2007年10月12日

オペラグラス購入

eschenbach.jpgこれまでは安くてコンパクトで視度調整リングもついているナシカ製の8×21双眼鏡を使っていたのだが、倍率が高すぎるせいか目が疲れる。そこで倍率が低めのものに変えることにした。選んだのは、ドイツの光学器メーカー・エッシェンバッハオペラグラス「トゥーランドット」。色は万年筆のインクのようなミッドナイトブルーで、金色の部分は18金メッキ。ワニ革っぽいエンボスを施した、専用のビニールケースがついている。このケース、ペタッとした触感で、かなり高級感に欠ける。もうちょっとなんとかしてほしいと思うが、マジックテープではなくホックを留め具にしているところだけは評価したい。
視度調整リングはついていないが、倍率が低い(3倍)ので目の負担は少ない。舞台上の役者はじっとしているわけではないので、絶えずピントがズレている。多少のズレは人間の目が補ってくれるものだけど、私は左右の視力が若干異なるうえに軽い乱視があるので、それだけのことでもかなり疲れてしまう。倍率が高ければ、その分、ズレも大きくなるわけで、観劇後に軽い船酔いのような状態になることもあった。それなら裸眼で見ればいいのだけど、やはり接近して見たい場面もあるというもの。
このオペラグラスには、アクロマートといって片面凹と両面凸を組み合わせて、色収差の補正が施された高品質無収差レンズが使われているという。デザイン的に、この「トゥーランドット」とチェーンストラップ付きの「ソナタ」とでかなり迷ったのだけど、「ソナタ」にはアクロマートが使われていないとのことで、「トゥーランドット」を選んだ。レンズはガラスではなく樹脂製だが、視野はとても明るく鮮明で、幕見席から「奴道成寺」を見ると、三津五郎丈の全身を捉えてもまだ視野にたっぷりとゆとりがある。所化が絡んで鞠を取り合うところでも、三人とも全身が入るのでとても見やすいし、目の疲労感もこれまでよりかなり軽減された。結構いいかも。

gen96_cat at 23:56│Comments(0)TrackBack(0) theatergoing 

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