逝きし世の面影さんのサイトより
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/27bd78d2c7cac1c22b3528e08f636aa0
<転載開始>
2017年02月20日 | 東アジア共同体
『金正男殺害:事件の黒幕は朴大統領とサムスン電子副会長⁉』2017/02/16 朝鮮日報

「弾劾局面でこのように無謀で余計なこと(金正男〈キム・ジョンナム〉氏殺害)をして得をするのは誰か。それは朴槿恵(パク・クネ)大統領と与党・セヌリ党、そして国家情報院だ」14日夜、インターネット・メディア「タンジ日報」の掲示板
「正男氏殺害事件は韓国の保守勢力が主導したショーだ」「なぜ弾劾を控えているこの時期に、このようなニュースが飛び出したのか。韓国政府が弾劾局面から抜け出そうとして正男氏をわざわざ殺害し、メディアに流したのだ」。
左派性向を持つ一部ネットユーザーたちが「正男氏殺害事件は韓国政府がやった」という主張を拡散、騒動になっている。
「今日のユーモア」
「弾劾審判中の朴大統領が、弾劾が棄却されるようにとあらゆる手を尽くしたが結局どうにもならず、北朝鮮の金正恩に使いを送り、正男氏暗殺を頼んだ」。
「選挙を前にして北風が吹く(北朝鮮の影響がある)」「もしかしたら今回の事態にも(朴大統領の知人で国政介入問題の中心人物でもある)崔順実(チェ・スンシル)被告が介入しているのではないか」「朴大統領とサムスン電子・李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が崔順実問題から逃れるためにやった」。
「朴大統領と金正日をつなぐ『秘線(公にできない関係にある人物)』が正男氏だった」という週刊誌の報道に触れて「韓国政府が口止めのため暗殺したようだ」と書き込んだ。
「正男氏殺害事件を見ると、大韓航空機858便を爆破した金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚のことを思い出す。金賢姫元死刑囚が国家情報院により仕組まれた人物だったように、今回の事件もそういうことだ」。
「今日のユーモア」は「正男氏を毒殺した女2人は既に死んでいるというが、『マティス好きの集団』の仕業と疑ってしまう」と書いた。
これは、国家情報院のハッキング疑惑事件で、同院の課長が2015年に自身の小型車マティス車の中で死亡しているところを発見された際に飛び交った「国家情報院他殺説」を意味している。
2/16 朝鮮日報(抜粋)

『韓国製でもっとも日本社会で成功した無料通話・メールアプリLINEの国家情報院(旧KCIA)による傍受』

日本のパナソニックやソニーを押さえて今では世界企業にまで成長した韓国のサムスンも日本では二流の弱電メーカーに過ぎないし欧州や米国では大量に売れるヒュンダイ(現代)自動車は販売不振で日本から早々に撤退している。
日本社会からなかなか受け入れられない韓国製品(韓国企業)だが、朝鮮日報日本語版記事にある 『国家情報院のハッキング疑惑事件』の無料通話・メールアプリの『LINE』だけは全く別だった。(LINEの登録ユーザー4億人余のうち日本人は5千万人)
というか、そもそも日本人ユーザーですが、『LINE』が韓国企業である事実を知らないばかりか、2014年に発覚したので韓国では大騒ぎになった韓国国家情報院(旧KCIA)によるLINEを丸ごとハッキングし、収拾したデータを保管、分析していることが明らかなった事実さえ知らない。(もちろん韓国情報部だけがハッキングを行っているのではなく、アメリカはグーグルやマイクロソフト、ヤフーなどネットのシステムの土台ごとハッキングしている事実はすでにスノーデンが暴露しているので誰でも知っている)

『“未確認情報”乱発する日本マスコミ、なぜ?』  2017.02.17 ハンギョレ新聞社

日本マスコミ、「金正男殺害」以後 
北朝鮮相手に誤報乱発 
「容疑者2人死亡の可能性」 
「逮捕女性は韓国旅券を所持」 
事実確認が困難な内容を1面報道も 
北朝鮮に対する嫌悪感と過度な報道競争が背景


