2005年11月

2005年11月30日

石鹸でシャンプー

98d21196.jpg少し前に、「野乃屋さんの石鹸」を紹介したけれど、その続き。今回買ったなかに、「きぬ」という石鹸があるのだが、これは洗髪向きの商品として作られたものらしい。それじゃさっそく、というわけで髪を洗ってみたのだが、とんでもないことになってしまった。どんなふうに「とんでもない」かというと、もさもさとした手触りで、櫛どころか指を通すことさえままならない状態になってしまったのだ。
なんでこれが洗髪向きなワケ?と思いつつ、野乃屋さんのブログをさかのぼってみた。そして発見したのが、この記事。そう、私は大事なことを忘れていた。髪は弱酸性。しかし石鹸はアルカリ性だから、そのまま髪を洗っただけでは髪のキューティクルが開いてしまう。そこで酢やクエン酸を溶いたお湯でリンスをして、弱酸性に戻してやらなければならなかったのだ。
まずはリンゴ酢でトライ。お猪口に1杯分のリンゴ酢を洗面器の湯に入れて、そこに石鹸で洗ってもさもさになった髪を浸す。すると、もさもさに絡んだ髪がするすると緩んでいくではないか。まるで化学の実験のようだ。次の日はティースプーン3分の1程度のクエン酸を使ってリンス。こちらも同じように、髪のもさもさがきれいに取れて、ふんわりつやつやに仕上がった。リンスにはハーブビネガーを使う方法もあるらしい。そのうち試してみなくては。石鹸の洗髪とリンスについては、野乃屋さんのサイトに詳しく出ているので、そちらもご参考に。

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2005年11月29日

モーツァルトの帯

7ab7b944.jpg先日、トラちゃん帯でご紹介したるなさん。一緒にランチを食べながらいろいろ話をうかがったところ、彼女もなかなかの着道楽だ。自慢の帯の数々を写真にしてきてくださったので、るなさんの許可をいただいて私が一番惚れてしまったコーディネイトをご紹介しようと思う。
それがこの帯。「モーツァルトの肖像画と洋楽器を入れて」と注文して、誂えたものだそうだ。銀座の某老舗呉服店S亀(匿名になっていない)の職人さんが、楽器店に日参してデッサンを重ね、何枚も下絵を描いてやっと完成させたのだという。途中、「難しすぎる」と泣きも入ったそうだ。とはいえ、そこは老舗の底力。没後200年にエルメスが出したスカーフから肖像画をとり、五線譜に音符、楽器に唐草をあしらって、素敵な帯に仕上げている。しかも色はちゃんとS亀カラー。
帯の出来映えもさることながら、なによりニクイのはこのコーディネイトだ。写真では黒く見えるが、グリーン地に井桁を散らした小紋に合わせている。よく見慣れた井桁柄のはずなのに、モーツァルトの帯とコーディネイトすると、井桁ではなく#(シャープ)に見えてしまうところが、なんとも楽しい。うーん、やるなあ。しかも、ほかにもまだいくつか、帯の企画が進行中らしい。次の機会には何を見せていただけるものかと、今からわくわくしている。

ところで少し前のことだが、livedoor blogに「訪問者数」という新しいプラグインができた。前日のアクセス数を表示するものらしい。強力プッシュ中なのか、結構目立つところに案内が載っている。見るたびに「訪問着数」と読んでしまう私は、やはり少しヤバイんだろうか。

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2005年11月28日

肩がぽかぽか

a849bb44.jpg今日の新語探険に掲載されている「めぐりズム」。実は少し前からときどき使用している。なんといっても、肌に直接貼れるのが嬉しい。肩凝り対策という意味では、先日紹介した「ヒカリバン」もとても気に入っているのだけど、あちらは点で効き目を発揮する。もちろん点の周囲にも波及はするが、凝りがひどくなるとこれでは追いつかないこともある。
「めぐりズム」はマツキヨ価格でも10枚入りが900円近くする。さすがに、ちょっと高いかな?という気がしなくもない。けれど、肩全体をじんわりと温めてくれるので寒さ対策にも、肩凝りの緩和にも役立つ。なかなか頼もしい商品だ。しかもとても薄いので、服の下につけても人目を気にしなくてよさそうだ。
これからますます、寒さが募っていく。もう少し安かったら、絶対に毎日使うんだけどなあ。

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2005年11月27日

スープでブランチ

5f12161d.jpg今日は家でのんびり。昼前に起きて、鶏の手羽先に長ねぎと大量のセロリの葉、新玉ねぎ、皮つき生姜を入れて取った、カレー風味のスープでブランチ。
この手羽先のスープは、かの佐伯チズさんが「コラーゲンが豊富なので、20年間毎日飲んでいる」とテレビ(たぶん「はなまるマーケット」)で紹介していたと、母がせっせと作ってくれるものだ。どうやらチズさんの、年齢に似合わない若々しい肌に感動したらしい。しかし、母は肉類が大の苦手。なかでも、子供時代に家で飼っていた鶏をしめるところを目撃して以来、鳥肉はまったく食べられないし、鶏がらスープも飲めない。そんな母でも、このスープは少量のカレー粉で香りをつけている分、普通の鶏がらスープよりは飲みやすいらしい。それでもよほど気が向かないと飲まないのだけど。
今回も母は飲まなかったらしく、かなり多めにスープが残っていたので、玉ねぎ、にんじん、プチトマト、鳥肉を入れてさらにボリュームアップし、ブランチのおかずにした。それにもう一つ、レンズ豆。豆類のなかでも、レンズ豆はわりと簡単に煮えるので、思いついたときにすぐ食べられて便利。我が家の常備品になっている。ほかの野菜類を用意している間、水につけておいて、小鍋で簡単に下茹でする。茹で汁を捨ててほかの野菜といっしょにスープに入れ、やわらかくなったら出来上がり。簡単で美味しくて、お腹にたまる。おまけに肌にいいのだから、言うことなし。美味しい食事って、幸せだ。

