ポニョさんのサイトより
http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/7a015f09087618c15737d4bb2ebdc6aa
<転載開始>
“あなたは単に人間だけではありません。
あなたは宇宙の雛形です。
あなたの中にある能力は誰も測り知れません。
あなたがた各人の中には無限の可能性があるのです。
しかし、あなたはその内在する能力を知ることができないのです。15/7/01”
ポニョ:昨日まで五回に分けてサティアサイババ御自身の言葉でババの前世の化身であるシルディババのお話を語ってもらいましたが、今日からはシルディババのいろんなエピソードをご紹介しようと思っていますが桜島がヤバイぜよ。桜島は世界有数の巨大な火山で、その破壊力は富士山の数百倍とも言われているんや。今まではあくまでも小規模な噴火となっていたけれど、今回の山体膨張による噴火は過去最大級の規模になると言われているんや。
山体膨張は今年1月から観測され続けていたので、噴火のエネルギーは物凄い事になっているはずやぜよ。しかも日本だけじゃないんやで。世界中の火山やプレートの境界面で異常現象が起きているんや。
ヨシオ:そろそろ人々の目に見える形で地球規模の大掃除が始まるかもしれないな。この話題はまた近いうちに改めてしよか?今日はシルディババのエピソードを少し紹介しよう。このブログでは神の化身組二代目サティアサイババの奇跡やエピソードはたくさん紹介したもんな。ババの奇跡やエピソードはどれも驚くようなものばかりや 。ポニョはどのエピソードを聞いて驚いた?今までこのブログで紹介してないエピソードがあるか?
http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/7a015f09087618c15737d4bb2ebdc6aa
<転載開始>
“あなたは単に人間だけではありません。
あなたは宇宙の雛形です。
あなたの中にある能力は誰も測り知れません。
あなたがた各人の中には無限の可能性があるのです。
しかし、あなたはその内在する能力を知ることができないのです。15/7/01”
ポニョ:昨日まで五回に分けてサティアサイババ御自身の言葉でババの前世の化身であるシルディババのお話を語ってもらいましたが、今日からはシルディババのいろんなエピソードをご紹介しようと思っていますが桜島がヤバイぜよ。桜島は世界有数の巨大な火山で、その破壊力は富士山の数百倍とも言われているんや。今まではあくまでも小規模な噴火となっていたけれど、今回の山体膨張による噴火は過去最大級の規模になると言われているんや。
山体膨張は今年1月から観測され続けていたので、噴火のエネルギーは物凄い事になっているはずやぜよ。しかも日本だけじゃないんやで。世界中の火山やプレートの境界面で異常現象が起きているんや。
ヨシオ:そろそろ人々の目に見える形で地球規模の大掃除が始まるかもしれないな。この話題はまた近いうちに改めてしよか?今日はシルディババのエピソードを少し紹介しよう。このブログでは神の化身組二代目サティアサイババの奇跡やエピソードはたくさん紹介したもんな。ババの奇跡やエピソードはどれも驚くようなものばかりや 。ポニョはどのエピソードを聞いて驚いた?今までこのブログで紹介してないエピソードがあるか?
ポニョ:いろいろあるぜよ。どれも大なり小なり驚いたけれどかなり驚いた奇跡はおいらがアシュラムにいた時に、マンディールの方が騒がしかったんや。一人の男が大きな声で何かを叫んでいたんや。おいらは何事があったんやと思って近くに行くと、マンディールの二階部分をペンキで塗っていた男が梯子から滑り落ちて何かを叫んでいたんや。おいらはテルグ語が分からないので近くにいたインド人に聞くと、その男はマンディールの二階部分をペンキで塗っていたんやけれど、ちょうどババの部屋のある窓の外側を塗っていた時に興味本位で何気無くババの部屋を覗くと、ババはヨーガのポーズをされていて、片手でもう一方の手を引き抜かれたんや。その男はとても驚いて口を開けたままその驚くべきシーンを見ていたら、一本の手で片足づつ身体からまるで人形の足を取るように足を抜き取られたんや。そして最後に顎を使って残っていた手を引き抜かれて胴体と首だけになられたババが、宙を浮くようにして何処かに消えて行ったんや。それを覗き見していたペンキ塗りの男は腰を抜かして梯子から落ちてしまったんや。
ヨシオ:誰でもそんな光景をみたら驚くよな。それでそのはしごから落ちたペンキ塗りの男は大丈夫やったんか?
