだろうか。いつの間にか、周囲からはお喋りの声も聞こえなくなっていた。

gen96_cat at 23:51|PermalinkComments(2)TrackBack(1) theatergoing 

2005年09月01日

備えあれば

e273505e.jpg今年の初め頃だったろうか。友人が「地下足袋を買いたい」というので、浅草の祭り用品店「あだちや」に行った。ひとくちに地下足袋といっても、最近ではスニーカーのように底にエアーを入れた「エアージョグ」なんていうのもあって、地下足袋も進歩してるのね〜と驚く。なんでも、神輿を担いで長時間駆け回るのに向いているそうだ。長時間歩けるなら防災用にいいかもと、一足買った。何しろ、編集部から自宅まではドア・トゥ・ドアで2時間かかる。万が一、何かで電車が止まってしまったときにも自分の足で帰れるような支度はしておいた方がいい。家には老親と愛猫が待っているのだ。
以来、徐々に用意の品は増え、今では、

●懐中電灯つきの発電ラジオエスケープ」(ケータイの充電もOK)
●もんぺ(銀座の津田屋にはこんな柄入りしかなかった。巣鴨に行くべきだろうか)
●地図(『震災時帰宅支援マップ』にしたかったが、我が家は遠すぎて載っていない)
●水とアクエリアス
●クラッカーとチョコ菓子
●手拭い(去年の「きもの日和」のノベルティ。今年もやるそうだ)
●救急キット(編集部引っ越しの際に廃棄されかかっていたもので、元はDVDの付録)
●小さい折畳み傘
●ポケットティッシュ(サラ金が配ってるやつ)

などを詰めたリュックを、編集部のデスクの下に放り込んである。水と食料はときどき入れ替わる予定だけど、ほかに必要なものはなんだろう? ビニールシートとか?
家にはソーラーパネルつきの発電ラジオ「マルチパワーステーション」と、エアー入りではない普通の地下足袋だけは用意した。近いうちに愛猫用の食料と洗濯ネット(キャリー用ケージの代わりになる)も入れたリュックを準備しようと思っている。何かのときに少しは役立つかもしれない。

これを読んで、「きもの着てる酔狂な人の話なんて、関係ないし〜」と考える人もいると思う。まあ、間違ってはいないが、歩きやすい履物を用意しておいた方がいいのは、誰しも同じだ。特に女性はハイヒールの靴や、サンダルやミュールで家まで帰れるものか、考えてみるといい。そういう状況になったとき、地面が平らでいつものように歩けるとは限らないのだ。スニーカーなどの歩きやすい履物と靴下くらいなら、大して高くもなければ場所もとらないのだから、デスクの足元に置いておけば安心なのでは?


gen96_cat at 13:23|PermalinkComments(14)TrackBack(0) everyday thing