In Deepさんのサイトより
http://oka-jp.seesaa.net/article/302554329.html
<転載開始>



(※)上の「お前たちは自らの手で地獄の門を開いたのだ」という文言は、パレスチナの原理主義組織アル・カッサムのメンバーによるもので、イスラエル政府が 11月 14日にハマスの幹部を暗殺した後に「ツイッター」上でツイートした内容に対して返したツイートだそうです。

翻訳記事の中にもありますが、イスラエルとパレスチナの間で「ツイッター戦争」というものも起きているようです。




(訳者注)なんかこう、いろんなニュースがたくさんあって、ひとつの記事にまとめようとすると、全体としてムチャクチャにまとまりのない記事になりそうなので、今日明日あたりは短めにいくつかの記事をアップしようと思います。

いろいろなニュースというのは、たとえば、

・宇宙の2000カ所から放出されているガンマ線のこと
・真の極移動は最大で「50度」も地球が傾く可能性があること
・聖書で否定されている「死後の生命」という概念
・方丈記の元暦の大地震が南海トラフ地震である可能性
・赤い雨を含めたファフロツキーズ(異物が空から降ってくる)の要因


という報道や話題を数日前から今日にかけて知ったのですが、これをひとつの記事にまとめると(過去の記事で何度もあったように)「何が何やら訳のわからない記事」となってしまう可能性が高いので、書けるところから書きます。

ちなみに、上の羅列の中にある「聖書で否定されている「死後の生命」という概念」というのは唐突な感じですので、ちょっとふれておくと、最近しばらく聖書のことを忘れていたんですが、昨日、聖書のことを思い出すような出来事があったんです。

その出来事はともかく、その中で「死後の生命という概念は聖書にはない」ということを知ったりしました。しかも、聖書に繰り返し出てくる。それを知って、「死後の生命を否定するなら、宗教って何を伝えたいのだろう」と思ったりした次第です。


そんなことを書きつつ、今回はタイトル通り全然関係のない「イスラエル」の話題です。




イスラエルの過ち


イスラエルの「戦争みたいな状態」については多分、普通の報道やテレビなどでもたくさん報じられていると思いますし、イスラエルの軍事行動自体は珍しいものでもないです。イスラエルは 2008年の暮れから 2009年までにも大規模なガザへの空爆をおこなっています。

その際の一連の空爆が終わった頃のニュースとしては、以下のものがあります。


ガザ攻撃の犠牲者1434人、3分の2は民間人
ロイター 2009.03.13

gaza-2008-2009.jpeg

パレスチナ自治区の人権団体「パレスチナ人権センター」は、イスラエル軍が昨年末から22日間にわたって行ったガザへの大規模軍事作戦によるパレスチナ側の死者が、1434人に達したとの調査結果をまとめた。約3分の2は民間人だったとしている。

犠牲者の内訳は兵士が235人、警察官が239人で、民間人は960人に上った。民間人のうち、288人が子どもで、121人が女性だったという。



これがつい3年ほど前のことです。そういうこともあり、「イスラエルの軍事行動は珍しいことではないのでは」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、当時と今は「受ける方としてのイスラエル側」の立場がやや違うのです。

その最大の理由は何かというと、

実は現在、イスラエルは外部から強烈なサイバー攻撃を受けている

という事実があります。

ガザ攻撃後から現在までに 実に 4000万回を越えるサイバー攻撃を受けているのだそうです。今回は、RT の略称で知られるロシアの「ロシア・トゥディ」のその記事をご紹介します。

ちなみに、このロシア・トゥディは、ガザのメディアセンターに支局を持っていますが、先日、そのメディアセンターが「イスラエルに爆撃された」という事件も起きています。



イスラエルの過ちはどれなのか

誤爆ではなく、世界中のメディア支局が入るビルを意図的に砲撃したというニュースで、ロシア人ジャーナリストも被弾しました。

rt-01.jpg

▲ 攻撃を受けて白煙を上げるガザのメディアセンターの様子。攻撃は複数回行われました。



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▲ メディアセンター内の緊急避難所へ逃げ込むイランのプレスTV のカメラマン。写真は共にRTより。


下は「ロシアの声」より一部を抜粋しました。


ロシア・トゥデイ支局 イスラエルの攻撃により破壊
ロシアの声 2012.11.18

ガザ地区のビジネスセンター「アル=シャワ」にあるテレビ局「ロシア・トゥデイ」アラブ語放送支局が、イスラエル軍のミサイルにより破壊された。

ロシア・トゥデイの支局は、最上階の11階にあり、他にもスカイニュース、ITV、パレスチナ各通信社などの支局が集中している。イスラエル側からは4発のミサイルがこの建物に命中したが、そのうちの1発がRTの支局に当った。これより先、攻撃により6名のジャーナリストが負傷したと伝えられていた。



死者は出ていませんが、RTの記事によりますと、地元ジャーナリストが足を切断したとのこと。

上の記事に出てくるメディアで、スカイニュースは英国のメディア、ITV はイタリアで、そのような西洋諸国の国の支局もあるメディアビルをミサイル攻撃したというこのニュース。

「何をしたい」のかよくわからない感じもします。たとえれば・・・「くるった」というような形容詞も思い出したりします。そんなニュースを読む中で、昨日の記事の「狂った太陽」を思い出しながら、同時に、過去のウェブボットを思い出しました。




ウェブボットの中のイスラエルというキーワード

2008年から 2010年頃までのウェブボットには繰り返して「イスラエルの過ち」というキーワードが出ていました。

そして、どうして、今そのことを思い出したかというと、ウェブボットでは、

・太陽系の大きな変化
・地球の自然現象の大きな変化
・資本主義の崩壊
・アメリカの衰退
・人類の覚醒

といったものが、「イスラエルの過ちの時期」と同じ頃から出現するということがいつも書かれていたからです。

ウェブボットは時期は見事に外しますが、今読み直すと、その内容にある地球の自然現象、あるいは宇宙の現象などを含めて、現在の地球と人々に起きていることと非常にシンクロしていることに気づきます。

