6/28
NYダウ  39118.86(-45.20)・・・ -0.12%
S&P500   5460.48(-22.39)・・・ -0.41%<イコールウェイトは+0.06%
NASDAQ  17732.60(-126.08)・・・ -0.71%<ナス100は-0.54%
日経平均CME先物 39790円(昼間終値39620円)
WTI原油 81.54(-0.20)  金価格 2339.6(+3.0)
10年債 水4.328%→木4.289%→金4.392%(↑) 10年BEI 水2.26%→木2.26%→金2.28%
2年債 水4.753%→木4.712%→金4.749%(↑)
ユーロドル 前日1.0702/05 → 1.0713/17(ドル安)
ドル円 前日160.74/77 → 160.83/88(-)

※5月個人所得 前月比+0.5%(予想+0.4%)
※5月個人消費支出 前月比+0.2%(予想+0.3%)
※5月デフレーター 前年比+2.6%(予想+2.6%)
※5月コアデフレーター 前年比+2.6%(予想+2.6%) 前月比は+0.1%(予想+0.1%)
※6月シカゴ購買部協会景気指数 47.4(予想40.0・前回35.4)
※6月ミシガン消費者指数確報値 68.2(速報値65.6)
※ECB5月消費者インフレ調査 1年先は前月2.9%→2.8%、3年先は2.4%→2.3%
※バーキン総裁「これまでの利上げのラグ効果が引き続き作用。こうした引き締めで最終的には一段と景気が減速するだろう」「ただ金融政策は広く考えられているほど引き締め的ではないかもしれない」
※ルペン氏の極右政党、第1回投票2日前にリード広げる
※アップル、中国でのiPhone販売台数、5月は前年比39%増、(値下げにより)回復続く
※デイリー総裁「PCEの結果は良い報告。金融政策が機能している証拠だ」「いつ金利を引き下げるのが適切かを判断するのは時期尚早」
※(引け後)BofAやシティなど大手米銀、増配を発表-ストレステスト合格受け

※VIX指数 スポット前日12.24→12.44 7月限13.78→14.01 8月限14.80→14.93
※半導体SOX指数 +0.94%(S&P500との差は月-76→火-2→水-25→木-61→金+12)
※ラッセル2000指数 +0.46% 
※ドイツ10年債 水2.45%→木2.44%→金2.49%(↑)
※イタリア10年債 水3.98%→木4.02%→金4.07%(↑)
(参考)フランス10年債 水3.19%→木3.26%→金3.29%(↑)高値更新
※ナイキ-20.0%(-123ドル寄与)、SMCI-8.0%、メルク-4.6%、メタ-2.9%、アマゾン-2.3%、Uヘルス(+149ドル寄与)、シティ+3.1%、フォード+2.5%
※公益-1.1%、一般消費財(ナイキ所属)-1.1%、通信サービス-0.9%、不動産+0.8%
※英国-0.19%、ドイツ+0.13%(欧州VIXは前日19.06→18.30)、フランス-0.68%、イタリア-0.10%、ブラジル-0.33%

水  株↑(EW↓)・金利↑・ドル↑・株VIX↓
木  株→(EW→)・金利↓・ドル↓・株VIX↓
金  株↓(EW→)・金利↑・ドル↓・株VIX↑
債券高値(金利安値)23時=株高値23時

昨年は、6/16高値→6/26安値から最終日にこの動き↓で6/16高値を更新。
今年は、6/18高値→6/24安値から最終日にこの動き↓で6/18高値を更新せず。
ただし23時以降の下落も(↓)、VIXがほとんど動かない範囲、もっと言えばわが国夜間先物が反落しない範囲のこと。

いかにも火~木&金寄り付きにラッセルリバランス(大型グロース傾斜↓)のプレポジションが入り過ぎて、最後にアンワインドされたといった序列
木 小型グロ+1.4%>小型バリ+0.6%>大型グロ+0.2%>大型バリ+0.0%
金 小型バリ+0.9%>大型バリ+0.1%>小型グロ-0.2%>大型グロ-0.7%
火~木と金のメガ7 https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=MAGS
昨晩はSMCI↓ラッセル↑ https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=SMCI

