大摩邇(おおまに)

日常の気になる内容を転載させていただきます。 ひふみ、よいむなや、こともちろらね、しきる、ゆゐつわぬ、そをたはくめか、うおえ、にさりへて、のますあせゑほれけ。一二三祝詞(ひふみのりと)

フルベッキ集合写真は「ミステリー」か,それとも「歴史の事実」か? 2017年1月8日午後7時からのBSジャパン(BS7)番組

社会科学者の随想さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1063638861.html
<転載開始>
 
BSジャパン2017年1月8日19時歴史ミステリー番組表画像

 【2017年1月7日午後7時からの2時間番組でとりあげられたフルベッキ集合写真】

 【明治維新が江戸幕府破壊史であった「歴史の事実」にかかわるフルベッキ集合写真の意味】

 【明治創造史の秘密を護った男:フルベッキの,そのまた『秘密の謎』】



 ①「歴史ミステリーロマン 幕末維新の謎を解け!【全ての歴史には謎がある】」BSジャパン(BS7)2017年1月8日午後7時00分~8時54分放映

 昨日〔1月8日〕の夜,夕食中であったがテレビのチャンネルをいじくりまわしていて,BSジャパンを通過しようとしていたら,本ブログでもとりあげたことのある題材が「いかにも,いかにもだ」という体裁でとりあげられていた。また,関連する「現代の人物」(この話題に関係する執筆者の1人だという意味であるが)加治将一画像に,加治将一〔かじ・まさかず〕が紹介され,だいぶ顔を出してもいた。
 出所)画像は加治将一,http://www.funaimedia.com/parson/parson.html?data_id=62
 補注)ここでは,本ブログにおいて既述であった3件を後段に挙げておくが,問題の核心は大室寅之祐という人物に関係していた。この番組でもフルベッキ集合写真を中心の題材にとりあげているが,なぜか(それもかなりきわどい論点だということらしいと推察しておくほかないが),この写真の真ん真ん中に写っている「その人物:大室寅之祐」のこと〔つぎの表紙カバーではの文字が頭部にかかっている人物〕には,ほとんど触れないで済ませている。(画面 クリックで 拡大・可)
加治将一暗号表紙
 註記)この画像は祥伝社,平成24〔2012〕年。さらにこの下側にはこの本の巻末に出ていた宣伝の頁(画像)である。(画面 クリックで 拡大・可)



加治将一暗号宣伝頁
 いうまでもなく,その人物こそが,明治天皇(もとの〈本物の睦仁〉)にすり替えられていたのであり,明治の時代において「死ぬまで天皇睦仁」を「演じた別の者」ではなかったかという疑いを〔だがまた,逆さまに本当のことをいえば,実はこの人物こそが「本当の明治天皇だ」というカラクリもありうる〕抱かれてきている。いまだにその疑いは晴れていない。この指摘は,学術研究の世界からは邪説として排除されているけれども,正史=体制側の官許史だけが真実(歴史の事実)を間違いなく語っているわけではないこともたしかである。( ↓  これは参考文献の画像。画面 クリックで 拡大・可)
加治将一・大野芳表紙
註記)左側は学研,2011年発行,右側は祥伝社,2007年発行。

 さて,明治維新史以降,敗戦までの近現代日本史は『勝者(官軍)側の歴史』でしかなく,その裏側に隠された「野史・外史の側面」を完全に無視した表史なのであれば,この「正」史(いわば官軍史)だけが,真実をそのままに語る歴史だとはいいきれない。むしろ,逆にウソを語っている場合がいくらでもある。

 しかし,上の紹介した番組のなかでは,その問題点にまで突っこんでいくことはできていない。また,加治将一を登場させているにもかかわらず,その点にまともに触れていなかった。このことは,そこまで番組のなかで追及することになると,「エライ騒ぎ」=社会問題になるおそれもあるゆえ,その程度の寸止め番組に終始させていた。

 加治将一もこの番組のなかでは,実にかっこうよく現われていたが,そのあたりのきわどい論点まではいわされないで,ガマンする番組作りに終わっていた。この番組が意味する明治維新史の秘密についていえば,そのあたりまで歴史の問題を徹底的に,とことんまで追及していけないにしても,少しでも確実に解明していったとしたら,実は現在の天皇でさえ落ちつき(冷静さ)を喪失しかねない(もしかしたら彼はその真実をしっているかもしれない)ような,ある種の非常に興味ある話題を提供することは間違いない。
 
