2006年05月10日

演舞場昼の部

b6b24c3c.jpgやっと演舞場に行ってきた。今日はまず、昼の部。
「ひと夜」は雀右衛門丈が襲名をされたときの披露演目のひとつとして題名(どうも「外題」と書く気になれない芝居だ)は知っていたが、観るのは初めて。これって歌舞伎かなあ?という疑問は感じるが、話そのものはおもしろかったし、おとよのケロリとしたキャラクターは雀右衛門丈はもちろん、今回おとよを演じた芝雀丈にも合っているように思う。彼女に翻弄される行者役の歌昇丈、年下の駄目夫役の信二郎丈ともに妙に似合いでおかしい。
寿式三番叟」は国家泰平、五穀豊穣を祈る祝祭的な舞踊のはずだが、染五郎丈亀治郎丈という同世代の二人が、ライバル意識でもあるのか競って激しく踊りまくるので、妙な緊張感が漂ってちっともめでたげでない。なにやら悪人顔の歌六丈の翁の後ろで揃いの黒い衣裳の二人がきびきび動いているところは、悪の結社のよう。鈴の段は呪いをかけているみたいだし、なんだか不吉な三番叟だ。竹本の三番叟は初めて観たと思うのだが、翁は面をつけないのだろうか? というより、なぜ五月に、それも昼の部の二つ目に三番叟なのだろう? よくわからない。
最後の「夏祭浪花鑑」は吉右衛門丈が最高に男前。義平次役の歌六丈はとても憎たらしくて、初めてこの人をうまいと思った。
その後、歌舞伎座に回って、「吃又」と「黒手組」を見る。今日のコーディネイトは白大島に写真の帯&帯留。「前帯に鯉がいる」ところが、雀右衛門丈とお揃い。

gen96_cat at 23:58│Comments(4)TrackBack(0) theatergoing | accessories

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この記事へのコメント

1. Posted by ぺ   2006年05月11日 21:31
ね、すごく面白かったでしょ。演舞場昼。。。

ところで、知人が咽喉を痛めててやっと復帰してきたところなので観て(聞いて)やって下さいよ「藤娘」
2. Posted by 源九郎   2006年05月11日 21:39
>ぺさん
昼夜通すと、どこかで休まないともたんのよ。夜だけの時はちゃんと美しいお声を拝聴してますんで、許してくだされ。でも、あの鼓はなあ(涙)。
3. Posted by 春駒   2006年05月11日 22:13
あぁ 吉さまの夏祭 観たい!!!
来年でいいから松竹に来て下さらないかしら。。。
4. Posted by 源九郎   2006年05月12日 01:45
>春駒さん
演舞場は昼も夜も吉さま祭りで、ご贔屓さんたちは楽しそうですよお。来ちゃえばいいのに〜〜〜

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