ザウルスでござるさんのサイトより
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<転載開始>
2017-07-20 15:30:16 | 電磁波

満員電車のスマホ族、毎日 “電子レンジ通勤” で命を削る?

 

「東北大学大学院理学研究科の助手(2002年当時) 本堂毅さん(熱物理学専攻)は、列車内に携帯電話が複数あるとき、重複と反射によって発生する平均電力密度を求める計算式を導き出した。例えば、ある車両で、0.4W の電磁波を出す携帯電話を50人の人が1台ずつ持つと、車両内の総出力の合計は 20W。

これを計算式に当てはめると、車内の電力密度が、ICNIRP (国際非電離放射線防護委員会)が定める国際基準値 (900MHzで「450μW/cm2)、1.8GHz で 「900μW/cm2) の数倍にもなることがわかった。

ラッシュ時は、1車両に約 300人が乗ることや、携帯電話を使う人が90% いることを考えると、電車の中の電力密度は、どれほどの高さになるのか、空恐ろしいほどだ。まさに、電子レンジの中に閉じ込められたようなものだ。」

 

以上は、2010年出版の 「見えない汚染「電磁波」から身を守る」 古庄弘枝著 からの引用(132p)である。この2010年当時ではまだスマホは登場したばかりで、ガラケーの全盛時代であった。

さて、言うまでもなく、2017年現在の時点ではスマホの普及率はとうにガラケーを上回っている。

 

 

  

 

ここ7年ほどでスマホは日本をすっかり席巻してしまった。

 

 

 

そして、スマホは電話というよりはパソコンであり、とうぜんガラケーよりも電波の出力は大きい。その電波はもちろん電磁波、より正確にいえば、マイクロ波という電磁放射線(ElectroMagnetic Radiation) である。

ガラケーを使っている人間よりもスマホを使っている人間の方が電磁放射線の被曝量も多いことになる。最近では車内でも珍しくないタブレットの場合は、スマホよりもさらに被曝量が多くなることは明白だ。

電車内ではスマホでネット、スマホで動画(漫画?)という使い方は普通になっており、膨大なデータ量を電波で受信したり、送信したりといったことが日常茶飯事に行われている。

実際、スマホの平均的なスピードはガラケーの100倍から1000倍と言われている。体感的には20~30倍の違いがあると言われている(3つの大手家電量販店のケータイコーナーの店員たちの回答)。

こういった2017年現下のモバイル状況を考慮に入れると、上記の2002年の 「車内の電力密度が、ICNIRP (国際非電離放射線防護委員会)が定める国際基準値 (900MHzで「450μW/cm2)、1.8GHz で 「900μW/cm2) の数倍にもなることがわかった。」 という、東北大学熱物理学専攻の本堂毅氏の計算結果が “牧歌的” に聞こえるほどである。 今日では 「数倍」 どころか、控えめに言っても少なくとも 「数十倍」 になっていると考えられよう。

  

 

 

同じスマホを使うのでも、駅のホームと電車内とでは電磁波的にはかなり状況が違う。

駅のホームでは、最寄りの携帯基地局Aとのあいだで電磁放射線によって安定した交信が成立している。

しかし、いったん電車に乗って走り出すと、ホームでつながっていた携帯基地局Aの圏外にけっきょく出てしてしまうことになる。しかし脱け出す前に、あなたのスマホは走る電車の沿線に見える次の携帯基地局Bを必死になってさがすことになる。このときにあなたのスマホの電波が強くなり、あなたは駅のホームでスマホをしていたときよりもずっと多く電磁放射線に被曝することになる。そしてこれは目的の駅に到着するまで繰り返される。言うまでもないが、これは車内の電源の入ったモバイル端末すべてに起きていることである。

 

