2006年01月22日

舞台はナマモノ

d4baca90.jpg今日は着付けのお稽古をしている同僚二人と一緒に歌舞伎座昼の部を鑑賞した。本当は彼女たちもきもので来られるようにレッスンしようと話していたのだけど、年末は私の仕事が忙しく、また年が明けてからは彼女たちの方が忙しくてあまりお稽古が進まず、今回は私だけがきもの(いつもと変わらん)となったのだった。来月からはもう一人新しい弟子(笑)も加わってお稽古再開の予定なので、次の機会には全員きもので来られるようにしたいものだ。
さて、昼の部を全幕観るのは初日以来だが、ちょこちょこと変わっているところがあって、舞台はナマモノだなあと改めて感じた。「夕霧名残の正月」の太鼓持は観るたびにセリフが変わっているのだが、その分、整理されて話がわかりやすくなっている。今日は「……さん、どこ行かはったんやろなあ」とつぶやきながら登場した。こういうのは、いい変化だと思う。
よくない変化もあった。まずは「奥州安達原」の袖萩。キーキーうるさい。初日はもっと抑え目で、神妙に勤めていたはずなのにどうしたことだろう。そしてもうひとつは「曽根崎心中」の九平次。半月あまりの間に、ずいぶん色白になっているので驚いた。筋書の写真を見てもかなり白っぽいので、やけに気になる。

観劇後に、元・日東コーナーのア ヴォートルサンテ エンドーでお茶。三人揃ってタルト・タタンをいただいた。日東コーナー時代からのここの名物で、秋から春先にかけてしか食べられない。りんごの歯応えを残した仕上がりが絶品。カラメルの香ばしさとのバランスも絶妙で、寒がりの私が毎年冬になるのを楽しみにしていたほどである。日東コーナーがなくなって、もう食べられないものと諦めていたのだが、久しぶりにこの味を堪能した。

gen96_cat at 23:56│Comments(4)TrackBack(0)この記事をクリップ!theatergoing | sweets

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この記事へのコメント

1. Posted by わきあ   2006年01月23日 11:18
源九郎さん、おっはよーございます。

歌舞伎座、、、一度、玉三郎さんと片岡孝雄?さんの「鳴神」を見たことがあります。すごく昔に叔母に連れられて意味も良くわからずだったんですが(^-^;
そのときの玉三郎さんの舞台での後姿が目に焼きついています。美しかったんです。

タルト・タタンのリンゴは紅玉でしょうか?最近甘いリンゴが多いのですが私は酸味のあるリンゴが好きです〜。リンゴ農家の叔父からわけて貰ってますが、甘いリンゴでないと売れないみたい。

あ、メジロのこと、教えてくれてありがとうございました。勉強になりました♪
そんな無碍なことをする輩がいなくなることを願っております。人間のエゴって怖いです。
2. Posted by 源九郎   2006年01月23日 16:13
>わきあさん
タルト・タタンは紅玉です。私は生食するときは甘い方が好きですが、タルト・タタンのように過熱・調理をする場合は紅玉のような酸っぱいりんごでなきゃ!派です。一時期、ほとんど見かけなくなった紅玉ですが、最近は料理に使う人が増えているのか、見かける機会が増えましたね。

後ろ姿が焼きついているとは、凄いものをご覧になりましたね。私はその舞台を拝見していませんが、顔が見えないのにそれだけの印象を残しているというだけでも、どれほど濃密な舞台だったか想像がつくというものです。

かすみ網という狩猟法自体も、害鳥駆除以外では禁止されているんです。悪い人はきちっと取り締まってもらいたいですね。
3. Posted by puf   2006年02月01日 18:15
初めまして。『ア ヴォートルサンテ エンドー』を検索していてたどりつきました。
元・日東コーナーはよく行っていました。先日エンドーさんになっていてびっくりしました。でも美味しかったです。
お着物生活、素敵ですね!実は私も着付のお稽古をしているので、二重の喜び(?)でコメントを残させて頂きました。

また遊びにこさせてください。
4. Posted by 源九郎   2006年02月01日 20:20
>pufさん
こんにちは、ようこそお越しくださいました。
歌舞伎座によく行くので、日東コーナーにもたびたび行っていました。美味しいし、お店の人は気持ちがいいし、席は広いし、お手洗いもきれいで広くて、とても好きなお店の一つだったので、閉店を知ったときはかなりショックでした。またあの味をいただけるようになって本当に嬉しいです。私はなんといってもタルト・タタンが一番好きで、その次がスープスパなのですが、pufさんのイチオシはなんですか?
着付けのお稽古も頑張ってくださいね。またのおいでをお待ちしております♪

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Profile
源九郎
住まい: 埼玉県
性 別: 女性
年 齢: 40代
職 業: フリー編集者

毎日、きもので暮らしています。

ハンドルの由来は、2005年11月12日のポストをご参照ください。

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