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2005年11月26日

雀の羽織

ac6dc6d5.jpgお気に入りの雀の羽織で、演舞場千穐楽へ。神戸のくれはとりの中山公男さんのものだ。中山さんとは、ずいぶん前に彼が銀座の越後屋ギャラリーで作品展を開いて以来、たびたび作品を見せていただいている。関西らしい華やかさのある作風で、洋花や動物をうまく取り入れて、素敵なきものを作っている人だ。
少し前にこの羽織を歌舞伎座に着て行こうと引っ張り出したら、なんと左の肩甲骨のあたりにキスマークがついている。人ごみで小柄な人とぶつかってしまったのだろうか? まったく心当たりがない。すぐにいつも頼りにしている、人形町の悉皆屋さん・太田屋さんに染み抜きをお願いしたところ、昨日、帰宅したら届いていた。本当は雀右衛門丈専用羽織(笑)なのだけど、そうすると最低でも一か月は着られないことになってしまうので、芝雀丈が出演している演舞場に着て行った。きものは栄太郎飴のマークのような、松柄の江戸小紋である。
haura.jpgこの羽織、表の雀柄はもちろんだが、実は羽裏もとても自慢なのだ。11月13日の羽織と同じく千總のもので、辻が花調の柄である。辻が花といっても、千總らしい配色がとてもやわらかで美しく、色・雰囲気ともに表地との相性もいい。素敵な羽裏が少ないので襦袢地で代用する人が多いと聞くだけに、こういうものを見つけると本当に嬉しい。

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2005年11月25日

大矢祐子さんの帯

af45f5cf.jpg少し前に開かれたイベント・きもの日和で仕立てをお願いしてきた帯が、昨日になって出来上がってきた。帯デザイナーの大矢祐子さんがフランスから買い付けてきた、ブランド家具専用のファブリック(もちろん、シルク100%)を使って仕立てた帯だ。言われてみると、ソファにしてもイケそうな気がする生地である。やはりフランスで仕入れたという格子柄の生地を裏地にして、袋帯にしていただいた。いわゆる「洒落袋」の感覚で締めればよさそうな感じである。
ちなみに、今日のきものは母からもらったただ一枚のもの。金糸で「唐草」ではなく「アラベスク」とよびたくなるような柄を織り出した、ちょっとモダンでシックな色無地だ。色無地とはいっても金糸の柄が入っているので、あまり改まった雰囲気のものではない。紋も入れていない。帯のモダンな感覚と合うかな?と思ってコーディネイトしてみた。室内で撮影したせいか、帯が赤っぽくなってしまったが、実際はもっときれいな金茶色。きものの黄みの緑も、もう少し鮮やかだ。
french.jpgぎらぎら光る帯ではないので、紬や小紋に合わせてもよさそう。また、帯がシックな分、帯留も映えるだろう。いろいろ楽しめるシルク100%の帯が3万5000円は、いい買い物だったかもしれない。

追記(2005年11月30日)
亀甲柄御召に合わせてみたので、写真を追加しました。これもシックでよいですわ〜(と、自画自賛)。

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2005年11月24日

虎だるまストラップ

1abd4549.jpg火曜日にお会いしたるなさんから、楽しいお土産をいただいた。それが、この「虎だるまJr.ストラップ」。私の父が半世紀以上にわたるトラキチなのを知って、わざわざ持ってきてくださったのだ。
この虎だるま、津軽こけし工人・阿保六知秀さんのご子息・正文さんの手作りなのだという。寅年生まれの正文さんは以前からこのだるまを手がけていたが、メディアに紹介されて全国の阪神ファンの知るところとなった。阪神の優勝が決まったその日は一晩で300個を超える注文が殺到したが、すべて手作りのために生産が追いつかず、現在は限定生産をしている状態だという。阪神ファン以外は知らない人の方が多そうだが、隠れた大ヒット商品らしい。その虎だるまを小型にしたのがこのストラップ。小さいとはいえ、手作りなので大きいものと同じだけの手間がかかるから、作り手にとってはかえって大変なのではないかという気もする。
父は風邪を引いて体調がよくないせいか、このところ機嫌がよくないのだが、この虎だるまJr.を見たら、いきなり笑顔になった。額の模様が「甲子園」の「甲」の字に見えると言って喜んでいる。うーん、頭が突き出ているから「申」じゃないのか?と思ったりもするが、本人がご満悦なので、まあ、黙っておくことにしようか。

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2005年11月23日

初代鷹之資襲名披露

3741fce8.jpg歌舞伎座夜の部を観に行った。目当ては大ちゃんの初代鷹之資襲名披露(に出演している雀右衛門丈)。鷹之資くんの義経が舞台狭しと暴れ回るのを、大幹部たちがあたたかく見つめる一幕で、紅一点の雀右衛門丈の美しさと威厳はあたりを払うばかりであった。
夜の部の最初の出し物で、吉右衛門丈が脚本を書いた新作「日向島景清」は、まわりの評判が散々だったのでまったく期待していなかったが、私は非常におもしろく観ることができた。「平家物語」に登場する数多の人物のなかでもっとも複雑で理解しにくいといわれる、悪七兵衛景清。その景清への強い思い入れをもつ作者によるこの作品は、景清に興味のない人が観ても、あまりおもしろくないかもしれない。ほかの歌舞伎作品(「阿古屋」とか)でも名前はたびたび登場するものの、彼が実際に姿を見せる作品は、少なくとも現行の歌舞伎作品ではそれほど多くはない。人物像がつかまれていない人が主人公なので、演じる側と見る側の、景清への認識のギャップがあるように思われた。書き下ろしだという竹本の詞が直接的すぎて深みに欠けるきらいはあるが、芝居自体は反戦のメッセージがくっきりと伝わるいい作品だと思う。
劇中で景清の目が赤く見えたのだが、あれは紅を入れているのだろうか? 往年の名優に、目に入れた紅で目を傷めた人がいると聞くので少々気になった。それとも紅の成分が変わって、目を傷める心配はなくなったのだろうか。そうであることを願うばかりだ。

