2005年10月

2005年10月31日

菊水

294c316c.jpg先日、うめももさくらさんのところで、帯留用の金具が紹介されていた。ここに来てくれるきもの仲間ならこの金具のことはすでにご承知だろうが、私も愛用者だ。まとめて買ってきては、ちょこちょこと帯留を自作している。8月10日のQRコード帯留も、これで作ったものだ。ネットオークションで色や模様がきれいな貴石や半貴石を見つけては落札(宝石ではないので数百円で買えるものも多い)しては、ペタペタと貼って一丁あがり。これが結構楽しい。今日の帯留は国際ミネラルフェアで見つけた「珊瑚の化石」。菊花石のような模様がきれいなので、流水柄の染め帯に合わせて、「菊水」のコーディネイトにした。
この染め帯は、おなじみE後屋で求めたもの。全通柄というのがまた、E後屋らしい、ニクイところだ。この柄は意外と便利で、正月には梅の花、春には鯉、秋には紅葉など、帯留や根付で好きなモチーフを浮かべて楽しむことができる。持っていないけれど、桜の花や扇、盃、舟なども合いそう。江戸小紋から紬まで幅広く締められて、色も使いやすい色なので、出番の多い帯だ。そのうち紅葉など浮かべて再登場するかもしれないので、お楽しみに。

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2005年10月30日

甘いの? 酸っぱいの?

cf3971f8.jpgマツキヨで「くろず飴」なるものを見つけた。黒酢の飴? 甘いのか酸っぱいのか、健康にいいのか悪いのか、よくわからないけれど、お酢がマイブームの今日この頃でもあり、とりあえず買ってみた。株式会社サンプラネットの製品だ。
封を切るとぷーんと酢の香り。でも味は酢のかたまりというわけではなくて、意外にもまろやかな酸味の、美味しいキャンディだ。水飴、砂糖、黒糖を使っているのに、甘味が口に残らない。口の中がじゅるじゅるになるくらい唾液がたくさん出て、なめ終えると口の中はさっぱりすっきり。
サンプラネット社のサイトにCANDY占いというのがあったので、やってみたら「吉」だった。「羅漢果のど飴ハーブタイプ」をなめながら、公園でお散歩するのがいいらしい。……今からですか?(ただいま、22時すぎ)

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2005年10月29日

ビーズの指輪

3888c353.jpg日本橋の高島屋に日本象牙彫刻会の「日本の象牙彫刻展」(10月31日まで)を見に行った。以前、ここで紹介した宮澤良舟さんや宍戸濤雲さんも出品している。良舟さんのぷっくぷくにふくらんだ雀の置物の愛らしいこと。宍戸さんの作品は、ヤモリとイモリとトカゲのユーモラスな根付。どちらもとても楽しい作品だ。

その後、友人二人と待ち合わせて、オペラ歌手の友人が出演する演奏会に出かける。ソプラノ歌手ばかり8人の共演で、声の質や表現の仕方の違いを比べられるのがおもしろい。友人は以前に比べて声にやわらか味が増したようだ。「40過ぎても成長できるって素敵」とメールをもらっていたが、その意味がわかった感じがする。感動した。
ring.jpg同行した友人の一人・角井洋子さんは、ビーズ作家。写真の指輪は、彼女が作ってくれたものだ。今度、デアゴスティーニから「ビーズ・アクセサリー」という雑誌が隔週刊で出たが、彼女の作品もそれに載っている。というより、創刊号の表紙が彼女の作品だ。この夏から何度も打ち合わせを重ねている様子は聞いていたので、やっと本になったのを見せてもらうと、なんだか私まで嬉しい。
ring2.jpgデアゴスティーニの本であるから、この表紙の写真と同じものをつくるためのキットが付いている(別のチャームを作るセットも、もうひとつ入っている)。初回分はペンチ付きなので、これを一冊買えば、誰でもすぐにビーズでアクセサリー作りを楽しむことができるという。まだテスト販売中とのことで、文教堂チェーンの一部店舗のみで販売されているそうだ。都心ではなく郊外の店に多いらしい。ビーズ・アクセサリー作りに興味のある方は、お近くの文教堂書店で探してみてね。

文教堂書店の店舗一覧はこちら

■追記(2006年10月10日)■
隔週刊「ビーズ・アクセサリー」は、デアゴスティーニから正式発売されました。


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2005年10月28日

お気に入りだったのに〜

3a8091f4.jpg昼食は池袋で何か買っていき、デスクで食べることが多い。今日は久しぶりに池袋東武のミクニでパンを買った。ここにはいくつかお気に入りがあるのだけれど、なかでも必ず毎回買うほど好きなのが、写真の「キャトル・フロマージュ」。カマンベール、ゴルゴンゾーラ、ゴーダ、プロセスの、4種類のチーズを包み込んで焼いた、ころんとしたパンだ。ゴルゴンゾーラが大好きということもあって、毎週のように買っていた。
ところが、今朝寄ったらなくなっていた。売り切れなのではなくて、もう作らないのだという。ガーン。これは先週買ったときに撮ったのだけど、別の話を書いたので使わなかった写真だ。なにか虫の知らせを感じていたのだろうか。悲しい。悲しすぎる。
そこで、皆さんにお願い。ミクニのベーカリーでパンを買う機会があったら、ぜひ「キャトル・フロマージュはありませんか?」と聞いてください。祈・復活。

