2006年08月

2006年08月31日

水墨画ちっくな帯留

7de1f7bd.jpgヤフオクで見つけた裸石を加工してもらった帯留。この石は瑪瑙の割れ目に二酸化マンガンがしみこんで樹枝状に結晶したもので、「デンドライトアゲート」というのだそうだ。羊歯の化石のような模様(出品者は「水墨画のような雰囲気」というのだけど)が気に入って落札した。でも帯留にするなら縦長ではなくて、横長の石を選ぶべきだったかもしれない。「あっ この模様がいい!」と、前後のことを考えずに落札してしまったのだった。

今日で8月も終わり。明日からちゃんと単衣を着られるだろうか。

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2006年08月30日

チョコレート大好き!

5d90eb63.jpg和季亜さんの「チョコレートはお好き?」にトラバ(……って、こんなんでトラバしたら怒られちゃう?)。昨日、編集部近くの奥野カルタ店の前を通りかかったら、ナゼか店頭にチョコレートの箱が。あまりのミスマッチに足を止めてよく見たら、チョコレートの正体はこれ明治ミルクチョコレートパズル明治ブラックチョコレートパズルだった。1個714円。チョコレート好きとして、こんなものを見てそのままにはしておけないので、両方とも買って帰った。
まず、難易度が低いミルクチョコの方からやってみた。正方形が5個つながったピース(ペントミノ)12個をケースの中にきれいに並べるだけなのだけど、これがなかなか難しい。ピースはそれぞれ両面使えるようになっていて、正解は2339通りもあるというのだが、そのうちの1つにすらたどりつくことができない。したがって、片付けることもできず出しっぱなしになっている。ブラックチョコの方は正解は1つしかないそうだけど、ミルクチョコでこのありさまではとてもとても……。どこが「対象年齢:6歳以上」なんだ(涙)。

そんなわけで夢中になって遊んでいたので、あやうく美容院の予約時間に間に合わなくなるところだった(なんとか時間ぎりぎりで駆け込んだけど)。いつもの通り、弟の店・美容室Mで前髪だけドライカットで整えてもらう。今日は弟の連れ合いがカットしてくれたのだけど、いつもよりフェミニンな雰囲気に仕上がった。いいかも♪


■追記(2006年8月31日)■
明治ミルクチョコレートパズルのメーカー・ハナヤマのHPはこちらから。


■追記(2006年11月16日)■
プロバイダーの手違いにより、美容室Mのホームページが無断で削除されてしまい、アクセスできない状態が続いています。ご予約・お問い合わせは以下の電話番号まで。

美容室M
埼玉県鶴ヶ島市脚折町5丁目21-2
ソレイユ平野101
TEL 049-287-3332


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2006年08月29日

エスニックな帯留partII

bone.bmp先日のエスニックな帯留の姉妹。なにしろ手作りだから、ひとつひとつ大きさも違えば表情も違う。がさっと山盛りにされた箱の中から、あれがいい、これがいいと選び出すのが楽しかった。
もうひとつ、グレーのを買ったはずなんだけど、部屋の中で行方不明中。おーい、どこ行った〜?


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2006年08月28日

夏の刺繍帯

9feeb419.jpg去年の暮れにヤフオクで手に入れた、夏の刺繍帯。出品者はこれを最後にヤフオクから撤退してしまったので、私は最初で最後の取引だった。ほかの出品物も素敵なものが多かったのに、ちょっと残念。
明るい緑に赤、白、金に咲き乱れる花々が刺繍されている。いかにも夏!って感じの力強さ。とても気に入っているのだけど、ひとつだけ困ったことがある。赤の花から色が出るのだ。きものの背中にもついてしまうから淡い色のものには合わせられない。編集部で使っている椅子の背もたれも、一日の終わりにはたいておかないと、翌日の帯に赤をつけてしまいそう。ちょっと世話の焼ける帯なのだ。でも、お気に入り。

ところでアクセス解析のログを見ていたら、mabelmercer.orgというところからアクセスがあった。先日のSummertime祭り開催中の記事から飛んでいってくれた人が何人かいて、「おや?」と思われたんだろうか。なんだか嬉しいような楽しいような気分。Billie Holidayのところからもアクセスがあるともっと嬉しいので、皆さま、クリックをよろしく♪

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2006年08月27日

あーすっきり

2b0c2ecb.jpg今日は浴衣に半巾帯、下駄履きで、ほぼ1か月ぶりの岩盤浴。このところずっと、これくらいのペースだ。今月は天気が不安定なこともあってなかなか行けなかったが、溜まっていた疲れを一掃したくて出かけてきた。今日は比較的涼しかったせいか、ものすごい混雑。なんと2時間待ちだったが、妹夫婦が出場している北海道マラソンのテレビ中継を見ながら(もちろん、妹夫婦が映るわけではないのだが)のんびり過ごした。おかげで体がよく温まって、岩盤浴でもたっぷり汗をかく。体も軽くなって、とてもすっきり。今日は早く休もうっと。

