先日のバレンタインデー。(もう、かなり時間が経ってしまいましたが……)

もう最近は、とんと興味のなくなったイベントでしたが、

妻からチョコの数倍(いや数十倍?)嬉しいプレゼントをもらいました。

それが、これ。

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『大人の科学マガジン』 小さな活版印刷機!!


最近、あちこちで話題になっていて、私も職業柄気になっていたのですが、

まさか、こんな形で手に入るとは(゚д゚;)

ちなみに妻には何も言っていません。以心伝心ってやつですかね(^^)

さすが妻、感謝感激。

 

さて、さっそく封を開けてみると、プラモデルのようなキットが。

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これを組み立てていくわけですね。


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付属のドライバーを使って黙々と組み立てていきます。

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組立書とにらめっこしながら格闘すること30分。
ついに完成!


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じゃじゃ~ん!


活版印刷機~♪

それじゃあ、試しに1枚刷ってみますか。

まずは活字を組んで、版を作ります。

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その前に、活字パーツを切り離す。意外に面倒。

今でこそパソコン上で簡単にレイアウトできるようになったけど、

その前は写植(写真植字)、さらにその前は活版(これ)で制作していたんですよね。

 

私が社会人になった頃は、まだ写植屋さんや製版会社もそれなりに残っていて、

家族経営の小さい印刷屋さんもいっぱいあって、

その大半は活版機を持っていました。

 

写植、版下、レタッチ……等々、最近めっきり聞かなくなった用語です。

時代の流れを感じますね……。

 

さて、次はインクをセットします。

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まず、吸取紙にスポイトで水を垂らして、
インキ台に貼り付けます。
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インキ台にインキを乗せて、インキローラーで
ぐりぐりと練っていきます。
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こんな感じでセッティングしていきます。

ちなみに、新聞紙のインクの香り、個人的に好きです。

あと、新品のお札のニオイも大好きです(爆)

 

そして紙をセットして、いよいよ印刷!

印刷機の左側にあるレバーをぐっと手前に引くと、

インキローラーに付いたインキが活版に付着して、それが

紙を差し込んだ圧盤に押し付けられることで紙にインクが転写されます。

 

そして刷られたモノがこれ。

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いいですねぇ。この質感。このカスレ具合。

文字部分のくぼみは活版印刷でなければ出せないもの。


最近、一部ではありますが、活版印刷が見直されはじめているのも

うなずける気がします。

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最新のオフセット印刷機にはない温かみを感じる活版印刷機。
手間暇はかかるけど、出来上がった物にたいしての愛情は、
より深い気がするのです。

来年の年賀状、これで刷ってみようかな(笑)