ポニョ:ああ、どうもない。立ち上がって周りにいる人達に自分が見た光景を興奮して話していたな。まるで「千と千尋の神隠し」に出て来る頭だけの妖怪みたいな術やぜよ。
ヨシオ:そのヨーガは高度のレベルに達したヨギしか出来ないカンダヨーガと言うんや。肉体を霊力で自由にコントロールするヨーガなんや。だって本来は全てのものは実態を持たない創造主ブラフマンの心の産物やろ。だからその事を悟っているレベルの高いヨギにとっては、肉体も霊体も変わらないんや。
ポニョ:つまり肉体の低い波動のレベルを霊体の波動のレベルに高めたらそういう芸当が出来るって事やな。肉体が霊体になったから血が一滴も出なかったんやな。
ヨシオ:肉体の波動のレベルを高めて霊体のレベルと同じに出来るヨーギはとても稀なんや。霊的レベルの低いの波動を持っている者が、自分の霊的波動のレベルを上げるのが難しいやろ。これが出来るヨギは自分の霊的波動がすでにとても高く、肉体の波動もそのレベルに持って行ける者だけが出来るんや。つまりさっきも行ったけれど自分は肉体だと思っている限り絶対に出来ないヨーガなんや。
ポニョ:これぐらいの事が簡単に出来るぐらいのレベルのヨギは自分の身体の霊的波動のレベルを上げて壁をすり抜けたり、テレポーションも出来るんやろな。ババが子供の頃かくれんぼをしている時によくテレポーションをして仲間を驚かせていたよな。
ヨシオ:そうやったな。突然消えたり、木のてっぺんに現れたり、皆がマンディールでバジャンをしている時に、祭壇に飾ってある御自分の写真から抜け出て来て、皆にダルシャンを与えておられたよな。実はシルディババも御自分の肉体の霊的波動を高めて出来るカンダヨーガをよくされていたんや。モスクの中で自分の手足を抜いて、胴体と首だけになられて宙を浮かび何処かに行かれるんや。
ポニョ:それってモロにオカルトの世界やぜよ。めちゃ気持ちが悪いよな。夜中に首だけになったババが寝室にやって来たら怖くて叫びまくるやろな。ひょっとして気絶するかもしれないな。
ヨシオ:シルディババの時も、ババがカンダヨーガをしている時に人がちょうどババを捜しにモスクにやって来たんや。ババの手足がバラバラになって散らばって辺りに転がっているのを見て、ババが殺されたと思って血相を変えて村の役所まで走って行ったんや。でも走っている途中で、自分が死体の第一発見者として役所に通報すると、自分以外に誰も目撃者がいないので自分が殺人犯だと疑われる可能性があるから役所に行くのをやめたんや。翌日、恐る恐るモスクに行くとババが普通の身体になって歩いておられるのを見てもっと驚いたんや。
ポニョ:今世間を騒がせているムッディナハリの青年の身体を使ってババがメッセージを伝えていると言っている人達に一言、言いたいんやけれど、ババにとってはカンダヨーガをするように自由に微細体から肉体へと、また、肉体から微細体へと変化されることがまばたきをするより簡単な事なんや。だから、誰かの肉体を使ってメッセージを伝えるなんてことは、ババにとっては全く意味の無い事なんや。ある特定の人にしか見えない微細体で仕事をされていて、その人にしか聞こえないメッセージを言われることを信じるなんて、無知から出たとはいえ、ババの神聖さを踏みにじる行為と等しいんや。もっともババの教えをしっかり学べば、こんなトリックに引っかからないんやけどな。
ヨシオ:それでは今日も、ポニョにサティアサイババさんを紹介してもらいましょか。
ポニョ:またやるの?それではお言葉に甘えさせていただいてサティアサイババによる神の化身三代記一代目シルディサイババのエピソードを、今神界で再降臨のタイミングを伺っておられるサティアサイババさん自らの言葉で語ってもらいましょう。サイババさん、何か一言御言葉を頂けたら有難いんですが...。ハイここからあんたがババ様になり切ってやって下さい。