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2006年08月26日

ステファニー化粧品

10845206.jpg母のところにステファニー化粧品から基礎化粧品のサンプルセットが届いた。てっきり取り寄せたのかと思ったが、話を聞いてみるとどうもおかしい。まだ使用前だけど、製品のクオリティとは関係なく、こういうところからは買うべきではないと思ったので、書くことにする。
数日前、この会社から「化粧品のサンプルセットを送りたいので、送料500円を負担してもらえないか」と、母に電話があったそうだ。こちらから頼んだわけでもないのに送料負担で受け取れとは、いったいどういうつもりだろう。「送料がかかるならいらない」と断ったところ、「では、送料なしで結構です」という。あまりに胡散臭いので重ねて断ったそうだが、結局勝手に送ってきた。送料はもちろん先方が負担しているが、だからかまわないとはいえない。どこで母の名前や電話番号、住所を知ったのか。サンプルセットが入っていた封筒の中には、「お客様からお預かりいたしました大切な個人情報は、適切且つ厳正な保護管理を実施し云々」と書かれた、「個人情報に関する記載文章」なる印刷物が同封されていた。しかし、その「大切な個人情報」をよそから手に入れて利用することはかまわないらしい。とんでもないことだ。
カタログが入っていたので見せてもらったが、アンチエイジングを謳っているだけあってターゲットの年齢層が高いらしく、したがって価格も高め。単品の価格はさほどでもないのだが、8か月コース(88,620円)、12か月コース(135,880円)のセット販売をしているのだ。普通、まとめ買いをすると少しは安くなるものだけど、計算してみるとどちらもきっちり定価である。「お得な特典セット」がついているそうだが、その中身はパンフレットでは明らかにされていない。
アットコスメでみると商品自体の評判はそう悪くもないが、商売の仕方についてはかなり批判が出ている。これからしばらく、我が家にも電話攻勢があるのだろうか。……などと考えると、ちょっとコワイ。

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2006年08月25日

エスニックな帯留

ox.jpg相変わらず買い物にも行けない(今日も成城石井は閉まっていた… 涙)ので、本日の帯留なぞ公開してみる。うーん、この手があったか(昨日もそれで行けばよかった)。
帯留といっても、正体は何か動物の骨を加工したボタンである。中空になっているので、そこに二分紐または三分紐を通して使っている。ずいぶん前に、きもの仲間数人と川越(だったっけ?)のお不動様の市に出かけた際に買ったもの。たしか、友人が見つけて「これ、帯留になるよね」と言い出し、「なるほど〜」と皆で買ったのだったと思う。色違いで白とグレーもあったので三つまとめて購入したけど、あわせて数百円だった。織物を着るとき、無地の帯を締めるときのポイントに結構便利。なんでも使えるものね。


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2006年08月23日

あなたが欲しい化粧品

同僚の代打を引き受けて以来、深夜帰宅が続いている。ろくに買い物にも行けないし、食事は不規則になるし、寝るのは午前3時過ぎだしで、きれいのタネを見つけるどころか、干からびつつある今日この頃だ。そのわりに歌舞伎に行ったり、パーティに行ったりしてるじゃん!と厳しい突っ込みがありそうだけど、そういう時間を確保するためにも、働ける時間はせっせと働いておかなければならない。はっきり言ってブログのネタにも事欠く毎日だ。そんなわけで、今日はpurlさんのブログで教えてもらった企画のご紹介(purlさん、さんきゅ)。
化粧品製造会社の社長のblogで、ブログの10,000ヒット記念企画「ほしい化粧品ありますか?」を実施中だ。あなたが欲しい化粧品を作ってプレゼントしてくれるというもので、抽選で10名限定だとか。この社長の会社(サティス製薬)は天然ゲル開発(特許申請中)など、技術力の高さが自慢。小ロットのOEMにも応じてくれるそうで、「サティス製薬 化粧品」で検索をかけると、他社とのコラボで開発された興味深い商品がいくつもヒットする。こういう会社が自分の希望通りの化粧品を作ってくれるというのだから、これはお願いしてみたい。
ただし、ブログには締め切りがいつなのか明記されていない。今日のアクセス数がいつもの倍以上になっているので、応募殺到で早めに締め切られてしまうかもしれないから、希望者はお早めに。


■追記(2006年8月25日)■
先着100名で締め切り→抽選で10名当選、だそうです。


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2006年08月21日

飛びシボ帯揚げ

cb8f9958.jpg夕方からホテルでのパーティに出席した。仕事帰りでなければもっと華やかにしていくのだけど、編集部に訪問着を着て行くのも……ってことで、結局、いつぞやと同じ波千鳥柄の江戸小紋に天井格子柄の紗袋帯を合わせた。帯揚げは関西のきもの仲間たちからプレゼントされた、桔梗柄の飛びシボ。地紋が薄の紋絽になっていて、とても涼しげ。強い赤が入っているのに、繊細な美しさがある帯揚げだ。普段この帯にはもう少し無地っぽい帯揚げを合わせているのだけど、ところどころに絞りの赤い柄が入っているだけで、ぐっとゴージャスになった気がする。みんな、ありがとう♪
しかし、この角度からの撮影は難しい。何度も撮り直しをしたのだけど、これが精一杯だった。実物はもっと素敵なのに申し訳ない。