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2005年11月22日

トラちゃん帯

1c218ae3.jpg今日は、るなさんが歌舞伎座昼の部を観劇に来られるというので、少し長めの昼休みをもらって、ランチをご一緒してきた。るなさんにお会いすること自体も久しぶりでとても楽しみだったが、それにも増して楽しみだったのが、このトラちゃん帯を見せていただくこと。エルメスのスカーフを加工したものだということで、お太鼓のタレには「HERMES PARIS」の文字。これがまるで落款のようで、なかなか楽しい。トラの絵も、もともとお太鼓柄として描かれているかのように、おあつらえ向きの大きさである。
るなさん自身は「歌舞伎座向きではないのでは」と躊躇されたらしいが、こういう遊び心満点の装いこそ楽しいではないか。事実、今月の初日にロビーで見かけた藤間勘祖さんは、トウィーティを追いかけるシルベスターを刺繍した、大胆な訪問着をお召しになっていたものだ。帯もやはり、トウィーティとシルベスター。思わず後ろをついて回りたいくらい、素敵な装いだった。自由な発想の楽しい装いは、きもの好き以外の人の目をも、きものに向けさせる力がある。きっと今日の歌舞伎座にも、「きものって楽しいのね」と思った人がいたに違いない。

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2005年11月21日

お湯割り

68973033.jpgなんてタイトルをつけると「焼酎?」と思う人がほとんどだろうけど、毎度おなじみオークスハートデザートビネガーのお湯割りの話。ここのリーフレットやホームページでお湯で割って飲む方法を紹介しているのは知っていたけど、熱いお湯と混ぜたら酢のにおいが強くなって飲みにくいんじゃないかと思い込んでいた。ところが、昨日、売り場で試飲させてもらったら、酢のにおいなんてほとんどしない。なんでも70度くらいのお湯で割れば、大丈夫なのだそうだ。これからの季節に、これはいい。
久しぶりに覗いたせいか、季節限定商品がどかんと増えている。西洋梨、ローズヒップ&アップル、グアバ、アプリコット&オレンジ。グアバはトロピカルで華やかな香りが気に入ってゲット。アプリコット&オレンジはアプリコットが体を温めるというので、冷え性の私向きとゲット。ローズヒップ&アップルは最近ローズヒップに注目していることもあって、やはりゲット。両親が西洋梨が大好きなので、これならお酢を飲むのではないかと思い、これまたゲット。結局4本買ってしまった。重たい。
昨夜はさっそく、アプリコット&オレンジのお湯割りを飲んだ。アプリコットの効能か、それともお湯で割ったのがよかったのかはわからないが、体がほわっと暖かくなった。70度くらいにあたためた牛乳で割ったら、どんなふうになるんだろう? ちょっと怖いけど、今度試してみようかな。

ginger.jpgところで、体があたたまるといえば、こちらもいい。生姜を皮ごとスライスして、蜂蜜につけたものである。この蜂蜜をお湯(こちらは熱くてもいい)で割って飲むと、これも体が芯からぽかぽかして気持ちがいい。しかも生姜の辛さが生きていて、なかなか美味。風邪の引き始めにはこれを飲んでから寝ると、いいそうだ。ぜひ、お試しを。

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2005年11月20日

チョコのリップ

4236aebf.jpgここにもよく来てくれる紅鹿さんのところで話題になっていた、「本物のチョコ入りリップクリーム ガナッシュ・フォー・リップス」。なんでも、カリフォルニア州バークレーの有名チョコレート・メーカー「シャーフェン・バーガー」の甘くないチョコレートを使っている、という。ほかにはシアバター、アーモンド油、アプリコットの種の油、トコフェロール、ローズマリーエキス、テオブロマ・カカオ、ペパーミント油、蜜蝋などの天然由来成分のみを配合しているので、唇を健やかに保ってくれるそうだ。
そんな能書きもさることながら、「本物のチョコ入り」ってところが、チョコレート好きとしてはどうしても気になる。紅鹿さん情報によると、マツキヨで配布している冊子に「オススメ商品」として掲載されていたそうだが、私がよく行く2店では扱っていなかった(その後、渋谷109斜め向かいの店で発見)。海外コスメ通販サイトb-spiceでチョコレートミント、チョコレートモカラッテ、チョコレートオレンジ、チョコレートラズベリー、チョコレートヘーゼルナッツの5フレーバーをセットで販売していたので、ここで買おう!と思っていたのだが、「あと2000円分購入で送料無料」に釣られて、いろいろと見て回っているうちに売り切れてしまった。今日、池袋のローズマリーでヘーゼルナッツ(通販専用商品らしい)以外の4種類をみつけ、ポイント2倍の日ということもあって全種類購入。1本840円と、リップクリームとしてはなかなかのお値段である。
でもこの香りのいいこと! 本当にチョコレートの香りがする。色もほのかに茶色なので、つい食べてしまいたくなるくらい、本物のチョコレートの香りだ。唇に塗ると色は透明。よけいな刺激はないし、保湿力は高いし、ものすごく気に入ってしまった。特にチョコレートオレンジがいい感じである。オレンジピール入りチョコレートそのものの香りだ。チョコレートミントは「アフターエイトミントチョコ」によく似ているし、チョコレートモカラッテは「ライオネスコーヒーキャンディ」を上等にした感じ、チョコレートラズベリーもラズベリーシロップ入りの高級チョコのよう。アメリカには日本で扱いのないものも含めて10種類があるそうなので、ほかのも試してみたいなあ。

