5/31
NYダウ  38686.32(+574.84)・・・ +1.51%
S&P500   5277.51(+42.03)・・・ +0.80%<イコールウェイトは+1.29%
NASDAQ   16735.02(-2.06)・・・ -0.01% ナス100は-0.01%
日経平均CME先物 38635円(昼間終値38480円)
WTI原油 76.99(-0.92)  金価格 2345.8(-20.7)
10年債 水4.618%→木4.550%→金4.503%(↓) 10年BEI 水2.36%→木2.36%→金2.35%
2年債 水4.975%→水4.927%→木4.877%(↓)
ユーロドル 前日1.0832/34 → 1.0841/45(-)
ドル円 前日156.81/84 → 157.31/32(ドル高)

※4月個人所得 前月比+0.3%(予想+0.3%)
※4月個人消費 前月比+0.2%(予想+0.3%)
※4月PCEデフレーター 前年比+2.7%(予想+2.7%)
※4月PCEコアデフレーター 前年比+2.8%(予想+2.8%) 前月比では+0.2%(予想+0.3%)
※5月シカゴ購買部協会景気指数 35.4(予想41.0・前回37.9)
※欧5月CPI速報値 前年比+2.6%(予想+2.7%・前回+2.4%)
※欧5月CPIコア速報値 前年比+2.9%(予想+2.7%・前回+2.7%)
※BofAの投資銀行部門、4~6月は10-15%増収の見通し-CEO
※ボーイング737MAX、すぐには増産認めず=米連邦航空局
※テスラ、シートベルト警告システムの不具合で12万5000台をリコール
※OPECプラス、6月2日の会合を対面方式に変更-リヤドで開催
※フランス格付けを「AA-」に引き下げ、見通し安定的-S&P 

※VIX指数 スポット前日14.47→12.92 6月限14.40→13.72 7月限15.03→14.55
※半導体SOX指数 -0.96%
※ラッセル2000指数 +0.66% 
※ドイツ10年債 水2.69%→木2.65%→金2.67%(↑)
※イタリア10年債 水4.02%→木3.95%→金3.99%(↑)
※ギャップ+28.6%、セールスフォース+7.5%、ウォルグリーン+5.4%、バンカメ+3.5%、AT&T+3.4%、デル-17.9%、マーベル-10.4%
※エネルギー+2.5%、不動産+1.9%、公益+1.7%、生活必需品+1.6%
※英国+0.54%、ドイツ-0.07%(欧州VIXは前日13.98→14.14)、フランス+0.18%、イタリア+0.13%、ロシア-2.46%、ブラジル-0.50%

時間外ではPCE発の金利低下により3指数ともプラ転し、ダウは実質+60ドルでスタート。
序盤はダウ↑ナス↓で始まったものの、(金利と無関係に)AI半導体主導のナス下落が強まり、1時半頃までにナスは-1.7%まで下落、ダウも序盤の+170ドルから小幅マイ転(ただしVIXはせいぜい前日高値まで)。
しかし1時半を回ると買い戻し方向に動き、ダウは早々に序盤の高値を更新、SPやナスもVIX低下とともに下げ幅縮小。
さらに最後の30分で(月末需給により)急騰し、その間にSPは序盤の高値を更新、ダウはその間に+300ドル上昇、ナスも下げ幅をすべて埋める形で終了

序盤の様子(5/23長陰線の安値まで戻すと同時にUターン)
→ 最後の30分のクマたち https://pbs.twimg.com/media/GO7_Ke8WsAEk0cO.jpg
今年の5月最終日
日(T)・・・後場だけで+1.07%  米・・・最後の30分だけで+0.92%
台・・・日中高値から-0.91%(安値引け) 韓国や香港も安値引け

火 株→・金利↑・ドル→・株VIX↑ ダウ-0.5%<SP+0.0%(EW-0.7%)<ナス+0.6%
水 株↓・金利↑・ドル↑・株VIX↑ ダウ-1.0%<SP-0.7%(EW-1.2%)<ナス-0.6%
木 株↓・金利↓・ドル↓・株VIX→ ダウ-0.8%<SP-0.6%(EW+0.4%)>ナス-1.1%
金 株↑・金利↓・ドル→・株VIX↓ ダウ+1.5%>SP+0.8%(EW+1.3%)>ナス-0.0%
木曜もセールスフォースを除けばダウはプラス(>)。

