2018年06月21日

平成30年6月20日 『骨粗鬆症とサルコペニア~寝たきりにならないために~』



今回のテーマは『骨粗鬆症とサルコペニア』です




まずは副院長からのお話です。
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骨粗鬆症はご存知の方も多いと思いますが、骨の量が少なくなり骨折しやすくなる病気のことです

その要因としては、加齢運動不足、女性の場合は閉経などがあります。
また、糖尿病リウマチなどの病気や、ステロイドの長期投与なども要因となる事があります

骨粗鬆症になると、少し手を付いたり、重いものを持ち上げたり、勢いよく椅子に座っただけで骨折してしまう事があります


また、骨の強さは骨の密度と質が関わっています

骨の密度は、レントゲンなどによる骨量測定をした事がある方もいらっしゃると思います

骨にはコラーゲンミネラルが含まれており、それらが骨の弾力をもたらし、骨の質に影響しています。
例えると、高層ビルなどはわざと揺れやすい構造になっており、地震が来た時などに倒壊しにくくなっていますが、それと似たような構造が骨の中にもあるのです
それらが加齢や生活習慣により減少したり、糖化したりすると、骨の弾力がなくなり、衝撃によって折れやすくなってしまいます




次に理学療法士からのお話です。
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サルコペニアは『進行性かつ全身性の筋量および筋力の低下』のことをいいます

その原因としては、栄養不足(主にタンパク質)運動不足などがあります


サルコペニアの診断は、歩行速度、握力測定、筋力測定をして判定されます。

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参加者の方にも実際握力を測定してもらいました





では、運動はどのような事をすればよいのでしょうか?


そこで今回、家でも出来る運動を皆さんで一緒にやってみました


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スクワットをしています。
つま先より膝が前に出ないようにするのがポイントです



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片足を上げて1分間頑張ります。
フラフラするので支えられるものを持ちながらでも大丈夫です


どれも簡単に出来るものでしたが、毎日の積み重ねが大切です






続いて管理栄養士からの骨粗鬆症予防についてのお話です。
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厚生労働省が定めた1日のカルシウム摂取量は650~700mgです。
しかし、閉経後の女性やご高齢の方は800mgが推奨されています。

では、カルシウムを多く含む食品は何でしょう?


今回は主に4種類を紹介します

①乳製品...牛乳、ヨーグルト、チーズなど

②魚介類...サバ缶詰、ししゃも、魚肉ソーセージ、桜エビなど

③豆類...豆腐、豆乳、納豆など

④野菜、海藻類...モロヘイヤ、小松菜、大根葉、わかめ、ゴマなど


乳製品以外にもたくさんの身近な食品に含まれています



また、カルシウムは他の栄養素に比べて、体の中に吸収されにくい栄養素で、吸収を高めるにはビタミンDという栄養素を一緒に摂る事が重要です
カルシウムとビタミンDを一緒に摂ると、ビタミンDがカルシウムの運び屋の役目をして、血液中に取り込むように働きます

ビタミンD以外にも同様の役割を果たすもが知られており、以下の通りです。

・ビタミンD...青魚、鮭、鰻、きのこ類
・ビタミンK...納豆、小松菜、ブロッコリー
・マグネシウム...アーモンド、ゴマ、青さ、ひじき、豆腐、さつまいも
・蛋白質...肉、魚



また、上記の食物などでせっかく摂取したカルシウムを妨げてしまう要因があります

▲加工食品やお菓子の食べ過ぎ
  加工食品やお菓子、清涼飲料水には、カルシウムの吸収を妨げるリンという成分が含まれています。

▲塩分の摂り過ぎ
  漬物や味の濃いものなど、塩分の多い食品を摂り過ぎると、カルシウムを尿中に流していまいます。

▲アルコールの飲み過ぎ
  利尿作用によって体内のカルシウムを排出してしまいます。





最後にクイズです
絹ごし豆腐と木綿豆腐ではどちらがカルシウム量が多いでしょう?
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正解は…木綿豆腐です
絹ごし豆腐は水分が多い為、木綿豆腐に比べるとカルシウム量が少なくなります。


カルシウムの多い食品を一度にたくさん食べても吸収できる量は限られています。
毎日の食事にカルシウムを多く含む食品を上手く組み入れて、積極的にとるように心がけましょう





現在、日本の平均寿命は世界トップクラスです。

しかし、健康寿命は平均寿命に比べて、10歳ほど短くなっています。

ご高齢の方が骨折をしてしまうと、寝たきりになるなどして健康寿命を縮める原因になってしまいます

これからの高齢化社会で、一人一人が自分の健康寿命をいかに伸ばしていく事が課題になってきています

日頃から、食事や運動を少し心がけてみて下さいね




今回も内容が盛りだくさんでしたが、皆さん興味津々だったようで、たくさんの質問を頂きました
為になりましたという嬉しいお声もたくさん聞かれました


次回は、9月19日(水曜日)、テーマは『呼吸筋を鍛えて元気になろう&肺炎予防』です
(7月、8月はお休みです。)

皆さんのご参加お待ちしています


genki_hatta at 09:20|この記事のURL

2018年05月21日

平成30年5月16日 『糖尿病...足を守ろう 糖尿病や動脈硬化の方必見!!』


今回のテーマは
『糖尿病...足を守ろう
 糖尿病や動脈硬化の方必見!!』
でした 



まずは副院長より

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゛糖尿病、動脈硬化、足″...と聞いて
あまり関連が無い様に思われるかもしれません