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2005年11月19日

カキフライの季節

53ce2a45.jpg歌舞伎座昼の部を観劇後、新橋演舞場昼の部を観劇していた友人と待ち合わせ。先週、とん喜でカキフライを食べてからというもの、彼女はカキフライに取りつかれているらしい。そんなわけで、今日もカキフライ。ただしまったく同じではつまらないので、今回は銀座の老舗洋食店・煉瓦亭に行ってみた。この店に行くこと自体、ずいぶん久しぶり。初めて三階席に通される。ここもカキは大ぶりだが、なかなかジューシーな仕上がりである。カキのうまみも、なかなかのもの。ところが、油が切れていない。皿の上にはカキフライから落ちた油の水たまりができている。これはいただけない、と思った。
その後、友人と別れて渋谷のアナスタシアへ。次回の予約は来月下旬なのだが、できればその前に一度はやってもらいたい。そこでキャンセルで空きが出るのをしぶとく待っていたのだ。その甲斐あって、今日、トリートメントを受けることができた。これでしばらく安心。
最近話題のクリスマス・コフレ、実はアナスタシアも出している。クリスマスカラーのアイメイク用ハイライト、眉用ジェル、ステンシル4枚が、特製バッグに入って5775円。かなり心を惹かれたが、冷静に考えると眉用ジェル以外はあまり出番がなさそうなので、やめてしまった。

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2005年11月18日

野乃屋さんの石鹸

ffe1bb47.jpgひと月ほど前に「十二単体験」にコメントを寄せてくださったののやさんは、手作り石鹸の職人さんだ。コメントのなかに「商品のネーミングに古語からアイデアをもらったりしている」とあったので、「何をつくっている人かな」と思ってブログとサイトを見に行って、素材へのこだわり、種類の豊富さ、自然の色の美しさ、かわいいネーミングなどなどにすっかり魅せられてしまった。
さっそく注文しようとチェックを始めたら、送料無料(5000円以上買うと送料が無料になる)どころか、1万円近くになってしまった。これでは届いた石鹸を使い切るのに1年くらいかかってしまう。そこで、なかでも特に気になっていた、無垢シリーズのマカダミアナッツ椿に絞り、でも捨てきれないアボカドココア、それにきぬを購入した。
ちょうど塩せっけんを使い切ったので、まずはマカダミアナッツから使用開始。少し泡が立ちにくいけれど、ネットやボディタオルを使うとちゃんと立つ。これがふわふわと軽い、でも緊密な泡で、これまでにない使用感だ。顔を洗った感じは、繭石鹸はしっとりもっちりだが、マカダミアナッツはさらさらしっとり。潤っているのに、夕方まで化粧が崩れない感じだ。もったいないと思いつつ、体も洗ってみた。さらさらしっとりは顔を洗ったときと一緒なのだが、首からデコルテにかけての仕上がりが凄い。普段から顔と一緒に首も手入れをして気を使っているつもりだが、どうしても顔と首の肌は違って見えていた。ところが、この石鹸を使ったら顔と首がつながってしまったのだ。使い始めて1週間になるが、いつも気になっていた首のしわが目立たなくなった。マカダミアナッツ油は、人間の皮膚に含まれていて皮膚の再生に大きな役割を果たすといわれる脂肪酸によく似たパルミトレイン酸を豊富に含んでいるそうだが、その効果なんだろうか?
ほかの石鹸の効果も、今からとても楽しみ。順番に使ってレポの予定なので、お楽しみに。

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2005年11月17日

2回目のお稽古

a3a71602.jpg今、同僚2人から頼まれて、着付けのお稽古(というほど立派なものではないが)をやっている。毎週木曜日の終業後に会議室で開催という気楽なもので、取材や打ち合わせが入れば延期になることもある。今日はなんとか3人の予定が揃って、2回目のお稽古ができた。
まずは前回の復習で、浴衣を着るところから。2人とも家でお稽古ができなかったというわりに、形になっているのでほっと安心。ただ、最初は腰紐や伊達締めの締め方の加減がわかりにくいみたいだ。日頃から私が「こんなのぎゅーぎゅー締めなくたっていいのよ〜」と言っているせいか、2人とも少しゆるめに締める傾向がある。締め直してもらったが、こういう感覚は経験のなかから覚えていくより仕方がない。先週は貝の口を結んだが、今日は文庫。羽の向きや形で表情が変わるのを見てもらった。
きものの構造と基本的な着方は、これでなんとなくわかったはずなので、次回からはきものでお稽古に移る予定。なにしろ同僚の1人は、お正月にきものを着るのが目標だというから、なるべく多く繰り返して練習しなくては。

写真は今日のきものと帯。闇夜に帯が浮いているような写真になってしまったが、これはきものの地色のせいである。藍地に細かな青の蚊絣が入っているので、近くで見るとこんなに暗くないし、帯とのバランスももう少しいい。塩沢紬のきものは、同じ藍色の通し裏。袖の振りのところだけ入った朱色が利いている。帯は人間国宝・玉那覇有公の紅型。いきなり寒くなったので、縮緬地の帯を締めたくなった。明日は何を着ようかな。

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2005年11月16日

ローズヒップのジャム

126910f5.jpg先日、歌舞伎見物の際に近くをうろうろしていたら、新しいお店ができているのを見つけた。NATULUREという、お茶やジャムの店である。お茶は世界各地のものが揃っていて、眺めているだけでも楽しい。カルダモンとコリアンダーを粒ごとブレンドした緑茶を飲ませてもらったが、すーっとする香りが美味しい。しかし、このところ鉄分補給のためほうじ茶を飲むようにしているので、大好きな緑茶を飲む機会が減っている。数少ない機会には、やはり普通の緑茶を飲みたいので、お茶は買わなかった。
この店では「今月のお茶」を飲むと、好きなジャムの試食をさせてくれる。そこで選んだのが「ローズヒップのジャム」だ。ヒデボーさんのブログでも話題になっているけれど、ローズヒップにはビタミンCがレモン20個分、ベータカロチンがトマトの18倍、鉄がほうれん草の2倍、カルシウムが牛乳の9倍も含まれている。しかも、ビタミンA、E、Pが豊富で美肌効果も高い。そこでローズヒップティーを飲んでみたこともあるが、酸っぱすぎてどうも苦手だ。
とはいうものの、この美容効果は捨てがたい。何かないかと思っていたところだったので、さっそくこのジャムに飛びついた。砂糖ではなく蜂蜜で甘味をつけてあり、ジャムとしてはとてもヘルシー。ただ、ローズヒップはやわらかく煮てあるものの、殻のようなものが口の中に残る感じで、すごく美味しいわけではない。それでも甘味がくどくないので、ヨーグルトに混ぜるとわりといける。せっかく美容効果が高いのだから、これからしばらく朝の習慣にするつもり。明治屋で「ローズヒップ・ワイン」というのも見かけたが、そのうちにあれも試してみよう。