あなたがメールやラインをチェックしたり、ネットのニュースを見たりしているあいだに、あなたのスマホは電波が途切れないように、次の電波圏(セル)にシームレスに次々と切り替えているのだ。「このままだと切れちゃうなあ、次の電波圏にジャンプしなくちゃ」 と あなたのスマホは電波の出力を上げて必死に次の携帯基地局をキョロキョロさがしているのだ。電車通勤が仮に乗り換えなしの30分だとしたら、出発駅から到着駅まで10以上の携帯基地局の電波圏をくぐっていることになるだろう。そして切り替える前後に電磁放射線の強度は高くなる。

 

 

● 移動している場合はモバイル端末の電磁波は繰り返し強くなる。これは自動車でも同じである。速ければ速いほど、強くなる頻度は高くなる。自動車の場合は、電車の車両よりも天井はずっと低く、ずっと小さな “閉鎖空間” なので、電磁放射線の “反射と重複” はそれだけ多く、強くなる。つまり自分のスマホの電磁波を最大限に増幅して被曝することになる。戦車の中で機関銃を撃っているようなものだ。4人乗っている自動車内の一人がスマホでメールを始めたり、電話を始めたり、YouTube を見始めたりすれば、 “反射と重複” によって他の3人も “道連れ” となる。

 

電車内でスマホを使っているのはあなただけではないだろう。多くの乗客があなたと同じように沿線の基地局アンテナと一時的に “繋がった状態” で走っている。携帯電話会社はそれぞれ別々の基地局なので、電車内はつねに何割かのスマホが次の自社の電波圏にジャンプするために一斉に電磁波を強めているのである。

ドコモ契約のスマホは今繋がっているドコモの基地局から離れだすと一斉に電磁放射線が強くなる。そして、次にソフトバンクの基地局が近づくと、車内のソフトバンク契約のスマホが一斉に電波圏を切り替えるという具合である。

電磁波的には列車は、電子レンジを数珠つなぎにして走らせているようなものである。

 

たとえば、山手線は11両編成で、通勤ラッシュ時は各車両に300人強の乗客が乗っているようだ。

 

 

 

ひかえめに11両編成の1列車に 3,000人としても、スマホなどのモバイル端末を使っている乗客はせいぜい半分だろうか。そうすると、山手線1列車11両に 1,500台のモバイル端末が機能していることになる。シェア46%のNTTドコモに限ってみると、700台くらいの端末が沿線の最寄りの携帯基地局に繋がりながら走っていることになる。

 1車両140台とした場合、キャリアごとのシェアは、ドコモが 64台、KDDI(au) が 42台、ソフトバンクが 34台という感じである。携帯基地局はキャリアごとに別であるから、走っている1車両の中の140 台のモバイル端末は3つのキャリアが混在した状態で、窓の外の3方向からの電波と一斉に同時に交信していることになる。そうなると、以下の画像ではそもそも人数からしてももひかえめすぎるだろうが、少なくともこれらの倍以上の密度の電波状態になると想像されよう。

携帯電磁波であるマイクロ波は、人体をやすやすと貫通する電磁放射線なので、乗客は座っていようが、立っていようが、全員絶え間なく被曝していることになる。

 

そして、実際に電子レンジの周波数は2.45GHzで、スマホの3GHzとほぼ同じ帯域である。電子レンジの中はいくつかのフライドチキンかもしれないが、通勤電車の1車両の中は約200~300人の生身の人体である。

電子レンジの庫内と同様に、電磁放射線は金属の箱である車両内では乱反射し、車両内のたくさんの人体をコンスタントに再貫通していることになる。しかし、それらは目には見えないので、ふつうのひとはスマホの画面に夢中である。

  

自分のスマホが受けたり、発したりする電磁波は周りの乗客を貫通し、同様に周りの乗客のスマホが受けたり発したりする電磁波があなたの身体や脳を何度も貫通することになる。お互いさまと言えば、たしかにお互いさまではある。

お互いの人体はあらゆるレベルで電磁放射線の影響を受けている。もちろん悪い影響ばかりである。電車内では乗客たちはみな仲良くDNAレベル、細胞レベル、臓器レベル、脳神経レベル、記憶・学習レベルまでダメージを受ける。集団的な “緩慢な廃人化” が進行している。