金利は、たまたまそこ(22:55)にミシガンがあったので後付け理由で使う人もいるが、
上に動いたのは長期側が中心で、こちらも債券VIXがほとんど動かない中(&ドル高にならない中)でのことだから、米国時間に入ってトランプのことを再び思い出したか四半期末需給が最後に出てきたとか、そんなところではないか。
水 2年4.75% 10年4.33% 実質2.07% 円160.81 債VIX15.31
木 2年4.71% 10年4.29% 実質2.03% 円160.75 債VIX15.16
金 2年4.75% 10年4.39% 実質2.11% 円160.85 債VIX15.82
昨晩に限らず2年債はほとんど動いておらず、
こちら↓が継続されている。
<先週土曜記述> それにしても年内2回利下げ織り込み(↓緑線の0.5%)と実質金利の2.0%は「超えそうで超えない」絶妙なラインです。
https://cms.zerohedge.com/s3/files/inline-images/bfm9CCA.jpg

(ミシガン以外の)経済指標では、デフレーターはゴールドマン予想の総合+0.03%・コア+0.13%に対して、実際の数字は総合は-0.01%、コアは+0.08%。小数点以下1位では市場予想と完全一致も2位では予想以下だったが、それもCPIの二番煎じ。
それよりも個人消費が前月比で2か月続けて0.2%以下となるのは20年4月以来のことであるから(今までは単月でそれ以下があっても翌月には必ず回復していた)、
23時までの金利低下は「そちら」を反映していた可能性の方が高そう。

株↓金利↑↑でスプレッドは縮小
先週金 (1÷21.0X100)-4.26%=0.51% 株VIX13.20
水 (1÷20.9X100)-4.33%=0.44% 株VIX12.55
木 (1÷21.0X100)-4.29%=0.48% 株VIX12.24
金 (1÷20.9X100)-4.39%=0.39% 株VIX12.44

3週前 → 2週前 → 先週末 → 今週末  右端の日にちはすべて終値ベース
NYダウ      38799 → 38589 → 39150 → 39118(-0.1%) 5/17が高値
S&P500     5347 → 5431 → 5464 → 5460(-0.1%) 6/18が高値
S&P500EW    6655 → 6617 → 6692 → 6663(-0.4%) 3/28が高値
NASDAQ    17133 → 17688 → 17689 → 17732(+0.2%) ナス100は-0.1% 6/18が高値
ラッセル    2026 → 2006 → 2022 → 2047(+1.3%) 3/28が高値
SOX指数    5287 → 5598 → 5538 → 5472(-1.2%) 6/18が高値

えん安&げん安
ドルindex   104.86 → 105.17 → 105.44 → 105.54(→)
ユーロドル   1.0802 → 1.0702 → 1.0695 → 1.0715(↑)
ドル円     156.71 → 157.38 → 159.80 → 160.85(↑) 6/28が高値
ユーロ円    169.26 → 168.45 → 170.87 → 172.34(↑) 6/28が高値
豪ドル円    103.10 → 104.11 → 106.14 → 107.28(↑) 6/28が高値

米国30年債     4.55% → 4.35% → 4.39% → 4.55%(+0.16%)
米国10年債     4.43% → 4.22% → 4.26% → 4.39%(+0.13%)
10年実質金利    2.13% → 2.05% → 2.03% → 2.11%(+0.08%)
米国2年債     4.89% → 4.71% → 4.73% → 4.75%(+0.02%)
ドイツ10年債    2.61% → 2.36% → 2.40% → 2.49%(+0.09%)
ドイツ2年債      3.08% → 2.76% → 2.77% → 2.83%(+0.06%)
イタリア10年債   3.95% → 3.93% → 3.94% → 4.07%(+0.13%) 6/10が高値
(参)仏10年債   3.12% → 3.16% → 3.16% → 3.29%(+0.13%) 6/28が高値
(参)仏独金利差  0.51% → 0.80% → 0.76% → 0.80%(+0.04%)
中国10年債     2.32% → 2.30% → 2.27% → 2.21%(-0.06%) 債券バブル
日本10年債     0.97% → 0.92% → 0.97% → 1.03%(+0.06%) 5/29が高値