『唯一例外、“敵国”である北朝鮮関連報道』

緻密な事実確認を経て慎重な報道をするのが日本のマスコミの長所だが、13日、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の長男の金正男(キム・ジョンナム)氏が亡くなった後、日本のマスコミの誤報と“未確認情報”報道が相次いでいる。
15日午前、日本の共同通信は日本の政府関係者の話を引用して、今回の殺害に加担したと見られる女性2人が「すでに死亡した可能性がある」と報道した。
金正男氏を殺害した主体が北朝鮮である可能性が高いという推定が出ている中で、飛び出してきたこの記事で日本はもちろん韓国も騒然とした。
「北朝鮮工作員の仕業」という疑惑をさらに濃厚にするだけでなく、あたかもスパイ映画のように任務を遂行した工作員までを除去する北朝鮮体制の非情さを表わす報道だったためだ。だが、その日午後、容疑者のベトナム女性ドアン・ティ・フォン(29)がマレーシア警察に逮捕されて誤報であることが確認された。
共同通信は16日にも2人目の容疑者が捕まった直後の午前11時50分頃、「逮捕された女性が韓国旅券を持っている」と報道し、韓国のマスコミが共同通信を引用して速報を流したが、わずか1時間も経たずに「インドネシア国籍」と訂正報道を出した。

『事実確認が困難な“未確認情報”報道を1面に掲載』

産経新聞は17日付1面に「複数の消息筋」を引用して「今回の事件が発生したことは、金日成(キム・イルソン)主席の血統を引く人物を擁立し亡命政府を樹立しようとする勢力と金正男氏が接触したためである可能性がある」と報道した。
前日、朝日新聞も1面に「中国政府関係者」の話を引用して「2012年に金正男が北京で北朝鮮工作員と見られる人に襲撃されたことがある」と報道した。

『北朝鮮の記事でなければ、1面には使えない内容』日韓でのキャッチボールで雪だるま式に拡大するヘイト(Hate)でフェイク (Fake)

これらの情報は伝言の伝言だったり、専門家の発言を通じて「そのような可能性もある」という噂の水準だ。
日本のマスコミのこうした報道は、韓国の保守マスコミが片隅に配置した推測性記事を土台にしている場合がたびたびあるが、日本のマスコミが内容を追加して前進配置すると、これを再び韓国マスコミが引用報道して拡大再生産の悪循環過程を経たりもする。
北朝鮮に対する日本大衆の嫌悪感と、北朝鮮報道に対する日本マスコミの過度な競争がこのような報道形態の背景にある。
読売新聞は17日、今回の事件を「北朝鮮偵察総局が起こしたと見られる」と断定して、「“女性”と“毒劇物”を使うのは北朝鮮工作員の手法」とまで報道した。

『「北朝鮮黒幕説」確証なく、ますます迷宮に…マレーシア側も「推測は性急」』 2017.02.18 ハンギョレ新聞社

『国家情報院(旧KCIA)による「北朝鮮黒幕説」』

これまで金正男氏殺害の黒幕は北朝鮮という最も“確定的”な主張は、イ・ビョンホ国家情報院長の口から出た。
イ院長は今月15日、国会情報委員会で「金正男氏の暗殺は金正恩政権後、必ず処理しなければならないという命令によるもの」だと報告した。
彼は「金正男氏が自分の統治に脅威になるという計算的行動というよりも、金正恩の偏執狂的性格が反映されたものと思われる」と付け加えたが、具体的な根拠を示さなかった。

『定説となった「北朝鮮黒幕説」』

一部の外国メディアは、「北朝鮮は、女性暗殺要員を積極的に育成・活用する」と報じ、雰囲気を盛り上げた。
「北朝鮮黒幕説」は簡単に収まらない。
地元紙の「ザ・スター」は17日、情報消息筋を引用し、「マレーシアとシンガポールは(北朝鮮の対外工作活動を総括する)偵察総局が最も好む地域」だとしたうえで、「偵察総局は2000年代序盤からマレーシアを神経ガス製造用に使われる禁止された薬物を北朝鮮に持ち込むルートとして活用してきた」と事件に北朝鮮偵察総局が関与したと断定する。

『分からない』

現地警察当局の司法解剖の結果、金正男氏の遺体に外傷の痕跡は全くなかった。毒物の散布による傷や注射針の跡なども発見されなかった。
捜査当局は解剖を通じて得たサンプルについた化学分析作業に入ったが、「ザ・スター」は「毒物攻撃による死亡は死因を明らかにするのが難しい。証拠が確定的でないため、分析するのに時間がかかる」と、捜査が長期化する恐れもある。
マレーシア当局は慎重な姿勢を維持している。国営通信「ベルナマ」は17日、警察当局者を引用して「金正男氏殺害の裏側に外国情報機関があるというのは、現段階としては性急である」と話した。
これに先立ち、ザヒド・ハミディ副首相も前日「金正男氏の死の裏側に北朝鮮があるというのは、現在ただの推測に過ぎない」と述べた。

