逝きし世の面影さんのサイトより
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/dbd152a3ce1d228dff2f0eab088709d0
<転載開始>
2017年11月14日 | 東アジア共同体
『1年前のアメリカ大統領選で積極的に民主党クリントン候補支持を公言しドナルド・トランプの悪口雑言を繰り返したHUFFPOST』

リベラルなカウンターメディを目指して設立されたHUFFPOSTですがアメリカ国務省と協力関係にあるらしい北朝鮮難民救援基金なる団体の記事を載せる連載枠があり、WEBを開くと一月前から同一のWORLD「元脱北者が語った北朝鮮」の巨大な文字が正面画像に踊る。
内容は15年前の小泉純一郎首相のピョンヤン電撃訪問した2002年後半にテレビで散々流されていたものを文字に起こしたもので新鮮さが命のネットで流すような代物ではない。
今の北朝鮮が如何に悪かを強調しているが、これは総選挙の投票日直前に、テレビやラジオの放送枠を金で買って大量に流される安倍晋三首相の『日本を守る』のコマーシャルと同類項『自民党の応援演説』であることは明らか。

安冨歩などが『ハフィントンポストは、保守系ドラッジレポートのオルタナティブとして発足した左派媒体なのに、日本に来るとこんなになっちゃうのかヨ』と嘆く今のHUFFPOSTですが、とうとう振子が最後まで振り切って仕舞い今度は逆方向に動き出したようなのです。


日本の政治家や官僚は非常事態でも 都合よく「覚醒」しない・・・(『シン・ゴジラ』予告編より)

『「高句麗」化する北朝鮮:北朝鮮による対中国牽制(夷を以て夷を制す)は可能か?』中国ー北朝鮮間の関係、果たしてどうなっていくのだろうか

2017年11月13日 Tetsuo Shibata 柴田哲雄 愛知学院大学准教授(歴史学) Huffington Post Japan

逆転の発想
北朝鮮の核問題は、いまだに解決の目途が立っていない。
日米首脳会談で、安倍首相とトランプ米大統領は、北朝鮮の非核化のために、最大限の圧力をかける方針を再確認している。
しかし、北朝鮮が圧力に屈して核ミサイルの放棄を決断するというシナリオは、多分に非現実的である。
現実的な解決の選択肢は、次の二つしかない。
一つ目は、北朝鮮を武力攻撃して核ミサイルを無力化する。
二つ目は、北朝鮮の核を容認した上で、米本土への攻撃を可能にするICBMの凍結、並びに中東への核ミサイル技術拡散の抑制などと引き換えに、制裁を緩和する
前者がソウルや東京を犠牲にするリスクを負っている以上、とり得る選択肢は後者しかない。
もっとも後者は、日本が常時北朝鮮の核ミサイルの標的にされることを意味するだけに、日本の世論は受け容れ難いだろう。
しかし、あえて逆転の発想『仮説』を検討したい。
事実上核保有国として認められ「軍事大国」となった北朝鮮が、中国を牽制する存在になり得る、
すなわち日本にとっては、まさに夷を以て夷を制することが起こり得る、という仮説について、朝鮮半島の歴史を参照することにしたい。

高句麗の対外関係(歴史的に軍事大国だった北朝鮮)
朝鮮半島の北部に本拠地を置く「軍事大国」の出現は、実に668年に滅亡した高句麗以来で、朝鮮半島が半世紀以上の長きにわたって分断されたのも、高句麗・百済・新羅の三国時代以来である。
高句麗は紀元前1世紀頃、現在の中国の東北地方に興ったツングース系民族の王朝であり、その領土は現在の北朝鮮よりもはるかに広く、中国の東北地方から朝鮮半島の北部にまでまたがっていた。
第20代長寿王の時代の427年に、南方の拠点であった平壌に遷都している。
有名な「広開土王碑」によれば、高句麗の第19代広開土王(374~412年)は、新羅を降し、支配に服さない百済を攻撃したばかりでなく、百済と結ぶ倭、すなわち日本とも戦火を交えて撃退している。
高句麗は、6世紀末に中国を約350年ぶりに統一した隋に臣従の意を示したが、隋は「軍事大国」の高句麗に対して脅威を抱き、幾度も大軍で攻撃を行なったが、ことごとく退けて、ついには高句麗遠征の重い負担に耐えかねた隋の自壊をもたらした。
高句麗は隋の後の唐に対して臣従の意を示したが、しかし隋と同様に、唐も「軍事大国」の高句麗に対して脅威を抱いて、攻撃を加え、さらには新羅と同盟を結ぶ。
一方、高句麗は宿敵・百済と同盟を結び、百済を介して倭とも連携。ここに唐・新羅対高句麗・百済・倭の対立の構図ができあがる。
663年の白村江の戦いで倭軍も大敗。最終的に高句麗は百済ともども、唐・新羅連合軍の攻勢によって滅亡した。