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2006年08月20日

Summertime祭り開催中

df725112.jpgここ数日、George Gershwin作の名曲「Summertime」を聴いている。Billie Holidayのバージョンを聴いたのが始まりで、「そういえばJanis JoplinのもiPodに入れてあったな」と思って、アルファベット順に曲を並べてみたら、もうひとつMahalia Jacksonのも入っている。まったくタイプの違う3人だが、続けて聞き比べてみるとカラーの違いが鮮明になるし、楽曲自体のよさがよくわかって、なかなかおもしろい。
もっといろいろ聴いてみたくなって、iTunes Music Storeで検索をかけてみたら150曲ほどある。全部は無理なので厳選してダウンロードしたつもりだが、それでも30曲ほどになった。Aaron NevilleAl JarreauAnne-Sophie MutterBarbara Hendricks、Bernard Zacharias、Charlie Parker、Charlie Shavers、Chet Baker、Ella Fitzgerald & Louis Armstrong、George Shearing、Helen MerrillJames Brown & Martha HighLou RawlsMabel MercerNina SimoneOscar PetersonThe Platters、Preservation Hall Jazz Band、Renée FlemingRick Wakeman、Sam & Dave、Sarah Vaughan、Shirley HornSidney BechetStan Getz、Wes Montgomery。さらにKathleen Battle、Jascha HeifetzはCDで買った。
いろいろ聴き比べてもそれほどおかしな演奏はないし、聴き飽きしない。もう少し涼しくなるまで、しばらくはまってみようかと思う。


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2006年08月19日

歌舞伎座第二部

4b8c7aee.jpg歌舞伎座で第二部を観る。まずは「吉原狐」。福助丈はこういう役がよく似合う。そそっかしくて惚れっぽい芸者のかわいさ、色っぽさを存分に発揮して、歌舞伎界のコメディエンヌとよびたい弾けぶり(もう少しさらりとやってもいいと思うが)。まわりもほぼ似合いの配役で、楽しい一幕だった。
しかし最近の福助丈はやけに視線がきつく、顔も体も骨ばって、かつての美しさが見られない。今日も朋輩芸者おえんで出ていた橋之助丈の方がしっとりと美しく見えたほどで、どこか悪いのではないかと気になってしまう。
後半は踊り三題。「団子売」は夫婦のイキの合わないところが目立ち、染五郎丈が棒立ちの「玉屋」は危うく居眠りしそうになるほど退屈。いずれも三津五郎丈で観たかったなあと思ってしまう、もやっとな出来だった。最後にやっと三津五郎丈の「駕屋」を観てすっきり。やはり、この人の踊りは気持ちがいい。

観劇後は、久しぶりにささもとへ。レバーやハツの刺身、串焼き、煮込みなどをいただきながら、冷たいビールでほっと一息。ハツの刺身は初めて食べたが、この歯ごたえは癖になりそう。

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2006年08月18日

10分で1時間分

e01945c1.jpgなにやら不思議なトレーニングマシンの情報が入ってきた。台の上で立っているだけで、筋肉が鍛えられてしまうのだという。しかも10分やれば、ジムトレーニング1時間分に相当する効果があるのだそうだ。いいじゃん、それ。時間も手間もかけたくない私にぴったり。
このパワープレートというのがそれ。この台に乗ると毎秒30回(設定によって毎秒50回まで)、3Dの振動が筋肉に伝わる。この状態で、たとえば空気椅子みたいなポーズを取っていると、それだけで毎秒30回のスクワットをしているのと同じ効果があるという。なんでも、旧ソ連で宇宙飛行士の訓練用に開発されたものを、オランダのオリンピックチームのコーチが発達・完成させたマシンで、全身の筋肉強化や骨量アップ、シェイプアップ、アンチエイジングなどに効くそうだ。
ホームページを見たら、8月31日まで1人2回の無料体験(通常は30分4500円、15分だと2500円)を受け付けているというので、先日の歌舞伎座の帰りに行ってきた。きものじゃ無理そうなので、ロッカーで持参したTシャツとスパッツに着替える。普段ほとんど運動をしていないので、まずは軽く体験。台に乗って、空気椅子のようなポーズで30秒。足から伝わった振動が、全身に広がっていくのがわかる。腰に伝わる振動が左右で大きさが違うので質問してみたら、体のバランスがずれているのだそうだ。私は立っているだけのつもりでも、筋肉は激しく刺激を受けているので結構効くし、意外と汗をかく。次に前屈姿勢。私は体が固いので床にはなかなか手が届かないのだけど、振動を受けているわずか30秒のうちに、足の筋肉が伸びて床に手がつくようになったのには驚いた。5種類のポーズを30秒ずつさせてもらって、体験終了。えっ、これだけ?と思ったが、帰宅途中からどんどん体が重くなってくる。ものすごく効いていたみたいだ。ちょっと楽しい。無料体験はもう1回できるので、来週にでも行ってこようと思っている。
残念なのは、このマシンを体験できるのは今のところ東京駅の八重洲口にあるエンビロンズ東京だけということ。しかもここは、土日祝日が定休日なので、平日の12〜20時に行かなくてはならない。もうひとつはここにはシャワールームがないということ。わずか2分半の体験でも汗をかいたので、やはりシャワーはほしい。しかし帰りのアンケートで「シャワールームは必要ですか?」という質問があったので、そのうち設置されるかも。

ところで歌舞伎座から八重洲口に向かう途中で、ハリー・ウィンストンの前を通った。雨が降ったり止んだりしていた日だったので、店の前には傘立てが置かれている。そこに1本、傘が立ててあった。透明のビニール傘だった。うーーーん。