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2005年10月27日

松竹梅

0f76a1dd.jpg三日続きで、きものネタである。夕方、早めに仕事を上がって、知人の結婚披露パーティに出席した。ホテルのボールルームでの開催なのだが、招待状には「平服で」とある。仕事帰りでもあるし、何を着たものかとちょっと悩んだが、「華やかにしていくのも祝儀のうち」(名言である)というリリーさんの助言に従い、訪問着で出かけた(つまり、訪問着で仕事をしていた、ということでもある)。初めて行くホテルだったので会場の様子がわからなかったが、行ってみたら立派なボールルーム。ゲストも女性は半数近くがきものを着ている。それも訪問着か振袖がほとんどで、色留袖の方も見かけた。よくよく見回すと、きもの姿の男性も少なくない。
今日の私のコーディネイトは、梅と松の柄のきものに、竹柄の帯。これで「松竹梅」となる合わせ技だ。これに桜の帯を締めると「車引」になるのだが、柄が桜だけの袋帯で、振袖でなく訪問着に似合う落ち着いた雰囲気のもので、私の好みと予算に合う、という帯にまだ出会えない。ずいぶん前に一度だけ、とても気に入った桜柄袋帯に出会ったことがある。しかし、私の予算の4倍くらいの値段だったので、泣く泣く諦めたのだ。
知り合いの姿を見つけたので挨拶に行ったところ、その方のすぐそばに、これまた知り合いの、イケメンちょい不良オヤジ系カメラマンを発見。ちゃっかりエスコートしていただいて、ニキータ気分(笑)を味わう。最近、奥さんと新しい商売も始めたそうで、それにまつわるおもしろい話を聞かせていただきつつ、楽しく過ごした。


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2005年10月26日

たまには紋付

b938d91e.jpg本日、歌舞伎座千穐楽。京屋贔屓にとっては文字通り短い一か月だったが、最後に雀右衛門丈の元気な姿を見ることができて、本当によかった。また、鴈治郎の名跡では最後の舞台とあって、終演後にカーテンコールのような形で鴈治郎丈の挨拶があった。NHKのカメラが入っていたが、あれはニュースだろうか? それとも「藤十郎襲名までの×日に密着」のような特別番組だろうか?
千穐楽らしくちょっぴり改まった雰囲気にしようと、紋付の御召を着てみた。三越が創業何百周年だかを記念して作った、江戸小紋柄の西陣御召である。人間国宝・小宮康孝が染めた「ニタリ縞」を織りで表現したもので、この出来映えには小宮氏も驚いていたそうだ。
揚羽蝶の紋は刺繍で入れてもらった。御召がピンク×グレーなので、紋は白〜ピンクのグラデーションになっている。色味を抑えて、ほんのわずかにピンク味を添えた、品のいい仕上がりだ。こういうところも、さすが老舗と思わせる。
全身像をとの希望をいくつかいただいているが、私は基本的に地味好みで、江戸小紋だの亀甲や蚊絣の紬だのと、無地感覚のきものが多い。全身写真にしてもあまりおもしろくないので、今度、柄のあるきもののときに全身写真にする予定。

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2005年10月25日

小さな帯留

99acdaa4.jpg昼間は暑いくらいなのに、夜に入ると肌寒い日が続いている。やっと長襦袢も袷を着るようになって、本格的な秋冬モードの始まりである。今日は白地に麻の葉柄の綿薩摩に、矢絣っぽい柄を織り出した八寸帯。それに小さな帯留をあわせてみた。通してあるのは二分紐だから、小さいことはよくわかるだろう。
この帯留は、マサヨシ和装小物店で手に入れたもの。帯留ばかり出品していた人からまとめて買ったうちのひとつだ。真ん中の白い玉が真珠で、両脇は鼈甲。素人鑑定ながら、真珠は本物らしい(前歯に当ててみるとわかる。本物はざらっとした感触で、イミテーションはつるりとしているのだ)。季節感はないけれど、モダンで粋な雰囲気が大好きで、よく使っている。

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2005年10月24日

雀右衛門丈復帰

adbb3b7b.jpg本日より、雀右衛門丈が歌舞伎座の舞台に復帰された。仕事がつまりがちな月曜日だが、復帰と聞いてはそんなことを言っていられない。必死の思いで仕事を片付けて、6時半前に退社。途中走ったりしながら歌舞伎座に向かう。その甲斐あって、7時15分前に東銀座駅に到着。無事、目当ての「河庄」に間に合った。
休み明けとあって体調が心配された雀右衛門丈だが、声もよく通り、いたって元気な様子である。美しく、そして抱き締めたくなるほどいじらしい小春だった。治兵衛との会話はほとんどないにもかかわらず、彼への一途な思い、彼だけは助けたいという一念が、ちょっとした仕種やまなざしから痛いほど伝わってくる。まさに「最後の愛」。これほど思ってくれる女を一人で死なせては、治兵衛も男が立つまい。こうして話は、「時雨の炬燵」へと続いていくわけだ。

開幕前、歌舞伎座前の自販機でヴィッテルを買っていたら、知り合いから声をかけられた。彼も雀右衛門丈の復帰を観に来たらしい。私がつけていたイヤホンを見て「イヤホンガイド?」というので、帯の間からiPod Shuffleを引っ張り出して見せたら、思い切り笑われた。

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2005年10月23日

世界一のマーマレード

d4fe1cd7.jpg世界中の全マーマレードを制覇したわけではないけど、これより美味しいマーマレードがあるとは思えない。リリーさんからのパリ土産でいただいた。何年か前にやはりパリ土産でいただいて以来の大ファンなのだ。
ミシュランと並びレストランガイド本で有名なゴーミヨーの製品(なのか、推薦商品なのか、私には判読できない)で、リリーさんはモンパルナス駅近くの高級スーパー「Inno」で買ったという。ジャム売り場ではなく、高級食品売り場のようなところにあるそうだ。グレープフルーツなど、ほかの柑橘類も入っている種類もあるけれど、オレンジのみで作っているこの製品は、入るそばから売れてしまうほどの人気らしい。そんな話も納得の美味しさである。私がパリに住んでいたら、箱で買う。
gaultmillau.jpgほかのマーマレードとどこが違うかというと、皮が塊のまま、ごろごろと入っているところ。写真でもなにやら塊があるのが見えるだろうが、これが皮だ。普通のマーマレードのように薄切りになっていないので、歯ごたえがまるで違う。厳選した上質な果実のみを丸ごと使ったと思われる、芳醇な味わいもすばらしい。甘さも重すぎず、軽すぎず。苦味とのバランスもパーフェクト。初めていただいたとき、あまりの美味しさに感動して一週間で食べ尽くしてしまった。それ以後は少し落ち着いて食べるようにしているので、10日くらいはもつようになったが、マグカップのように大きな瓶に入ったマーマレードがそれくらいでなくなってしまうのだ。朝食はごはん党の私が、この時期だけ毎朝パン食に変わるほどである。もちろん、今日のブランチもトーストだった。
yogurt.jpg日本で買えないものかと探したが、輸入はされていないようだ。パリに行く機会があったら、ぜひ買うことをお勧めしたい。ついでに私のお土産もひとつ買ってくださると、すごく嬉しい。

※ hinaさんが「ヨーグルトにかけたい」とのコメントをくださったので、やってみた。トーストのときより苦味を感じるが、この苦味がまた美味しい!

