2007年05月23日

「鳴神」再見

0b028054.jpgといっても「鳴神」だけではなくて、演舞場昼の部歌舞伎座夜の部という初日と同じ組み合わせの再見だ。演舞場昼の部は、「鳴神」と「釣女」がそれぞれおもしろかったのだけど、初日に観たときはイキが合わないところが目立つように思ったので、再見するために切符を追加した。結果は大正解で、どちらも初日より格段によくなっていた(「鬼平」にはあえて触れない)。「鳴神」は芝雀丈の雲絶間姫が鳴神上人の介抱を受けている場面ですら清潔感が漂うあたり、彼らしいお姫さまだった。今回は一階前方やや上手寄りの席だったので、注連縄が切られる場面は消し幕で隠れてしまい見えなかったのが残念。また「釣女」も演者のイキが合うようになって、歌昇丈の孤軍奮闘という印象はなくなった。吉右衛門丈の醜女が異様なまでに可愛くて、危うくブロマイドを買ってしまうところだった。
演舞場昼の部終演後は1時間以上空いてしまうので、あちこちのブログで評判のいいDel Rey Café des Délicesをのぞいてみた。噂のスイーツ・フルコースは1時間以上かかるというので次の機会に譲り、今回は看板メニューのワッフルをチョイス。初めてなので、生クリームとアイスクリーム、それにチョコレートソースを添えたシンプルなものを選んだ。飲み物はコーヒーでも……とメニューを見ると「カルバドス」の文字が。真昼間から飲むものじゃないなあとは思ったものの、カルバドスだけでも3種揃えている(ハウス・カルバドスなんていうのもある)のが気になってお店の方に尋ねてみた。すると、メニューに載っていない珍しい銘柄もあるという。出てきたボトルには「Isadora」と銘が入っていて、首のところに白いリボンが巻かれている。「首にスカーフを巻いていた女優さんにちなんだもの」だと説明されたが、おそらくそれは首に巻いていたショールが乗っていた車の車輪に巻き込まれて死んだ、ダンサーのイサドラ・ダンカンのことだろう。なんだかとてもビミョーな気分になってしまったが、結局、それを飲んだ(カルバドスは大好きなので、初めて見る銘柄を出されると弱い)。若々しく華やかな香りが、ワッフルの甘さといいバランス。ちょっと高い(2000円以上した)のでまた飲むことはないと思うが、スイーツとカルバドスの相性のよさがわかったのは収穫だ。今度はハウス・カルバドスを試してみよう。

gen96_cat at 23:59│Comments(6)TrackBack(0) theatergoing | sweets

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この記事へのコメント

1. Posted by かば   2007年05月25日 15:06
さっそくデルレイに挑戦されたんですね! カルバドス、香水みたい。
2. Posted by 源九郎   2007年05月26日 00:00
>かばさん
情報ありがとうございました。今度はコースに挑戦してきますね♪
言われてみれば、香水っぽいなあ。死んだときに彼女がしていたのは赤いスカーフだったそうだけど、なんかビミョーですよね…
3. Posted by a8e   2007年05月26日 22:55
カルヴァドス。この言葉にはオイラも弱いです。銀座の8丁目にはカルヴァドス狂のラルゴというバーがあります。渋谷の本店には行ったことがあるのですが、銀座のお店はニアミスのみで未踏峰。機会があったら先に踏破してみてください(笑)。

季節的にはシードルも美味いですね〜
4. Posted by 源九郎   2007年05月27日 15:35
>a8eさん
へ〜、そんなお店があるんですね! それはぜひ行ってみたいと思います。歌舞伎見物で銀座には年中行っているわりに、あまりお店は知らないんですよね。昼の部終演後だと開店まで時間が空きすぎるので、夜の部を観てから行くのがいいかな。
5. Posted by 春駒   2007年05月31日 14:45
異様に可愛い醜女姿 拝見したかったわぁ〜
6. Posted by 源九郎   2007年05月31日 23:53
>春駒さん
すっごくラブリーでしたよお。
せめてテレビで放送されるといいのだけど。

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