2012年02月23日

2011JDA秋季大会決勝トランスクリプト(12)

2011JDA秋季大会決勝戦トランスクリプトの続きです。

  • -----------------------------

■肯定側第二反駁

はい、デメリット2から。

デメリットに関して、必要な技術、運転技術は、他の国で代替できるし、また、耐震技術や鉄鋼技術はプラン後も続くという話、これが残っています。

そして深刻性に対しても、日本で事故を起こす方が危険である、という私の比較、これは残っていますので、このデメリット2はボーターにはなりません。

じゃあデメリット1に行きましょう。

デメリットの所で、作るのか、という話がありましたが、まず私たちのプランの2点目を明確に見てください。ここで明確に「増設もする」ということを明言しています。ですから増設はします。

そして、彼らが、できない、と言っているのは、高効率のものを作れない、と言っているだけで、たった7.8%であれば、三ヶ月で作れる普通のガス火力で大丈夫だと思います。

それで仮に足りなくなったしてどうなのか、というインパクト、これを見ていきたいと思います。

まずですね、ここで、2NCのエビデンスで、電力不安を発生するだけで、っていう話がありました。だから現状でもだめなんです。何でか。原子力っていうのは、地震があったらすぐ止まってしまうような、不安定なものなんです。確かに火力もそうかも知れません。しかし、原子力もそうである以上ですね、本当に瞬間停電さえ許されないのであれば、現状の原子力だって地震が来るたびに止まっている時点でですね、これはもう十分に不安になっていると思います。ですから関係ありません。

その次、移転が高い、っていうことや、そして、海外の電力供給の安定性が確保できるかも分からないから、移転はしないだろう、という話、これらは両方とも落とされています。ですから、こういったふうに、移転というのは非常に少ないと思います。

そして失業が20万人というのを、さもお金の話のように言っていたんですが、ここはカードをチェックしてください。空洞化によって、ということなんで、ここも移転の話です。ですから、ここで移転のリンクが切れた時点で、この19万人という数字も切れます。そこを確認してください。

その次、お金の話。電気代が高いかどうか、というところに関しては、結局ですね、補償費というのがまず1点目として、含んでいないということ、2点目として、仮にちょっと高かったとして、具体的に何なのか、という話なんです。私たちのメリットが、さもお金の話だけを言っているかのように言っていたんですけど、そうじゃないということを、メリットで言いたいと思います。

メリットの重要性に行きましょう。

まず重要性の1点目を伸ばしてください。ここで言っているように、彼らは確かにそれが分からないって言っているだけであり、あるいはデタラメなものを掛けているって言っているんですけど、その掛けているものが正しいかわからない、っていうだけなんです、この資料、ちゃんとチェックして欲しいんですけど。というわけなんですね。こういうふうに100万人死ぬ可能性っていうのはあるわけなんです。

それに対して、火力のほうが死ぬんじゃないか、っていう話もあったんですけど、彼らはですね、何で死ぬのか、いろんなことを言っていたんですけど、じゃあ具体的に何人採掘で死んでいるのか、常識的に考えて、100万人死んでいるとは到底考えられませんし、そういったことを考えると、やはり私たちのインパクトの方がまさると思います。

じゃあここで、どっちが健康被害を出すか分からなかったとしても、やっぱりメリットは残ります。何故か。2番目を伸ばしてください。つまり、原発事故が起こった場合、例えばですね、地震や津波で助けたかったとしても30キロ圏内は立入禁止になったりするじゃないですか。こうしたふうに、災害を拡大させるんだ、という2番目の話、さらに3番目を伸ばしてください。ここで言っているように、例えばチェルノブイリだったら、数十年たっても人が住めないようなことが起こるわけなんです。こうしたものは、火力には起こりません。ですから、私たちのメリットの優位性というのは、やはり揺るいでいないと思います。

ですからどうなるのか、価値基準を伸ばしてください。つまり、こういったものは全廃するしかありません。こんな危険なものは全廃するしかないんです。じゃあ具体的にどういったリスクがあるのか、内因性に戻ってください。

内因性の所、まず私たちのAの2点目の最後のところで言ったように、電気、配管、圧力容器、これがなかったら水位を保てなくて、そしてそうなってしまったら水素爆発を起こすという、Aの2点目、これは全然否定されていないと思います。

じゃあそれが、AP1000なり、最新のものなりで、大丈夫なのか、という話なんですね。

まず1点目として、ここ重要なんですけど、2ACから私再三言っているように、最新の…AP1000っていうのは、特に地震を対策して作られたものじゃないんですよ。だから配管が強いとか、圧力容器が強いとか、全然言えないですね。ですから、こういうふうな、福島のような事態が起こる可能性というのは、全然残っています。

そして2番目として、電源に関しましても、例えば2ACでも言ったように、水槽にちょっと穴が開いてしまった、その…水を流す受動安全システムがちょっと壊れてしまった、こういうことによってもですね、やはり起こりえるわけなんですから。そして私が2ACでも述べたように、こういった予想外のことっていうのは、原子力事故ではよく起こるんだ、という話、これを残していると思います。

3番目として、仮に受動安全で水が入ったとしてもですね、底に穴が開いていたら当然水位が保てないじゃないですか。で、水位を保てなかったら水素爆発なんですから、やはり圧力容器が壊れたら問題です。

そして、最新のものだったら大丈夫、という、AP1000以外の話に関しては、結局ですね、配管っていうのは、どれだけやったとしても、地震の揺れは予想しづらい、だから壊れることはある、ということ、これを残してください。つまり、これだけインパクトがあるわけですから、ちょっとお金がかかる、そんなものではないんです。命を大事にしましょう。

以上です。

  • -----------------------------

良くも悪くも「予想通り」というか、「自分が2ARだったら、こういうふうに伸ばすだろうなあ」というところを、2AC〜1ARに忠実に伸ばしてきた、という感じです。サプライズはないけれど、自分たちの議論を深く理解して、しっかり固めた、という印象です。

とはいえ、プランスパイクの話(火力発電を増設する、という話)や、ケースのインパクトのところは若干強引なところも見受けられるように思います。

次回(余裕があったら)、自分だったらこの試合をどう判定するかを書いてみたいと思います。



geniocrat at 04:52│Comments(0)TrackBack(0)JDA | トランスクリプト

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字