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2005年10月22日

きものダイアリー

f4a2685f.jpg以前、PR誌の取材を受けた話はここでも紹介したが、その編集の方から来年の手帳をいただいた。これが、きもの好きには重宝しそうなつくりになっている。
どんなつくりかというと、まず、長着、襦袢、羽織とコートの寸法を書く欄(写真)が設けられている。次に月毎の基本的なきもの、帯、襦袢、半襟、帯締め&帯揚げの素材が表になっていて、コーディネイトのヒントなどがまとめられている。きものの種類や産地一覧などの豆知識集がある。ふくさの使い方の図解があったり、カレンダーには二十四節季も載っていたりして、暮らしに和を取り入れたい向きには便利そうだ。書店・文具等での扱いはないということなので、申し込みはPR現代まで。

reman.jpg歌舞伎座楽屋口脇の、かつて印章店があったところにチョコレートショップ「レーマン」が出現していた。小さな店で、喫茶スペースもないが、ちょっと覗いてみたところ、エクレアを扱っている。フレーズ(フランボワーズだったかも)、ヴァニーユ、ショコラの三種で各210円。ショコラがとてもチョコレートぽくて好み。歌舞伎見物の際に美味しいエクレアが食べられることが確定した。ラッキー♪

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2005年10月21日

米のとぎ汁で洗顔

またしても母が、新しい美容ネタを仕入れてきた。仕入れ先はまたも、彼女の妹。といっても、黒酢情報をくれた叔母とは別人。母は5人姉妹の長姉で、黒酢情報はすぐ下の妹、今度のは末の妹からである。この末の叔母は5人姉妹のなかでも色黒。ところがほぼ一年ぶりくらいで会ってきた母が「私たちのなかで、一番白くなってた」という。秘密は叔母が2年近く続けてきた洗顔法。仕上げに、米のとぎ汁で洗ってすすぐ、というものだ。とぎ汁は1回目のものはごみが入っていたりするので捨て、2回目のものを使う。
早速、母娘で人体実験開始。すると、一度洗っただけでびっくりするほどしっとりすべすべ、もちもちの肌になったではないか。4か月間、黒酢orもろみ酢を飲んできて、それなりに肌の調子はよかった私たちが、驚くほどの効果である。これはもう、続けるしかない。ネットで調べたところ、この「米のとぎ汁洗顔」には、いくつかやり方があるらしい。叔母から聞いたのは洗顔の仕上げのリンスのように使う方法だったが、薄めたとぎ汁を顔につけて3分放置する方法、水で薄めてスプレーする方法、フェイスマスクでパックする方法、とぎ汁を鍋に入れて温めスチームパックをする方法、沈殿させた白い糠を塗る方法、牛乳・小麦粉と混ぜてパックにする方法などがあるらしい。しかも肌がしっとりする、色が白くなる、シミがとれる、シワがなくなるなど、ものすごい効果があるらしい。
最初は叔母に教わったようにリンス式で洗っていたが、あまりに気持ちいいので欲が出てしまい、フェイスマスクでパックをしてみた。これが大間違い。次の朝、あごの左側にポツポツが二つできていた。夜になると、左の小鼻と頬、おでこにもできた。その晩はとぎ汁洗顔をやめたが、さらにその翌日(今日のことだ)の晩になると、左の頬全体に広がっている。もちろん、始める前にパッチテストはした。そして始めて数日の間、リンスのように使っているうちは、トラブルはなかったのに。そういえば一昨日、お腹を壊したのだけど、そういう体調の変化が作用したのだろうか。
原因ははっきりわからないけれど、自分史上、最悪に醜い状態。明日は歌舞伎座観劇予定なのだけど、ますます醜くならないことを祈るばかりだ。

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2005年10月20日

十二単体験

28b12153.jpg今日の出来事ではないのだけれど、共通テーマの「着物ライフ」を見ていたら、ここにもよく来てくださるうめももさくらさんのブログで、作家の近藤富枝さんが十二単や小袿、細長、男性の直衣、狩衣などを解説する講座が紹介されていた。十二単といえば……と思い出したので、少し前の話を書くことにする。
3年ほど前のこと。池袋の伝統的工芸品センターで「十二単着付けショーのモデル」を募集していた。土曜日の昼頃の回のモデルがまだ決まっていなかったので、ラッキー♪とばかりに申し込んだ。小袖を着て、袴をつけて、舞台にあがる。そこから一領ずつ、袿を重ねていく。一領まとうと腰紐のようなもので抑える。上にまた一領まとい、同じく紐のようなもので抑えると、下の袿を抑えていた紐を抜く。それを繰り返して最後に裳をつけて、その紐で袿を抑え、袿を抑えていた紐は抜く。唐衣を着て、檜扇をもてば出来上がり。
袿一領ずつは単衣だからたいした重さではない。ところがこれを何領も重ねていくうちに、じわじわと重くなって、腰にずっしりと響くくらいになる。裳と唐衣を着たら、とても動けない。「皆さんに後ろを見せて差し上げてください」といわれたけれど、どうやったら後ろを向けるのか、見当もつかない重たさ。光源氏が嫌がる姫君を無理やり……というのは、お姫さまが重たいものを着せられていて、簡単には逃げられなかったからできたことに違いないと思った。

junihitoe.jpgそれでも逃げる手だてがないわけではない。なにしろ、たくさん着てはいても、裳だけですべてを止めているのだ。これさえはずせば、中身の小袖と袴だけの姿となってすっぽりと抜け出すことができる。抜け出したあとも、写真のように形が保たれているので、夜目遠目にはまだ人がいるように見え、これを「もぬけの殻」というのだと、着付けの先生が話をされていた。この言葉に込められた「がっかり感」がよくわかった。