 --本ブログにおける関連の記述としては,つぎの3件がある。

 ★-1 2014年12月16日,主題「天皇・天皇制と部落問題など-歴史(明治以来の天皇史)の真実に迫る-」
    副題1「明治天皇:睦仁と昭和天皇:裕仁」
    副題2「バーガミニ『天皇の陰謀』1971年(日本語訳1973年)と秦 郁彦」
    副題3「明治以来,操られてきた天皇の歴史」
 
 ★-2 2014年12月17日,主題「明治天皇と西郷隆盛の親密な関係」
    副題1「睦仁と西郷どんはなぜ,親しい仲だったのか?」
    副題2「南北朝問題と部落差別問題が交叉する日本史」
 
 ★-3 2016年11月27日,主題「伊藤之雄『伊藤博文-近代日本を創った男-』2009年に関する小考」
    副題1「官許的な学問展開の特徴と限界,そして根本からの疑問」
    副題2「日本帝国の過去:行跡に関する意図的な可視と暗黙の不可視」
 
 --BSジャパンの番組は,該当のホームページをのぞくと,つぎのように宣伝されていた。

 歴史ミステリーロマン 幕末維新の謎を解け! 龍馬! 西郷! 勝 海舟! 志士が勢ぞろい!? 謎の古写真の暗号を解読 (画面 クリックで 拡大・可,より鮮明に写り,文章が読みやすくなる)
BSジャパン2017年1月8日19時歴史ミステリー画像1
 ★お年玉キャンペーン中★ 全ての謎には,それを解き明かす暗号がある…  その暗号を読み解いたとき,歴史は,善と悪,光と闇が入れ替わる。前代未聞の歴史ミステリードラマ  (同 上)
BSジャパン2017年1月8日19時歴史ミステリー画像2
  註記)「このドラマはフィクションである」と断わられて
      いるが,実際はこの表現そのものがフィクション
だというほかない。

 ※-1 番組内容  幕末から明治に撮影された1枚の古写真。この写真には名だたる英雄たちが勢揃いしている,という説がある。しかしこれまで公にならなかったのは,ここに何らかの歴史の闇が隠されているといわれている。この番組は,サスペンスドラマとドキュメント取材を敢行。両論の専門家や現地での取材などを通じて歴史の闇,そして謎を解き明かす!新たなスタイルで展開する歴史ミステリーロマン。

 ※-2 出演者  笹野高史,遠藤 要,田中要次,南 明奈,春田純一,古舘寛治
 註記)http://www.bs-j.co.jp/program/detail/24000_201701081900.html#programContents_ND

 以上の部分については,活字が拾えないので画像で紹介しておいた。以下からは文章の解説部分を引用する。

 幕末の歴史を追う人誰もが耳にしたことのある1枚の写真。通称,フルベッキ群像写真,もしくはフルベッキ写真と呼ばれる。

 一般には,明治1年(1868年)ころ,中央付近に写る外国人・ギドー・フリドリン・フルベッキ(オランダ系アメリカ人。牧師で英語の教師)が佐賀藩の藩校「致遠館」の学生とともに撮った写真とされている(つぎの写真の撮影は,長崎の写真家・上野彦馬)。(画面 クリックで 拡大・可,かなり大きく写り,判読しやすくなる)
フルベッキ集合写真1
出所)http://教えて.jp/1245.html(画面 クリックで 拡大・可)

 しかし,この写真には幕末の英雄,明治維新の主役たちが勢揃いしているという噂がある。坂本龍馬をはじめ,伊藤博文,勝 海舟,木戸孝允,大久保利通,大隈重信,岩倉具視,五代友厚,陸奥宗光,小松帯刀,西郷隆盛などなど,幕末から明治にかけて活躍した英雄たちが一堂に会しているという。

 しかし彼らは,所属している藩も薩摩,長州,さらに公家であったり,幕府であったり,この時点では敵味方でもあり,一堂に会するなどあまりにも不可思議とされる。 過去,数回にわたってその真偽が取りざたされたが,いつも否定され忘れ去られたいわくつきの写真。

 本当であればなぜ記録に残らなかったのか……。もし記録が残っていないのなら意図的に隠した可能性があるのでは……。それはなぜか……。この写真にはなにか歴史の闇が隠されているのではないか…。