ヨシオ:なんで俺がいきなりババになって話さないといけないんや。
ポニョ:おいらは紹介だけやってあんたが行ったやろ。
ヨシオ:仕方がないな。それじゃにわかババになろか。「そうじゃな。ワシもシルディババの時はよくカンダヨーガをしたもんじゃ。でもサティアサイババになってからは人の目が常に光っておるから、なかなかする機会は無かったんじゃ。だってそんな事をして誰かに見つかったら警察沙汰じゃろう。もし誰かが救急車を呼んでわしの体を何処かに運んでいる途中に足を一本何処かに落として失くしたら大変じゃからな。あの時も、ペンキ塗りがワシの部屋を窓から覗き見しておったからちょっと驚かしてやろうと思ってやったらあの様じゃ。ワシにとっては肉体も微細体も一緒なんじゃ。簡単に変える事が出来るんじゃ。そのワシがどうして誰かの汚物にまみれ、エゴにまみれた肉体を使って神聖なメッセージを伝えなければいけないんじゃ。ワシをバカにするなよ。バチキかましたろか?おんどら。」
ポニョ:突然自分の本来の姿を見せるなよ。めちゃガラが悪いババになってしまいましたのでここらでカットします。という事で今日も神の化身組一代目シルディババのエピソードを、サティアサイババ様の自らのお言葉で語ってもらいましょう。題して「私は犬の中にもいるんだよ。」です。ではどうぞ!
シルディのエピソード❶――神性はすべての姿の中にある
昔、シルディで、タフティヤの妻が、ババに家に来て食事をしてくださいと懇願しました。ババはその願いを受け入れて、家に行くことを約束しました。夫人はババのためにすべてを用意し、準備万端整えました。ところが、約束した時間になってもババは来ませんでした。夫人は食事を皿に盛り、ババの写真の前に行って言いました。
「ババ、どうして私に恥をかかせるのですか? もし来ないなら、私に与えた屈辱にも増して、あなたは嘘つきと呼ばれるでしょう。どうして嘘をつくのですか? 自分が言ったことは守るべきです!」
そのとき、一匹の犬が家に入ってきて、ババに供えてあった皿の食事を食べ始めました。夫人は様子を見に行って犬を見つけました。夫人は怒って犬を棒でたたき、外に追い出しました。夫人は神に供えた食事が犬に食べられてしまったことを、たいそう悲しみました。翌日、夫人はババのところに行って訴えました。
「ババ! 言ったことは守るべきではありませんか? どうして嘘をつかなくてはならないのですか?」
ババは怒って夫人を怒鳴りつけました。
「サイタン! どうして私が嘘をつく必要があるのか?」
シルディでは、ババはよく「サイタン」という言葉を使いましたが、今、スワミは「ドゥンナポートゥ」〔水牛というテルグ語、愚か者の意〕という言葉を使います。ババは怒って続けました。
「たとえおまえを満足させるためであれ、嘘をつく必要など私にはない。私の姿は真実だが、おまえは考えが狭いために、その姿に気づくことができなかった。おまえはサイ・ババを5フィート半〔約167.6センチ〕のこの体だと決めてかかっている。すべての姿は私のものだ! おまえにはそうした広い心がない。おまえは心が狭い。あの犬こそが私だったのだ」
神はあらゆる姿で来ることができる――すべての姿は神の姿
自らをあらゆる姿であるとするものが、神性です。一つの肉体の枠に収まっているべきものとして神性を提示して、それを前提に信愛の行為をとるのは狭い心の感情です。神はどんな姿ででもやって来ます。すべての姿は神の姿です。スワミは誰か少年に何かを言うかも知れません。スワミはアニール・クマールに何かを言うかも知れません。スワミは誰かを通してメッセージを送るかも知れません。ある人は蛇に咬まれて死ぬかも知れません。ある人は雷に打たれて死ぬかも知れません。またある人はすべってころんで死ぬかも知れません。人々は、「どうして彼はああして死んだのか? なぜ、神は彼を救わなかったのか?」と考えるかも知れません。しかし、蛇と雷は神によって送られたのです。蛇も雷も神のメッセージにほかなりません。Sathya Sai Speaks Vol.25 C22