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2005年10月19日

クロワッサン&ビネガー

3c575ae6.jpg10月15日にアップした「酢酸カルシウム」のコメント欄で書いたが、「オークスハート」のホームページには、デザートビネガーの美味しい利用法が出ている。「特にデザートとの相性がよく、ヨーグルトやアイスクリームにかけたり、クロワッサンやフルーツにつけたりする」といい、と書かれている。なぜにクロワッサン? ほかのパンではいけないわけ? ってことで、クロワッサンとブリオッシュを買ってきて、試してみた。
クロワッサンとブリオッシュは、池袋東武のミクニでゲット。デザートビネガーは、ざくろとピュアグレープフルーツ。それぞれ小皿に入れて、クロワッサンとブリオッシュをちぎってつけながら食べ比べた。どちらもバターたっぷりのパンだけど、果実の酸味で軽やかな味わいになっていて、びっくり。酢のにおいはまったく感じない。ピュアグレープフルーツの方がより軽やかだ。
なぜクロサッワンの方がいいのかというと、組織の違いのようだ。クロサッワンと違い、ブリオッシュはスポンジ状の組織なので、ビネガーを吸ってしまう。なので、噛むとビネガーがぴゅっと飛び出すのだ。それでも上述のように酢のにおいはしないから、まずいというほどではない。ただ、パン自体の持ち味を生かすという意味で、ブリオッシュよりクロワッサンの方が向いているのかも。

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2005年10月18日

明治記念館でレセプション

57662a9b.jpg今日は夕方早めに編集部を出て、明治記念館で開かれた高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式の取材に行った。報道陣もジャケット着用を求められるイベントなので、江戸小紋に伊達襟、本金を使った重厚な袋帯。招待客は訪問着か色留袖という人がほとんどのゴージャスな世界だが、私はあくまでも取材目的なので、派手な装いを避けて、改まった雰囲気にまとめた。
着姿写真を載せなかったのは、なんというか、あまりにゴージャスなきもの姿をたくさん見てしまったので、ちょっと自信がなくなったから。手刺繍の鳳凰が飛び交う色留袖、全身に菊が満開の訪問着などなど、ゴージャスのお手本のような方々の装いは見ているだけでも楽しかった。
授賞式後に広いロビーで開かれたレセプションのとき、たまたま三宅一生の近くにいた。そのおかげで、森英恵が三宅一生にお祝いを言いに来たのを間近で見ることができた。ちょっとトクした気分。

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2005年10月17日

腹ペコの供

b075bc34.jpg週明けは何かと忙しい。今日もいろいろあって、まだ家に辿り着けずにいる。いい加減、お腹がすいた。食べながら仕事をすればいいのだろうが、気がつくと9時なんてこともよくあって、食べるタイミングを逃してしまうのだ。空腹を抱えて家まで帰り、それから食事。深夜の食事が肥満につながることはよくわかっているので、空腹のあまり眠れなくならない程度に軽くすませる。せめてもの抵抗のつもりだが、そんな悪あがきに大した意味はないだろう。
もっとマズイのは空腹のあまり、つい手が伸びるスナック類。最近、見つけて気に入っているのが、写真のマカダミアナッツ入りショートブレッド(株式会社エイムの「The Old Colonial」シリーズ)。豊かなミルク味のショートブレッドに、マカダミアナッツのクランチがたっぷり入っている。カロリーはかなり高そうだが、コワイのでそれは考えないことにする。
チョコチップも入っているタイプもあるが、ナッツだけの方が好み。しばしこれで空腹をしのいで、帰ってから食事。かなりやばい泥沼にはまっている。昨日の「あるある」でやっていた新・有酸素運動でも始めようかしら。

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2005年10月16日

きものと口紅

de2a06e6.jpg8月29日のログにも書いた、朱赤系の濃くてきれいな色の口紅がやっと見つかった。それがこの、
クレ・ド・ポーのルージュアレーブル20番。お店の人の説明によれば、「きものをお召しになる方にとても人気の色」なのだそうだ。
たしかに、こういうきれいな朱系の赤は、きものに合わせやすい。それで私もいろいろ探していたのだが、最近はヌード・カラーが流行なので、くっきりときれいな色の口紅自体の数が少ない。しかも、ローズやピンクの系統の赤以上に、朱系の赤は少数派なのだ。その限られた選択肢のなかで自分に似合う色を探すのは難しい。しかも口紅の色は、同じ色でも人によって発色が微妙に違う。私はピンク味が強く出る傾向があるようで、一見朱系の赤に見える口紅でも唇に乗せるとピンクがかって見えることが多い。おかげで、ただでさえ少ない選択肢がますます狭まってしまう。
どうしてこれほど朱赤にこだわるかというと、私は黄味のきものが似合うようで、わりとよく着るのだ。黄味でなくとも金茶色の伊達襟を使うなどして、顔のまわりに黄味の色があることが多い。そういうときに、ピンクやローズ系の赤ではちぐはぐな感じがすることがあり、どうしても朱系の赤がほしいのだ。
写真の口紅の場合、私がつけるとオレンジ味が立ちすぎるきらいがあるのだが、少し明るすぎるかな?という程度。今のところ、もっとも理想に近い色の口紅である。