 ありえない…と思うのが自然だ。当然だ。しかし,文献や史料との照合,専門家の取材を重ねていくと,1人また1人と被写体の「正体」が判明してゆく。それは誰なのか。

 そして,この写真に写る外国人・フルベッキとはいったいどんな人間だったのか…。あぶり出される幕末史と明治政府の歪み。この1枚の古写真を読み解くことは,隠された日本の歴史の暗号を読み解くことになる…。
 註記)http://www.bs-j.co.jp/rekishi_mystery/

 ② 大日本帝国明治史の暗闇に位置する人物:フルベッキ

 学術面から本格的に研究するもよし,在野の世界から肉薄するもよしなのであるが,歴史学の領域では天皇・天皇制研究に禁忌がないとはいえず,はっきりいってのければ「それはある」と断定してよい。いまの天皇の存在じたいを疑い,その源泉(皇祖皇宗?)を探るさい,現在から一番近い明治維新のところから問題を吟味しなければならないとすれば,これはもう大問題となる。官許・体制派の学究が恐れて手をふれない歴史研究の課題がそこに伏在している。
       フルベッキ画像1   フルベッキ画像2
  左側画像・出所)http://www.geocities.jp/guuseki/amanahtm/verbeck1.htm
  右側画像・出所)https://ja.wikipedia.org/wiki/グイド・フルベッキ

 フルベッキ集合写真とは前掲したものであるが,問題はフルベッキの前に大刀を立てかかえて座っている人物に向けられている。この男は大室寅之祐である。ネット上においては,この大室寅之祐に関していくらでも記述があり,関心をもてば多くの「ネット情報」に接することができる。

 このあたりの明治維新史に関する勉強を深めていくと,伊藤博文という明治史における偉大な政治家が単なる国家的次元のテロリストであった側面の事実も判明するし,その明治の時代のカラクリを提供した,それも奥座敷において重要な居住者であったフルベッキの実在も教えられる。

 歴史の研究は,専門家・学者でなければできないものではない。市井のわれわれ,ただの素人でもしっかり,まじめに一生懸命に勉強していけば,だんだんと判ってくる「明治史の闇」の存在に気づく。一定限度でも自分なりに,そこに〈歴史の光〉を当てることができるはずである。

 探索の要点は,こういうところにある。明治維新史を創造した重要人物はその後,歴史の裏舞台のほうにみずから引っこんでいったのである。フルベッキが当時受けとった月給は 600円(明治2年に南校教頭としての俸給)であった。この金額は,当時における三条実美の月給800年(明治7年に太政大臣としての俸給)や,岩倉具視600円(同年に右大臣としての俸給),大久保利通500円(同年に参議としての俸給)に匹敵する最高給であった。
 註記)梅溪 昇『お雇い外国人-明治日本の脇役たち-』講談社,2007年,238頁参照。

 フルベッキが死んだとき,明治天皇からは500円(当時の貨幣で)が渡されたという。なにゆえ,そこまで高給を支給されていた「お雇い外国人」が,日本近現代史の表舞台においては,自然に登場してこないのか? それも明治維新史においては枢要な役目を果たしていた人物であった。教科書にもフルベッキはまともに登場していない。つぎのように指摘されるほどにまで登場しないでおり,まったくに影が薄いというよりも,その影すら全然映らないほどに存在感がない。不思議なくらいに後景に引き下がっていた人物がフルベッキである。

 ③ 大学の入試に出題されたフルベッキ

 「2016 慶応大(文)出題。幕末に来日したフルベッキはオランダ出身。解けないといけないの?」(『受験日本史。意外に知られていない合格の秘訣』2016-12-02 23:00:09 )という文章がある。

 --私の勤務する高校の生徒からある噂を聞きました。フルベッキはオランダ人。2016年,慶応大学文学部で出題されており,「ここまで覚えなくてはならないのですか?」と。たしかに,2016年慶応大学文学部で出題されていた。結論からいうと,この問題を解けないのが原因で,不合格になることは絶対にありえない。
 補注)フルベッキはオランダ人であったが,日本に居たときは無国籍になっていた。アメリカ国籍がほしかったらしいが,当時において取得できない結果になっていた。