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2005年11月15日

ルミナス・タウン

c4616bea.jpg今日もまた、帰りが遅くなってしまった。朝、家を出ようとしたとき、紀宮さまご結婚スペシャル番組が始まったので、つい、見入っていたのがまずかった。遅刻した上に大残業となってしまったけど、お幸せそうな笑顔を少しだけでも見ることができて、本当によかった。
22時を回ったところで、デスクの上を片付けて退出。編集部のある神保町から後楽園駅までてくてくと歩いて帰ってきた。後楽園の駅の手前でラクーアを通り抜けようと中に入ったら、広場がものすごい光であふれている。クリスマス・イルミネーションにしては、サンタさんとかトナカイとかが見当たらない。なんでも「ウインター・イルミネーション」という東京ドームタウンのイベントだそうで、来年の2月14日までやっているのだ。なかでもラクーアは「ルミナス・タウン」といって、このイベントの中心地。だからって、光りすぎではないかという気がしなくもない。
mandala.jpgラクーアのさして広くもない広場には、所狭しと光のピラミッドやら、光マンダラドームやらが作られていて、記念撮影するカップルの姿もちらほら。写真は光マンダラドームの天井部分。うーん、きれいだけど、曼荼羅ってこういうものだっけ?

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2005年11月14日

念願のカボシャール

971a232c.jpg長いこと探しつづけていたカボシャールのパルファンを、やっと手に入れた。久しぶりに手にしたネックにリボンのついた香水瓶のころんとした形が、とても愛おしい。このところ、カボシャールは種類を問わず見つかりにくいのだが、なかでもパルファンは滅多に見かけない。一年くらい(もっとかな?)、オーデ・パルファンかオード・トアレで我慢してきたのだけど、やはりパルファンの濃密な香りは格別だ。これからの寒い季節には、この香りでなくては。
香水はつけてから時間の経過とともに香りが変わる、とよく言われるが、カボシャールに関しては当てはまらない。一本調子と嫌う人もいるかもしれないけれど、私はこの安定した香りが好きだ。ネットショップはどこを覗いても「厳格とした大人のためだけの、厳格とした香水」と書いている。「厳格とした」って、おかしなことばだ。どこのショップでも使っているということは、輸入元が使っていたフレーズだろうか? 私のイメージでは「凛とした」という感じなのだけど。


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2005年11月13日

羽織の季節

0a5852a8.jpgそろそろ帯付きでは寒く感じるようになったので、羽織の出番。黒羽織ながら、千總らしいはんなりとした味わいがあって、気に入りの一枚だ。同じく千總の源氏香散らしの羽裏も「自慢ポイント」なのだが、写真に撮っても今ひとつ柄がはっきり見えない。自慢されたい方には、リアルでお目にかけるしかなさそうだ。
今日は極万筋にこの羽織を合わせて、歌舞伎座で「熊谷陣屋」を観る。雀右衛門丈の相模はますますすばらしくて、幕開きの登場から泣かされてばかり。おかげで今日は、ちょっとパンダになってしまった。
観劇後、友人ととん喜のカキフライを食べに行った。店はごく普通のとんかつ屋さん、という雰囲気。衣がさっくりとして、中身はふっくらジューシー。とても美味しい。好みを言うと、カキは一口サイズの方が、口の中ではじけるジューシーさを味わえて好きなのだが、カキ自体のうまみはここのように大きなサイズの方がいいのだろう。

mikimoto.jpg帰りにミキモトの前を通りかかると、すでにクリスマス・イルミネーションが始まっていた。ガラス製のお人形がかわいらしい。もうそんな季節なのか……と思いながら帰ってきたが、よく見ると街にはすでにクリスマスカラーがあふれている。クリスマス商戦はあまり関係ない呉服店や和装小物店では、お年始用の手拭いやタオルの売り出しが始まっていた。今年も残すところ一月半となった。

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2005年11月12日

我が家のお嬢様

bd16866a.jpg彼女の名前は、源九郎。そう、私のハンドルは、彼女の名前を借りているのだ。全身真っ白な姿が歌舞伎の「義経千本桜」に登場する源九郎狐と同じなので、そんな名前になった。初めて出会ったとき、彼女はすでに大人だったから、今、いったい何歳なのかわからない。一緒に暮らすようになってすぐに獣医さんに見てもらい、「たぶん10歳以上」だと言われたが、それはもう9年も前のこと。もうかなりの高齢のはずだけど、彼女は何も教えてはくれない。
このところ帰りが遅いことが続いていたので、今日はどこにも出かけず、家でごろごろして過ごす。私が家にいると彼女はとても嬉しそうだ。それでどうするかというと、私のそばに来て寝ているだけで、何をするわけでもない。一緒に遊ぼうとしてじゃらすと、面倒くさそうに相手をしてくれるが、すぐに膝の上に乗ってきてまた寝てしまう。
彼女の体重は4キロ弱だけど、長時間、膝の上で寝られるとちょっと重たい。トイレに行きたくなったりすると、かなり困る。イスラム教の預言者・マホメットはこれから出かけなくてはならないというときに、着ていた服の袖の上で猫が寝てしまい、袖を切って出かけたという。いい人だ。