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2006年08月17日

うす氷

dff583a7.jpg弟子(じゃなくて、着付けを教えている同僚)が、新潟のお土産だといってお菓子をもってきてくれた。その名も「うす氷」。なんて涼しげな名前だろう。正体はさらし餡を固めて、まわりを砂糖で薄くコーティングしたようなお菓子だ。このコーティングに透けてほんのり見える餡の色が、「うす氷」のイメージなのだろうか。
淡い色からもわかるように、小豆の風味はやや軽め。ちょっと甘いがくどくはない。濃い目に入れた日本茶でもいいが、お抹茶がよく合いそうだ。……と書いているうちに思いついた。「常温で保存のこと」と書いてあるけど、今度は少し冷やしてから食べてみよう。ますます氷っぽくていいかもしれない。雪国庵 あめ友の製品。

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2006年08月16日

たのきゅう

今日は歌舞伎座で第一部を鑑賞した。家を出るのが遅れて、「丸橋忠弥」は二幕目の浪宅の場の途中からとなってしまった。全体を観ていないのに偉そうなことをいって申し訳ないが、運動会のような立ち回りはいかがなものか。シンの役者が中に埋もれてしまっているので、何のために大騒ぎをしているのかわからない。次の「近江のお兼」は目も当てられない不出来。踊りに腰が入っておらず、腕だけで力まかせに晒を振るので体がぐらついている。怪力を意識しすぎるのか、男っぽいところが目について美しくなく、普段この人では感じたことがないほど手が大きく見える。そういえば第三部の犬坂毛野もやたらと男を強調していたが、いかにも底割りでおもしろくなかった。
最後の「たのきゅう」。三津五郎丈の風貌は、こういう民話的世界によく似合う。いかにも昔話集から抜け出てきたようで、とても楽しい。先日の「八犬伝」ではイマイチだった染五郎丈も、おろち役は大当たり。老けづくりの滑稽役を、やりすぎずに品よく勤めていた。このあたりのうまさはさすが。ほかの出演者たちも適材適所の配役で、座頭として三津五郎丈の力量が伺われる。
ひとつ気になったのは、回り舞台の上につくられた少し高い舞台のこと。私は1階2等席からだったのでまだよかったが、1階最前列に座った場合、高い舞台の上の演技はどれだけ見えるのだろうか? 私のところからでさえ、あの上で踊られると足元はほとんど見えなかった。三津五郎丈の踊りが目当ての客(って、ワタシもだけど)は、がっかりだろう。話自体はおもしろかったので、普通の舞台でもできるように改良を重ねてほしいものだと思う。

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2006年08月15日

ビーズの帯締・裏技編

ef5e9e31.jpgこの帯締は、確か一昨年の夏に池袋の東武デパートで買ったもの。ビーズを編み込んであるのが涼しげで、ひと目で気に入って購入した。価格は5千円くらいだったと思う。デパートで買う帯締の価格としては悪くない。
こんなに手の込んだ帯締がこの値段で買えるなんてラッキー♪と思っていたら、実はちょっとしたカラクリがあった。そのカラクリとはこれ。帯の中に隠れる部分にビーズがない。「ん? 一部だけビーズを入れずに組むのはかえって手がかかるのでは?」と思ってよく見たら、ビーズは編み込まれているのではなかった。ジグザグに組んだ帯締の透かしになっている部分に、糸でビーズを通してあるのだ。うーん、やられた。といっても、騙された!というより、「うーむ、これは名案。お主もやるのお」という感じ。いつか真似してやる〜♪


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2006年08月14日

楽チン銀磨き

0e07705c.jpg帯留や根付、簪など、きものまわりに銀製品は多い。銀の黒ずみは味わいの一部だと思うので、あまりピカピカに磨くのは好きではないが、黒ずんだままだときものや帯につきそうで気になるので、やはりときどき磨いている。普段はよくある銀磨きクロスを使っているのだけど、最近、東急ハンズでシルバーリップなるものを買ってみた。付属のフックに銀製品を引っ掛けて、中でちゃぷちゃぷ振り洗いをし、よくすすいで水気を拭く。これだけで銀製品がきれいになるすぐれものだ。液体銀磨きは有毒ガスかと思うような異臭を放つものが多いが、これは強烈な臭いがなく使いやすい。
で、これが使用前使用後。使用後の写真は少し白っぽくてツヤがないように見えるが、実際にはピカピカ。ダイヤモンド、トパーズ系、トルマリン系、ガーネット系、クオーツ系、ロードナイト、タンザナイト、タンブライトガラス製品などにも使えるそうだ。これはいいかも。ただ、もう少しボトルの口が大きければ帯留が洗いやすいのに。ちょっと残念だ。
kirateria.jpgこのシルバーリップはモリモトというメーカーの製品で、ここはキラテリアという貴金属洗浄液も出している。これも使い方はシルバーリップと同じ。多孔質系のジュエリーにも使えるそうだが、使ってみた印象では珊瑚はちょっとビミョー。またエメラルドは色が抜けるのでNGと注意書きにあるが、翡翠もやめた方がよさそうだ。どうも油の浸染で色を出している石がNGっぽい。ということは無浸染のエメラルドなら使えるのかもしれないが、そんなものはもっていないし、もっていても試す度胸はない。
普段手入れの行き届かない、石の裏側まできれいに洗い上げるので、ちょっと笑ってしまうくらいよく光るようになる。扱いが簡単で長持ちするので、石好きにはオススメだ。東急ハンズでこれを手にしながら「だって、ホントに落ちるかわかんないじゃん」「じゃ、やめとく?」と話しているカップルを見かけたので、「本当によく落ちるし、扱いは簡単だし、買って損はないと思う」と話しかけて、買わせてしまった。あのときのゴスロリなカノジョ、満足してくれているだろうか。
キラテリアとそっくりのパッケージで「洗浄くん」という製品もある。メーカーに確認したところ、発売元が違うだけで中身は同じだそうだ。

