日本を守るのに右も左もないさんのサイトより
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2015/08/5163.html
<転載終了>

安倍内閣の背後にある日本会議とその精神的支柱1

e908e8703965dbacdf90a5c3a9f88670

 

 

 

 

 

憲法解釈を捻じ曲げ、骨抜きにすることに執着心を燃やす安倍内閣であるが、その精神的支柱は一体どこにあるのか?

世界各国のマスコミから指摘されているように、第2次安倍政権の閣僚19人中15人が日本会議国会議員懇談会のメンバーであり、日本会議が日本の保守勢力の中でも最右派に位置する団体である事が注目を集めている。(公明党出身の閣僚以外はほぼ全員が日本会議国会議員懇談会に所属しているという事)

過去、自民党においては、中曽根政権を始め、小泉政権も国内に大きな支持母体を持たないが故に、米国金貸しの支えの元、その意向に沿った政策を次々と実現し、売国にいそしんできたが、こと第2次安倍政権については、すこし様相が異なる。

そこで、これから数回に分けて、安倍政権を背後で支えるブレーンの存在とその精神的支柱や、政治手法を扱って行きたい。

1.そもそも、自主憲法制定を党の綱領としてきた自民党

自民党の綱領には、もともと自主憲法制定を含んでいた。

‘93年自民党は政権を失うが、この時に党の綱領から自主憲法制定を外すべきという議論がなされたが、これに強く反対したのが安倍晋三であり、第2次安倍内閣は同調したメンバーが中心で構成されている。

また、昨年10月に、本年7月の参議院選挙で「憲法改正国民投票」の実現と過半数による憲法改正の成立、1000万人の賛同者を集めることを運動目標とした「美しい日本を作る国民の会」が発足している。この会の共同代表3人は、櫻井よしこ、田久保忠衛、三好達であるが、三好達(元最高裁判所長官)は日本会議の代表委員でもあり、その役員はほとんどが日本会議の役員と重複している。

 

2.日本会議の運動目標と主な活動

日本会議は‘97年に「新しい時代にふさわしい新憲法」を運動目標として設立されている。

日本会議の目指すものは、HPによると

  1. 美しい伝統の国柄を明日の日本へ
  2. 新しい時代にふさわしい新憲法を
  3. 国の名誉と国民の命を守る政治を
  4. 日本の感性をはぐくむ教育の創造を
  5. 国の安全を高め世界への平和貢献を
  6. 共存共栄の心でむすぶ世界との友好を

とされ、

以上6項目は、「皇室を中心とした日本へ回帰するために独自新憲法を改定し、真性保守政治を実現、歴史教育を見直し、自衛隊をさらに強化して世界に進出して始めて平和維持協力が可能である」と読め、世界各国から指摘されているが、右派の思想そのものではないだろうか。

 

主な運動は、ウィキによると、

○日本の皇室関連の運動

・男系による皇位の安定的継承を目的とした皇室典範改正、皇室の地方行幸啓の際の奉迎活動

○改憲運動

・地方、中央に於ける憲法シンポジウム・講演会の開催、憲法改正要綱の作成

○教育関連の運動

・学校教科書に於ける「自虐的」「反国家」な記述の是正、「親学」にもとづく、親への再教育、いじめ撲滅等を目的とした「家庭教育基本法」の制定、教育委員会制度の改革、「公共心」「愛国心」「豊かな情操」教育等を盛り込んだ「新教育基本法」の制定(2006年制定)、「国旗国歌法」の制定(1999年制定)

○国防関連の運動

・海上保安庁法等の改正(一部改正)、平時における自衛隊の領域警備に関する役割を定める法律の制定、自衛隊法の改正等による「有事法制」の整備

○靖国神社関連の運動

・内閣総理大臣の靖国神社公式参拝実現、靖国神社に代わる無宗教の「国立追悼施設」建設反対

○極端な男女平等思想への反対運動

・「選択的夫婦別姓法案」反対、「ジェンダーフリー」運動反対

○日本の主権を侵害すると見做した動きへの反対運動

・外国人地方参政権反対、「人権機関設置法」反対、「自治基本条例」制定反対

となっている。

 

3.日本全国に張り巡らされた日本会議の運動拠点

日本会議は、美しい日本の憲法を作る国民の会、新憲法研究会、二十一世紀の日本と憲法有識者懇談会など、複数の別働団体を擁しており、財界には日本会議経済人同志会がある。

また、活発な地方活動も特徴の一つとなっており、日本会議地方議員連盟所属の議員が全体定員の40%を越える県議会が15に及んでいる。

リンクによると、

「日本会議はその地方支部を通じ、あるいは別働団体の地方支部や地方協力団体を通じ地方自治体の議員に働きかけ、次々と請願書や意見書を採択する」という手法で、国政に圧力をかけており、「注目すべきは、この改憲を求める意見書採択の動きが、長年の運動の結果ではなく、第二次安倍内閣成立後のここ数年の間に、一気に推し進められてきたという点だ。」

「地方議会での意見書採択などの活動方法は、従来、リベラルや左翼陣営が展開してきた運動方法であり、運動方法として特段の新規性があるとは言えない。むしろ、日本会議が従来の左派の運動方法を模倣している」との事。

 

国会には日本会議に参加する議員が約289名も存在し、地方にまで日本会議に参加する議員が多数存在する。マスコミはほとんど報道する事がない団体であるが、安倍政権の精神的支柱はここ日本会議にある。

次回は、宗教色が高いと言われる日本会議の構成員について触れてみたい。

 
<転載終了>