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2005年11月11日

二階堂さんの悠遊帯

a8b14e0a.jpgここで何度か紹介させていただいているきものLibの二階堂さんが神保町に来られるというので、ランチをご一緒した。実はひそかにこのブログを読んでくださっているという二階堂さんのご希望で、クラブインディア・シャンティに決定。きもの女がふたりでカレーを食べに行く、という暴挙をやってのけた。カレーに使っている香辛料は、クローブ(丁子)やターメリック(欝金)など、草木染めの材料になっているものが多く、うっかりきものに垂らすと色が落ちなくなるから、要注意なのだ。
今日の二階堂さんは万筋のきものに、きもの日和の記事でも紹介した、きものLibオリジナルの「悠遊帯」。きもの日和の会場は照明が暗め。もっと明るいところで見たいと、特にお願いして締めてきていただいた。中国シルクを使っているというこの帯、昼間の明るいところで見ても適度な光沢と華やかさがあり、それでいて重厚さも感じる柄で、とても素敵だ。普通の半巾帯に比べて長いので、変わり結びなども楽しめそうだ。帯巾が普通の半巾帯より広いので、帯締をしても違和感がないのもいい。さすが、きものを知り尽くした二階堂さんが考案しただけのことはある。
ところで、その二階堂さん。私よりだいぶ年上のはずなのだが、ジェラシーを覚えるほど色白の美しい肌をしておられる。どんなお手入れをしているのか伺ってみたら、5000円以上する化粧品は買わず、最低限のお手入れしかしていないそうだ。それであんなにきめの細かな美しい肌だなんて、本当に羨ましい。

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2005年11月10日

竜田川

1ff93ce6.jpg10月31日にアップした「菊水」で見せびらかした流水柄の帯に、今度は紅葉の帯留を合わせて「竜田川」にしてみた(光の関係で、全体に赤みを帯びてしまったが、色は先日の方が正確だ)。銀製の帯留なので葉っぱ自体は赤くない。なので二分紐でちょっぴり「紅葉っぽい彩り」を添えてみたつもり。こんな風に遊べる帯は、とても楽しい。ほかにもいろいろ浮かべてみたいものである。こういう帯の持ち主へのプレゼントを考えている方には、笹舟とか桜の花びらの帯留あたりがオススメ。非常に喜ばれること、請け合いだ(笑)。

ところで今日は、ちょっと嬉しいことがあった。少し前に同僚から「着付けを教えてほしい」と言われていたのだが、今日やっと、第一回のレッスンができたのだ。これまでにも「着付けを教えて」と言われることは何度かあったが、「場所、どうする?」という問題が解決できず、いつも立ち消えになっていた。今回は定時過ぎに会社の会議室を使わせてもらって、無事、開催にこぎつけたというわけ。きもの仲間が増えるのはすごく嬉しいし、人に教えることで自分も勉強になる。とてもありがたい機会だと思う。
第一回の今日は、浴衣の着付けからレッスン開始。やはり最初は、きものの形を覚えるという意味で、季節はずれだけど浴衣から入るのがいいと思う。絹ほどすべらないので、初めてでも形になりやすい。肌着をつけて、浴衣を着て、半巾帯を締める。そして浴衣を脱いで畳んで終了。これだけのことだけど、浴衣が着られれば、次にきものを着る段階の説明がわかりやすいと思う。
こうやってきもの仲間を増やしていって、いつかここが「きもので働いているのが当たり前」な職場になったら、とても楽しいんだけどな。

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2005年11月09日

銀座「ラ・ヌイユ」

42ccf483.jpg今日は昼過ぎから銀座で取材。せっかくなので少し早めに行って、昼食を取ることにした。目当ては少し前に連れて行ってもらったラーメン店「ラ・ヌイユ」。フランス語で「麺」という意味の店名で、マガジンハウスのすぐ近所にある。先月の歌舞伎座興行の千穐楽を観劇後に初めて行ったのだが、幕間に軽食を取っていたため、ラーメンまでたどり着けず、悔しい思いをしていたのだ。
「ラーメンまで」ってどういう意味だ?と思った人は、なかなか鋭い。ここは店主が元東京會舘のソムリエで、夜は酒やつまみを出す、ちょっと変わったラーメン店なのだ。店の奥にはワインラックがあり、カウンターにはカクテル用のストレーナーがあったりして、およそラーメン店らしからぬ雰囲気。4人で行ったので、つまみをいくつか取ってシェアしつつ、「ジャマイカ・マティーニ」(ダークラムのマティーニ仕立て)などをいただいた。砂肝と銀杏の炒め物は、火を通すと固くなりがちな砂肝が、ふっくらとやわらかい。柚子胡椒を練りこんだバターでいただく、里芋のフレンチフライなんていうメニューもある。どちらもものすごく美味しい。この分ならきっと、ラーメンも美味しいに違いない。
というわけで今日はラーメンを食べに行った。二週間近く前にたった一度行っただけだというのに、お店の方が憶えていてくださったのに感激しつつ、(なぜか)ラーメンではなくつけ麺をお願いする。魚介やごま油の香りが食欲をそそる香ばしいつけだれは、ぴり辛味。とはいえ、酢の酸味も利いていて、ただ辛いだけではない。少し太めのちぢれ麺によくからんで、なかなか美味だ。つけだれにはうずらの卵のピクルスや、鳴門巻などが載っているが、この鳴門巻がふっくらとしていて、びっくりするほど美味しい。鳴門巻なんてどれでも同じと思っていたが、とんでもない認識不足だった。
麺を食べ終わると、つけだれをスープ仕立てにしてくれる。大量のわかめと白胡麻が入って、先ほどまでとは別物のやわらかな味わいだ。酸味はいったい、どこへ行ってしまったのだろうと思うほど。ランチセットの「にぎり寿司」はチャーシューとご飯の間に葱が入っていて、とろーり、こってり。でも葱のおかげで後口はすっきりしている。同行したスタッフはねぎラーメンと東京ラーメンを食べていたが、どちらも満足だったらしい。最近は豚骨スープのこってり系ラーメンが人気らしいが、もしも銀座で東京ラーメンが食べたくなったら、ぜひラ・ヌイユへ。美味しいつまみと酒で楽しんだあとは、ラーメンで〆たい向きにもオススメだ。