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2006年08月13日

南総里見八犬伝

2461c03f.jpg歌舞伎座で「南総里見八犬伝」を観てきた。歌舞伎版「八犬伝」は、スーパー歌舞伎も含めて初めてだ。色悪・網干左母二郎と犬山道節の二役を勤める三津五郎丈がお目当て。お手本のように美しく力強い六法の引っ込みは、これだけでも観てよかった!と思わされる。左母二郎より、道節の方が素敵だった。ほかの主な出演者も二役の人が多いが、見た目も性格もまったく違っているのでわかりやすかった。
無実の罪を着せられて処刑されようとしている額蔵を犬士たちが救出して終わる前半までは、話のテンポもよくおもしろかったが、後半は詰め込みすぎでワケがわからない。浪人のはずの道節が真柴久吉ばりに烏帽子をつけて登場するのも不思議だ。また、配役を知ったときは適役に思えた染五郎丈の信乃が、激しい立ち回りでお疲れなのか、それとも信乃には線が細すぎるのか、意外にも精彩を欠いていた。逆に現八役の信二郎丈は頬の牡丹の痣でかえって美男ぶりが際立つうえ、立ち回りにもキレがあってなかなかよい。
しかし、こうも原作と違っているとは知らなかったので、ちょっとびっくり。なにしろ、里見家は滅亡したことになっている。伏姫は「里見家の再興を頼む」と大輔に言い残して死んでしまうのだが、跡取りは誰にするのだろう? 八犬士を「伏姫の息子」として再興するのだろうか? 正月に観たテレビドラマ版と違って八房は出てきた(かわいかった)けど、玉梓も船虫も出てこないのは寂しかった。

写真は本日のきもの。白地に墨絵のような竹柄がすっきりと映える、お気に入りの一枚。流水を織り出した紗袋帯を合わせた。

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2006年08月12日

茗荷のフライ

f7fc2ec7.jpg今日は一日、家で原稿書き。思いのほか、リンクの埋め込みに手がかかることがわかったので、少しでも先に進めておこうという狙い。
何日か前に、テレビで「茗荷の利用法」を特集していたらしい。そこで紹介されていた料理のなかでもこれが美味しそうだったというので、半割りにした茗荷に衣をつけてフライにしてみた。茗荷はどう料理しても(料理しなくても)好きな食材だ。天ぷらは食べたことがあるけれど、フライは初めて。天ぷらよりも衣に歯応えがあるので、ちょっと揚げすぎても美味しく食べられるところが家庭料理向きかもしれない。味付けは醤油があう。
でもやはり、去年作った豚肉巻きのほうが好きかも。去年は一味を使ったが、今年は黒七味バージョンも作ってみた。こちらの方が味わいは深くなるが、スコンとした辛みの一味も捨てがたい。


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2006年08月11日

暑いんです

1dd3f190.jpgだいぶ前にも書いたけれど、私が通っている編集部はガラス張りのビルの中にある。しかも南西の角。おかげで朝から日暮れまで、日差しがたっぷり降り注ぐ。日差しがパソコンのディスプレーに写り込んでまぶしいので、遮光カーテンをつけてもらったくらいだ。
しかし、このフロアに移ってきて以来初めての夏を迎えて、問題はそれだけでは片づかないことが判明した。この部屋が暑いのは日差しのせいで、遮光カーテンをさげれば解決するものだと思っていたが、そうではなかったのだ。遮光カーテンでは、日差しを受けて焼けた窓枠が発する熱を抑えることはできない。
しかもこの熱を受けるのは窓側の席に座っている面々のみ。向かい側の席はそうでもないらしく、両陣営間で毎日、冷房の設定温度をめぐる攻防を繰り広げている。
なんだって、こんなにも居住性の低い建物ができてしまうんだろう? 設計者もビルのオーナーも、少しは中で暮らす/働く人間のことを思いやってほしいものだ。