自分はほとんどメールだけだから電磁波の被曝は最小限だと思っているナイーブなひとがいるものだ。電車内であなたの両隣に座っているひとがネットを見ていれば、あなたも強い電磁放射線によって絶え間なく串刺しになっている公算が大きいと言わざるを得ない。

 

世界でいちばん規制が甘い日本

ちなみに各国の、電磁波の被曝限度値を比べると、日本はつねに “最大値”  を “誇っている”。日本は携帯電話会社の天国である。ロシア、中国といった大国が意外にも慎重な基準にしているのは興味深い。 μW/cm2 =マイクロワットパーセンチメートル

 

 

 ロシアは日本の規制値の100分の1という厳しさである。

ロシアは旧ソ連時代に電子レンジを禁止していたことがある。

マイクロ波を “ステルス兵器” として世界で最初に開発したのは、旧ソ連であった。

ロシアは電磁波の危険性を知り尽くしているのである。有害で危険だからこそ、“兵器化” したのである。

 深慮遠謀を巡らす 老獪な国” であるロシアに比べると、目先のことしか考えない日本は、なんとまあ “幼稚な国” であることか。

  

 

次にSAR値で比べても、日本は “最大値” を “誇っている”。

 

 

こちらでは、最大被曝限度値では同じ値で並んでいたアメリカとカナダは日本より低い数値で、厳しくなっている。

常に目いっぱいの “最大値” で突き進んでいる日本がいる。

もう1つ、日本が“電磁波地獄” になっている原因は、“マスコミの沈黙” である。

日本以外の先進国では、マスコミは電磁波の危険性、スマホの危険性、スマートメーターの危険性についてたまに警鐘を鳴らすことがある。

産業界にべったりのあのCNNでさえ、携帯電話の危険性を特集した番組を放映している。

日本ではテレビでも新聞でも電磁波の危険についての記事や番組はここ10年近くいっさい出てこない。ゼロである!あなたは目にしたことがあるか?

携帯電話会社が産業界において巨大な企業に成長 し、スポンサーとして莫大な広告料を “口止め料” として払っているからである。これが日本ほど徹底している国はない。広告代理店の電通などが情報コントロールしているのである。

日本のマスコミはとうの昔に公器として真実を伝えようという意志すら失い、財界と政府のために “国民を染脳する装置” 、“プロパガンダ機関” になりさがっているのである。

 

 

 

● 自分一人ではなく、同じ閉鎖空間でたくさんの人間が一斉にスマホを使っている状況では、互いに周りの人間を電磁波攻撃し合っていることになる。スマホを持っていない人間や電源を切っている人間も見境なく一方的に電磁波攻撃されているわけだ。

“スマホ族で満員の通勤電車” は、きわめて被曝量の多い “電磁波的に濃密で有害な環境” と言える。

さて、このように年々電車内の電磁スモッグが濃度を高めてくると、特にペースメーカーをつけているひとでなく、ふつうのひとでもモバイル端末の便利さよりも電磁波の少ない環境を求めるようになるであろう。

 

 

“携帯電話・スマホ電源オフ車両”

 

 

昨今、“電磁波過敏症” のひとが増えてきている。そういった人々にとっては、電磁波からいかに逃れるかがまさに死活問題となっている。潜在的には人口の4%近くは存在すると言われている。ペースメーカー装着者よりも多いことは言うまでもない。

電車の車内が異常な状態になってきているこんにち、鉄道各社にはせめて各列車のうち1車両くらいは “電磁波フリーの車両” にして、公共交通機関利用中の電磁波による健康被害を少しでも回避できるようにする責任があるように思える。

 

“携帯電話・スマホ電源オフ車両”の必要性はまさに切実なものとなっており、この要求は以下のように “署名運動” として社会運動化している。 

 「携帯電話・スマホ電源オフ車両を求める会」 による署名活動である。そんな車両があったら入りたいと思う人はぜひ署名をお勧めする。実現に向けての一つの建設的な行動となるだろう。

署名用紙 PDFダウンロード用

 




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