元気学園の伝統 恩送りの法則

2015年03月30日

先生ありがとう、恩返ししたいな

IMG_1365「先生、いつも勉強が・・・・(^^;)の僕らに、丁寧に教えてくれてありがとう。」

と、出来上がった本立てを贈呈。上等な出来具合。

先日作った本棚のおかげで、「こうやってやればできるんだ!」と学んだ新高校1年生の二人組。

先生から、「この大きさのがあればいいのよね〜」との言葉をうけて、「僕らで、大きさぴったりのを作れるじゃないか!」と思ったそうです。

技術があるって、すごいですね。
作ろうとも思うし、作れるとも思えるのだから。IMG_1367

できるようになると、人は、それを活かそうとする。
まさに、ここで学んでいることです。

IMG_1368出来ない言い訳をするより、できるようになろう。
できるようになる=実力がつけば、文句や不満、言い訳もしなくてすむんだよ。

一つ目の前で、やって見せてくれました。
こういうのこそ、大きな成功体験

男の子たち、こうして、一つみっちりしっかり教えてもらいながら、本棚を作ってから、「ちょっと変わったな。」と感じられる一面があります。
メンズにとって、技術が身に付くって、かなり自己顕示欲を刺激してくれるようです。

だって本棚の話すると、どの子も、自信満々で説明を始めますから〜。
(男子の成長、うれしいことだぁ〜

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2013年11月05日

先生ごめんなさい。だから、役に立ちたいです。


写真 2013-11-02 12 18 38子どもたちを、注意したり叱ったりするのは、本当にイヤな事なのだけれど、
どうしても、せざるを得ないのが、「周りが嫌がること」。
また、人の成長の邪魔をすることに関しては、「いけないことだ」と教えなければいけません。

成長の邪魔をするって、どういうことかというと、他人の時間を奪う事です。
例えば、おしゃべり。自分は暇だし、しゃべりたいから、相手が受験生だろうが、構わず続ける。また、相手も、その時は楽しそうにしているのだけれど、後で、なんでしゃべっちゃったんだろう?!、アイツのせいだ!となっていくのが、人の心。
結局は、嫌われる原因になります。

IMG_2260だから、良い人間関係を保つには、ほどほどを教えることなのですが、すぐにわかる子もいれば、なかなか理解できない子もいます。
学校にいけない理由がこういうところにあるのですが、集団の中では、際立って目立つことも、家では、意外と気が付かないかもしれません。

写真 2013-11-02 11 45 21この前、高校3年生の女子が、「先生ごめんなさい。」
「入学してきてから自分がしてきたこと、全然悪いと思わなかったけれど、最近、分かってきました。
悪いことだったんだなぁって。
先生から、「人の時間を奪ってはいけない」「他の子を直しているのを邪魔をしてはいけない」と言われていた意味が、やっと分かるようになりました。」

と言ってきました。
そして、先生に迷惑をかけたから、「恩返ししたい。役に立ちたいです。」とも。

IMG_2238子どもたちは、ほとんどの子が、周りを見て、「こうすればいいんだ。」と直っていきます。
叱る必要なんてありません。
でも、どうしても、注意せざるを得ないのは、周りの子どもが嫌がる事をする時、親が嫌がる事をすること。
この二点が、少々ではなく、度合いを超えた時です。

周りの子どもが嫌がる=学校でいられない
親が嫌がる=親子が一緒にいられない    

こういうことです。

子どもを叱るのは、ホントにイヤなことで、できればしたくないんですよ(本当に、イヤなんですよ〜。だから、叱らないといけないような子どもを受け入れるのも、難しいのですよ)。

写真 2013-11-02 11 45 23今は、叱ってくれる大人が居なくなったといいますが、なぜなのか、よく分かります。
相手に好かれことは、決してないので・・・。
それを知っているのに、でも、せざるを得ない状況が生じたら、それは、預かった限り、親代わりだから。
子どもへの愛情と、成長の可能性を信じているからです。

父母の方々、もし、こういう場合があったとしたら、どうぞ、「私たちの代わりに先生がしてくれるのだから、ありがたいこと。素直に聞き入れよう。」と、子どもの反発心をうまないように、共に子育てしてくださいね

さて、
「役に立ちたいです」の答えは、「ぜひ!!」
先生から、お願いされたのは、「この子を助けてあげて」。IMG_2234

「機嫌が悪いから、みんなが、近寄らなくなる。すると、それでも寄ってくる人としか話さなくなる、すると、その子が他の子と仲良くすると気に入らないから、もっと機嫌が悪くなる。この悪循環が今の状態なんだよ。
勉強が分からないのは、時間をかけるしかないけれど、できるようになるまで、機嫌よく、過ごすことが、将来の為に大事なんだ。