ところで、東京きもの染洗協同組合というところから、今度の22日に開催される「きもの園遊会in浜離宮」というイベントの案内をいただいた。しかし、リンクした同組合サイトには情報が見当たらないので、簡単に紹介する。

とき:
17年10月22日(土)12時〜15時、雨天の場合は翌23日

受付時間:
11時半〜14時(受付時間内きもの着用の方入園券・粗品進呈)

会場:
浜離宮恩賜庭園

内容:
全日本・東京きものの女王との撮影会
コンサート(第1部/筝とフルート・バイオリン、第2部/マンドリン合奏)
和の伝承技(着付け「帯手前」の披露)

お問い合わせ:
03-3662-3568〜9

私は当日、歌舞伎座で観劇予定があって行けそうにないので、お知らせのみです。ごめんなさい。

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2005年10月15日

酢酸カルシウム

dcad2077.jpgこのところ、オークスハートデザートビネガーにはまっている。ジュース感覚で飲める気軽さがいい。
お店のしおりには、デザートビネガーの飲み方が紹介されている。そこに「牛乳で割る」と書かれているのだが、そんなことをしたら牛乳が分離してしまうのでは?と思い、試したことはなかった。
あるときお店に行くと、ちょうどブルーベリー酢の牛乳割りの試飲をしていた。見たところ、分離しているようでもないし、みんな美味しそうに飲んでいる。俄然、興味がわいて、私も飲ませてもらった。すっきりした酸味と果汁らしい軽い甘さが、とても美味しい。少しとろみもあるので、まるでブルーベリー味のヨーグルトドリンクだ。
お店の人によると、牛乳に含まれるカルシウムが酢と混ざると「酢酸カルシウム」という状態になるそうだ。そしてこの酢酸カルシウムは、通常のカルシウムよりも体に吸収されやすいのだという。牛乳で割るにはブルーベリーやラズベリーといった「ベリー系」が合うが、デザートビネガーならたいていどれでもイケるそうだ。家ではざくろとりんごで試してみたが、どちらも美味しかった。写真は昨日ゲットした、期間限定「ピュアグレープフルーツの酢」を牛乳で割ったもの。ベリー系よりも酸味が立つので、好みが分かれるところかもしれないが、私は気に入っている。
というわけで目下のところ、朝は黒酢orもろみ酢、夜はデザートビネガーの牛乳割りの毎日。美肌も大事だけど、カルシウムもきちんと摂らなくちゃね。

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2005年10月14日

窓に西陽があたる部屋

3a567fa8.jpg……などと、歌っている場合ではない。編集部が暑くてたまらないのだ。袷の季節になってちょうど二週間だが、まだこっそり単衣の襦袢を着ている。衣替えをすませたような顔をしてはいるが、一皮むけば肌着は綿縮緬で、夏仕様のままだ。
編集部が入っているビルはグラス・ウォール。先日の引っ越しで西の壁面に沿った細長い部屋に移されたのだが、当然ながら西日が入りまくり。暑い上に、パソコンのモニターにも日が差し込んで反射するので、目を傷めてしまう。ブラインドは下がっているが、紐を通す穴やブラインドと窓枠とのわずかな隙間から光が入り、モニター上に細長い光の塊となってあらわれる。写真でもモニターの中央に、縦長の光の塊が見えるが、これが刻一刻とモニターの上を移動していくのだ。なくなったと思うと、また別の光の塊がやってくる。その繰り返し……というと大げさだけど、3回くらいは耐えなくてはならない。そんなわけで、うちの編集部では皆、西日が入る時間帯はサングラスをかけて仕事をするという自衛策を講じている。それでも夜遅くまで目の疲れが取れない。
さて、サングラスのアピールが功を奏したのか、遮光カーテンをつけてもらえることになった。よかった、よかった。

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2005年10月13日

江戸前穴子を食す

de476aa6.jpg昼休みに少し足をのばして日本橋に行った。目当ては二つある。一つ目は昨日から二週間の期間限定で発売された、オークスハートの「ピュアグレープフルーツの酢」。二つ目は高島屋の裏手にある穴子専門店「玉ゐ」のランチだ。歌舞伎座初日の10月2日、昼の部と夜の部の間が一時間ほどあったので、高島屋に買い物に行った。そのとき見かけて、美味しそうなお店だなあと気になっていたのだ。
この店の名物は「箱めし」。うな重のように四角い器に白飯にのった穴子(焼き穴子と煮穴子が選べる)、それに穴子の肝が入っていて、穴子重という感じだ。これをうなぎのひつまぶしのようにして食べる。まず、山葵をのせて穴子そのものを味わう。次に青柚子の皮をすったものをかけて、さっぱりといただく。最後は穴子の骨でとった出汁(別料金)をかけてお茶漬け。この出汁が芳ばしく、かつ滋味にあふれたいい味なのだ。これだけでも何杯も飲みたいくらいである。
もちろん、穴子も美味しい。最後にお茶漬けにするので焼き穴子を選んだが、こんがりと、そしてふっくらと焼けた肉厚の身が、口の中でふわりと溶ける。思わず笑ってしまうほど美味しい。日本橋まで来てよかった。
その後、高島屋内のオークスハートに行ったが、目当ての「ピュアグレープフルーツの酢」は、今日の分は完売。明日こそは、と予約を入れて帰ってきた。それでも大満足のランチタイム。また行こうっと。

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2005年10月12日

雀右衛門丈休演

歌舞伎座に出演中の雀右衛門丈が昨日から休演しているという。軽い腰痛とのことだが、中途休演はここ何年もなかったことなので、とても驚いた。どうか無事に復帰されますように。
さて、小春の代役は翫雀丈が勤めているそうだ。実は今日の切符を持っていたので、ものすごくがっかりした反面、翫雀丈の小春は楽しみでもあった。鴈治郎丈の長男であり、上方歌舞伎を背負って立たねばならぬ彼がどんな小春を見せてくれるのか、興味がある。また、翫雀丈は丁稚役で好演している壱太郎丈の父だから、親子三代での共演になるということもある。
ところが、雀右衛門丈休演で気が緩んだのか、朝起きると眩暈がひどい。昼過ぎからいろいろ予定を組んであったのに、残念ながらすべてキャンセルしてしまった。私の予定では次の観劇日には雀右衛門丈が復帰されているはずなので、今回の翫雀丈の小春は見逃してしまったことになる。ちょっぴり残念。