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2005年11月08日

原了郭の黒七味

cbe3aac2.jpg京都のお土産としていただいて以来、我が家の食卓に欠かせなくなっているのが、祇園 原了郭の「黒七味」。「黒」とついているが、限りなく黒に近いこげ茶色、というのが正確かもしれない。唐辛子と山椒粉、白胡麻、黒胡麻、芥子の実、麻の実、青海苔が入った、ちょっと個性的な七味唐辛子だ。
この黒七味、材料を炒って、手でよく揉み込んで作るのだそうだ。すると材料に含まれる油分がにじみ出て、しっとりとした手触りになる。普通の七味唐辛子のように、ぱらぱらではない。山椒粉の香り高さ、唐辛子の強い辛味、それに材料からにじみ出た油分のうまみ。味噌汁はもちろん、煮物、揚げ物、炒め物、どれにも合う。うちは青魚を煮て食べるのが好きなのだが、そういうときにもぴったりだ。いつもの料理にほんの一振りするだけで、味にも香りにもぐんと深みが出る。あまりの美味しさに「私って天才かも♪」と幸せになったりするが、もちろんそれは私の手柄ではなく、すべて黒七味のおかげだ。
shichimi.jpgこの店は1704年創業。赤穂義士として名高い原惣右衛門元辰の息子・儀左衛門道喜(「了郭」は剃髪後の道喜の号である)が創業者である。歌舞伎好きとしては、赤穂義士と聞いただけでありがたみが増すような気がしてしまう。製法は一子相伝で門外不出。仕事場に冷暖房器具は一切おかず、すべて手作りをしているという。ますますありがたみが増すようだが、黒七味を考案したのは十代目だそうだから、赤穂義士とはあまり関係ないのかも。

関連記事
原了郭でお買い物
黒七味の使い方
黒七味のペペロンチーノ
原了郭の御香煎

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2005年11月07日

そろそろおしまい

c80a28a9.jpg10月9日に載せたどんぐり帯は、秋の帯だ。あまり寒くなると使いにくくなってしまう。せいぜい11月前半までと考えているので、もうすぐ今年の締め納めだ。歌舞伎座で「義経千本桜」の「木の実」でもかかればまた締められるのだけど、私の帯のために演目が決まるわけもない。というわけで、名残にお太鼓全景披露。今日はかなり暖かだったので、きものは白大島にしてみた。
今朝、この格好で地下鉄に乗っていたら、アメリカ人らしい旅行者の家族連れが、私を見てすごく嬉しそうな顔をしていた。父親らしき男性がニコニコとキヤノン製のデジカメを向けてくる。黙ってレンズを向けられるのは嫌いだが、あまりにとびきりの笑顔なので、つい、私も笑ってしまった。すると、「きもの着てそんなふうに立って、耳にコードをしてるのが、すごく素敵だから撮らせてくれ」と言う。そう、いつものように私はiPOD SHUFFLEをしていたのだ。そんなにおもしろかったのか?>きものにiPOD でも、「ワンダフル」ってどういうこと?(笑)
彼らは明らかに旅行者だったが、国に帰ったら「トーキョーのサブウェイでiPODをしているキモノの女を見た」とブログに書いちゃったりするんだろうか。ちょっと探してみたい気もする。

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2005年11月06日

児雷也豪傑譚話

493f6f88.jpg新橋演舞場で「児雷也豪傑譚話」観劇。名古屋での初演を観て以来だから、久しぶりだ。初演時には箱根の場面で突然登場した児雷也の姉・あやめを、今回は序幕で戦場から落ち延びるところも見せるなど、いくつか改良されている。こうやってひとつの新作が、歌舞伎のレパートリーとして定着していくのだろう。主人公・児雷也を演じている菊之助丈の熱演もさることながら、敵役・大蛇丸を演じた松緑丈の大きさが目を引いた。児雷也と違って、宙乗りや六方などの派手な見せ場はほとんどないが、どーんと大きく構えた姿が立派だ。王子鬘がよく似合っていた。
児雷也といえば、雀右衛門丈が前名の大谷友右衛門時代に映画「忍術児雷也」「逆襲大蛇丸」で児雷也を演じている。水もしたたる美剣士ぶりが楽しめるほか、腰元に化けて敵方の城に潜入するシーンがあったりして、ファンとしてはかなり楽しい作品だ。

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2005年11月05日

かかとツルツル作戦2

63c52cf7.jpg寒がりなので、家ではルームシューズを履いている。最近はフリース素材など、足元の冷えを緩和してくれるものもあってありがたい。別珍の足袋も暖かいのだが、ルームシューズは足の裏まで暖かいので、私はこちらの方が楽なのだ。
これまで履いていたフリースのルームシューズがだいぶ傷んできたので、新しいのを探そうかなと思っていた矢先、ドラッグストアでコジットの「かかとケアルームシューズ」(1500円)というのを見つけた。表はフリースで暖か、内側はマイクロファイバー使用。かかと部分にスクワラン、尿素、ミネラルオイルが配合された「プロテクターフィルム」が内蔵されていて、かかとの保湿をしてくれる。そして歩くたびに内側のマイクロファイバーが角質を落とすのだそうだ。つまり、履くだけでかかとの角質を落としてつるつるになる、ということらしい。本当にそんなうまい話があるのか?
とは思ったが、「キラキラかかと」が、今となっては爪先が寒くてたまらないので、こちらも試してみようと買ってきた。いきなり角質が全部取れるわけはないけれど、これを履いているとかかとがしっとりとやわらかくなる。ストッキングを履く人はどうだかわからないが、足袋を履いている私は夜まで効果が残っているのがいい。「キラキラかかと」もしっとりやわらかにはなるが、ふやけた角質がかかとに残っている感覚があった。こちらはそのふやけた感覚がほとんどないので、本当にマイクロファイバー効果があるのかもしれない。もっと寒くなったら再度レポの予定。

