2009年01月17日

上野奏楽堂

c1eb7bea.jpg声楽家の友人が出演した上野奏楽堂の「ニューイヤーグランドコンサート TOKYO 2009」に行ってきた。声楽だけでなく、ピアノやクラリネット、トランペットなどのソロ奏者が次々に出演。友人は「ラ・ボエーム」のムゼッタのワルツと、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」を歌ったが、ほかにもトランペット協奏曲、ホルン協奏曲など、ちょっと珍しい曲目が多くてなかなか楽しいコンサートだった。
この上野奏楽堂は明治23年に建てられた、日本最古の木造の洋式音楽ホール。国の重要文化財になっていて、敷地内には朝倉文夫作の滝廉太郎像があったりする。こぢんまりとしているが、高い天井からはシャンデリアが下がり、クラシカルな雰囲気のあるいいホールだ。しかし、古いだけに寒い。椅子もちょっと硬くて、2時間程度のコンサートならまったく問題ないのだけど、それ以上の長時間となると少し厳しい。今回は12時から20時近くまでの長時間だったので、ホルン協奏曲まで聴いたところで腰が痛くなってしまい退室した。
今回、もっとも注目したのはピアノの木村友梨香さん。まだ高校生とのことで体も小さく、あどけない表情。しかし、リストの「巡礼の年」第2年第7曲「ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲」を実に堂々と演奏したのには驚いた。大変な難曲だと思うのだけど、実に鮮やかに、力強く、そしてロマンチックに弾ききったのである。本当に凄い。これからが楽しみだ。名前を覚えておかなくてはと思った。

gen96_cat at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) culture 

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