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2005年10月11日

干からびたチーズ

307c0e69.jpg池袋ショッピングパークを通ったら、チーズ王国の店があった。このところ、こちら側を通ることがなかったので知らなかったが、いつの間に入ったのだろうか。
「からすみのような味わい」というPOPが出ているのでよく見たら、ミモレットを売っている。うーん、からすみかなあ? 色だけじゃないの……?と思いながら見ていると「これが森さんで有名になった、あのチーズですよ」と、お店のお姉さんが話しかけてくる。ちょっと、話題が古すぎない?と思いかけたが、そういえば二週間ほど前にも友人が、紀ノ国屋のチーズ売場で森前首相の「干からびたチーズ」発言が話題になっていたと話していた。もしかして今やチーズ屋さんは皆、これを話題にしているのだろうか? そう思って、帰宅後に検索してみて驚いた。なんと、解散当時は通常の二倍の売り上げがあったそうだ。恐るべし、森喜朗。次はぜひ、「黴の生えたチーズ」を食べさせられて憤慨してほしいもの……とは、きもの仲間のぺさん談。そんなことになったら、森さんのファンになってしまいそうで、私としてはとても困る。
よく行く店では12か月か18か月のものしか見なかったが、ここには24か月熟成のものがあったので買ってみた。オレンジ色がひときわ濃く鮮やかだ。色、濃厚な味わい、酒に合う……など、たしかにからすみっぽいところはある。でも「西洋のからすみ」というと、まさにからすみそのもののボッタルガ(我が家の冷蔵庫に常備されている)の方を思い浮かべてしまうので、どうもピンとこないのであった。

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2005年10月10日

かかとツルツル作戦

c822d1e8.jpg少し前に池袋パルコのローズマリーで「キラキラかかと」(1260円)という、かかとだけに履くソックスのようなものを見つけた。なんでも「チタンパワーで、足ぽっかぽか!」で「硬くなった角質を取り除き、かかとをつるつるに仕上げます」とのこと。足が冷えるので寝るときも靴下が欠かせず、かかとの角質にも悩んできた私にぴったりではないか。ちょうどここのポイントカードに1260ポイントあったので、交換してもらった。
パッケージには、ネオプレーンゴムにチタンアルファ加工で人体からの熱を効率よく反射し、保湿性が高いので肌の表面温度を高く保ち発汗を促進、しっとりした肌をつくるというようなことが書かれている。
今のところ、足がぽっかぽかになるというチタンパワーの実感はないが、「きれいなかかと」は本当みたいだ。これを履いていると、かかとがしっとりして、角質がやわらかくなるような感じがする。やわらかくなってから絹軽石でこすると、そうでないときよりもかかとの肌がなめらかに仕上がるみたいだ。
しかし、最近のように夜冷えてくると、爪先が寒くてたまらない。これの上に靴下を履くようだろうか。

gen96_cat at 23:02|PermalinkComments(8)TrackBack(0) beauty 

2005年10月09日

どんぐりころころ

e387ebf4.jpg少し肌寒いくらいの、秋らしい陽気になった。早速、季節限定柄・どんぐりの染め帯を締めて出かける。これもE後屋で求めたものだ。銀座の店のウインドウに飾られていたのを見てひと目ぼれし、担当の店に回してもらった。どんぐりの実に金の刺繍が入っていて、とても美しい。この職人さんが染める帯は、絵の美しさ、染めの技術の高さ、刺繍を入れる具合と、どれをとっても私の好みにぴたりとくる。新作を見せられるたびに欲しくなってしまう、魔の職人さんだ。着姿写真ではないのは、写真がイマイチだったから(楽しみにしてくださっている皆さん、すみません)。藍の塩沢紬に合わせていたので、帯だけが闇夜に浮かんでいるような写真になってしまい、柄のごく一部のアップにした。着姿写真は、また今度。

国立劇場で「貞操花鳥羽恋塚」を観る。鶴屋南北らしい、因縁だらけで「実ハ」がいっぱいのお話。保元の乱で敗れて讃岐に流された崇徳院と、彼に心を通わせ平家追討をもくろむ源氏方、それに彼らを滅ぼそうとする平家方との戦いの話。頼朝、義経のような超有名人は出てこないが、源平合戦において重要な役割を果たす文覚上人や、その文覚に横恋慕されるが夫を助けるために自ら殺された貞女の鑑・袈裟御前などの有名な人物が数多く登場する。
以仁王役の梅枝丈が、まだ高校生ながらきちんと丁寧に演じていて、好印象。また、この演目最大の見せ場である「筋交いの宙乗り」を勤めた、崇徳院役の松緑丈も魔界に陥る上皇の大きさ、暗さ、怨念が感じられていい。宙乗りは私のすぐ上を飛んでいったが、ものすごい迫力だった。これを見ることができただけでも、足を運んだ甲斐があるというものだ。ただ、話が複雑なので、ちょっとわかりにくい。千穐楽までにもう一度観たいものだと思う。
ところで「崇徳院」というと、題名もそのままの落語が頭に浮かんでしまう。しかも芝居には「瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ」という歌まで出てくるもので、落語のほうの「びちゃびちゃな女」が頭から離れなくなって、ちょっと困った。

