7/4
米国休場日 ダウ先物終値(日本時間2時)-260ドル ナス先物は-0.66%
日経平均CME先物 39730円(昼間終値39770円)
ユーロドル 前日1.1756/58 → 1.1777(ドル安)
ドル円 前日144.92/93 → 144.51(ドル安)

※欧5月PPI 前年比+0.3%(予想+0.3%)
※OPECプラス有志国が5日に会合、日量41.1万バレル増産で合意の公算
※インド、米国の自動車関税に報復方針 WTOに通知
※米政権、AI半導体輸出の新規制を計画-マレーシアとタイが対象
※米政権、EUの農産物・食品輸出に17%の関税を課す可能性-FT

※ドイツ10年債 水2.63%→木2.58%→金2.56%(↓)
※イタリア10年債 水3.53%→木3.47%→金3.47%(→)
(参考)英国10年債 火4.44%→水4.61%→木4.55%→金4.55%(→)
※英国-0.00%、ドイツ-0.61%(欧州VIXは前日17.23→19.05)、フランス-0.75%、イタリア-0.80%、カナダ+0.01%、メキシコ+0.15%

先物ベースでは、株↓・金利↓・ドル↓。雇用統計日のいいとこ取りをある程度アンワインドさせたことになる。
ダウ先物で言えば、15時半-118ドル→18時-253ドル→終値-260ドルと、欧州時間序盤の下落幅拡大が主だった(チャートは0時頃まで)。

<6/27記述> バンカメ作成
・税制改革法案が7/9までに成立しない場合・・・関税猶予期間の全面延長の可能性が高まる
・税制改革法案が7/4までに成立した場合・・・7月9日の期限前後の不安定な状況に備える必要がある。「誠意を持って」交渉していない国に対して、関税引き上げに踏み切る可能性が高まる
法案が7/4までに成立したため、今は後者だが、底流には「どうせ」というTACO宗教も流れている。

個別には、
※対スイス 米国・スイス貿易合意案、医薬品関税巡る優遇措置を明記へ
→ スイス株日中足:https://www.bloomberg.co.jp/quote/SMI:IND
→ ロシュ株日中足:https://www.bloomberg.co.jp/quote/ROG:SW
※対インド 米国との貿易協定の締結を模索-報復方針で対抗姿勢も
「報復関税の発動をちらつかせ、対抗姿勢も示している」「インドはこれまでにも報復関税を示唆したことはあるが、実際の発動には至っていない」
※対EU 米関税期限前の合意ほぼ不可能に 現状維持を目指す
来週にかけて複数のシナリオが想定される。
・現行の停戦状態を維持するための「原則合意」のみを発表(実質的には7/9期限の延長)
・交渉は継続するも合意に至らず、一旦は上乗せ関税が発動される(発動は8/1~)
・交渉が打ち切られ、米国が一方的に追加関税を発表する(発動は8/1~)

3週前 → 2週前 → 先週末 → 今週末 右端の日にちはすべて終値ベース
NYダウ    42197 → 42206 → 43819 → 44828(+2.3%)
S&P500     5976 → 5967 → 6173 → 6279(+1.7%) 7/3が高値
S&P500EW    7167 → 7179 → 7337 → 7510(+2.3%)
NASDAQ  19406 → 19447 → 20273 → 20601(+1.6%) ナス100は+1.5%(メガ7が+0.6%)
ラッセル     2100 → 2109 → 2172 → 2249(+3.5%)
SOX指数    5112 → 5211 → 5544 → 5647(+1.8%)

ドルindex   98.19 → 98.71 → 97.27 → 96.99(↓) 7/1が安値
ユーロドル   1.1552 → 1.1522 → 1.1720 → 1.1777(↑) 7/1が高値
ドル円     144.09 → 146.08 → 144.66 → 144.51(→) 4/21が安値
ユーロ円    166.35 → 168.33 → 169.51 → 170.17(↑) 7/3が高値
豪ドル円    93.51 → 94.23 → 94.48 → 94.72(↑)
小幅ではあるが、ユーロ>豪ドル>円=ドルと「円安」が継続。

米30年債    4.90% → 4.89% → 4.83% → 4.86%(+0.03%) 5/21が高値
米10年債    4.40% → 4.38% → 4.28% → 4.34%(+0.06%)
実質金利    2.12% → 2.05% → 1.99% → 2.01%(+0.02%)
米2年債    4.00% → 3.91% → 3.75% → 3.88%(+0.13%) 4/30が安値
独10年債    2.53% → 2.51% → 2.59% → 2.56%(-0.03%)
独2年債      1.85% → 1.84% → 1.86% → 1.81%(-0.05%) 4/22が安値
伊10年債    3.49% → 3.52% → 3.49% → 3.47%(-0.02%)
日10年債    1.41% → 1.39% → 1.44% → 1.43%(-0.01%) 3/27が高値