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2006年08月09日

「歌舞伎体験教室」発表会

9cd73aec.jpg国立劇場小劇場で伝統歌舞伎保存会の「2006年 小学生のための歌舞伎体験教室発表会」を見てきた。以前からこういう活動をしていることは知ってはいたが、子供もいないし縁はなかった。今年は同僚の娘が参加しているというので、いい機会だから発表会を見せてもらったのだ。
体験教室の参加対象は小学校の4〜6年生の児童全60名。三味線や鳴物を稽古し、義太夫で「寺子屋」を聞き、鬘の結髪を見学し……と盛りだくさんの内容だ。しかも、指導にあたったのは、團蔵丈時蔵丈歌昇丈芝雀丈をはじめとする、伝統歌舞伎保存会会員(重要無形文化財保持者)の俳優および歌舞伎音楽演奏家という、現役バリバリのプロたち。おまけに、きものを自分で着られるように、最初に着付けの稽古をしたそうだ。なんて、至れり尽くせり。
参加者60名を各20名のグループ3つに分け、それぞれが化粧をして、本式の衣裳や鬘をつけて、30分ほどにまとめたダイジェスト版「寿曾我対面」を舞台で発表した。小さな子供たちが長袴をつけたり、花魁の重たい衣裳や鬘をつけて、懸命に演技をしている。皆よく声が出ているし、台詞もしっかり覚えている。堂々とした演技はまぶしいくらいだった。同じ演目なのは、予算が少ないので衣裳や鬘を使いまわしているためらしい。そのため、各グループの発表が終わると、講師を務めた俳優たちが登場して、スライドを使った体験教室の「解説をして時間を稼ぐ」(by時蔵丈)というおまけ付き。
ほかにも別口で開催された「歌舞伎ワークショップ」では、7月の歌舞伎鑑賞教室終演後にバックステージツアーも行い、その後、江戸東京博物館のホールで馬に乗ったり、差し金で蝶々を飛ばす経験をしたそうだ。羨ましすぎる。今日ほど「子供が欲しいっ!」と思ったことはない(オイ)。でも、それよりオトナのための歌舞伎体験教室もやってもらえないかなあ(体験したら、これまでのように偉そうなことは書けなくなってしまうだろうけど)。

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2006年08月08日

引き継ぎ

隣席の同僚が急病で倒れてしまった。幸い手当が早かったらしく、深刻な状況ではないそうだ。とはいえ、最低でも2週間は安静が必要とのことで、皆で手分けして作業をしている。私も来週締め切りの原稿を引き受けることになった。
引き受けたのは来月分の日替わりコンテンツ。1本あたりは250字程度だが、30本となるとわりと大変だ。ウェブに掲載するものなので、リンクの埋め込み作業もある。倒れた同僚は手堅い仕事をする人だから、当然、すでに準備を進めているはずで、先週あたりからその気配はあった。しかし、それらはすべて、パスワードがかかった彼のパソコンの中である。果たしてパソコン登場で便利になったのか、そうでないのか。
まだ少し時間もあるから、一から作業をしている。ともかく、彼の一日も早い回復を祈るばかりだ。

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2006年08月07日

籐表の草履

b29ab053.jpg何もせずに起きているだけでも、体力を消耗するほどの暑さ。文句を言っても始まらないので、せめて少しでも涼しく過ごそうと籐表の草履で出かける。籐もパナマと同様に足の裏の熱をよく逃がしてくれる素材だ。これを編める職人がもうほとんどいないとのことで、つい買ってしまった。鼻緒は酒袋。
色がきれいに見えるかも……と思って、大理石の床の上で撮影したのだが、足袋が床に溶け込んでしまうせいか、ものすごく足が大きく見えるような気がする。もっと早い時間に写真を見直せばよかった(涙)。


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2006年08月06日

土蜘蛛子供祭り

04cba4a6.jpg今日も国立劇場で宗家藤間流藤間会。夜の部のキリにかかる新作の「土蜘蛛」に、廣松丈が卜部勘解由役で出演するのだ。ほかにも気になる若手・子役が何人か出ている。一番年かさなのが平井保昌役の亀三郎丈。あとは源頼光を壱太郎丈、胡蝶に梅枝丈をはじめとして、高校生以下の若い出演者(男寅右近種之助米吉、廣松)ばかりだ。
金曜日と違って今日は自由席。踊りの会だけあって、足元まで見える席からどんどん埋まっていく。どこも開いてないなあと、空席を探しながら前の方に歩いていったら、最前列はがら空きだった。うーん、なるほど。せっかくなので、一列目で観ることにした。
いつもの「土蜘」と違い、胡蝶がスッポンから登場する。一瞬、「え? 胡蝶が土蜘蛛なの?」と思ったがそんなわけはなくて、「胡蝶実ハ観世音菩薩」だった。彼女が「あなたにとりついているものを退治しなさい」と頼光に授けるのが膝丸の剣、というお話になっている。あとは、合狂言を除けばほぼ同じ。合狂言は二匹の蟹(亀寿松也)が登場して、「ササガニ退治だって! 俺たちもヤバいかな?」「おいおい、ササガニって蜘蛛のことだよ」「なーんだ、安心したよ。蜘蛛は千筋の糸をかけるっていうから、頼光さまに加勢してこの鋏で切ってやろう」「そうだね、蜘蛛にぶくぶく泡をかけてやろう」というようなやりとり(もちろん意訳)を、横歩きのコミカルな動きで見せていた。
まず、梅枝丈の踊りのきれいなことにびっくり。二枚扇も美しく使っていたが、曲芸めかないところが立派だ。壱太郎丈の頼光はやや線が細いものの、芝居はしっかりしている。亀三郎丈の平井保昌はこのなかでは一日の長があるといおうか、ちょっとドキドキするくらいカッコよかった。
土蜘蛛は大サービスといいたくなるくらい、糸を投げまくる。客席にもばしばし飛んできて、一列目にいた私は蜘蛛の糸まみれになってしまった。せっかくなので持ち帰ってよく見たら、糸の先端に小さな錘がついている。これがあるから糸がきれいに飛ぶのだが、こんな小さなものをひとつずつ巻いていくのは大変なことだ。裏方さんの苦労があってこその舞台なのだと、しみじみ感服した。