糖尿病の方は高血糖が続くことで
足など末端の神経障害が起こり
痛みや熱さに対する感覚が鈍くなります。


そのため足のケガや火傷に気付かず
気付いた時には潰瘍壊疽にまで進行し
場合によっては足を切断する事にもなりかねません



また高血糖の状態は血管も傷つけられ
合併症として動脈硬化をきたしやすくなります。


これが足の血管に及ぶと
血管が狭くなったり詰まったりして
末梢動脈の血流が悪くなる恐れがあります



そしてこれらの
神経障害、動脈硬化による血流障害が合わさると
足に状態はさらに悪くなります



そのため日頃から
糖尿病の方には
足に対して関心を持って貰いたいのです









続いて管理栄養士より

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まずは食事の基本を知ろうという事で
必要摂取カロリーの計算方法を勉強しました


まずは自分の標準体重を求めます

標準体重=身長(m)×身長(m)×22

例)身長165cmなら、1.65×1.65×22=59.9㎏



次に、標準体重から、1日の摂取カロリーを求めます

1日のカロリー量(kcal)=標準体重×身体活動レベル

例)59.9㎏×25=1498キロカロリー


※身体活動レベルは以下の3つのレベルから自分の日常の活動量に合うものを選びましょう。
  低い(25~30)...生活の大部分を座位で過ごす
  ふつう(30~35)...座位中心だが、適度に体を動かしている
  高い(35~ )...移動や立位の多い仕事、活発な運動習慣がある







そして次に栄養のバランスについてです
1食の食事の基本は一汁三菜です


実際に参加者の方に
栄養バランスを考えた献立を作ってもらいました
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皆さん悩みながら真剣に選んでくださいました





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選んで下さった献立は
野菜や蛋白質が含まれていて
皆さんバランスの良いメニューが選べていました




・塩分が気になる方は汁物は1日1杯
・1日1回は乳製品、果物を食べる
・油を使った料理は1回に何品も食べない

これらも日頃の食生活に取り入れられると
なお良いとの事でした

 





そして看護師より

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フットケアについてのお話です

ポイントは
あ・し・は・た・い・せ・つ(足は大切) です


・靴を買う時は夕方に選ぶ
・白い靴下を履く(出血が見つけやすい様)
・足の爪切りは角を落とす

などなどたくさんのポイントがありました








最後は健康運動指導士の竹村先生より





まず準備体操に簡単なゲームをしました

皆さん色に合わせてボールを上げ下げしています
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簡単そうに見えて結構難しいゲームでしたが
頭と体を連動させるのでとても良いそうです





そしてボールを使って
足を鍛える運動を教えていただきました
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片足をボールに乗せてスクワットをします
グラグラしてバランスを取るのが難しいようです。

体を支えられるものを掴みながら
皆さんそれぞれのペースで取り組まれていました





それから自分の足を触りましょうとの事で
足の動かし方やマッサージの方法を
教えてくださいました
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一通りマッサージを終えた後
先ほどの運動を行ってみると…
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おどろくほど
足の地面に触れる感覚が違いました

少し足に触れてあげるだけで
足から脳への信号が伝わりやすくなるそうです






今回は足についてたくさん学びましたが
皆さんもこれを機会に自分の足を見てみて下さい







次回は6月20日(水曜日)
 『骨粗鬆症とサルコペニア
   ~寝たきりにならないために~』


初めての方も参加をお待ちしております
気になられる方はスタッフまで
お気軽にお声かけ下さい











genki_hatta at 15:34|この記事のURL

2018年04月21日

平成30年4月18日 ヘルシーメニュー&スロージョギング


お天気にも恵まれて予定通り
『春のヘルシーメニュー&スロージョギング』
を開催しました



皆さんお揃いのところで
管理栄養士さんから献立の説明がありました
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今回の献立がこちら
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・ミックスサンド
・タンドリーチキン
・ビシソワーズ
・フルーツ
・抹茶羹(運動後のデザート)

カロリー602kcal、塩分2.9gでした

ビシソワーズが冷たくて美味しいと評判でした




そして皆さんでいただきます
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副院長も交えて楽しくお食事しました






それから今回行う
『スロージョギング』について
健康運動指導士・竹村先生よりお話がありました
分かりやすく楽しく教えていただきました


スロージョギングは有酸素運動で室内でも手軽に出来て
ウォーキングの約2倍のダイエット効果があるそうです



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また心拍数を適切に上げて運動しましょうとの事で
心拍数の測り方、計算方法を教えてもらい、
皆さんそれぞれ自分の心拍数を図っています






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ダイエット予防や生活習慣病の改善だけではなく
がん予防や認知症など脳にも良い影響があるそうです

話を聞けば聞くほど良い事尽くめの運動法でした






そしていよいよ外に出て
スロージョギング実践です
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準備体操はしっかりと


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その場でスロージョギングのやり方を確認します。



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そしてスロージョギングスタートです



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二列になって川沿いで行いました




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1分間ジョギング、1分間ウォーキングのペースで
お話しながらでもする事が出来ましたよ




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最後は整理体操、記念撮影をして
お部屋に戻って皆さんでおやつを食べました


参加者さん同士お話したり
竹村先生に質問したり
和やかな時間を過ごしました




次回の元気塾は以下のようになっています。
 5月16日(水曜日)
 糖尿病...足を守ろう
   糖尿病や動脈硬化の方必見!!



皆さんの参加をお待ちしております

genki_hatta at 11:48|この記事のURL
ギャラリー
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