シルディのエピソード❷ーー犠牲の精神
人間は、「私は神である。肉体のみが死ぬ のであって、私は生まれることも死ぬこともない」という確信をもって人生を送るべきです。そのような人は生きている限りその愛は神のみに捧げられます。ある日一人の裕福な男が、シルディのババを尋ねて来ました。彼は沢山の紙幣をポケットに入れていました。ババはその男の帰依心を試すことにしました。ババは、常に身辺に居たシャームを呼んで、「今すぐ5ルピーが必要だ。行ってパテルに頼みなさい」と言いました。しばらくするとシャームが戻って来て、パテルは家に居なかったと言いました。ババは彼に、もう一人のビジネスマンに頼むように言いました。シャームはこの時も手ぶらで帰ってきました。ババは彼を別 な男のもとに差し向けました。パテルはこのすべてを見ていました。しかし、自分のポケットから5ルピーを出しましょうと、自分から申し出ようとはしませんでした。彼には犠牲の精神がなかったのです。多くの人々にとっては、お金が神であり、政治が神となっています。彼らが死んだ後、お金や政治が彼らについて来るでしょうか? 彼らは何を成し遂げることができるでしょうか? 人生の目的とは何でしょう? 人間として生まれることができた以上は、取るに足りないものを追い求めて人生を無駄 にしてはなりません。社会のために役に立つ活動に参加しなさい。私がこれから言うことを誤解してはなりません。世界の汚染の根本原因は政治です。小さな子供たちの心まで政治に汚染されています。争いや煽動は今日の流行になっています。夫と妻の間にさえ一体性がありません。インドの独立以前は、人々はこれほどまでに苦しんではいませんでした。当時、対立は白人たちと有色人種の間にあっただけですが、今日では有色人種同士の間で派閥争いがあります。このような事態は、今の人々に期待されることではありません。邪悪な性質を慎んで、気高い感情を培いなさい。2002/7/24翻訳:サティア・サイ出版協会出典
ヨシオ:この後、珍しくシルディババは人々に講話をされたんや。それがヘムパンドという人に記録されて残っているんやけど、また別の機会に紹介しよか?
ポニョ:シルディババの講話なんてめちゃ珍しいでヤンス。嬉しカルカル。
<転載終了>
ヨシオ:誰でもそんな光景をみたら驚くよな。それでそのはしごから落ちたペンキ塗りの男は大丈夫やったんか?
ポニョ:ああ、どうもない。立ち上がって周りにいる人達に自分が見た光景を興奮して話していたな。まるで「千と千尋の神隠し」に出て来る頭だけの妖怪みたいな術やぜよ。
ヨシオ:そのヨーガは高度のレベルに達したヨギしか出来ないカンダヨーガと言うんや。肉体を霊力で自由にコントロールするヨーガなんや。だって本来は全てのものは実態を持たない創造主ブラフマンの心の産物やろ。だからその事を悟っているレベルの高いヨギにとっては、肉体も霊体も変わらないんや。
ポニョ:つまり肉体の低い波動のレベルを霊体の波動のレベルに高めたらそういう芸当が出来るって事やな。肉体が霊体になったから血が一滴も出なかったんやな。
ヨシオ:肉体の波動のレベルを高めて霊体のレベルと同じに出来るヨーギはとても稀なんや。霊的レベルの低いの波動を持っている者が、自分の霊的波動のレベルを上げるのが難しいやろ。これが出来るヨギは自分の霊的波動がすでにとても高く、肉体の波動もそのレベルに持って行ける者だけが出来るんや。つまりさっきも行ったけれど自分は肉体だと思っている限り絶対に出来ないヨーガなんや。
ポニョ:これぐらいの事が簡単に出来るぐらいのレベルのヨギは自分の身体の霊的波動のレベルを上げて壁をすり抜けたり、テレポーションも出来るんやろな。ババが子供の頃かくれんぼをしている時によくテレポーションをして仲間を驚かせていたよな。
