2016年06月23日

世界スマートフォン市場は成長鈍化


世界のスマートフォン市場が失速する。米ガートナーの最新調査によると、2016年の世界スマートフォン
販売台数は前年比7%増の15億台となる見込み。前年の14.4%から成長率は大幅に下がる。同社では、
今後も中長期的に2ケタ成長は期待できないと予測している。.

 とくに、北米、西欧、日本とAPAC地域の成熟市場では、スマートフォンの普及率が90%に達しており、
成長余地が乏しいと分析。新規購入は少なく、リプレースもしくはアップグレードが主要な購入目的となる。
また、購入周期も、高価格帯のモデルでは2.5年と長い。


 一方、高成長が期待できるのは、フィーチャーフォンからスマートフォンへの買い替えが進む地域と分析。
例えば、サブサハラアフリカ(サハラ砂漠以南のアフリカ地域)では、15年のスマートフォン販売台数が
フィーチャーフォンのそれを初めて上回った。また、インドでは16年に前年比29.5%増の1億3900万台の
スマートフォンが販売されるという。

 中国については、低調な成長率を続けると予測。同国のスマートフォン販売台数は、14年に16%の成長率を
記録したが、15年は横ばいだった。モバイル販売の95%を、すでにスマートフォンが占めている。



まだまだインドでのスマートフォンの市場が期待できるところをみると
他の分野での市場拡大も期待できるところですね。
まだまだインド経済拡大が期待できそうです。

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