おしゃべりしたいんだよ。だから、話してあげて。お前なら、不機嫌より強いから大丈夫。
時には、そんな顔していると、みんなが嫌がるからやめようと言って、気づかせてあげて。本人が直せたら、それは、幸せなことだから。」

これを聞いて、その通りだと思いました。
聞いていた女子生徒たち全員が納得したのです。

このままだと、人の中で過ごすのはたいへんだなと思う。
わがままって最後は家族の問題なんです。どうしてかというと、他人は相手にしないから。
だから、今、この環境がある中で本人が変われるなら、それが人生最大のチャンス。

IMG_2235拗ねた心は、「やめなさい」という自律を促す言葉と、好かれたい気持ちを引き出す人の温かみ。この両方が必要です。
だけど、一人の人が二役はできないんです。
だから、お母さん一人の手におえないんですよね。
元気学園で、できるだけのことはします。
でも、親の仕事もありますよ。子どもに、自分に関わってくれる人に「感謝」を教えるのは、親の仕事です。

高校生の女子たちにも、応援を要請しました(女の子たちは、結構、私の頼みも聞いてくれるんですよ)。
「みんなで、少しずつおしゃべりしてあげようよ。
あの不機嫌だと、良いところが消えてしまう。だから、みんなで協力しよう。みんなが少しずつしたら、一人の人に大きな負担がかからなくても済むよね。」IMG_2227

子どもを変えるには、大人の力が不可欠。
でも、さらに、前進したところでは、仲間の力が必要。

自分も、そうやって、先輩たちに助けてもらった元気学園に子どもたち。
入学してきたころの自分と、今の自分の違いに気付いた子から、人に優しくなっていきます

写真は、大道芸で、投げ銭をしている様子。アーティストを間近にみれるチャンスに、みんな、わくわく!

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2013年03月05日

医学部の単位一つも落とさずとりました

写真 2013-03-04 10 56 10春休みになって、卒業生たちが遊びに来てくれます。

「せんせー、1年たって大丈夫でした。大学1年間行けました。
単位だって、一個も落とさなかった。
半分以上の人は、一つは落とすんです。だから、すごいなって、自分でも・・・・フフフ。」

こんな感じで、報告してくれた医学部の学生。

「よかった。」と心から思います。
医療系は、入学するのも難しいけれど、入ってからは、それ以上に勉強しますから。特に医学部は。
本人曰く、「みんな、今年1年で受験の時より勉強したって言っている。」とのこと。

元気学園の同期生たちチームで、沖縄に行っただとか、今、一人はイギリス留学中だとか、一人は、実習でヘロヘロだけどまあ乗り切ったとか、また、お母さんと挨拶に来るよと言っていたとか、いろんな情報をくれました。

元気にしているのは、良いことです。

学園生たちにも、「元気学園で経験したことは無駄なものは何にもないよ。」と激励の言葉。
「先輩に続け!」とみんなの心は、メラメラというより、ほっこりとあたたかくなったのでした。

週末には、お手伝いに来てくれるきれいなお姉さん(になっちゃったんだな〜、出会った頃は、ごはん食べれないって泣いてたのに(*´∇`*))。次には、大学4年生になります。

写真 2013-03-04 11 02 59今年、学園から同じ大学、同じ学科に進学するので、頼りにしてます。待ってました!!
要するに、後輩になるので、やってくると、「きた〜!!」と手を取り合います。

「レポートでもテストでも、何でもあげるから。」
と励ましてもらって、ほっと安心。

やっぱり、兼好法師がおっしゃる通り、「あらまほしきものは、先達」ですね。

また、今回大学に合格をもらった子たちが、みんなの勉強をみたり、学園の用事を手伝ったりと恩送りしてくれています。
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genki_gakuen054 at 23:56|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2013年01月26日

卒業記念品の銀細工(ムービーもあるよ!)

今、スタッフが卒業記念品を作ってくれています。
元気学園の中等部・高等部の卒業生たちが、この先も、ずっと幸せででいられますようにとの願いを込めて。
さて、この銀のアクセサリーですが、すーーーごく美しいのですが、作る過程は、とーーーっても繊細。
手間がかかる作業なので、「手伝おうか?」と気軽に提案しましたが、傍にいた、もう1人のスタッフが、「私もすぐに曲げちゃうから手伝えないんです〜(^_^;)。」
「ひぇ〜!!」。そう言っているのが、服を手作りするくらい器用な人。
それでもダメってことは、私など全く役に立ちません。

だから、マイスターが1人でコツコツみんなの分を、心を込めて作ってくれています。
その様子をムービーにしましたので(といっても、私じゃなくて、マイスターの自作です)、どうぞ、ご覧下さい。
よりいっそう、愛着が出てくるのではないかと思います。

