逝きし世の面影さんのサイトより
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/e41b25b32868d7520d1c1d6e0e2dc81e
<転載開始>
2018年01月11日 | 政治
<横田空域> 東京から静岡や新潟まで1都8県にまたがり、高度約2400~7000メートルの階段状に広がる。

『すぐそこに米軍 首都圏基地問題>横田空域の返還求めず 羽田新ルートで政府』2017年12月10日 【一面】東京新聞

紙面東京都心上空を初めて通る羽田空港の新飛行ルートが在日米軍が管制権ををもつ横田空域を一時的に通過する問題で、日本政府が通過空域の変換を求めない方針であることが分かった。
東京都心上空を初めて通る羽田空港(東京都大田区)の新飛行ルートが在日米軍が管制権をもつ横田空域を一時的に通過する問題で、日本政府が通過空域の返還を求めない方針であることが、国土交通、外務両省や米軍への取材で分かった。
日米は管制業務の分担について協議を続けている。 

新飛行ルートは二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックに向け、羽田空港の国際線の発着枠を増やすために導入される。
東京湾の上を通って離着陸するこれまでの原則を変え、都心上空を通過することになる。その際、横田空域の東端をかすめることになり、国交省と米軍の実務者間で対応を協議してきた。

現在、羽田を利用する民間機は横田空域を避けて航行しており、新ルートに合わせて〇八年以来となる空域返還の可能性も取り沙汰された。しかし、国交省管制課と外務省日米地位協定室は本紙取材に、「横田空域の削減(返還)は求めない」との見解を示した。
国交省の担当者は「〇八年の削減で当面の航空需要には対応できており、これ以上の削減を求めるのは米軍の運用上も難しい」と説明した。在日米軍司令部も「横田空域のいかなる部分に関しても、永久的な返還の実質的な交渉は行っていない」と文書で回答した。

横田空域を維持したまま新飛行ルートを運用すれば、着陸間際の航空機の通る空域が羽田、横田、羽田と変わる。短時間の間にパイロットが交信先を二度変えねばならず、安全性の面からも懸念が大きい。国交省は、横田空域を通過する際も日本側が管制を一元的に担当する案も含めて米軍と協議するとしている。

<横田空域> 
東京から静岡や新潟まで1都8県にまたがり、高度約2400~7000メートルの階段状に広がる。域内にある厚木や入間などの基地を離着陸する米軍機や自衛隊機の管制を、横田基地の米軍人が行っている。民間機も飛行計画を提出すれば通れるが、現在、羽田空港の定期便の航空路は通っていない。
12月10日 東京新聞

自国の空を、自国の民間機が他国の軍隊の指示により飛ぶことを禁止され毎日迂回している国を普通は『植民地』とか、もっと正しくは『占領地』呼ぶのだが、・・・知っている人はとっくの昔に知っているが、知らない人が多い不思議の国ニホン




(関連記事)

『都内のど真ん中の空白地図(米軍基地)東京にもあるオキナワ』
 2016年06月05日 | 軍事、外交



東京都の市街地の中心にアメリカ軍が不法に占有し自由に使用している六本木基地:麻布ヘリポート(赤坂プレスセンター)は市販の地図やインターネットの地図検索の上から完全に抹消され空白地帯になっている。
沖縄をはじめ日本全国に多数あるアメリカ軍基地は,アメリカ政府・国防総省の専有地域として自由に使え『日本国におけるU.S.Aの領土』であり、赤坂プレスセンターの『臨時ヘリポート』とされているが実質的にアメリカ軍が治外法権的に所有する『日本人立入禁止の専属軍用基地』である。(都内には他に港区のニュー山王ホテルをアメリカ海軍が管理し、日本人は勿論、アメリカ人であっても軍と無関係の民間人は立ち入ることは不可能。施設内で使用される言語は英語、通貨は米ドルとなる。)