そんなこともあり、最近の宇宙や地球の変化の中での「イスラエルの過ち」というキーワードを思い出したのでした。ウェブボットには、「イスラエルの過ち」という単語は繰り返し登場しますが、下はそういう予測(あるいは予言)の中のひとつです。

2008年10月に配信されたものからの抜粋です。


非対称型言語傾向分析報告書 709 パート 4
Web Bot 2008.10.04

・米国大統領選挙の時期とシンクロするかのように、「イスラエルの過ち」というキーワードの感情値はどんどん強くなっている。もし今回イスラエルがパレスチナとの紛争を戦争で解決しようとするなら、イスラエルに対する敵意は世界的に広まる。

・その敵意はものすごく、多くの人々が世界中にあるシオニストやユダヤ教徒の家々が破壊されることを妄想するようなレベルに達する。

・イスラエルに対する憎しみはキリスト教の信者に対する憎しみへと拡大する。世界の民衆はキリスト教の象徴や表現に強い敵意を感じるようになる。これは世界的な動きとなり、教会の破壊や聖書やユダヤ教に関連した品々が破壊される。



ここに出てくる「大統領選挙」というのは先日の米国の大統領選の4年前の、オバマ大統領が初めて当選した時のことを言っているのだと思いますが、今回のイスラエルの軍事行動も米国の大統領選挙と時期がある程度シンクロしています。

ちなみに、この下りの後に、「教会に保管されている聖職者の診療記録から多くの聖職者が 倒錯した性癖の持ち主であることが、世界に向けて白日のもとにさらけ出される」という文章もあり、なんとなくまあ、そんな感じのことがあったような、記憶から消えたような・・・。

いずれにしても、メディアセンターを爆撃したイスラエルは少なくとも、現状、ロシアを含めたいくつかの国からは「敵視」され初めているようです。


そして、もうひとつのイスラエルの「見えざる強大な敵」

それが「ネットワークの向こうの見えない人々」です。

それに関しての記事を、爆撃を受けたロシアの「ロシア・トゥディ」の記事からご紹介します。

ちなみに、翻訳では「ハッカー集団アノニマス」というように書いていますが、これは記事をそのまま訳したもので、実際は、「アノニマス」というのは特定の集団とは言えない側面があり(中心的な人物がいるのかどうかも含めて)、 Anonymous の文字通り「匿名の個人の集り」というような形で考えたほうがイメージとしては掴みやすいように思います。

それはアノニマスの 2008年 4月の自分たちのサイトの宣言の中に見てとれます。


「アノニマスは、烏合の衆が集団であるという意味で集団である。

いつでも参加し、離れ、どっかへ行ってしまう」


Wikipediaより)



アノニマスとはそういうものです。
ではここから記事です。




Israel faces 44 million attacks on websites in response to Gaza offensive
RT (ロシア) 2012.11.18

ガザ攻撃への報復として、4400万回のサイバー攻撃に直面するイスラエル


cyber-israel.jpg

イスラエル国防軍 (IDF) のブログも、他の多くのイスラエルのサイトと同様に「アノニマス」によってハッキングされた。


イスラエル軍による攻撃作戦が開始されて以来、イスラエル政府は、同時に自らがサイバー戦争の犠牲者となっている。

11月17日にハックティヴィスト(ハッカー集団と同義)たちのグループ「アノニマス」は、イスラエルの 700以上のサイトの攻撃を始めた。この4日間で、イスラエル政府のウェブサイトへのサイバー攻撃の回数は 4,400万回を越えたとイスラエルのユバル・シュタイニッツ財務相は述べた。

シュタイニッツ財務相は、「重要なウェブサイトに関してはバックアップを施している」と言い、以下のように述べた。

「これは前例のない攻撃だ。しかし、私たちの対応は成功している」。

財務相は、誰が攻撃しているのか、あるいはどの国から発信されているのかという点については言及しなかった。

アノニマスは、イスラエルの 700を越える数のサイトへの大規模な攻撃をおこなった後、イスラエル大統領(シモン・ペレス)の公式ウェブサイと、イスラエル国防軍のブログを攻撃し、シャットダウンさせた。

また、イスラエル外務省の国際開発部門のウェブサイトも攻撃を受けた。国際開発部門は、ガザ地区のインターネット接続を切断しようとしているという嫌疑がかかっているセクションだ。

他に、カディマ党のウェブサイト、エルサレムの銀行のウェブサイトの数々、テル・アビブの地区サイトなどが攻撃を受けてシャットダウンした。

上のウェブサイトはその後も復旧していないものも多く、現在も機能していないサイトもある。

イスラエル政府は、ツイッター、フェイスブック、YouTube などのソーシャルネットワークを完全に受け入れているが、 11月 14日にハマスの軍事部門トップのアーメド・ジャバリ氏ら二人を殺害したとされる事件の後、イスラエル政府は、ツイッターで、ハマスに警告を出している。

それは「ハマスのメンバーは、上級幹部の者たちも、そうでないものも、表に姿を現さないようにすることをお勧めする」という内容だった。

このツイートの内容にパレスチナ側もすぐに反応し、この「ツイッター戦争」に加わっている。

パレスチナの原理主義グループ「アル・カッサム」( Al -Qassam )は、イスラエル国防軍のツイートに対して、以下のように返した。


「お前たちは自らの手で地獄の門を開いたのだ」。



<転載終了>