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2006年08月05日

I Love Chris Daughtry

da777575.jpgこのところ、Tha House of Rhyme'n Flow IIのめぐみさんから影響を受けまくっている。つい先日も、アメリカのゴスペル界のスーパースター・Kirk Franklinを教えてもらったのだが、これがゴスペルの枠を超えて、ブラック・ミュージックの粋を集めたようなかっこよさ。あっという間にはまってしまった。
そしてもうひとつ、アメリカFOXテレビの人気番組「American Idol」にもはまり中。全米から愛される歌手を発掘するための、公開オーディション番組だ。番組のつくりは「ASAYAN」とちょっと似ているが、過去の優勝者にはグラミー賞を受賞したKelly Clarksonもいたりして、かなりの実力がないと勝ち残ることはできない。2002年から放送されていて、すでにシーズン5まで終了。この夏からシーズン6のオーディションが始まるが、私がはまっているのはシーズン5の再放送。現在、FOXジャパンで毎週水曜日と土曜日に放送されていて、私は土曜日に見ている(で、その興奮も冷めやらぬまま、こんなことを書いているというわけだ)。
私が惚れてしまったChris Daughtryもこの番組の出場者で、地元でハードロック・バンドを組んでいるという青年。最初の地方オーディションのときに、少し年上らしく見える奥さんが出てきて、「彼は私の子供たちの父親になってくれたの。でも、それがまだ25歳の彼の夢を断ってしまったんじゃないかと気になっていた。彼は私に夢をくれた。今度は彼の番よ」と大泣きしているのを見てホロリとしてしまったのだが、その彼が歌いだしたら、荒削りだがものすごくうまいのでびっくり。おまけにハンサムだし、男っぽくてカッコイイ。いっぺんで好きになってしまった。
シーズン5のファイナリスト12人が1曲ずつ録音した「American Idol Season 5 Encores」というCDもあって、ChrisはBon Joviの「Wanted Dead or Alive」を歌っている。これがイイ。私は密かにBon Joviも好きだったりするのだけど、彼が歌うと「手配をかけてるのはどこかのエロいお姉ちゃんだろうな」という気がちょっとする。ところがChrisが歌うと、いきなり荒涼とした風景が目の前に広がってしまうのだ。この表現力はすごい。ただ、彼が番組でこの曲を歌ったとき、「子供の頃から好きだった曲なんだ」と語ったのには、「ガーン」って感じだった。この曲が出た頃(1986年)、ワタシはすっかりオトナだったよ……。
結論をいうと、Chrisはシーズン5の優勝者ではない。いくら飼いならされた音楽になってしまったとはいえ、ハードロックの歌手がアイドル発掘番組なんぞから出てたまるかという思いもどこかにあるので、それはいい。それでもレコード会社と契約をしたそうなので、来年くらいにはアルバムを発表しそうだ。かなり楽しみ。

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2006年08月04日

虎之介の義経

green_panama.jpg東征中のfunkshopさんと神保町でランチ。とても話が楽しくて、男前なお兄さんだった。バニラ風味のプディングが美味しかった。ご馳走さまでした。
写真はランチとは関係ないけど、今日の履物。深い緑に染めたパナマの草履である。こんな暑い日は、やはりパナマが気持ちいい。

夕方、少し早めに編集部を出て、国立劇場へ。今日から宗家藤間流藤間会なのだ。初日の今日は勘祖・勘十郎母子のほか、人間国宝や芸術院会員など幹部俳優もおおぜい出演する。私は雀右衛門丈の「現在道成寺」が目当てで行ったのだが、最後の「船弁慶」(静のちに知盛の霊=勘十郎、弁慶=左團次、義経=虎之介、舟長=三津五郎)に驚かされてしまった。素踊りなので、静(烏帽子でなく狩衣をまとう)ももちろん男のきもので袴つき。それでも静の悲哀、義経への恋慕がふっと香る。また、素踊りだから隈取もないのに、知盛の凄みもよく表現されていた。三津五郎丈の舟長も安定した踊りのうまさといい、船を漕ぐ櫓さばきの美しさといい、思わず口を開いて見とれてしまったほど。
しかし、この一幕の白眉は、なんといっても義経を演じた8歳の虎之介丈である。四天王を従えて花道に登場した瞬間から、きちんと一行の主に見える。四天王の前を歩いている子供ではなく、彼らを従えた主君としての堂々たる登場だ。弁慶から静を都へ帰すようにと諫められてからの長台詞をよどみなく言い切ったときは、期せずして拍手が起こったが、これもただ覚えたというだけでなく、言葉の意味がしっかり伝わる。たいしたものだ。彼の後ろには片手に開いた台本を持った(それってどうなの?)後見がついていたが、台詞や所作を忘れて世話になるということはなかった。また、静に盃をとらせたり、彼女の舞をじっと見つめているところなどは二人の情愛さえも感じさせる、しっかりとした演技。おまけに顔立ちがとても美しいのだから、先々が楽しみなことだ。
ところで今日の会は「二世・藤間勘祖十七回忌追善」である。そこに浴衣でやってきた若い女性の二人連れ。いくらなんでもひどすぎる。それとも、まさかあれで「追善だから、紺地の浴衣で地味にしてみましたあ♪」ってつもりなんだろうか。