 もしも,日本史が足を引っ張って不合格になることがあるならば,もっとベーシックなことを落としたのが原因である。こんな重箱の隅をつつくような問題は,教科書に掲載されていても,一度出題すると99%当分出さないし,万が一出題されても,まったく違った奇想天外な角度から出題してくるし,こんなマニアックな事項は早慶上智に上位で合格できる受験生も,ほとんどしっているものがいない事項である。
 補注)明治維新史にとってフルベッキは,総理大臣にも匹敵する月給をもらっていたほどに,その「当時における重要な人物」であった。にもかかわらず,いまでもなお,あくまで明治史のなかの影に隠されてきた「お雇い外国人の1人のまま」である。その片隅岩倉具視画像などには,けっして置いておけない重要人物であったのだが……。
 出所)http://blogs.yahoo.co.jp/atusi_odazima/25441260.html,この画像は500円札の肖像になった岩倉具視であるが,いつも感じることとして,非常に「人相が悪い」。若いときにテロリストだった伊藤博文は,のちにその悪相を消していくことができていたが,こちらの男の顔(人相)は履歴書どおりそのままに,いつも凶相を浮かばせている。

 梅溪『お雇い外国人』はこうも理解している。「岩倉〔具視〕らが彼に寄せた絶大な信頼もフルベッキの人がらにもよるが,一面では彼が無国籍人であり,アメリカ政府とは無関係の立場にあったこともあずかって力があろう」。
 註記)梅溪『お雇い外国人』248頁。

 もちろん,こういうことは上位合格者でさえも正答が少ないことを前提に出題する。だから,同じネタは99%の確率で,今後10年間出題してこない。また,これから受験勉強を始める高2生も,2016年にこのことを慶応大学が出題したからといって覚えても,大きな効果は期待できない。
 註記)以上「黒字」の本文部分は,http://ameblo.jp/kyoshinosakebi/entry-12180605304.html 参照,文章は若干補修正。

 前述のように,このフルベッキを囲むあの集合写真の真ん真ん中に写っていた人物が「本物の明治天皇:睦仁」(その前代の孝明天皇の息子の睦仁とは入れ替わったとされている「別の人物:大室寅之祐」とされるのだが)だとしたら,日本の近現代史の真相は,どうみなおされるべきか? これこそが,大学の入試のなかで,それも入試最難関校である私立大学において出題された〈難問中の難問〉,しかもごくたまに出題されてそれとなっていたゆえんかもしれない。

 「フルベッキが以上の建白書」--フルベッキが明治政府に進言した方策のうちで,もっとも重要な建白書は遣外使節派遣の問題であった--にもりこんだプランは,すべて岩倉具視の発案によることとし,彼は重要文書から姿を没している。そこがフルベッキの明治政府に重んぜられた点である。
 註記)次記の文献 ◆-2の「フルベッキ略伝」13頁。
 
        ◆ 参考文献 ◆  (フルベッキ関連のつぎの2著のみ挙げておく)

 ◆-1   W・E・グリフィス,松浦 玲監修・村瀬寿代訳編『新訳考証 日本のフルベッキ-無国籍の宣教師フルベッキの生涯-』洋学堂書店,平成15〔2003〕年。

 ◆-2  高谷道男編訳『フルベッキ書簡集』新教出版社,1978年。

<転載終了>

コメント一覧

    • 2. また日は昇る
    • 2017年01月12日 08:15
    • <歴史の研究は、専門家、学者でなければ、できないものではない。

      そうです。これからは政治家、企業家、学者・・・・・etc.の専門家
      に期待するのではなく、市民自らの手でできないものは何もない。

      できないと思うからできないのであって、できると思えば全て市民自身で
      できる。最初のうちは間違うだろう。全ての人間は間違うのだ。しかし、間違いながら学んで行く。勉強すればいいだけだ。

      共同体システムで、横の連帯で繋がり、政治、交換基盤の経済、共同体生産、生活保護システムの充実と無料化、教育、文化・・・・などを各々の共同体カラー で建てあげる。

      悲惨な資本主義が大量生産するホームレスとその横を無関心な虚ろな目で通りすぎる非道世界は消える。
    • 1. また日は昇る
    • 2017年01月12日 07:12

    • フルベッキ=無国籍者=ユダヤ無国籍者集団世界イルミ金融組織の

      日本版支部派遣者。

      真実は泥の中に隠された泡だが

      頑固な気質がある。

      いつか必ず登ってくる。


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