2016年12月07日

インド中銀、金利据え置き


インド準備銀行(中央銀行)は予想外にレポレートを6.25%に据え置いた。

据え置きは金融政策委員6対0の全会一致で決定した。

ロイター調査によるとエコノミスト56人のうち過半数が少なくとも0.25%ポイントの利下げを予想していた。
据え置きを予想していたのは18人。

リバースレポレートも5.75%に据え置いた。

モディ首相は先月、高額紙幣の廃止を発表。同国の「地下経済」を取り締まるべく、流通紙幣の86%の
使用を禁止する策に打って出た。

これに伴い深刻な現金不足が発生したことから、インドの実体経済に悪影響が及ぶとの懸念が広がり、
中銀に利下げ圧力がかかっていた。

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2016年12月06日

インド電力事情

高い経済成長が続くインドは、深刻な電力不足に直面している。首都ニューデリーでも停電が頻発するなど、
国民の4分の1近い約3億人が今も電気のない生活を送る。「とにかく明かりを」。電気を渇望する人々は
原発建設に期待するが「原発事故を起こした日本から輸入していいのか」と批判的な世論も根強い。

 「必要なのは電気。明かりがなくちゃ、勉強もできないよ」。東部ビハール州カムタ地区で、中学生のプリンス・
コマール君は真剣な表情で訴えた。学校や自宅には電気がなく、日暮れ後はランプの明かりを頼りに教科書を
めくる。

 ビハール州はインド最貧州の一つで、インフラ整備の遅れから電化率は30%以下と最も低い。
州都パトナから車で約3時間。水田や畑が広がるカムタ地区には約8000人が暮らすが、れんがと泥で
造られた粗末な家屋が並び、電気以外にも水道、ガスもない。秋になると午後6時前には暗闇が支配する。
明かりは小さな灯油ランプとろうそくだけ。燃料を節約するため、夜8時には地区全体が寝静まる。住民の要望で
州政府は数カ所に電柱を建てたが、電線はない。電気が来る見通しも全くない。

 農家のハレラム・シャルマさんの月収は2500ルピー(約4200円)ほど。妻と子供を養うには厳しく、冬には
都市部へ建設作業の出稼ぎに行く。「電気があれば夜も働ける。実入りが増え、出稼ぎで家族と離れることも
なくなる」と漏らす。
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2016年12月05日

インドGDP詳細


2016年7-9月期の実質GDP成長率1は前年同期比7.3%増と、前期(同7.1%増)から上昇したものの、
市場予想2(同7.5%増)を下回った。

需要項目別に見ると、民間消費と政府消費が景気の牽引役となっていることが分かる。

GDPの約6割を占める民間消費は前年同期比7.6%増(前期:同6.7%増)と上昇した。政府消費は
同15.2%増と、前期の同18.8%増から低下したものの、公務員昇給の影響で二期連続の二桁増となった。
一方、総固定資本形成は同5.6%減(前期:同3.1%減)と、マイナス幅が拡大した。

外需については、輸出が同0.3%増とプラスを維持したものの、前期の同3.2%増から低下した。
一方、輸入も同9.0%減(前期:同5.8%減)とマイナス幅が拡大した結果、純輸出の成長率への寄与度は
+2.3%ポイント(前期:+2.1%ポイント)と2期連続のプラスとなった。

なお、昨年のGDP算出方法の変更以降、成長率を大きく押し上げている統計誤差の寄与度については、
7-9月期が+1.5%ポイントと前期の+0.9%ポイントから拡大した。


実質GVA成長率は前年同期比7.1%増と、前期の同7.3%増から低下したほか、市場予想2(同7.3%増)を
下回る結果となった。

成長を支えるサービス業は同8.9%増(前期:同9.6%増)と低下した。内訳を見ると、行政・国防が同12.5%
増(前期:同12.3%増)と一段と上昇した一方、卸売・小売、ホテル、運輸・通信業が同7.1%増(前期:
同8.1%増)、金融・不動産・専門サービス業が同8.2%増(前期:同9.4%増)と高水準ながらも鈍化した。
(図表1)インドの実質GDP成長率(需要側)/(図表2)インドの実質GVA成長率(産業別)


鉱工業は同5.2%増(前期:同6.0%増)と3期連続で低下した。内訳を見ると、好調が続いていた
電気・ガス業は同3.5%増(前期:同9.4%増)、製造業は同7.1%増(前期:同9.1%増)と、それぞれ低下した。
また鉱業は同1.5%減(前期:同0.4%減)と2期連続のマイナスとなった。一方、建設業は同3.5%増
(前期:同1.5%増)と上昇した。

農林水産業は同3.3%増(前期:同1.8%増)と上昇し、3期連続のプラスとなった。9月に一部で収穫が
始まったカリフ期(雨季)の生産拡大が追い風となった。なお、10-12月期についても農業生産の拡大が
見込まれる。


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2016年12月01日

インドGDP

インドの7−9月期国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比プラス7.3%となり、前四半期の7.1%から
加速した。中国のプラス6.7%も上回り経済規模の大きい世界の国で最も高い成長を記録した。

ただエコノミスト予想のプラス7.5%は下回った。個人消費と政府歳出が成長を主導、資本投資は
マイナス幅を拡大した。

キャピタル・エコノミクスのインドエコノミストは「政策への影響という意味では今日の発表はそれほど大きくない。
政府の高額紙幣廃止の影響に既に焦点は移っている」と述べた。

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2016年11月30日

今日のインド株相場

30日のインド株式相場は月間ベースで下落。高額紙幣廃止が経済に及ぼす影響や米利上げ動向を
見極めようとする動きから、指標のS&P・BSEセンセックスは11月としては2011年以来の大幅安となった。

  通貨ルピーも軟調で、先週は過去最安値を記録。トランプ次期米大統領がリフレ政策を取るとの観測から、
新興市場資産が売りを浴びた。

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Posted by generationx6 at 22:26Comments(0)TrackBack(0)