gen96_cat at 23:56|PermalinkComments(4)TrackBack(0) theatergoing | kimono

2006年08月03日

新弟子入門

b652eb22.jpg相撲部屋の話ではない。できるだけ毎週木曜日の終業後、同僚たちのために着つけ教室を開いているのだけど、今日はそこに新しい弟子が入門してきたのだ。彼女はつい最近も浴衣で友人の誕生パーティに行ってきたそうで、そのときはお母様が着せてくださったのだという。浴衣は何度か着たことがあるらしく、飲み込みが早い。一度一緒に着て見せたら、次からはさっさとひとりで着ている。しかも、ちゃんと形になっているのだから、驚いてしまった。帯結びは貝の口と文庫の二種類。一度教えると、「自主練しまーす♪」と隅に行って何度も結んではほどいて、いつの間にかきれいに結べるようになっていた。この週末も浴衣でお出かけに意欲満々のようで、嬉しくなってしまった。
写真は今日のきもの。あまりに暑いので、今日は麻のきものにした。編集部近くにあった骨董店で求めたもので、CD2枚分くらいの値段だったと思う。帯はE後屋謹製のチェーンステッチ。足元は先日買ったばかりのパナマ下駄

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2006年08月02日

ハイドロキノンでシミ退治

6540677e.jpg5月の終わり頃、私にしては珍しく口角が切れてしまった。記憶にある限りでは初めてのことで、最初は家にあるメンソレータムを塗っていたのだけど、なかなか治らない。市販の塗り薬も試したが、半月以上たっても治らないので、6月の終わり頃になって編集部の近くにある皮膚科に行ってみた。
病院というより、エステサロンのような雰囲気が漂う受付の後ろに、「レーザーフォトフェイシャル1ショット1050円」と書いてある。シミやたるみに効果があると聞くから、試してみたくなった。実は20代から、ひそかにシミで悩んできたのだ。左右の頬の、目尻の下あたりにかなり目立つシミがある。右はもやもやと雲がかかったようなシミ、左は直径2〜4ミリくらいの水玉(っていうとカワイイけど)のシミ。20代の終わり頃に女性皮膚科医の取材をしたことがあり、そのときに見てもらったのだが、「シミではなく痣だから、レーザーでとるのは無理」と言われて、諦めていた。でも、あれから15年はたっているし、技術が進歩して私にも効果のあるものが開発されているかもしれない。
診察室に通されると、院長先生は私よりも若そうな、かなりの美女。しかも抜けるように色が白く、毛穴がひとつも見えない、完璧な美肌の持ち主だった。まずは切れた口角を見てもらい、次にシミのチェック。左の水玉のようなのはシミではなく、太田母斑の可能性が高いので、レーザーでとれるだろうという。右の雲がかかったようなシミは「肝班」といって、これにはレーザーは禁忌(話しことばとして使う人には初めて会った)で、ハイドロキノンと薬(トランサミンとシナール)の服用できれいにできるはずだとのことで、さっそくその日から治療を開始した。
調べてみると、ハイドロキノンは「肌の漂白剤」ともよばれ、シミやそばかす、傷などの炎症後にできる色素沈着などに効果があるという。夜の洗顔とスキンケアの最後に顔全体に塗って、気になるところは重ねづけ(肝班のあるところにだけつけるのは、色素の脱着が起こるのでNGらしい)。最初の2週間くらいで、もやもやしたシミは激減した。太田母斑には効果がないようだが、これだけでもかなり気分は明るくなる。
レーザー治療は紫外線が強い時期を避けた方がいいとのことで、秋以降の予定。シミがあるためにカバー力の強いファンデを求めてきたので、これがなくなるとファンデ選びの自由度が高まるはず。今から楽しみだ。


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2006年08月01日

睫毛のヘアケア

041f2581.jpg最近、睫毛に元気がない。いくらビューラーを使っても、睫毛がきれいにカールしない。まつげくるんや、小型の部分ビューラーを駆使しても駄目。やっとお気に入りのマスカラを見つけたというのに、これはまずい。
あるとき、マスカラを洗い落としながら、「もしかして、睫毛自体が弱っているのかも?」と思いついた。なにしろ、毎朝のようにビューラーで引っ張られ、マスカラを塗られ、夜にはゴシゴシ洗われているんだから、傷んでいたっておかしくない。そこでわきあさんひろみさんが揃って絶賛していた、ハリウッド化粧品の「ニューカーレン」(14g、3150円)を試してみた。
以来、ほぼ1か月。夜のスキンケアの最後に、指にとって睫毛に塗っているのだけど、びっくりするほど睫毛にハリが出た。まつげくるんを使わなくても、ビューラーできれいに持ち上がるし、マスカラを塗ってもへたらない。おまけに睫毛が伸びたのか、量が増えたのか、それともその両方なのかよくわからないけど、明らかにボリュームが増えた。特に、下睫毛が濃くなったように思う。これはすごい。わきあさんも書いているように香りがちょっとビミョーだけど、睫毛に塗るくらいのごく少量だから問題なし。
talika.jpgニューカーレンはべたべたするので昼間つけるのには向いていない。もちろん、夜だけでも十分に効果を得られているのだけど、きちんとケアすれば睫毛もきれいになることがわかったので、マスカラの下地に使えるものが欲しくなったのだ。そこでアットコスメでも評判のいい、睫毛用トリートメントの「タリカ・リポシル」(10ml、3950円)を買ってみた。こちらはべたつかないので、マスカラの下地としても使えて勝手がいい。ここ2週間ほどは、朝はタリカ・リポシル、夜はニューカーレンを併用している。

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