2009年02月

2009年02月14日

お国と五平

神保町シアターで、「東宝文芸映画の世界」というシリーズの上映が行われている。贔屓の雀右衛門丈は戦後の一時期、映画界でも活躍していたことがあるのだけど、今回、そのときの作品の一つである「お国と五平」が上映されるという。監督は成瀬巳喜男。出演は木暮実千代(お国)、友右衛門時代の雀右衛門丈(五平)、山村聡(友之丞)、田崎潤(お国の夫・伊織)。特別出演に文楽三ツ和会と鳥羽陽之助。
歌舞伎の舞台であれば雀右衛門丈はお国だろうが、映画なので男性の役。それだけでもちょっと見てみたくなる。

上映日時は以下の通り。
3月1日(日)15:20
3月2日(月)14:25
3月3日(火)12:00
3月6日(金)18:45

雀右衛門丈の映画でDVD化されているものはあまり多くないので、映画時代の雀右衛門丈に関心のある方はこの機会にどうぞ。


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2009年02月12日

チョコレート根付 part 2

9a7f2f86.JPGQ-potシリーズ第三弾。なんとベタな、ハート型チョコレートである。最初にチョコレート根付をアップしたとき、「もう少し小さかったら、もっと根付らしいのに」と書いたのだけど、その際、本文中にQ-potのホームページへのリンクを埋め込んだ。それで久しぶりにウェブショップのラインアップを見たら、なんと、その「もう少し小さ」いサイズの根付が発売されているのを発見。先月下旬に新しく出たシリーズらしい。アルファベットをプリントしてあったり、ハート型をした小さなチョコレートが金の枠にはめ込んである。この金の枠がとてもお洒落。一目で気に入って、新宿高島屋に買いに行った。アルファベットの方は私のイニシャル「M」が売り切れていたので、ハート型の方を買ってきた。チョコレート色以外の選択肢もあったのだけど、他のホワイトチョコや苺クリームチョコとかの色はスイートすぎるので、やはりチョコレート色にした。ウェブショップではこれにスワロフスキーをはめ込んだものもあるようだけど、これは金の枠にはまっているためアクセサリーっぽさはすでにあるので、スワロフスキーがない方が好きかも。
qpotこのシリーズはチョコレートの側にキャストフックがついていて、チェーンに下げて使うようになっている。ストラップというより、チェーンのネックレスやブレスレットのチャームとして使うイメージだろうか。先日のチョコレート根付は逆に、ストラップの方にキャストフックがついていた。キャストフック同士をつなげる手もあったのだけど、せっかく小ぶりでカワイイのに周辺がごちゃごちゃ見えるのもねえ…と思い、チョコレート側のキャストフックを取り外して、ストラップについていたキャストフックつきの紐にぶら下げることに。チョコレート根付を二つ並べてみると、ハート型の方が一回り小さい。これくらいの大きさだと根付らしいし、かなり使いやすくなると思う。品切れだった「M」のチョコレート、やっぱり予約しとこうかな。

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2009年02月10日

チョコレート帯留

aeb2bd38.jpg昨日アップしたチョコレート根付に引き続き、本日はチョコレート帯留。こちらも同じく、Q-potの製品だ。根付のモカはミルクチョコレートだったが、こちらはダークチョコレート風。チョコレートの厚みがリアルに再現されているうえ、アーモンドが載っているので、帯留としては高さがありすぎなのが難点だけど、これだけカワイイとそういうところは目をつぶってしまう。
この製品、革のベルトに通してブレスレットとして使うらしい。ころんとした腕時計のような雰囲気で、それはそれで結構カワイイんだけど、私の目には帯留としか映らなかった。お店の人によると、帯留として使っている人は他にもいるそうだ。このブレスレット用パーツ、シュークリームやアイスクリーム、ホイップクリームなどのシリーズがある。夏になったら、アイスクリームをいくつか揃えてみようかな。

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2009年02月09日

チョコレート根付

61237a16.jpg新宿高島屋で見つけた、Q-potの製品。スワロフスキーのラインストーンがあしらってあるためか、食品サンプルではなくアクセサリーという感じがきちんとあるのが気に入って購入した。本当にリアルに作られているので、べたっと溶けて帯についてしまいそうなデンジャラス感も楽しい。もう一回り小さいともっと根付らしいと思うのだけど、携帯ストラップとして作られた商品なのだろうから、仕方ないところだ。
本当はサロン・デュ・ショコラ用に用意してあったのだけど、1月下旬はあまり体調がよくなかったので行くことができず、バレンタイン商戦デビューとなってしまった。ちょっぴり不本意だけど、来年まで待つのも先が長すぎる。
ラッピングもこんな感じでとってもカワイイ。値段ももうちょっとカワイイともっといいんだけどなあ。