ところで、このムービー、イニシャルがAですね、これって、誰?クマモンか?!
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genki_gakuen054 at 20:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年02月02日

大学合格決まって恩送り

IMG_1123家から通える看護大学に、進学先を決めましたと親子で報告に来校。
学力的には十分なので、試験自体は心配していませんでしたが、ちゃんと大学行き続けられるかな・・・そちらの方が、家族も元気学園も心配しています。
でも、まあ、がんばるでしょう。
まず、家族がついている。今までだってずいぶん成長してきたし、これからだって、きっと成長していくでしょう。
合格したので、これからしばらくの間は、「恩送りをします!」と言って、戻ってきてくれました。
その気持ちが、嬉しいです。ありがとね。
後輩たちに勉強を教えたり、食事作りを手伝ったり、不器用を直すためにソーイングもしますよっと、朗らかです。写真のケーキは、合格のお祝いに作ったもので、本人のイメージにぴったりのピンク色でした。

さて、この親子とほぼ同時に突然やってきたのが、
昨日、埼玉医大の医学部の一次試験に合格したよ〜。という親子。3つ目の医学部一次試験の合格です。
自宅に戻って出陣しています。
5日間連続受験、5時起き出発にも耐えられたと、「すごいって自分でも思います。」なんて自慢するところがかわいい(^_^)ニコニコ。
ここ数日試験がないので、最後の第一希望を受験する前に、「先生に会いに行こうか。」
となったらしく、そういえば、朝電話した時に、「ちょっと来てみたら〜。」とは言ったものの、早速来るとは思わなかったので、び〜っくり。
でも、嬉しい再会でした。
一次の推定順位から二次試験の順位がずいぶん上がっていたので、小論文が良かったんだと喜んでいました。
エネルギー注入して、次の試験に備えます。

みんなが集っているときに、聖路加大学の看護学部の一次に受かりました!と電話が入り、また仲間が一人合格をもらいました。
今日は、イギリスの大学院で声楽を学び、同時にブレインジムという運動の資格を取ったという先生が来てくれて、みんなと一緒に初活動。
それに、新入生が来て、中1男子が仲間入り。何か面白いことないかな〜という顔をして、教室をうろうろ。こんな良い日に来たのだからラッキー。
暦をみると、大安でした
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genki_gakuen054 at 23:00|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2007年09月18日

元気学園の伝統 恩送りの法則

1f20f903.jpgいろんな問題や障害を乗り越えた生徒たちは、「先生恩返しします。」と言ってくれます。今時、恩返しなんて、普通の学校ではあまり聞かないのではないでしょうか。
そう言ってくれるのには理由があって、元気学園に来る子供たちの、最初の、親子でどうしようもないくらいの状態、「もうこのままでは!!」とせっぱ詰まったところから、スタッフの助けを借りて試練を乗り越えていって、確かな物を手に入れるまでの過程は、決して平坦ではなく、いばらの道で、その時の結びつきは、普通の師弟関係の何倍も強いものです。

例えば、溺れそうになる人を助けるには、自分も溺れる可能性があるのと同じように、一緒にどうにかなってしまいそうなくらい、というのは、大げさな例えではなくて、寮生活で生活も共にしていますから、24時間を見ているから、それだから良い結果が得られるのですが、一緒にいる時間が長い分、本当に、筆舌に尽くしがたい、いろんな事があります。

しかし、この苦難を乗り越えて、一旦安定した場所までたどり着き、次の目標を持ち、それを叶えたりできるようになった時、あの時が人生の岐路であったと思うようです。

今の自分と過去の自分を思うと、一目瞭然の違いに唖然となるといいます。

そこで、感謝の気持ちをこめて、「恩返ししたい。」と言ってくれます。
とても嬉しい言葉です。
スタッフとしては、その気持ちは、直接スタッフに返すのではなくて、次の者に、「恩送りしてあげて。」とお願いしています。

自分が良かったと思うこと、自分がしてもらって嬉しかった、こうやって誰かが助けてくれたらいいのにと思った、一緒にやってくれる人がいるからできた。

こんな経験をしてきたみんなだから、それぞれの場面で、自分と同じように、辛いところを乗り越える時の気持ちが、誰よりもわかるはずです。

だから、自分が先生たちにしてもらったことを、後輩に一番近いところで、サポーター兼パートナー役を買って出てくれることで、恩送りしてくれます。

とても有り難いことです。

この「恩送りの法則」が元気学園の伝統となるように、先輩たちや卒業生の喜びと感謝を、元気学園で新たに出会う生徒たちに順送りで伝えていってもらえたら、我々スタッフにとっては、最高の恩返しです。
genki_gakuen054 at 14:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

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