こちらの中で言えば、前半は<4>、終日では<2'>(NVIDIA→・それ以外↑)だった。
<1> その傾向が続く(NVIDIA↑・それ以外↓)
<2> 巻き戻される(NVIDIA↓・それ以外↑)
<3> NVIDIAがそれ以外をも引っ張り上げる(NVIDIA↑・それ以外↑)
<4> 逆にNVIDIAが息切れしてそれ以外も追随する(NVIDIA↓・それ以外↓)

ただし流れとしては前日から「歪み」のアンワインドが続いている。
火水  S&P500-0.7%>イコールウェイト-1.9%
木金  S&P500+0.2%<イコールウェイト+1.7%
こちらは例のSOX指数-S&P500。今回も「0」から上は生意気だと叩かれている。

木 小型バリ+1.2%>小型グロ+0.6%=大型バリ+0.5%>>大型グロ-1.3%
金 大型バリ+1.6%>小型バリ+1.2%>>小型グロ+0.3%=大型グロ+0.2%
前日引け後の決算発表からデルとマーベル
・AIブームで新たな勝者と敗者、恩恵まだ届かぬソフトウエア株に売り 
逆に「月間」を通じて弱かったウォルグリーン
バンカメ「上昇銘柄の裾野が広がり成長株に対してバリュー株がアウトパフォームすれば、投資家にとって次の『ペイントレード』になる恐れがある」

金利の方は、欧州のCPIなどの影響で小幅に上昇していたところから、月末要因もあっただろうが、21時半の指標発で低下に転じた。
水 2年4.97% 10年4.62% 実質2.26% 円157.61 債VIX14.39
木 2年4.93% 10年4.55% 実質2.19% 円156.82 債VIX13.90
金 2年4.88% 10年4.50% 実質2.15% 円157.31? 債VIX13.96

コアデフレーターは前月比+0.249%と、あと0.002%高ければ四捨五入で+0.3%と表示されていた数字で、ウォラーも苦笑い。
スーパーコア(前年比)は下げ渋り=CPIの二番煎じ
一方、個人消費支出(PCE)の方は0.203%と正当な+0.2%で(実質では-0.046%)、こちらは前月の下方修正と併せて(月末要因以外に)金利低下に寄与した可能性がありそう。
陰の議長はこのように評価しており、
「今日の指標結果は予想通りであり、当面のFRBの様子見姿勢を変えるようなものではない」
年内の利下げ織り込み(緑)が過度に上昇したわけではない(0.362%=1.45回)。
昨晩の指標を受けてGDPナウは2.7%に低下
ゴールドマンのアナリスト指数(GSAI=青)は5月に6.5ポイント下落して46.5とのこと。
https://pbs.twimg.com/media/GO7PgStXkAAk42o.png

3週前 → 2週前 → 先週末 → 今週末  右端の日にちはすべて終値ベース
NYダウ      39512 → 40003 → 39069 → 38686(-1.0%) 5/17が高値
S&P500     5222 → 5303 → 5304 → 5277(-0.5%) 5/21が高値
S&P500EW     6731 → 6805 → 6720 → 6707(-0.2%) 3/28が高値
NASDAQ    16340 → 16685 → 16920 → 16735(-1.1%) ナス100は-1.4% 5/28が高値
ラッセル    2059 → 2095 → 2069 → 2070(+0.0%) 3/28が高値
SOX指数    4716 → 4808 → 5220 → 5123(-1.9%) 5/28が高値

ドルindex   105.31 → 104.33 → 104.75 → 104.62(→)
https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=$USD
ユーロドル   1.0771 → 1.0872 → 1.0847 → 1.0843(→)
ドル円     155.73 → 155.66 → 157.00 → 157.31 4/26が高値
ユーロ円    167.75 → 169.20 → 170.28 → 170.65 5/28が高値
豪ドル円    101.12 → 102.82 → 104.19 → 104.06 5/31が高値