gen96_cat at 23:55|PermalinkComments(4)TrackBack(0) kimono | theatergoing

2005年10月08日

山栗できんとん

06bcc22d.jpgお隣から大鍋にいっぱいはあろうかというくらい、たっぷりの山栗をいただいた。「実家の山でたくさんとれるので」と、毎年この時期になると、大量にくださるのだ。うちではいただくとすぐに茹でて皮を除き、半分くらいはそのまま冷凍する。年末に解凍して、おせち用のきんとんを作るのだ。だから、うちのお正月は栗100%のきんとんだ。
山栗は市販されているものと比べて粒が小さいので、皮を剥くのが大変。だから殻ごと半分に切ってスプーンで中身をかき出す。なので、栗ご飯にはちょっと向かない。砂糖を少し加えて煮て、美味しい栗きんとんになった。

gen96_cat at 23:52|PermalinkComments(1)TrackBack(0) sweets 

2005年10月07日

Shuffle, Shuffle♪

9aab7de8.jpgものすごく今さらながら、iPOD shuffleを買った。編集部の近くにあるディスカウント店で安くなっていたので、うっかり買ってしまったのだ(その店にはshuffleと容量の小さいminiしかなく、nanoは選択肢になかった)。買ってから、編集部で使っているマシンでしか使えないことがわかった。相変わらずだ。買う前に気づけよ>じぶん
気を取り直して、編集部に置きっぱなしにしてあったCDを手当たり次第に入れてみた。Destiny's ChildBeyoncéEric BenétNorah Jones芳村伊十郎清元志寿太夫、常磐津菊路太夫。ジャンルも何も関係なしに、片っ端からiTunesに入れて、shuffleに移してみた。思っていたより、ずっと簡単だったので拍子抜け。
さて、いよいよ再生。shuffleモードにすると、とんでもないことになった。邦楽のCDは長い曲の場合、いくつかのトラックに分けてある。たとえば『京鹿子娘道成寺』なら、「花のほかには松ばかり」「鐘に恨みは数々ござる」「恋のわけ里」「梅とさんさん桜」「恋の手習い」……という具合に、分かれているのだ。なので、「恋の手習い」の次にEric Benétの『Hurricane』、その次に「花のほかには松ばかり」なんてことが起きる。最初は「なんだ、これ?」と思ったが、こういうのもたまにはおもしろい。

gen96_cat at 23:59|PermalinkComments(12)TrackBack(1) culture | everyday thing

2005年10月06日

花粉症に効くお茶

7d9ed074.jpg今日取り上げる「べにふうき」というお茶について、私は詳しいことを知らない。飲んだこともない。なので、あくまでも情報のひとつということでご理解いただければと思う。自分で飲んだこともないのになぜ話題にするかというと、このお茶に花粉症の症状をやわらげる効能がある、ということで注目されているのだ。以前「新語探検」で紹介されていたので知ったのだが、アレルギー反応を抑制する「メチル化カテキン」という成分を豊富に含んでいるのだという。
ありがたいことに、私はまだ花粉症になっておらず、そのほかのアレルギーもない。けれど美容師をしている弟とその連れ合いは、花粉症に悩まされている。そんなわけで、この春「べにふうき」のことを知ったとき、真っ先に弟に飲ませてやりたいと思ったのだが、あいにくどこも品切れで手に入れることができなかった。予約も受け付けていない。が、「べにふうき茶販売情報メール」の申し込みを受け付けているお店があった。それがこの「ほんやま茶館」。昨日、ここから待望の「本日10月5日より、べにふうき茶の予約販売を開始いたしました」メールが届いた。ただし品薄は相変わらずらしく、「ご予約いただいても、販売出来ない場合がございます」とのこと。
この「べにふうき」の開発を行った野菜茶業研究所に問い合わせたところ、「べにふうき」には花粉症を予防する効果はなく、症状をやわらげるものだという。ほんやま茶館では「5g×10個パック」を1,050円で販売しているが、5gの茶葉で1000ccのお茶を入れるので、1日1パックで足りそうだ。そこで、とりあえず3か月相当分を予約してみた。別のサイトでは、お茶のほかにを見つけたので、こちらは症状が軽い父にプレゼントしてみるつもりだ。
それにしても、花粉症が社会問題となって久しい。発症人口が増え続けるなか、明らかな原因とわかっている杉林が放置されている状況は、どうにかならないのだろうか。伐採して花粉を飛ばさない新種の杉を植林するとか、枝を払うとか、方法はありそうなものだが、なぜ放置されているのだろう。このままでは、いつか私も仲間入りをすることになるかもしれないと、不安な気持ちでいる。
(写真は本文と関係ありません)

gen96_cat at 19:59|PermalinkComments(4)TrackBack(0) everyday thing 

2005年10月05日

ミストとワックス

c83bb31a.jpgほぼ二か月ぶりに弟の店・美容室Mでヘアカット。今回は前髪だけでなく、全体的に切ってもらった。とはいえ、スタイルはこれまでと変わっていない。
ドライヤーをイオニティ ナノケア ウインドプレスに変えてから、一か月少々。私の髪は芯が通ったようにしっかりとしたハリを取り戻しつつある。だいぶ髪が伸びたはずなのに、立ち上げた前髪が落ちてこなくなった。それでこそ、ドライカットにした甲斐がある、と自分では大満足だったのだが、弟からは「髪の傷み方が普通とは違う」と指摘されてしまった。通常、毛先ほど傷みが進行し、日差しを浴びやすい表面に近い毛ほどダメージを受けているものだという。ところが、私の髪は毛先のほかに頭頂部にも傷みがあり、また表面に近い毛以外にも一番下(首に近い側)の毛、それに前髪も傷んでいるという。なのに、その中間の髪にはほとんど傷みがない。
どうやら、原因は愛用のミストとワックスらしい。少しつけすぎで、しかもきちんと落とせていないのだそうだ。クレンジング・シャンプーを使ってはいるのだが、落としきれなかった整髪料が残っていて(一見するとフケのように、小さな白い塊が髪に付着した状態)、髪を傷めているのではないか、と弟はいう。毛先と頭頂部が傷んでいること、表面と一番下だけが傷んでいることも、常にきもので髪をアップにしているためだろうとのことだった。そういえば、仕事で帰宅が深夜になったり、酔っているときなどは髪を洗わずに寝て、翌朝そのまま整髪料をつけてしまうことがある。整髪料をつけたうえから重ねてつけるとコーティングしたような状態になって、クレンジング・シャンプーを使っても落としにくいのだそうだ。気をつけなければ。