VIX指数     20.82 → 20.62 → 16.32 → 16.38
ナスVIX     22.41 → 22.23 → 18.89 → 19.47
欧州VIX     21.73 → 22.48 → 17.40 → 19.05
日本VIX     27.44 → 25.60 → 23.29 → 26.67
米債券MOVE     95.31 → 90.10 → 87.93 → 86.09 2/19以来の安値
米債券VXTLT    16.88 → 15.88 → 15.04 → 14.14 2/20以来の安値
ゴールド     3452 → 3385 → 3287 → 3342 4/21が高値
原油      72.98 → 73.84 → 65.52 → 67.00 5/5が安値

今週は、株↑・金利↑・ドル↓・VIX→
前日の16時メールである程度まとめていたので細かいことは繰り返さないが、前週までの金利低下という直接的な動力こそ欠いたものの、すべてのアセットのボラティリティーが低下もしくは低位継続(↓)しているゴルディロックス的な環境は続いており、(2/19高値更新からの)上値追いが継続した。
結果的にさらに「割高」になり、
先週末 (1÷22.0X100)-4.28%=0.27% 株VIX16.32
今週末 (1÷22.3X100)-4.34%=0.14% 株VIX16.38
「Greed」感が高まっている。
今週のハートネット 「強欲は恐怖より制御が困難」らしい。

中身は、月初日(↓)に代表されるアンワインドが入ったことで、週間の序列も「いつも」とは異なったが、
7/1 ナス-0.82%(メガ7-1.51%)<S&P500-0.11%<S&P500EW+1.12%
下位側も決して足を引っ張るわけではなく、ローテーションレベルに留まっている。
ただ昨晩のS&P500先物は-0.63%なので、そのまま現物に置き換えると6240ということになり、雇用統計で「窓空け」陽線を残していたため(↓)、週明けが6246未満で推移するなら、雇用統計日の足が「離れ小島」として残ることになる。
(旧高値日2/19)6147→→月6215→火6210→<水6227>→木6284
(旧高値日2/19)6111→→月6174→火6177→水6188→<木6246>
https://www.advisorperspectives.com/images/content_image/data/e2/e2ec37fa2e9a328b0f80815d76c6a447.png

こちらは50日線と200日線のゴールデンクロス後の傾向
ちなみに「小回り三月」前のデッドクロス時はこのような記事が溢れていた(↓)。ゴールデンクロスも遅行指標という点では同様かと思うが。
「デッドクロスは必ずしもその名称が示すほど破壊的ではない。実際のところは遅行指標であり、出現する時点でS&P500種は既に2桁の下落率を記録しているか、その直前にあることが一般的だ」

・仏5年債利回り、ユーロ圏最高に迫る-市場は政治・財政リスク意識
こちらは記事内にあった仏伊5年債の利回り差
債券だけではなく株式の仏伊対比でも全く同じ(↓)。22年に株・金利ともにやや逆行しているのは仏大統領があったため。

カッコ内は前週の騰落率 ★は週内に年初来高値を更新した国、☆は年初来安値を更新した国(いずれも終値ベース)
下期に入ったので、今までの「昨年来」高値安値から「年初来」高値安値に変えたら、★印が増えた。
日経平均(CME)-2.1%(+5.7%) ←ドル建てでは-2.0%(+6.7%)
米国ダウ+2.3%(+3.8%) ★S&P500+1.7%(+3.4%)
ドイツ-1.0%(+2.9%) イタリア-0.3%(+1.3%) 英国+0.3%(+0.3%) 
スペイン-0.0%(+0.8%) フランス+0.1%(+1.3%) ★カナダ+1.3%(+0.7%)

★日経平均-0.8%(+4.5%) ★中国+1.4%(+1.9%) 香港-1.5%(+3.2%)
★韓国-0.0%(+1.1%) ★豪州+1.0%(+0.1%) インド-0.7%(+2.0%)
★ブラジル+3.2%(-0.2%) 台湾-0.1%(+2.4%) メキシコ+1.0%(+2.0%)

米国対ドイツ 6/5のECB理事会以降は引き続き米>欧。
https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=$SPX:$DAX
ただしドル安(ユーロ高)が並行しているので、ドル建てでみるとやや異なる。
わが国は、昼間に「先取り」していたので夜間の反応は限定的だった。
21年 160円幅&4656枚  22年 170円幅&7837枚
23年 190円幅&8148枚  24年 100円幅&5559枚
25年 200円幅&4327枚

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