るいネットさんのサイトより
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=296087
<転載開始>
乳酸菌・解糖系・ガン細胞の共通点は、乳酸を作り出すこと。

ガン細胞とは、ミトコンドリアが機能不全になって、解糖系だけが活動している状態。そうなると乳酸を作り続け、大量の乳酸(毒)を分泌する。

ミトコンドリアは、ビタミン・ビタミン様物質・ミネラル・アミノ酸などが充分にある状況であれば、乳酸を消費して大きなエネルギーに変えることができるが、解糖系とミトコンドリアの共生のバランスが崩れると、乳酸菌が他の細菌を活動不能にするように、解糖系がミトコンドリアを活動不能にする。

リンクより転載します。
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 今回はとても重要な事実を書きます。
 細菌の生き残り戦略と、ガン増殖のメカニズムには共通点があります。
 乳酸菌と酵母の関係。
 解糖系(乳酸菌出身)とミトコンドリア(海洋バクテリア出身)との関係。
これがガン・慢性病を発生させるメカニズムを解明するヒントになります。

 乳酸菌は乳酸を作ります。
 乳酸酸性が強くなると、他の微生物は生育できず、乳酸菌自身まで生育が困難になる。
 酵母だけが乳酸酸性に強い。
 乳酸菌と酵母は、うまく共生させることが出来る。
しかし酵母がアルコールを出して、乳酸菌を死滅させることもある。

 乳酸菌がブドウ糖から乳酸を生産し、酵母が乳酸をエネルギーに変える。
これは解糖系とミトコンドリアの関係に似ています。
ミトコンドリアや酵母菌は、ブドウ糖を乳酸に変えることができませんが、乳酸を大きなエネルギーに変えることができます。
 乳酸菌や解糖系は、ブドウ糖を乳酸に変えることしかできないので、互いが協力し合えば、糖を完璧に代謝し、乳酸を残さずに大きなエネルギーに変えることが可能です。

 酵母菌は乳酸酸性に強く、ミトコンドリアは乳酸酸性に弱い。
これは酵母菌が自らビタミン・アミノ酸・核酸などを合成できるのに対し、ミトコンドリアは自分では合成できないからです。
 酵母菌もミトコンドリアも乳酸がエサですが、ミトコンドリアの場合は、外部からビタミン・ミネラル・アミノ酸などを補給しなければ、乳酸をエネルギーに変えられません。
 代謝の条件が揃えば、ミトコンドリアにとって乳酸はエサになります。
しかし代謝の条件が揃わなければ、ミトコンドリアにとって乳酸は酸性の毒になります。

 乳酸菌は乳酸を作って、他の細菌を排除します。
 酵母菌を除く多くの細菌にとって、乳酸酸性は脅威です。
 乳酸酸性は、乳酸菌の生育すら阻害するほど強力です。
 乳酸菌・解糖系・ガン細胞の共通点は、乳酸を作り出すことです。
ガン細胞は、ミトコンドリア機能不全で、解糖系だけが活動している状態です。
だからガン細胞は、まるで乳酸菌のように乳酸を作り続け、大量の乳酸を分泌します。

 乳酸菌は、乳酸を作り続ける。
 解糖系も、乳酸を作り続ける。
ガン細胞も、乳酸を作り続ける。
 乳酸菌は、乳酸によって他の細菌を活動不能にします。
 解糖系(ガン細胞)も、乳酸によってミトコンドリアを活動不能にします。

ミトコンドリアは生命エネルギーの源です。
ミトコンドリアがATPを作ってくれるお陰で、動物は生命活動を維持できます。
 全身のミトコンドリアが機能不全になれば、人間は死にます。
ごく少数のミトコンドリアが機能不全なら、あまり問題はありません。
 多数のミトコンドリアが機能不全なら、人間は病気になります。
ミトコンドリア機能不全細胞が増えれば増えるほど、病状は悪化します。
 具合の悪い人は、ミトコンドリア機能不全細胞が多く、確実に乳酸が溜っています。

 酵母菌は乳酸酸性に強く、乳酸を消費できます。
 酵母菌を上手に使えば、体内の乳酸を減らす事も可能です。
ミトコンドリアもビタミン・ビタミン様物質・ミネラル・アミノ酸などが充分にあれば、乳酸を消費して大きなエネルギーに変えることができます。
 解糖系とミトコンドリアという異質の細菌が共生し、互いに無い物を補って、大きなエネルギーに変えることで、動物は大きく進化しました。
しかし解糖系とミトコンドリアの共生のバランスが崩れると、人体が酸化して病気になります。
 乳酸菌が他の細菌を活動不能にするように、解糖系がミトコンドリアを活動不能にするのです。

ミトコンドリアが活動不能な細胞が増えるだけで、人間は病気になる。
 乳酸が細胞や血液に溜まるだけで、人間は病気になる。
 乳酸菌の出す乳酸は、乳酸菌も含めてほとんどの細菌にとって脅威です。
 解糖系(ガン細胞)の出す乳酸は、ミトコンドリアのみならず、解糖系にとっても脅威です。
 酸性度が上がれば、乳酸菌や解糖系といえども、活動が鈍るようです。
 酸性雨が降り続くと、湖や海の生物が全滅するのは、それだけ生物が酸性環境に弱いからです。
ミトコンドリアにエネルギーを作ってもらっている生物は、とにかく酸性環境に弱いのです。
ミトコンドリアを持たない乳酸菌ですら、pH5以下になればキツイのです。
 酵母菌だけが、ミトコンドリアを持っていながら、乳酸酸性に強いという例外がありますが。

ミトコンドリア機能不全細胞の増加による乳酸の蓄積で、人体が酸化して様々な病気になる。
ほとんどの生物にとって、身体の酸化・環境の酸化は脅威です。
 現代社会は環境も酸化し、人体も酸化しています。
 酸化を防ぐ、酸化を還元する、水素・電子を供与する。
 酵母菌のように、乳酸酸性をエネルギーに変えられるような環境を作る。
 病気の予防・治療の方向性がわかってきました。
 酸化を還元するという目標を持って、複数の方法を組み合わせれば、病気は必ず改善します。
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転載終わり

<転載終了>