『法を破る在日米軍,何も言えない日本政府』2007年1月14日天木直人のブログ

米軍は臨時に提供された青山公園内のヘリポートを返還することなくそのまま使用し,かわりに隣接する米軍基地の一部を返還するだけなのだ。そして東京都はこの返還された敷地を公園として整備するというのだ。基地の早期撤去を求めてきた港区住民は「基地の恒久化につながる」と反発しているという。当然だ。
それにしてもこの問題に対する日本政府の姿が一向に見えてこない。
世界のどこの民主,独立国家で外国軍隊を首都のど真ん中の一等地に抱えて平然としている国があるというのか。しかも不法占拠である。米軍のヘリコプターが飛来する危険な場所に今更公園を造ってどうするというのか。
在日米軍の,わが国の法を無視した傍若無人ぶりは,沖縄をはじめとした全国の基地受け入れ地域で,日常茶飯事で行われているに違いない。住民は苦しみ,怒り,そして泣き寝入りさせられてきた。しかし大半の国民はそんなことを知らない。自分の生活とは関係ないからだ。六本木という東京のど真ん中に米軍基地があることさえ知らない。ましてや十数年も不法占拠され続けているというのに。
すべてはメディアの責任である。
政府が隠そうとすることを報道し,「国民の知る権利」を確保することこそメディアの使命である。しかしそれを書かない。政府に嫌われるからである。
中国には不必要に攻撃的な石原慎太郎も,米軍基地問題になるととたん黙り込む。それにしても在日米軍の非道を指摘するのが共産党だけというのはおかしい。在日米軍の不祥事を国民に知らせるのが赤旗だけというのではあまりにも淋しい。



『東京都、神奈川県から新潟県まで1都8県の空域を71年間独占したままの占領米軍』

六本木ヘリポート(米軍六本木基地・赤阪プレスセンター)からアメリカ大使館へは車で5分で行ける都心の一等地にある。アメリカは米軍横田基地を経由して、常に何の審査も所持品検査もなく来日出来るが、しかし、出入り口には銃を持つ警備員(アメリカ軍に雇われた日本人の軍属)がいて、日本人が入ることはできない。
米軍基地が集中する沖縄県では基地問題に市民の関心があるが、人口が密集する東京のど真ん中にある治外法権の米軍基地は誰も問題視しないのは面妖である。
もっと摩訶不思議なのが日本列島の上空のど真ん中にある『横田空域』である。
『横田空域』とは日本の空のど真ん中の東京都、神奈川から新潟まで1都8県にまたがる最高7000メートルの空域が横田基地の管理下に置かれており、日本の民間航空機は米軍の許可が無い限り、絶対に飛ぶことが出来ない。
横田空域を避けるため、関東から関西へ向かう飛行機が、東京湾上で旋回し高度をとらなければならないし、世界に例がない危険極まる井桁式の滑走路を持つ羽田空港は陸側は『横田空域』で飛べないので海側からしか離陸も着陸もできない。(だから日本の羽田空港だけが世界で一つだけの滑走路が縦横に交差する複雑怪奇な井桁型の摩訶不思議な構造になった)
これはアメリカに敗戦して71年間、日本の空はアメリカ軍が支配していて日本に返還されていないから。横田空域を避けるために迂回する日本の航空機の燃料代だけでも毎日膨大な金額なのです。



日本の地図は『紙』もネット検索でも『空白』になっている。ところが、グーグルマップの空撮(実写映像)では当たり前ですが空白ではなく赤坂プレスセンター(六本木基地:麻布ヘリポート)がはっきりと写っている。





『米軍管轄する「横田空域」 返還されれば羽田-伊丹が30分に』2014.10.01 NEWSポストセブン ‎

関西や九州など西日本から羽田に向かう飛行機は、そのまま空港に一直線に着陸せず、グルッと千葉方面から回り込んで高度を下げる。羽田から西へ向かう場合も、わざわざ東京湾上を旋回してから向かう。
「ずいぶん遠回りするなァ」と舌打ちする利用者は少なくないはずだ。
原因は首都圏上空に存在する巨大な「見えない空の壁」にある。そこを飛び越えたり、 回したりするため、戦後70年、民間航空機は遠回りを強いられてきた。
空の主権が奪われたままであることにより、我々は大きなコストを支払わされている。
これが日本の政治家、官僚がタブー視して触れない「横田空域」問題である。
横田空域とは、東京・福生市にある米軍横田基地の上空を中心に広がる空域のことだ。
戦後、連合軍が日本の空の管制権を掌握した後、日米地位協定に基づいてそのまま米軍が管理することになった。現在、米軍管理下の「横田管制」が空域を管理している。
「横田」という名で誤解しそうだがその管制空域は神奈川県や静岡県、北は新潟県まで1都8県にまたがる。そして最高高度は2万3000フィート(約7000メートル)もある、まさに「見えない空の壁」なのだ。
米軍の管制下にあるとはいえ、日本の領空であることは間違いない。日本の民間航空機がそこを通ることはできないのか。航空評論家の秀島一生氏が解説する。
「事前にフライトプランという航行予定表を米軍の横田管制に提出して、許可されれば通過することは可能です。
しかし、民間航空会社が定期便のルートにすることは現実的ではない。
通過するたびに申請しなければならず、時によっては通れない可能性もある。横田空域を定期便のルートにすることは事実上、不可能なのです。だから各航空会社はこの空域を避けるルートを設定している」

<転載終了>