VIX指数     12.22 → 12.66 → 13.20 → 12.44
ナスVIX     15.88 → 16.05 → 16.95 → 16.24
欧州VIX     13.29 → 19.87 → 17.60 → 18.30 6/17が高値
日本VIX     17.77 → 16.29 → 16.33 → 16.13 6/28が安値
米債券MOVE  91.82 → 100.16 → 94.09 → 98.59
米債券VXTLT  14.75 → 16.64 → 14.58 → 15.82
ゴールド    2325 → 2349 → 2331 → 2339
原油      75.53 → 78.45 → 80.73 → 81.54

週間では、株→・金利↑・ドル→・VIX↓
最終日の金利↑だけは余計だったが、それを除くと各アセットとも「→」に近い小動きだったと言える。
<日曜記述> 便宜上(慣例上)いくつか印を付けていますが、次週の経済指標+仏英選挙結果+独立記念日休場というスケジュールに比べれば、はるかに軽量であり、それよりも月末及び半期末に向けた様々な「需給」の方が優先されそうです。

株式の中ではこのような序列で着地した。
先週 SOX-1.1%<ナス+0.0%<SPX+0.6%<ラッセル+0.8%<SPXEW+1.1%<ダウ+1.4%
今週 SOX-1.2%<SPXEW-0.4%<SPX-0.1%=ダウ-0.1%<ナス+0.2%<ラッセル+1.3%
月内では、ナスとSOXの「高値」が18日、イコールウェイトとラッセル2000の「安値」が14日、ナスの新「安値」銘柄数(↓)も18日が最多。
すなわち18日が「過度な歪み」のピークで、19日の休場を挟んで、それ以降は基本的にはアンワインド方向=歪みの修正期間だった(その中でFTSEやラッセルのリバランスによって多少差異が生じた)とまとめられそう。それでもいまだにわが国の騰落レシオの方がはるかに高水準。

JPモルガンのカラーオプションは2Q内ではこのような流れになり、
2Q 「SPX Short 5565C SPX Long 4970P SPX Short 4185P」
→ 2Qの安値は4953(4970の近似値) 2Qの高値は5523(5565の近似値)
そして3Qはこんな設定になった模様。
3Q 「SPX Short 5770C SPX Long 5185P SPX Short 4375P」

なお月間のVIX(終値ベース)は、11台が1日・12台が13日・13台が5日
こんな背景もあるようだが、
結果的にこういうことに↓。
<先週土曜記述> 「アッチが売られればこっちが買われる」ばかりが目立っているので、特に銘柄間・セクター間の相関は異様な低水準に達しています。VIXが高い時はそんなことを言っていられないので(みんな一緒に売られる)、逆に言えば平和が続いている証拠と言えます(VIXが低域継続もしくは上昇しても短期間)。
銘柄間・セクター間の相関が異様に低い様子:https://pbs.twimg.com/media/GRL8HkNXcAEoYDO.png
個別銘柄のVIXと指数VIXの乖離が広がっている様子:https://pbs.twimg.com/media/GRKGup_XUAA1FTh.jpg

カッコ内は前週の騰落率 ★は週内に昨年来高値を更新した国、☆は昨年来安値を更新した国(いずれも終値ベース)
日経平均(CME) +3.4%(-0.0%)←ドル建てでは+2.7%(-1.6%)
米国ダウ-0.1%(+1.4%) S&P500-0.1%(+0.6%)
ドイツ+0.4%(+0.9%) イタリア-0.4%(+2.0%) 英国-0.9%(+1.1%) 
スペイン-0.8%(+0.3%) フランス-1.9%(+1.7%) カナダ+1.5%(-0.4%)

日経平均 +2.5%(-0.5%)
中国-1.0%(-1.1%) 香港-1.7%(+0.5%) 韓国+0.5%(+0.9%) 豪州-0.4%(+0.9%)
★インド+2.3%(+0.3%) ブラジル+2.1%(+1.4%) 台湾-0.9%(+3.3%) 

今さら仏株を置く気にもならないので、欧対米の相対推移。
昨日のEWJは円安が進まなかったこともあって各国の中でトップ。昨述の通り、四半期末にかけてリバランス傾向が顕著だった。

たぶん日曜の傾向として明日は従前のスタイル(何も載せない)に戻さざるを得ないかもしれない。

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