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2005年11月04日

繭石鹸でもっちり

ff6dcc7b.jpg8月22日に日本橋の高島屋で「日本の絹展」に行った話を書いたのだが、そのときに買った「繭石鹸」(75g、840円)を、ここ10日ほど使っている。以前、別のメーカーの「きぬもよふ スキンソープ」(100g、1890円)をとても気に入って使っていた。しかし、「繭フェイスマスク」がとてもよかったので、同じメーカーの石鹸も試してみることにしたのだ。
以前使っていたものと比べると、この石鹸は泡立ちがゆるい。泡立てネットがついているのでそれを使っているが、最初はとろとろ流れてしまうほどの、ゆるい泡。それを手の中でもむようにして細かな泡を立てると、水を含んでぽってりとした、クリーム状の泡ができあがる。でも、それだけやっても、シェービングフォームのような固い泡にはなりにくいみたいだ。肌を泡で包み込むような感触で洗えるので、気持ちがいい。手の中で泡を立てる作業を面倒がる人もいるようだが、私は結構好き。何のためにやっているのかも忘れて、泡立てそのものに没頭していることさえある。
洗い上がりは「きぬもよふ スキンソープ」と同じくふっくら。でも、もっちり感はこちらが上のような気がする。やっぱり、絹のコスメっていいのかも。

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2005年11月03日

きもの日和

22b2ba8d.jpg今日は第二回「ニッポン全国きもの日和」。東京・恵比寿をはじめ、全国各地の会場でいっせいに開催される、「きもの好きによる、きもの好きのためのイベント」である。去年より開催地が増えて、パワーアップした。第一回開催のときは、いろいろお手伝いさせていただいたのだが、今年は準備期間中にどうしてもはずせない用事があって、お手伝いさせていただくとしても中途半端なことしかできそうになかったため、ビジターとして参加させてもらった。
oya.jpgあいにく、朝から体調がすぐれず、昼すぎまで自宅で休んでから出かけたので会場の恵比寿303に着いたのは、もう最後の抽選会が始まった頃だった。「お買い物横丁」では、すでに片付けを始めていた店もあったが、なんとか目当てのブースにたどりつく。ひとつは、帯デザイナー・大矢祐子さんのブース。彼女は大谷友右衛門丈の義妹にあたり、フランスで直接仕入れてきたオートクチュールのレースやビーズ刺繍、日本刺繍を駆使して、オリジナルの帯を作っている人だ。姉で友右衛門夫人のかずこさんの紹介で、以前から作品の写真を見せていただいていたが、機会がなくて実物は未見だった。写真でも「素敵な帯だな〜」と思っていたのだけど、実物を見てびっくり。写真よりずっと素敵なのだ。仕事は細かくて丁寧だし、デザインのセンスもいいし、帯地を含め本当にいい素材を使っている。かなり好き。すごく欲しい。実物を見てみたい方は明日以降、歌舞伎座ロビーで友右衛門夫人が写真の帯(と、もう一本別の黒い帯)を締めている予定だそうなので、きょろきょろしてみるといいかも。
lib.jpgもうひとつの目当ては、8月10日の記事で紹介した、きものLibさん。写真中央が二階堂さん(写真が小さくてごめんなさい)だが、お三方ともきものLibオリジナルの「悠遊帯」を締めている。二階堂さんのは、チャイナドレスに使う中国シルクだそうだが、品格があって、華やかで、とても素敵だ。これなら、華やかな結び方にすれば、軽めの訪問着まで合わせられそう。半巾帯とか小袋帯は「くだけすぎ」な感じがして使いづらかったのだけど、これなら私もいける気がする。なんとか間に合って、見せてもらうことができてよかった。

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2005年11月02日

肩凝り対策に

a62b5331.jpg寒がりの私は、こんなふうに気温が下がってくると縮こまってしまい、肩凝りがひどくなる。特に今は、終日パソコンに向かって仕事をしているので、慢性的な肩凝り状態。凝っていない肩がどんな具合だか、忘れてしまったくらいだ。
今日、ちょっと探しものがあって、編集部の近くのバラエティショップを覗いていたら、「赤外線で筋肉の痛みに ヒカリバン」と書いてある商品を見つけた。指にはめて使う、赤外線治療器らしい。定価1260円のところ300円とある。そこまで安くなっているなら、試してみようと買ってきた。
写真のように、指にはめたときに下になる側に突起のようなものがある。これを、押すと痛いと感じるところに当てて電源を入れる。すると、オートタイマーで3分間、赤外線が照射されて患部を温めて血行を促進し、筋肉痛や神経痛の痛みを緩和するという。指圧と赤外線療法を合体させたようなものらしい。なんだか、とってもあやしげ。でも、どうせ300円だし、と思い直して肩に当ててみた。3分間、肩にこれを押し当てたままじっとしているのは、あまり楽ではない。けれど、3分が過ぎると驚くほど肩が軽くなっていた。こんなちゃち(失礼)な作りだというのに、当てる前とはずいぶん違う。これ、いいかも。
問題は、これが使い捨てというところ。電池を交換できないつくりになっている。しかも50回の使用で寿命だそうだ。毎日両肩に1回ずつ当てたとしたら、1か月もたない計算である。私は300円で買ったから満足しているけど、定価で買っていたら高いと感じるかもしれない。ネットショップでは5個セットで1260円(送料別)というのを何件か見かけた。オークションにも結構出ているようだ。感じ方に個人差はあるだろうが、肩凝りに悩んでいる人は試してみてもいいかも。

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2005年11月01日

大根生姜のど飴

569c6281.jpgさて、今日から歌舞伎座で顔見世興行。目当ては昼の部の「熊谷陣屋」だ。雀右衛門丈は熊谷直実の妻・相模を演じている。幕開きで夫の帰りが遅いのを心配して彼方を見やる不安げな表情が、その後の物語を暗示するようだ。その相模を陣屋の玄関先に見つけた熊谷の驚き、狼狽に、夫婦の絆をリアルに感じさせられる。今回は熊谷が相模に首を手渡しし、直接手で受け取る、というやり方だったが、こんなところにも悲しみの共有をうかがわせる。情の深い「熊谷陣屋」であった。

nodoame.jpg歌舞伎座といえば、9月18日にも書いた「ごぼうせんべい」にはまっているのだが、これからの季節には、この「せきのど飴“まぼろしの味”」がおすすめ。大根と生姜の味がじわじわとのどにしみるようで、とても心地いいのだ。今月は特設コーナーに進出したらしく、一階西側ロビーの奥の柱の裏で扱っている。25個入りで500円。


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