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2009年02月04日

歌舞伎座昼の部

朝イチの「賀の祝」を観ようと、頑張って遅刻しないように(でもギリギリに)行ったら、「加茂堤」からだった。あら、びっくり。とはいえ、「賀の祝」だけ出すよりも話がわかりやすくていいと思う。橋之助丈の桜丸は父譲り?のリアリズム志向でわかりやすい芝居をするせいか、観客は沸いていたけど騒々しくて興ざめ。とはいえ、福助丈の八重ともども、いいヤツだけど考えが足りない、いささか軽薄な夫婦という感じは出ていたので、まあよいのだろうか。プチ贔屓の梅枝丈の苅屋姫が見られたのはよかった。早起きは三文の得?
「賀の祝」、年上女房チームでは芝雀丈の千代がよい。「勘当してやる」と息巻く白太夫に向かって「孫のことも思し召し」と訴えるところで、この後の「寺子屋」の場面が浮かんで胸が詰まった。今回は上演しないし、拵えもまるで違うのに、不思議なものだ。
一方、三つ子夫チームでは断然、松緑丈。声がよく伸び、決まり決まりの型も美しく、前髪のやんちゃさが抜け切らない梅王丸がよく表現されていた。対する松王丸は染五郎丈だが、彼はむしろ桜丸の方が似合うんじゃないかという気がしてしまう。親指が立っていても「強そう」ではなく「きれい」に見えちゃうのは、やはり荒事向きじゃないのかも…と思ったりした。
「京鹿子二人娘道成寺」は、客席の熱気がものすごいので驚いた。「きれいねえ」とか「どっちが玉三郎?」といった話し声が絶えないというのに、空気は張り詰めている。「道成寺」にはさまざまなバリエーションがあるが、この作品は玉三郎丈の大発明だろう。渡辺保氏が劇評で書いている通りだ。回を重ねるにつれて菊之助丈が成長していることもあって二人の絡みが緊密度を増しているのでエロさも倍増、また、オーソドックスな日本舞踊とは少し異なる振りがついていたりもするので、好みが分かれるだろうと思う。私自身、好きかといわれると、正直微妙なところではある。これを見るといつも、「普通の」道成寺が見たくなるのだ。そしてまた、ものすごく踊り手を選ぶ作品であるとも思う。稀有な美貌と、対照的な特質をもったこの二人以外で誰が受け継いでいけるのか、ちょっと思い浮かばない。この二人の組み合わせであっても、菊之助丈にもっと色気がにじんできたら、どうだろうか。まだ色気よりも清潔感が勝つ今の彼だから、女二人の絡みがぎりぎりセーフで踏みとどまっているように思う。
そして最後は、いつも楽しい「文七元結」。悪人が一人も出てこない、気持ちのいい芝居である。ただ、見るたびに思うのだけど、いくら正直者といっても、50両もの大金を忘れて帰ってきてしまうような粗忽者である。お兼さん、愛娘を嫁に出すのは心配だったりしないんだろうか。

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2009年02月01日

勧進帳

ed860cb1.jpg歌舞伎座夜の部を見てきた。目当てはなんといっても「勧進帳」。吉右衛門丈の弁慶、菊五郎丈の富樫、梅玉丈の義経。常陸坊が段四郎丈というのも、いかにも大顔合わせだ。これだけの「勧進帳」はなかなか見られるものではない。
富樫の登場とともに空気がぴーんと張り詰め、義経、四天王、弁慶と登場するごとに、びしびしと緊迫感が増していく。こんなにも厳しい空気に満ちた「勧進帳」は初めて見たかもしれない。勧進帳の読み上げ、山伏問答ともに、虎の尾を踏む心地の緊迫感。迫力あるやりとりは思わず息を詰めて聞き入ってしまうほど感動した。弁慶の声がやや辛そうなのが気にはなったが、それをしのぐパワーにはただ圧倒されるばかりだ。
しかしそこで息切れしてしまったのか、延年の舞からはかなり苦しそうな様子。もともと踊りのうまい人ではないと思うが、遠心力で振り回されそうになっている弁慶を見るのはちょっと辛い。前半が素晴らしかっただけに残念に思われた。


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