世界の裏側ニュースさんのサイトより
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12266329438.html
<転載開始>

アメリカ保有最大級の「すべての爆弾の母」を超えるロシア保有の世界最大級「すべての爆弾の父」があった
Forget the ‘Mother of all bombs,’ meet the Russian-made ‘Daddy’

4月14日【RT】

 

(アメリカのMOABの威力4倍のロシアのFOABの実験の様子 英語版ウィキペディアより)

 

 

アメリカが非核兵器としては自国保有最大級であるGBU-43/B(MOAB)、通称「すべての爆弾の母(Mother of all bombs)」の存在を自慢している。しかし騙されてはいけない。ロシアにはそれを遥かに超えるものがあるのだ。

 

2007年、ロシアは軍事用サーモバリック爆弾増強版(The Aviation Thermobaric Bomb of Increased Power)、通称「すべての爆弾の父(Father of all bombs)」(FOAB)を開発。これは、パワーと性能でアメリカのMOABを上回るものだ。

 

アメリカの「すべての爆弾の母」は爆発時の威力は11トン相当である一方、ロシア版の父は44トン相当。しかしMOABは重量が8,200㎏ある一方で、FOABは7,100㎏とより軽量である。

 

ロシアのFOABは空中で爆発するため大気中の酸素との相乗効果で標的を気化させ、構造物を崩壊させることができる。さらに爆発の周辺ではガスが燃焼することで真空状態が作り出され、物質が爆発の中心部に引き寄せられる

 

2007年の実験では標的となった地域(位置は未公開)は「月面の様」な焦燥の土地が残されていた。

 

実験当時、ロシア陸軍参謀本部のAlexander Rukshin副議長は、「その有効性と能力は核兵器に匹敵するものだが、核兵器のように環境を破壊や汚染することはない」ことが実験によって確認されたと話している。

 

ロシア国防省は、FOABの開発はいかなる国際軍備条約に抵触しておらず軍拡競争の始まりを意味するわけではなく、ロシアの保有兵器として小型の核爆弾の代替となると主張している。

しかしアメリカのMOABとロシアのFOAMの大きな違いが一つある。それはロシアはこれまでその使用の必要性を感じがことがないということだ。

 

https://twitter.com/RT_com/status/852850566061580288

 

ツイート:「速報・米軍がアフガニスタン内でISISを標的としてMOABを使用した映像を公開する」

 

 

 


【参考】https://www.rt.com/viral/384743-moab-russia-father-bomb/

 

 

 

 

(2007年のロシアによるFOABの実験の様子)

 

 

 

(翻訳終了)

 

 

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【コメント】

 

日本語や英語の一部の大手メディアの報道では、MOABについて「アメリカ保有で」最大級のとするべきところを、「アメリカ保有で」という部分を省略して、一見世界最大級の爆弾であるかのような誤った印象を与えているものがありました。

 

ロシアのFOABは・・・核汚染の残らない核兵器のような凄まじさですね。

 

「ロシアはFOABの使用の必要性を感じたことがない」し、「軍拡競争」の開始を意味するわけでもない、というのは次のプーチン大統領の演説を観れば明白です。アメリカが作り出そうとしている一極的な権力構造を避けるための政策であるものでしょう。

 

 

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さらに言えばISISは西側諸国によって作り出されたということは、プーチン大統領によって何度も繰り返し警告がなされています。

 

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★破壊されたトンネルはCIAが建設したものだった

 

さらに言えば、今回アメリカがアフガニスタンで爆破したトンネルはCIAによって建設されたものであるということが、ウィキリークスからの漏洩情報によって明らかにされています。

 

 

 

https://twitter.com/wikileaks/status/852681705391521792

 

 

・・・ということはアメリカが作り出したテロリストISISが、アメリカの建設したトンネルに隠れているところを、実は世界一でもない自国最大級の爆弾を投下したことで、アメリカはシリアやロシア、北朝鮮、イランなどに対してアメリカの本気ぶりを暗喩的に伝えようとしたようです。

 

まるでアメリカの一人芝居のようですね。

 

 

★アメリカによるシリア空軍基地への攻撃の命中率が悪すぎた

 

シリアが化学兵器によって市民を攻撃したとされる事件に対し、アメリカは人命などの考慮のなどまったくないようなタイミングでシリアの空軍基地を攻撃していました。

 

トマホーク59発が使用されミグ23機6機が破壊されたようですが、滑走路はまったく無事であったこともありわずか翌日にはシリア政府の同基地の使用が再開されていました。

 

ロシアの国防省は、アメリカのこの軍事作戦の能率性が「非常に乏しい」ものだったと、ロシアらしい皮肉で余裕なコメントをしています。素人目にもそれだけのミサイルを使って、空軍基地の機能停止できないのはたしかに米軍の攻撃がかなり下手なのか、兵器の性能がいま一つだということがわかります。

 

 

そもそも「シリアが化学兵器によって市民を攻撃した」とされる件に関しても、ウィキリークスがまた重大なリーク情報を開示しアメリカの深い関与を明らかにしているようです。

 

 

 

 

<転載終了>