米国30年債     4.64% → 4.56% → 4.57% → 4.65%(+0.08%)
米国10年債     4.50% → 4.42% → 4.46% → 4.50%(+0.04%)
10年実質金利    2.16% → 2.10% → 2.14% → 2.15%(+0.04%)
米国2年債     4.87% → 4.83% → 4.95% → 4.88%(-0.07%)
ドイツ10年債    2.51% → 2.52% → 2.58% → 2.67%(+0.09%) 5/29が高値
ドイツ2年債      2.97% → 2.98% → 3.09% → 3.11%(+0.02%) 5/31が高値
イタリア10年債   3.86% → 3.81% → 3.88% → 3.99%(+0.11%) 5/29が高値
中国10年債     2.33% → 2.32% → 2.32% → 2.33%(+0.01%) 4/26が安値
中国、過度な国債人気に警戒感-値上がり抑制で人民銀が介入示唆-Bloomberg
日本10年債     0.90% → 0.95% → 1.00% → 1.05%(+0.05%) 5/29が高値

VIX指数     12.55 → 11.99 → 11.93 → 12.92 5/21が安値
ナスVIX     17.40 → 15.85 → 15.66 → 16.70 5/21が安値
欧州VIX     13.60 → 12.13 → 12.61 → 14.14 5/17が安値
日本VIX     18.53 → 16.79 → 16.96 → 16.84 5/28が安値
(参)インドVIX  18.47 → 19.80 → 21.71 → 24.60
米債券VIX    94.23 → 89.35 → 83.57 → 91.14 5/22が安値
(参)VXTLT    13.74 → 12.36 → 11.90 → 13.96 5/24が安値
ゴールド    2375 → 2417 → 2334 → 2345  5/20が高値
原油      78.26 → 80.06 → 77.72 → 76.99

週間では、株↓・金利↑・ドル→・株VIX↑で、株↓と金利↑の程度は全く同等だった。
先週金 (1÷20.6X100)-4.46%=0.39% 株VIX11.93
木 (1÷20.3X100)-4.55%=0.38% 株VIX14.47
金 (1÷20.4X100)-4.50%=0.39% 株VIX12.92
VIXは、例の4/19(金)を最後に「いつもの」金曜のVIX低下が復活しており、これで6週連続低下。この間の-2.45(15.37→12.92)のうち、金曜が-4.49 それ以外の曜日合計が+2.04。

こちら(↓)はセクター別の推移。チャートには先週金曜日も含まれているが、バリュー側とグロース側が水曜を境に真逆に転じたことがわかる。
日足ベースでは、SOX指数・ナス・メガ7ETF( https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=MAGS )などが揃って5/28(月)高値。
とはいえNASDAQの昨晩の下ヒゲは、3月高値=5月CPIの窓を埋めた位置であり、終値で「下側」に移行してしまったわけではない。
またS&P500も、先週木曜の包み長陰線(5341-5256=85)からの陰転ムードを、「ほぼ同幅」の下ヒゲ長陽線(5280-5191=89)で受け止めたようなイメージ。
全然関係ないが(話題にもならない)ARKK 
そもそも大型グロースのQQQと比較するのはどうかと思うが、(比較対象であるべき)小型グロースと比較してもこの通りで、
どこかの国の小型グロース指数と被る。

カッコ内は前週の騰落率 ★は週内に昨年来高値を更新した国、☆は昨年来安値を更新した国(いずれも終値ベース)
日経平均(CME) -0.4%(+0.1%)←ドル建てでは-0.6%(-0.7%)
米国ダウ-0.5%(-2.3%) S&P500-1.0%(+0.0%)
ドイツ-1.0%(-0.0%) イタリア+0.0%(-2.5%) 英国-0.5%(-1.2%) スペイン+0.7%(-0.7%) 
フランス-1.2%(-0.9%) ロシア-5.8%(-1.3%) カナダ-0.2%(-0.6%)

日経平均 -0.4%(-0.3%)
中国-0.1%(-2.1%) 香港-2.8%(-4.8%) 韓国-1.9%(-1.3%) 豪州-0.3%(-1.1%)
インド-1.9%(+2.0%) ブラジル-1.8%(-3.0%) ★台湾-1.8%(+1.4%) 

欧州株は5/15高値→5/29安値 https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=FEZ
これは米国のバリュー指数↓(5/17高値→5/29安値)とほぼ同じであり、
欧州株とは元々がバリュー指数であることを示す。逆に台湾はSOXやナスと同じく5/28高値。

新興国では、上海・香港ともに5/20高値(FXIは1日前の5/17高値↓)で、金銀銅(↓)の高値も揃って5/20。ブラジルは年初来安値(昨年来安値ではない)。
わが国のドル建て日経平均は-0.6%だが、EWJは+0.7%、EWJV(↓)に至っては+1.9%と、そのまま今週のNT倍率縮小を「表現」している。
https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=EWJV

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