■追記(2006年11月16日)■
プロバイダーの手違いにより、美容室Mのホームページが無断で削除されてしまい、アクセスできない状態が続いています。ご予約・お問い合わせは以下の電話番号まで。

美容室M
埼玉県鶴ヶ島市脚折町5丁目21-2
ソレイユ平野101
TEL 049-287-3332



gen96_cat at 23:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0) cosmetics 

2005年10月04日

赤酢が恋しい

cde3ced6.jpg9月13日のログで書いた、九段下の寿司政に行ってきた。店長さんから「赤酢の味が恋しくなったら、またいらしてください」と言われていたが、まんまとそうなってしまったのである。お酢がマイブームの今日この頃、いろいろなお酢を試しているが、あのツンとした酸っぱさと香り高さ、うまみはほかにはない。昼に食べると、夜までずっと口の中にあのうまみが残っているような気がする。恋しくなるはずだ。
あれから赤酢を求めてネットサーフィン&聞き込みをしたおかげで、新木場にある横井醸造というところで赤酢を作っていることがわかった。それがこの「江戸丹念酢」である。横井醸造の方に伺ったところ、スーパーのマルエツでは扱っている店舗もあるという話だったが、私の行動範囲にあるお店に片っ端から問い合わせてみても、手に入らなかった。そこで先月の夏休み中の歌舞伎座帰りに、新木場まで行って横井醸造で直接分けてもらってきたのである。「赤酢」の名の通り、紅茶のような赤さがきれいなお酢だ。早速、家で鰯の酢の物を作ってみた。寿司政で食べたものより、少し酒粕の香りが強く、やや甘みもあるように感じたが、あのツンとした酸っぱさとうまみは十分。猛暑の中、片道20分の道のりを歩いて買いに行った甲斐もあるというものだが、それでも寿司政の赤酢恋しさはやまなかった。我ながら食い意地が張っているものだ。

susimasa.jpg今日はもうひとつ、嬉しい発見があった。実は私は干瓢のぐしゃっとした食感が苦手で、極力食べないようにしている。けれど、寿司政の干瓢巻きは美味しかった。戻し具合、炊き上げの加減、味付け、どれもすばらしい。とろけるくらいにやわらかく炊き上げているのに、口の中でぐしゃっとしない。干瓢、美味しいじゃん。これまでの人生、干瓢嫌いで損をした気がする。また食べに行かなくちゃ。
ところで先月行ったときは白い暖簾がかかっていた店先には、今日は藍の暖簾がかかっていた。やはり、あれは夏バージョンだったのだろう。こんなところにも、季節の移ろいが感じられる。

gen96_cat at 21:28|PermalinkComments(2)TrackBack(0) gourmet | vinegar

2005年10月03日

お酢が安い!

6bd9abd9.jpg6月上旬からすでに4か月の間、毎朝黒酢を飲んでいる。そのおかげで肌の調子がいいことは8月14日にも書いた通りだが、もともと酢を飲むことが美容にいいことを教えてくれた叔母が飲んでいるのは、もろみ酢だ。私はもろみ酢の酒粕くささが苦手で、黒酢に変えたのだ。
とはいえ、黒酢ばかり飲んでいたら体が慣れてしまうかもしれないし、私の周囲では「もろみ酢の方が飲みやすい」という声が圧倒的なので、もう一度試してみようかな〜と思っていた矢先、池袋の西武百貨店地下の「THE GARDEN」で通常価格2500円ほどのもろみ酢が1050円になっているのを見つけた。その日は荷物が多かったので諦めて帰ったが、さらに翌日、今度は池袋の丸の内線構内にあるマツキヨで、ミヤマ漢方製薬の琉球もろみ酢が980円になっているではないか。通常のマツキヨ価格が2100円くらいだから、半額以下。それどころか、元の希望小売価格の三分の一以下なので、迷わず購入した。やっと飲み始めたところだが、黒糖の香りのおかげか、酒粕くささを感じないので飲みやすい。
池袋のマツキヨでもろみ酢を買った2日後、今度は池袋東口のマツキヨで、ミヤマ漢方製薬の玄米黒酢くろさつまが522円になっているのを発見。これも通常のマツキヨ価格が820円ほどのものだから、300円近くも安い計算だ。またしても買って帰ったが、酢のマイブームが来ているものだから、こういう出会いがあるとつい買ってしまう。でも、安いんだから買っておいてもいいよね。いずれ飲むんだし……。

gen96_cat at 20:40|PermalinkComments(6)TrackBack(0) beauty | vinegar

2005年10月02日

最後の河庄

fe663ad1.jpg今日は歌舞伎座十月公演の初日。ちょっぴりメイクに気合いを入れて、先日買ったばかりの、アナスタシア製のハイライトを使ってみた。ほんのひと手間なのに、目元の印象が明るくなる。いい買い物だったかもしれない。
今月、中村雀右衛門丈は夜の部の最後の演目「河庄」に小春役で出演している。この芝居は中村鴈治郎丈の当たり芸のひとつ。こういうじゃらじゃらしたやさ男をやらせたら、まさに天下無双。上方らしい、こってりした色気があって、私も大好きな役者さんの一人だ。
鴈治郎丈は11月末から始まる京都・南座の顔見世で坂田藤十郎を襲名することが決まっているから、「中村鴈治郎」としては最後の「河庄」。それにふさわしい豪華配役で、堪能した。また、鴈治郎の孫・壱太郎丈が丁稚役で出演して、達者なところを見せている。まだまだおチビちゃんだと思っていたのに、いつの間にか大きくなっていたので驚いた。
来月末からの南座は、すでにチケットが入手困難となっているらしいが、手に入ったらぜひ、駆け付けたいものである。

gen96_cat at 23:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) theatergoing