史実が示唆するもの
高句麗を北朝鮮、隋や唐を中国、新羅を韓国、倭を日本に準えると実に興味深い示唆が得られる。
①高句麗に対する隋や唐の攻撃は、長年「血の絆」の下で、中国からジュニア・パートナーとしての位置付けられてきた北朝鮮も、いざ核を保有して「軍事大国」となれば、中国から潜在的な敵国として扱われ得ることを示唆している。
②唐と新羅の同盟は、中国と韓国が連携して、北朝鮮を牽制することを示唆している。
③百済を介した高句麗と倭の連携は、日本と北朝鮮が連携して、中国を牽制することを示唆している。
中国当局は、在韓米軍が北朝鮮に進出して、中国の国境付近にまで展開することを何よりも恐れてきた。
北朝鮮崩壊や米朝戦争勃発は、中国にとって深刻な脅威になる。
かといって、北朝鮮が「軍事大国」になっても、やはり中国にとっては潜在的な脅威になる、
中国は昔も今も、朝鮮半島北部における巨大な軍事的プレゼンスそのものを、程度の差こそあれ、安全保障上の脅威として見なしてきた。
巨大な軍事的プレゼンスが強力な外部勢力と連携した時に、中国に対する脅威が極限に達するが、高句麗は、隋や唐のライバルであった遊牧王朝・突厥と連携していたが故に、隋や唐は死に物狂いになって、高句麗を滅ぼそうとした。
北朝鮮は中国を仮想敵とする強力な外部勢力と連携する可能性が低いことから、日米から見て、中国が北朝鮮の核問題に対して、危機感が薄いように映るのはそのためである。

日本の選択
果たして日本は③を選択し得るだろうか。すなわち北朝鮮と連携して、中国を牽制し得るだろうか。
周知のように、日朝関係の改善には大きな困難が横たわっているからである。たとえ米国政府が北朝鮮の核を容認しても、日本の世論がそれを許さず、日本政府もかたくなに非核化を求め続けるかもしれない。また拉致問題の完全解決を求める世論も依然として根強い。
しかし、中長期的に見れば、アジア太平洋地域において覇権を確立しようとする中国の方が、北朝鮮よりも、日本に対してはるかに深刻な脅威を及ぼす。
それなら、日本は思い切って北朝鮮には融和的姿勢をとる一方で、専ら中国のみを牽制するという外交政策をとって然るべきではなかろうか。
せめて日本は、北朝鮮との敵対関係に終止符を打って、国交正常化にまでこぎ着けることはできないだろうか。さらに米朝間の橋渡しをして、両国の国交正常化をもたらすことができれば、なおのこと良い。
北朝鮮は、日(米)との敵対関係から解放されれば、自国をジュニア・パートナーとして位置付ける中国に対して、核戦力を背景に、これまで以上に自己主張を強めるにちがいない。
そうなれば、中朝間の摩擦が激化して、中国に及ぼす北朝鮮の潜在的脅威は増大。中国を牽制することにつながるのである。
11月13日 Huffington Post (抜粋)


米ニューヨークの国連本部で開かれた第72回国連総会で演説する安倍晋三首相(2017年9月20日撮影)AFP

積極的に北朝鮮との戦争を煽る危険な日本、『北朝鮮問題「必要なのは対話でない」 安倍首相が国連演説』

真山勇一 参議院議員‏ @MayamaMia
この写真にあ然。
安倍首相の国連総会での一般演説。
ニューヨーク特派員だった私が国連を取材していた時は、世界主要国の首脳の演説でこんなガラガラの議場は見なかった。常任理事国入りに意欲を燃やしているというのに、この光景は寂しすぎる。




『高句麗の王子まつる高麗神社に天皇・皇后が初訪問』2017/09/21 朝鮮日報

20日明仁天皇と美智子皇后が、歴代の天皇では初めて埼玉県日高市の高麗(こま)神社を訪問。1300年前に日本に渡った高句麗の王子「高若光」(高麗若光)をまつっている。
明仁天皇訪問を歓迎する人々が朝から約2000人集まったことから、地元の駅と同神社を結ぶ1.7キロメートルの道は大変な混雑になった。
日本の宮内庁は明仁天皇の高麗神社訪問について「公務ではなく私的な旅行」と説明。
明仁天皇は1年のうち250-270日公務を行うため、私的な旅行を楽しむ機会は1年に1・2回。高麗神社は明仁天皇の意思で決定されたという。
明仁天皇は2001年「桓武天皇の生母が百済の王族だったと記されている」と発言。05年には、太平洋戦争で戦地となった東南アジア諸国や南太平洋の島を訪れ朝鮮人犠牲者の慰霊碑をわざわざ訪れて黙祷している。
明仁天皇は高句麗の王子から60代目となる高麗文康宮司(50)の案内で境内を見て回った。
(抜粋)

★注
韓国紙は、安倍国連演説と同日の高句麗ゆかりの高麗神社私的訪問について、関東大震災での朝鮮人大虐殺追悼会への挨拶文を拒否した小池百合子都知事のカウンター(抗議行動)として天皇の意思と希望によって決められたと報じている。( もしも、韓国紙の報道が事実だとすると、今回初めての高麗神社私的訪問の意味とは、一切の政治活動を禁じられた天皇による精一杯の政治的アピールだった)
地元埼玉新聞は2017年9月20日(水)『両陛下が埼玉へ私的旅行 日高の高麗神社、見頃のヒガンバナを見て回られる 大勢の市民ら歓迎』、『私的旅行で県内を訪問、日高市の高麗神社や巾着田曼珠沙華(まんじゅしゃげ)公園などを見て回られた。』、『約500万本のヒガンバナが見頃を迎えた同公園に移動。一面に赤いじゅうたんを敷き詰めたような景色を見ながらゆっくりと散策され、「美しいですね」などと感想を話していた。』と書いているが、実は彼岸花は朝鮮半島など大陸からの帰化植物であり、その意味では高麗神社に祭られている高句麗の王族と同じ。

<転載終了>