ヨシオ:そうやったな。突然消えたり、木のてっぺんに現れたり、皆がマンディールでバジャンをしている時に、祭壇に飾ってある御自分の写真から抜け出て来て、皆にダルシャンを与えておられたよな。実はシルディババも御自分の肉体の霊的波動を高めて出来るカンダヨーガをよくされていたんや。モスクの中で自分の手足を抜いて、胴体と首だけになられて宙を浮かび何処かに行かれるんや。
ポニョ:それってモロにオカルトの世界やぜよ。めちゃ気持ちが悪いよな。夜中に首だけになったババが寝室にやって来たら怖くて叫びまくるやろな。ひょっとして気絶するかもしれないな。
ヨシオ:シルディババの時も、ババがカンダヨーガをしている時に人がちょうどババを捜しにモスクにやって来たんや。ババの手足がバラバラになって散らばって辺りに転がっているのを見て、ババが殺されたと思って血相を変えて村の役所まで走って行ったんや。でも走っている途中で、自分が死体の第一発見者として役所に通報すると、自分以外に誰も目撃者がいないので自分が殺人犯だと疑われる可能性があるから役所に行くのをやめたんや。翌日、恐る恐るモスクに行くとババが普通の身体になって歩いておられるのを見てもっと驚いたんや。
ポニョ:今世間を騒がせているムッディナハリの青年の身体を使ってババがメッセージを伝えていると言っている人達に一言、言いたいんやけれど、ババにとってはカンダヨーガをするように自由に微細体から肉体へと、また、肉体から微細体へと変化されることがまばたきをするより簡単な事なんや。だから、誰かの肉体を使ってメッセージを伝えるなんてことは、ババにとっては全く意味の無い事なんや。ある特定の人にしか見えない微細体で仕事をされていて、その人にしか聞こえないメッセージを言われることを信じるなんて、無知から出たとはいえ、ババの神聖さを踏みにじる行為と等しいんや。もっともババの教えをしっかり学べば、こんなトリックに引っかからないんやけどな。
ヨシオ:それでは今日も、ポニョにサティアサイババさんを紹介してもらいましょか。
ポニョ:またやるの?それではお言葉に甘えさせていただいてサティアサイババによる神の化身三代記一代目シルディサイババのエピソードを、今神界で再降臨のタイミングを伺っておられるサティアサイババさん自らの言葉で語ってもらいましょう。サイババさん、何か一言御言葉を頂けたら有難いんですが...。ハイここからあんたがババ様になり切ってやって下さい。
ヨシオ:なんで俺がいきなりババになって話さないといけないんや。
ポニョ:おいらは紹介だけやってあんたが行ったやろ。
ヨシオ:仕方がないな。それじゃにわかババになろか。「そうじゃな。ワシもシルディババの時はよくカンダヨーガをしたもんじゃ。でもサティアサイババになってからは人の目が常に光っておるから、なかなかする機会は無かったんじゃ。だってそんな事をして誰かに見つかったら警察沙汰じゃろう。もし誰かが救急車を呼んでわしの体を何処かに運んでいる途中に足を一本何処かに落として失くしたら大変じゃからな。あの時も、ペンキ塗りがワシの部屋を窓から覗き見しておったからちょっと驚かしてやろうと思ってやったらあの様じゃ。ワシにとっては肉体も微細体も一緒なんじゃ。簡単に変える事が出来るんじゃ。そのワシがどうして誰かの汚物にまみれ、エゴにまみれた肉体を使って神聖なメッセージを伝えなければいけないんじゃ。ワシをバカにするなよ。バチキかましたろか?おんどら。」
ポニョ:突然自分の本来の姿を見せるなよ。めちゃガラが悪いババになってしまいましたのでここらでカットします。という事で今日も神の化身組一代目シルディババのエピソードを、サティアサイババ様の自らのお言葉で語ってもらいましょう。題して「私は犬の中にもいるんだよ。」です。ではどうぞ!