『北朝鮮黒幕説は陰謀論』

中国官営メディアの<グローバル・タイムズ」は17日、「金正恩委員長を金正男暗殺の黒幕に名指しするのは、彼を悪魔化して北朝鮮体制を転覆しようとする目的」だとし、「今回の事件を政治的目的に利用しようとする勢力があるのは明らかだ」と報じた。
2月18日ハンギョレ新聞(抜粋)

『韓国統一部「正男氏殺害の黒幕は北朝鮮政権」と公式規定』2017.02.20 ハンギョレ新聞社

韓国政府は19日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男で、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の異母兄弟の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件は「北朝鮮政権」だと断定した。
「金正男氏殺害事件関連のマレーシア捜査の発表に対する統一部報道官論評」で、「政府は容疑者5人が北朝鮮国籍者であることから、今回の事件の裏に北朝鮮政権がいると見ている」。
「北朝鮮政権が今年に入ってからも弾道ミサイルを試験発射するなど、核・ミサイル開発に盲目的に取り組んでいるのは、私たちが直面した安保上の脅威がどれほど深刻なのかを明確に確認させる」。
ユン・ビョンセ外交部長官はドイツのミュンヘン安保会議で「国際社会の指導者たちも今回の事件がとても残虐で深刻な事案であることを認識し、(北朝鮮問題について)より関心を持つのではないかと思う」。

『朴槿恵(パク・クネ)政権の「北朝鮮政権が黒幕」、マレーシア警察当局の態度は?』

マレーシア警察当局は当日午後、事件発生後初めての公式記者会見で、被害者を金正男氏ではなく「北朝鮮人のキム・チョル」と呼び、男性容疑者5人が北朝鮮のパスポートを所持していたと発表しながらも「北朝鮮政府当局」を黒幕と推定しない慎重な態度を堅持した。
朴槿恵政権の“勇み足の行動”の分析二つ。
第一、
政府がマレーシア警察が公表しなかった事件の黒幕と関連した“決定的な情報”を持っている可能性があるという指摘だ。
第二、
大統領弾劾局面で「金正男氏殺害事件」を早期大統領選挙と関連した国内政治に利用しようとする“政略的計算”が働いているという批判的分析である。
報道官は論評を発表した直後「政府が追加情報を持っているのか」という取材陣の質問に、「その問題は明らかにできない。あるともないとも言えない」とあいまいに答えただけで、口を閉ざした。
これと関連し、ある政府関係者は「統一部は、事件の内容を正確に把握していないだけでなく、論評の発表を決定した主体でもない」と話した。
2月20日ハンギョレ新聞(抜粋)

『呆れ果てて、最早怒る気持ちも起きないヘイト(Hate)でフェイク (Fake)な お粗末謀略事件の数々』

もしも捜査当局(警察)よりも事件を詳しく知っている人物(あるいは組織)があれば、間違いなく『真犯人』であるが、今回の北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男で、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の異母兄弟の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件では韓国の国家情報院(旧KCIA)がピッタイ当て嵌まるのである、
韓国政府に極めて近く最大の発行部数の朝鮮日報(日本なら読売新聞に相当)や野党系のハンギョレ新聞では、『国家情報院(旧KCIA)が北朝鮮政権が事件の黒幕だ』と断定したと報道しているが、日本のメディアとは違い『北朝鮮が犯人だ』とまでは主張していない。韓国メディアの『黒幕』説と、日本の『犯人』説の主張とは意味するところが微妙に違っている。(韓国の説が正しいなら北朝鮮は共同正犯であり、日本説なら北朝鮮の単独犯)
それにしても今回の事件で最も動機があるのは北朝鮮ではなくて、南朝鮮(韓国)である事実はネットのユーモア書き込みに頼らなくとも、誰が見ても明らかなのです。誰が一番得をしたか考えれば南朝鮮(韓国)以上の存在は何処にも無い。真っ黒なのである。
日本側のメディアが全員強調している事実すが、北朝鮮からの暗殺指令は5年前からだが、異母兄の金正男のセキュリティーは3年前からは一切確認されていない。
何年にも渡ってボディガード無しに個人で自由にマカオとシンガポールを行き来していたのですから、北でも南でも暗殺する気さえあれば誰でも可能だった。(そもそも金正男本人が暗殺の危険性にまったく気が付いていないのです。)
それなら、今回の一番の謎とは『なぜ、この時期に、しかも国際空港という一番目立つ場所を選んだのか』に尽きるのである。(要人の暗殺では出来る限り病死とか事故死、自殺などを偽装する方が利益になる。今回のように最初から『北朝鮮が犯人だ』と報道されたのでは逆に北朝鮮は大損する。得するのは韓国だけだった)


<転載終了>