シルディのエピソード❶――神性はすべての姿の中にある
昔、シルディで、タフティヤの妻が、ババに家に来て食事をしてくださいと懇願しました。ババはその願いを受け入れて、家に行くことを約束しました。夫人はババのためにすべてを用意し、準備万端整えました。ところが、約束した時間になってもババは来ませんでした。夫人は食事を皿に盛り、ババの写真の前に行って言いました。
「ババ、どうして私に恥をかかせるのですか? もし来ないなら、私に与えた屈辱にも増して、あなたは嘘つきと呼ばれるでしょう。どうして嘘をつくのですか? 自分が言ったことは守るべきです!」
そのとき、一匹の犬が家に入ってきて、ババに供えてあった皿の食事を食べ始めました。夫人は様子を見に行って犬を見つけました。夫人は怒って犬を棒でたたき、外に追い出しました。夫人は神に供えた食事が犬に食べられてしまったことを、たいそう悲しみました。翌日、夫人はババのところに行って訴えました。
「ババ! 言ったことは守るべきではありませんか? どうして嘘をつかなくてはならないのですか?」
ババは怒って夫人を怒鳴りつけました。
「サイタン! どうして私が嘘をつく必要があるのか?」
シルディでは、ババはよく「サイタン」という言葉を使いましたが、今、スワミは「ドゥンナポートゥ」〔水牛というテルグ語、愚か者の意〕という言葉を使います。ババは怒って続けました。
「たとえおまえを満足させるためであれ、嘘をつく必要など私にはない。私の姿は真実だが、おまえは考えが狭いために、その姿に気づくことができなかった。おまえはサイ・ババを5フィート半〔約167.6センチ〕のこの体だと決めてかかっている。すべての姿は私のものだ! おまえにはそうした広い心がない。おまえは心が狭い。あの犬こそが私だったのだ」
神はあらゆる姿で来ることができる――すべての姿は神の姿
自らをあらゆる姿であるとするものが、神性です。一つの肉体の枠に収まっているべきものとして神性を提示して、それを前提に信愛の行為をとるのは狭い心の感情です。神はどんな姿ででもやって来ます。すべての姿は神の姿です。スワミは誰か少年に何かを言うかも知れません。スワミはアニール・クマールに何かを言うかも知れません。スワミは誰かを通してメッセージを送るかも知れません。ある人は蛇に咬まれて死ぬかも知れません。ある人は雷に打たれて死ぬかも知れません。またある人はすべってころんで死ぬかも知れません。人々は、「どうして彼はああして死んだのか? なぜ、神は彼を救わなかったのか?」と考えるかも知れません。しかし、蛇と雷は神によって送られたのです。蛇も雷も神のメッセージにほかなりません。Sathya Sai Speaks Vol.25 C22
シルディのエピソード❷ーー犠牲の精神
人間は、「私は神である。肉体のみが死ぬ のであって、私は生まれることも死ぬこともない」という確信をもって人生を送るべきです。そのような人は生きている限りその愛は神のみに捧げられます。ある日一人の裕福な男が、シルディのババを尋ねて来ました。彼は沢山の紙幣をポケットに入れていました。ババはその男の帰依心を試すことにしました。ババは、常に身辺に居たシャームを呼んで、「今すぐ5ルピーが必要だ。行ってパテルに頼みなさい」と言いました。しばらくするとシャームが戻って来て、パテルは家に居なかったと言いました。ババは彼に、もう一人のビジネスマンに頼むように言いました。シャームはこの時も手ぶらで帰ってきました。ババは彼を別 な男のもとに差し向けました。パテルはこのすべてを見ていました。しかし、自分のポケットから5ルピーを出しましょうと、自分から申し出ようとはしませんでした。彼には犠牲の精神がなかったのです。多くの人々にとっては、お金が神であり、政治が神となっています。彼らが死んだ後、お金や政治が彼らについて来るでしょうか? 彼らは何を成し遂げることができるでしょうか? 人生の目的とは何でしょう? 人間として生まれることができた以上は、取るに足りないものを追い求めて人生を無駄 にしてはなりません。社会のために役に立つ活動に参加しなさい。私がこれから言うことを誤解してはなりません。世界の汚染の根本原因は政治です。小さな子供たちの心まで政治に汚染されています。争いや煽動は今日の流行になっています。夫と妻の間にさえ一体性がありません。インドの独立以前は、人々はこれほどまでに苦しんではいませんでした。当時、対立は白人たちと有色人種の間にあっただけですが、今日では有色人種同士の間で派閥争いがあります。このような事態は、今の人々に期待されることではありません。邪悪な性質を慎んで、気高い感情を培いなさい。2002/7/24翻訳:サティア・サイ出版協会出典
ヨシオ:この後、珍しくシルディババは人々に講話をされたんや。それがヘムパンドという人に記録されて残っているんやけど、また別の機会に紹介しよか?
ポニョ:シルディババの講話なんてめちゃ珍しいでヤンス。嬉しカルカル。
<転載終了>